性別のお話

あのMMOプレイヤーは男性なのか?女性なのか?
私は歴とした男性なのですが
Twitterの投票機能で質問してみたところ

半分は冗談めかした企画ということもあり
女性票がちらほらと入る展開やら、
イマドキだと性自認の問題も絡んできて
厳密な性別の定義も部分分けされる世相も出てきていました。

そんな中で私がゲーム中でリアルの性別が
関係するエピソードに関わることになった話がありまして、
「蒼の旅団」に所属中、たまり場でのんびりしていると
これまた、たまり場でのんびりしている
新参の「はーふぇ」さんと仲良くなりました。

私も男性、あちらも男性なのですが
妙に波長が合う、といった状態で
どれくらい相性が良かったのかというと
もし相手が異性ならば「運命の人」と
認識するくらいのラインで打ち解けることになった人です。

たまり場で夜更かししていると
あの人も夜更かしにつきあってくれて
夜な夜なチャットで朝まで盛り上がっていたわけですが
日々の疲れもあって、あの人がゲーム内でネオチしていると
途中でネオチしていたはずのキャラが動き出し、
ネオチから目覚めたのかな?と思っていると
はーふぇさんの妻だという人から挨拶があって
キャラクターをログアウトする作業に取りかかりつつ、

「あなたが男性でよかった」

と、浮気を心配されるほど、傍目から仲が良かったようでして。

私とはーふぇさんが仲が良かった理由は、
恋愛観が非常に似通っていることに起因していて
夜な夜なはーふぇさんの奥さんの話を肴にしつつ
朝までダベっていた、というのが実態になっています。

私の方からは全くそのことについて
話してはいなかったはずなのですが、
主婦層からだと私が年齢不相応の落ち着きを
払っている性格だったことからしてピンと来る人はいたようで、
はーふぇさんもそのうちの1人に当たりました。

 「____ということがあって、」
 「一日中泣き続けてたよ」
 「それだと奥さんに顔を合わせることはできないね」
 「でも、私が同じ立場なら、」

一番気にしている奥さんの話が
のびのびできる相手が私であって
そのことで朝まで語り明かしてしまう
そんな状態が続くことにもなったのですが、
はーふぇさんは明らかに無理をして
ログインしているような状態が続くことになりました。

私も気の合う人と話をしている時間は
かけがえのないものだとは感じるものの、
日々忙しく睡眠時間を削っていることは察しているので
さすがにはーふぇさんの身体の方がもたず、
毎回のようにネオチをして、奥さんが
ログアウト操作しにくるというのが増えることに

あまり外聞の良い話ではないのですが、
私だとゲームを止めた方がいいと感じた人には
ハッキリと止めた方がいいと伝えるタイプで
当時だと大規模なロールバックが発生した時期で
ゲーム内容に不満を抱いていたことも重なり
それ以後あの人はパッタリとログインしなくなりました。

きっと奥さんと仲良くしてることは確信しているものの、
今でもあの人はふとまた会いたくなる人で、
ついつい夜遅くまで1人ログインをしていると
今でもあの人のことを時々思い出すことがあります。

他にもあの人を思い出すタイミングがあって、
いつものように朝までチャットで話していたときに、
朝ご飯に何を作ろうかという話で
食パンと牛乳と卵が余っていることを伝えると
フレンチトーストの作り方を教えてくれたことがあった影響で
今でもフレンチトーストを見かけると、
一番仲の良かったあの人のことを思い出してしまいます。

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上手なギルドの渡り方

ネットワークゲーム上の劇団に所属し、
そのとき書き上げていた台本が『ノッカーになった王子様』!

ある日ノッカーになってしまったファンブルグの王子様を
家来とメイドたちが何とか戻そうと繰り広げるドタバタ劇で
台本を書いたのは私。
TRPG用のシナリオは散々書いていたけれども
ネットワークゲーム用の台本を書いたのはこのとき初めてで
もし公演されていれば私の処女作となる劇団台本でもありました。

主演はノッカーに変身できる仙人の私と
解決しようと奔走する執事役のおーくんの新人コンビが担当し
おバカな王様役や、おっとり役の王妃様の他に
女性メイドが2人いて、片方のメイドさんは
王子様を恋い慕っている設定で、
もう片方はそのメイドさんを自分のモノにしようと
王子様をノッカーに変身させて邪魔している真犯人
といったコミカルな内容で、結局は公演はされなかったものの
「台本を読んでいるだけで面白い」と言われていたのは
今の自分でも自慢にはなっており、実際に公演できるのか
色々と試行錯誤しながら挑戦している日々を送ることに。

公開予定の劇の練習が終わると
所属している「蒼の旅団」の方に移動。

こちらはクロスゲートで巨大な組織になっており
ギルドリーダーの他に、幹部役の人が5人いたところで
定期周回後はみんなでどこか冒険に出かけることも多く
そのときはよく雪山の方に上ってレベル上げに行くことになったり
フリアボロスや連携牛で稼ぎに行くことも多くありました。

私自身はそのリーダーにも幹部にもなってはいなかったのですが
TRPGのサークルリーダー兼ゲームマスターを担当していたので
この手の集会や進行には手慣れた方だったこともあり、
毎週開かれる定期周回の司会役を担うことになりつつ
つきあいは良い方だったのであちこちについて行ったり
初心者や新人の面倒をよく見る機会があったことから
次第に実権は私の方に移っていくことになっています。

ただ、私自身は正式な幹部ではなかったということやら
ギルドリーダーのリアルが多忙になったことやらもあって
こちらは最後の方はどうしても自然消滅というような形に。

「蒼の旅団」の集会が終わると、
現団メンバーのrikaさんが所属しているチームのたまり場へ移動。

「中華さんー!(@д@||)中華さんー!!(@д@||;;)」
(※私は「中華」という名前のキャラで活動していた)

「チーム遺影」のたまり場に訪れると
GMライツさんからいつもこんな感じで挨拶されたりもして
間違いなく変わったギルドだったものの
アットホームさではどこにも引けを取らず
名前の「チーム遺影」も「いえーい♪」から派生したもので
とにかく底抜けの明るさを備えた人達でした。

そのとき留まる時間自体は短かったのですが
いつも明るく接することになったチームで
後に私が入浸ることになりつつ、
最終的には「チーム遺影」という組織を私が引き取ることに。

GMライツさんがリアルや健康上の理由で
ゲームにログインしづらくなったときは、
「チームは3年くらいは私がもたせる」
という話をしたのは憶えているのですが
結局20年以上もたせ続けることになっています。

「チーム遺影」は他にご近所付き合いをしているギルドがあり
「名刺愛好会」というところで交友関係があって
そちらにちょろちょろ挨拶にしにいくこともありました。

長年MMO生活を送っていくと、どうやっても
連絡をとれず散り散りになっていくものなのですが
実はこちらの「名刺愛好会」の方は
今現在でも2人ほど連絡がとれるという奇縁にも恵まれることに。

劇団関連でつきあいのあるギルドで
一度炎上騒ぎに陥ってしまい、ちょくちょく
様子見に行くことになった「竹」というたまり場があり
そちらのギルドリーダーの方は
たまり場でよくお留守番するタイプの人で
私もお邪魔することがあったので
ちょくちょく夜更かししつつ話し込むこともありました。

こちらはそちらの販売会で遊びにきたときのスクリーンショット。

一番多かった時期だと上記の5つのたまり場を一度に行き来していて
ゲームにログインすれば落ち着くことのないまま奔走し続けた時期でもありました。

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クロスゲートの「治安の良さ」について

MMORPG「クロスゲート」はどのようなゲームだったのか?

逸話として有名なのが「治安の良さ」で
有名なエピソードとしては
アイテム獲得と支払いが分離した販売形態である
床置き形式の「無人販売所」が機能していた実態があり、
基本的には敵を倒してレベル上げをしたり、
アイテムを作ることを主目的としたゲームなのですが、
「まったり」「のほほん」とした雰囲気づくりに成功しており
ゲーム内のあちこちでたまり場が構築されていたゲームでした。

こちらがTwitterでアンケートをとった結果で、
治安の良さについてはXGプレイヤー自身も
自覚していたことが分かる数値になっています。

もちろん、ネット世界なのだから
根拠があろうが根拠がなかろうが
匿名として批判を浴びる機会は存在していたり
人間が操作している都合上
悪意を元にした被害を被るケースは出てきました。

それでもMMO屈指の「治安の良さ」が実現できていたのは
月額課金なので捨てキャラが成立しづらいことや
ゲーム内の雰囲気が良かったことの他に、
運営側の尽力もあったのではないかというのが今回の話です。

話はがらりと移り変わって、ほぼ非流通形態の話題で
プライベートで活動していたゲームマスターの噂話として

「XGBBSの管理人の1人?」
「有名ギルドの創設者」
「大規模イベントのイベンター」
「露店販売の常連」
「とある炎上騒動の渦中の人」
「ギルド主催のボーリング大会のオフ会に写っていた1人」

他にも、とある天才子どものクチから親戚が開発者だと証言していた
という話もあるにはあるわけですが、結局どの話も根拠が存在しない
というよりも、根拠が成立しえないような対応関係にもなっており、
そもそもの運営関係者である立証方法が限られすぎていて
公式媒体でこのキャラで活躍していると言わない限りは
厳密に運営関係者だと言えない立証関係にもなっており、
いわば、ゲームマスターや開発者同士のやりとりでも、
(本当にあの人のプライベートキャラクターなのか…?)
という一抹の疑念が拭えないまま互いに自己紹介していたものになっています。

この辺、私の個人的な「ゲームマスターを捕まえる」
という目標が果たせなかった主要因なわけですが、
この中に「露店販売の常連」が含まれていて
現役のゲームマスターではないもののゲーム内で活動は続けており
何か問題があれば運営側とコミュニケーションをとっていたのではないか?
という(上記の通り根拠のない)噂話を聞くことがありました。

一線を退いた運営関係者の話として
ドラクエ10で話すと初代ディレクターの藤澤仁さんが
ディレクター退任後も、このように修正した方がいいと
メモをとっていた時期もあったそうなのですが、
それをやってしまうとずっと藤澤仁さんへの依存関係が続いてしまう
ということでドラクエ10に関わらないことにしたエピソードがあり
そちらは自立を目的とした愛のある拒絶反応です。

一方で、藤澤仁さんとは関係ないのですが、
クロスゲートの場合、一線からは遠のいたものの
ゲーム内で活動する1人として何らかの活動に関わっていた
という話は度々耳にすることにもなりました。

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初心者が始めた10アカウント

インターネットを自宅に繋げた初日、
一番パソコンに詳しそうなTRPG仲間の友人
(CrossGateTimes♪の編集長)に連絡をとると
「クロスゲート」というMMORPGを勧められたので
今どのような状況か聞いてみると
ゲームマスターとコンタクトがとれたとのお話が。

(____へぇっ?
もし、ゲーム内でゲームマスターを自称しつつ
プレイヤーの活躍の場を奪っているタイプならば
見世物小屋に放り込んで地獄を見せるべきでは?)

※補足をいれると、CrossGateTimes♪は
元はログイン誌でも活動をしていた劇団ロードの応援サイトで、
MMOの黎明期で人員規模が大きいところは少なく
何か変わったことや大きなイベントを開催しようとすると
どこのMMOもゲームマスターの支援は必要であって
応対窓口経由でコンタクトがとれた、という意味です。

マージ♪さん(CrossGateTimes♪の編集長)が
ゲームマスターを捕まえたならば、
私もゲームマスターを捕まえたいな~♪
と思いつつ早速「クロスゲート」とやらを求めに電気店へ。

当時は茨城県のつくば市に用事があったので
所用ついでに馴染みのない電気店にドライブインすると
たまたま電気店が店じまいセールだったらしく
在庫セールをのぞいてみたところ「クロスゲート」を発見。

正確には「今日から始めるクロスゲート」
「クロスゲート パワーアップキット~竜の砂時計~」
がそれぞれ10本ずつ束になっているセットで
それが透明なビニールテープでぐるぐる巻きにされた姿で
投げ売り販売されており、確か張られていたテロップには
”ネット上の転売で儲けられる”との添え書きもあった記憶が。

もちろん私はMMO初心者、と言うよりも
つい昨日ネットをつないだばかりの
ぺーぺーのインターネット初心者そのもので、
本来ならば”初心者の状態で10アカウント分購入する”
という行動はとらないはずなのですが
「クロスゲート パワーアップキット~竜の砂時計~」に
プレイ料金分のwebマネーが付属している事情が絡んでおり
この投げ売り状態ならばそちら目当てで購入するだけでも
プレイ料金分お得、という状況にもなっていたことから
少し委縮感を感じつつも、そのビニテ巻きの塊を購入することにしました。

当時は流通網も貧弱な時代で、実際にゲーム内では
PUK1が手に入らない難民状態の人がゴロゴロしていたような時代です。
また、申し訳程度に話すと、3アカウントは自分で消化し
残り7アカウントはゲーム内で希望者に無償で配布した
という形で布教活動はしつつ転売ヤールートは避けることになっています。

(___エニックスのゲームらしいけど、
 全く知らないゲームだし、ビニテ巻きだし、
 ちょっとしたゲームの勉強感覚での
 ほどほどのつきあいで終わるだろうな)

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Twitterの投票機能を用いての「疑似販売会」の開催

国内のクロスゲートは2007年10月3日23時サービス終了。
最後まで露店を続けたのが、うさぎ紳士のローブ店!

さすがに終わり際は誰もローブを買い求めてはこず
最後に集まりたい場所の1つとして
1鯖東大通りに人が溢れてきたこともあって
サービス終了まで営業を続ける、
ということまではしなかったのですが
営業していることでみんなと挨拶できたのは
「本当に嬉しかった」の一言です。

さんきゅー!

というわけで、今夜はTwitterの投票機能を用いて
疑似的に販売会を開催してみることにしました!
投票機能だと4項目に絞られるようで、
4商品に絞って当時の売れ筋だった推しメニューをピックアップ。

R1オパール入りR3リングローブの解説

オパールはFPが直接的に伸びる宝石で
R1オパールはクエストの報酬として手に入り
当時は2k~3kで取引されていたものなります。

R3という低ランク帯で用いられたのは
ローブ職人以外の生産職が着用できるのが
R3ローブまでだったことから、
そちらをターゲットにして扱った装備品ということです。

後にランクアップが解放されて
R4ローブを装備できるようになったので
R3リングローブから、R4ルーニックローブの
R1オパール入りを取り扱うようにもなり
クロスゲートだと生産活動で装備品が削れることはなく
ローブは耐久度が高かったことから、
採取や作成のお供に需要が強かった装備品にもなりました。

・価格転嫁しづらい低R装備品取り扱いの悩み

低ランク装備を扱うと色々と苦労は絶えず、
第一に価格の転嫁が難しいことで悩む機会も出てきました。

1つはR1オパールの価格が2k~3kではあるものの
R3リングローブのコストが1k以下なので
オパールを投入することによりコストが
3~4倍以上になってしまうジレンマが出てくることになります。

また、1日1~2着性能限界を超えた良品を作成できる
ReBirth作成を利用しようとすると、
ReBirth作成を持ち込みで作ってもらおうとした場合
5kくらいの相場価格があったのですが、
これを低Rankの装備品で価格転嫁が成立しづらく
利益を求めるならば付加価値をつけやすい
高Rank装備に絞った方が良いという結果に。
つまりは、利益構造を考えると
初心者向けの装備品は扱わなくなるといった
市場原理として働いてしまう構造下にもありました。

そのため、当時私が採用した手段としては

・R3(R4)までのローブは、バースト時間がダダ余りの
 採取職の方でReBirth作成で作り、価格の転化を諦める
 (※というより、うさぎ紳士店はただの趣味のお店なので
 ReBirth作成代金の転嫁は全Rankで諦めました)
・お求めやすいように、R1オパール入りと、
 宝石無しのノーマルR3リングローブを扱う

というようなラインナップで販売していたのですが
全Rankのローブを取り扱う装備店の悩みとして
今度はアイテム欄を圧迫する問題が出てくることになり
そのために1点くらいしか扱えないRankの装備も出てくることになって
そちらは「装備品を選ぶ楽しみが乏しい」というクレームを頂くことも。

記念宝石入りR9ヴィクテムクロース

記念宝石は、周年記念に配布されることになった宝石で
基本的には全性能が伸びるOパーツやQパーツの低性能版なのですが
数少ないFPが伸びる手段だったので
特にローブでの恩恵が非常に大きくなりました。

またヴィクテムクロースはFPが最も伸びるローブであったものの
その犠牲に防御力がマイナス値という尖ったローブで、
ボス戦では守備力が頼りないローブにはなるのですが
通常稼ぎやスキル上げには重宝する特殊なローブで、
性能も固定なのでお求めやすいという、
ローブ店では稼ぎ頭になりやすかった人気のローブでした。

・原価ギリギリで販売することの良し悪し

記念宝石入りR9ヴィクテムクロースは
需要度が高い売れ筋装備品だったので、
他所のお店だと30kくらいで販売されていたのですが、
私だと原価に近い21kくらいで販売していました。

こればっかりは環境的に良し悪しの出てくる要素でして、
高性能のローブを安く購入できるという意味では
買い手には非常にありがたいお店ではあったものの、
他所のローブ店を駆逐してしまうという要素もあったので
売り手側という意味では歓迎できない存在です。

一方で、杖職は活動するだけでゴールドが余計にかかりやすい事情があって
私みたいなサービス店が存在するべきなのも事実でもあり、
ReBirth作成での供給量も限られるということ、
ローブの販売価格は直接聞くまでは表示しない段階で取引していたので
原価ギリギリ価格という事実が表面化しづらかったということもあって
いっぱいある露店の1つとして成り立つことができた、といった具合です。

記念宝石入りR10エルヴィンローブ

R10通常ローブは、Lv90以降の杖職キャラクターの
基本装備としての到達点ということで愛用されやすく、
FPも確保しつつ、安価に手に入りやすい記念宝石を投入して
普段の活動して利用しやすかったカジュアルな装備品が
「記念宝石入りR10エルヴィンローブ」となりました。

こちらも売れ筋商品の1つとなっていたのですが、
1つ困っていたのが、どうしても性能差が出てくることでして、
うさぎ紳士店だと原価に近い価格での販売を信条としていたことから
運悪くできてしまった性能が低いローブでも
運良くでき上がった性能が高いローブでも
一発で作成したということで同じ価格で販売しており、
本来は需要によって形成されるべき
性能が低い装備は安価に、
性能が高い装備は高価に、といった
本当に欲しい人ならば高額でも手に入れるという調整弁が
機能しないような販売手法を採用していたという事実が出てくることに。

基本的に、高性能品はこれといったアピールせずとも売れるのですが、
性能が低い商品はどうしても売れ残りやすく、
販売手法の1つとして、回転率をあげるために
低品質のものは原価割れでも安く売りつつ
その分高性能品に損失補填を転嫁することで利益率を担保する
といった手法もあったことから、私の売り方は
たとえ売り手が望む一番の方法で提供していたのだとしても
必ずしもそれに合致していたとは言い切れず、
販売形態の1つの手法に過ぎなかった、という自覚はありました。

利益を十分確保している売り手の場合、空気を読んで、
相手によって値引きし対応をしていたケースもあった一方で、
私の場合だと原価ギリギリで勝負していたことから
最初から値引きはしているというスタンスで、
これ以上の値引きは存続可能性に関わる
ということで値引き対応といったことはできず、
そういう交渉を楽しみにしていた人もいただけに
そちらの楽しみ方は提供できないお店にもなっていました。

R10ソグ入りR11シンパトーレ

基本的にローブはFPが伸びる装備品で
R10ローブまでそのスタンスは変わらなかったものの
新規に追加されたR11ローブは回避能力が付与されており
防具にいれると回避能力が伸びる
ソグディナイト入りのローブが売れ筋で
杖職が着る本気装備がコチラになっています。

1つの注意点としては、R1~10ローブは耐久力は高いものの
R11ローブはそちらのローブを比べると耐久度が低めで
これはR11装備というのが耐久度が同一に扱われていて
回避装備ということもあって、耐久度が減りづらく
買替があまり進まないための対策にもなっていたのですが、
従来のローブの耐久力のイメージがあると
ひょっとしたら不良品か何かではないのか?
といった不安がよぎって購入に至らなかったケースもありました。

R11装備が登場するまでは、
杖職が獲得回避能力は限定的になっており
壁モンスターの護衛で乗り切りたいところに
命令違反のイヤイヤが発生して
杖職に大ダメージが直撃して吹っ飛ばされて
クエスト失敗扱いという理不尽パターンもあったわけですが、
結局のところ回避装備も運次第なところもあるので
壁モンスターの命令違反も回避も運要素は絡んでいました。

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