剣士と剣職人

クロスゲートだと、職業のセットとして動くと
有利に働きやすい環境があって、具体的に書き出すと

剣職人 ⇔ 剣士 
斧職人 ⇔ 戦斧闘士 
槍職人 ⇔ 騎士 
弓職人 ⇔ 弓術士 
杖職人 ⇔ 魔術師、巫術師、クレリック、呪術師
ナイフ職人 ⇔ 調教師、医者、盗賊
投具職人 ⇔ ブリーダー、看護婦、踊り子

きこり ⇔ 薬剤師、帽子職人
狩人 ⇔ 調理師
坑夫 ⇔ 各職人

鑑定士 ⇔ 盗賊(※盗品が未鑑定)
封印術師 ⇔ 盗賊(※プロフC、封印Cを盗める)

・対比職業

武器修理工 防具修理工
格闘家(武器無し) 忍者(防具無し)
探偵(PC変装職) 仙人(モンスター変身職) 忍者(中程度に変装・変身可)

ということになり、例えば「きこり」でハーブを採取し
「薬剤師」でハーブを消費してHP回復薬を作り出す
という関係性で、複数アカウントを用意する
というのも珍しくありませんでした。
実際に「調理師」の場合だと、狩人で食材を確保するわけですが
狩人の方を2キャラ分用意するというのも珍しくない話に。
採取職で話すならば「坑夫」が提供先が多いので
交友関係を広げやすく有利だ、と評価されたこともあります。

Rekiさんという剣職人

最初に作ったキャラクターが剣士ヤミキリで
そのままメインキャラクターとして活動することになり
剣士として育ってくると「乾坤一擲」を当てるために
HITというパラメータが重要になってきます。

HITが伸びる装備として有名な装備が幾つか存在し
例えば、アクセサリーだと「ランの篭手」で
HIT+3伸びる装備もあったのですが、
剣士の場合、R7特殊剣の「バスタードソード」が存在し
この装備だけでHITが10も稼げる装備で、
10も稼げれば「乾坤一擲」も外しづらくなると評判にもなっていて
キャラクターが育ちきるまでよくお世話になった剣にもなりました。

そんなときに「蒼の旅団」に現れたのが剣職人のRekiさんで、
ちょうど剣士としてバスタードソードの在庫が欲しかった時期ということで、
最初まとめ買いをした記憶が残っています。

その後も剣を買ったり一緒に冒険しにいったりもしたのですが
ブログの方で冒険時の不満を書いてしまったことがあり、
全面的に私が悪い状態でRekiさんに怒られたこともあったものの、
それ以後も友人関係は続くことになって
後にチーム遺影に所属することにもなった人でもありました。
ちなみにRekiの名前の由来は
ライトノベルの「魔術師オーフェン」に出てくる
小動物(ディープドラゴン)から来ているとのこと。

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私とRekiさんの関係性については
なかなか捉えどころがなくて説明しづらく
剣士と剣職人という間柄からの延長線上の友達なわけですが、

こちらのスクリーンショットについて解説すると
私が1鯖でローブ露店を出しているとき
銀行に品物をとりに行って戻ってきたら
私の看板モンス前にRekiさんが居座っていて
私が思いの丈のままに「Duel(PvP対戦)」ボタンを
連打しているといったシーンになっています。
それくらいお互い悪ふざけができるくらい砕けた関係だったということで。

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いつぞやの設計図祭りの開催で
Rフェイクラットの設計図が集まり
Rフェイクラットを育成していたところ
RekiさんがそのRフェイクラットがほしいと言い出したことがありました。

私がよくフェイクラットに変身していたということもあって
そのRフェイクラットは気に入っていたのですが
お気に入りのものを渡す、というのが
何かしらの自分の器量に関わる行為だと
何故かそのとき見栄感情を発揮することになり、
深くは考えずRフェイクラットを無償で譲ることになって
その後Rekiさんと度々Lv上げ稼ぎにいくと、
そのRフェイクラットをよく使っていたのを憶えてもいます。

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その後も一緒に遊んでいたわけですが、
ある日、私がリアルの事情でMMOを引退する必要があるかもしれない
という事情が出てきて、そのことは他の人には誰にも言わなかったのですが、
ふとRekiさんにだけそのことを打ち明ける気分になってそのことを話すと
Rekiさんの方がさっさと引退してしまったといったことがあり、
それっきりゲーム上の関係性は切れてしまうことにもなりました。

打ち明け方を間違えてしまったか、
そもそも言わない方が良かったのか、
そんな風に思いふけることもできるものの、
MMOに関しては誰しも辞め時を考えることはあって
ちょうどそのときと重なってしまったのだろうなと考えることにはしています。

ただ、今になって振り返っても、
Rekiさんと遊んでいるとき楽しかった
ということはココに記しておこうかなと。

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クラス論の空気感

クロスゲートでもコンチェルトゲートでも
使い魔の性能評価としておなじみになった「クラス論」。
使い魔の成長率が初期BPで判別できる
ということで、web上で計算機が設けられ
コンチェルトゲートでは特に違和感なく使われることになったのですが、
クロスゲートの場合だと、途中で海外から紹介が入ることになって
日本国内では運用をどうするか対応が分かれることにもなりました。

クロスゲートでの「クラス論」の空気感

クロスゲートだと、使い魔に関するデータサイトが幾つか存在し
そちらの方にクラス論に関する情報が寄せられることになったものの、
使い魔の詳細が分かるということで
データの解析行為じみたデータをのぞきみるような感覚や、
その当時の販売形式に影響を与えたり、
正確にデータが把握できない方がいい意見もあって
一部ではクラス論は知っていても非公開の扱いにもなったそうです。

一方で、正確にデータを把握できるということは
ゲームの理解にもつながるということもあったり、
既に解明されてしまった理論ならば
隠しても理解している一部の人が有利になってしまうだけなので
それならば周知して利用してもらう方が
まだ公平性を担保できるような状況だったことから、
結果的にはクラス論はゲーム内に広まることになりました。

コンチェルトゲートでのクラス論の空気感

そのような背景があったため、クロスゲートでクラス論は
賛否が分かれることになった情報取り扱いだったわけですが、
コンチェルトゲートだとクロスゲートでのクラス論が
ほぼそのまま流用できるような形となっており、
初期の方から伝播された都合で特に違和感なく広まることに。

他にも初期の方だと海外勢が遊んでいて
まだクラス論が使えるか確認されていない段階で
初期ステータスを合算させる総評価のDSP計算方式も出ていたことから
たとえクラス論が使えなくても、
既に間に合わせの算定式も登場済みだった背景や、
ほとんどの人がいつの間にかwikiの方にクラス論のページが出来ていた
というような状態だったため、なし崩し的に広まった理論になりました。

当時は正式サービス前後の混乱期だったものの、
ペット合成が追加されるとのことで、
それだと各クラスやステータスにどのような影響がでるのか
よく分からないまま合成が始まってしまうということで、
取り急ぎクラス論の記事を作って紹介したことがあって
前にフロウさんからクロスゲートのクラス論が使えそうだ
という話を前もって聞いていたことが幸いしてもいました。

そんなわけで、その時のことを振り返ると、
ペット合成に合わせて急激に間に合わざるをえなかった
というのがコンチェルトゲートのクラス論普及だったなあと。

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橋渡し役としての心残り

プレイヤーサイドから、ドラクエ10への橋渡しとして
色んな情報を扱ってきた中で、
心残りとなっていたことが2つありました。

生産系の記事は踏み込めず

1つが、クロスゲートからコンチェルトゲートへの移行時に
生産系の動向については、
コンチェルトゲートは新しいゲームだということで
新しいプレイヤーに任せようという気でいたため、
私からだとノータッチで行く末を見守った結果、
「金曜のアレ」さんや「裏通り商店会」さんといった
強固な販売形態の構築に至ったり、
クロスゲートには無かった開拓システムも記憶に残ったわけですが、
それ以外は、クロスゲート以上の発展を望めないような展開に陥ってしまい
運営サイドからは吸い上げられず、結果的に
りっきーの方に大きなしわ寄せがいってしまったような点です。

せめて、宝石装飾関係については
(※ドラクエ10でいうとランプ錬金やツボ錬金システム)
生産サイドへの受注制ではなく、
消費者自らが付与できるシステムにするべきだった
というのは、どこかで大きく主張するべきだったのですが、
後にドラクエ10だと「輝晶石」システムが導入され
古いMMOのシステムとして、成否判定を交えつつ
自己錬金が付与できるような要素が加わることになりました。

クロスゲートの呪術師と巫術師を悪く書けず

もう1つが、巫術師と呪術師の評価についてで
途中からクロスゲートの職業について
事細かに書き出すような連載がスタートしたのですが
手探り感覚で始めたということもあって、
最初に書いた巫術師と呪術師については
ふんわりとした紹介に留まってしまっており、
なかなか核心を突いた内容を書き出せずにいた結果、
ポンズビック社からリズ社の方に開発が変わり
なかなかリズ社の戦闘システムは好評な出だしだったものの
巫術師と呪術師についてはクロスゲートの踏襲という点が響いてしまい
クロスゲートで問題になった点がそのまま反映される形にもなってしまいました。
前作の巫術師と呪術師について

具体的には、杖職で話すとクロスゲートの場合
魔術師・クレリック・巫術師・呪術師の4つの職業が存在し、
巫術師は、リジェ系・補助系・バリア系の呪文を備えた職業
呪術師は、属性関連と状態異常のエキスパートなわけです。

呪術師の場合、状態異常のエキスパートというのがよろしくなく
毒、睡眠、酩酊、忘却、混乱、石化それぞれが扱えるにしても
結局使う状態異常は決まってもいて、
コンチェルトゲートは後々シャーマンに踏襲されることになったものの
結局扱いきれない状態異常も多く含まれるような結果に。
後のドラゴンクエスト10の場合だと、それぞれの状態異常を
職業ごとに散らすような分配方法が採用されることになりました。

この辺、呪術師周りを直接的に悪く書けなかった理由としては、
実際に呪術師を遊んでいるプレイヤーさん達がちらついて書けなかった
というのが最もな理由になっていて、探偵の場合
実際に探偵という職業で何もできず苦しんでいる
ギルドメンバーがいたので探偵を悪く書いてみたところ、
知り合いだと探偵で遊んでいたおそらさんに
悪いことをしたなーという思いが募ることにもなったので
職業を悪く書くというのが、例え事実だとしても
直接的に書くべきではないという性質を備えたものにもなっています。

  • 巫術師のケース

また巫術師の場合だと、コンチェルトゲートの場合、
セージが後継になったわけですが、後半の方だと
範囲反射として「サークルミラー」「サークルリフレクト」が登場。
クロスゲートだとバリア系魔法はどれも強力になっており、
R2程度しか使えなくてもDuel目的で物理職でも憶えていた
くらいの強力な魔法となっていたものが、
コンチェルトゲートだと範囲魔法として登場することに。
そのためかなり強力な魔法が登場しちゃったなとも思っていたのですが、
それ相応にクエスト「クエスト/巨壁再び」にて
フォルミドークラブが登場することになり、
左右十字に並んで「サークルミラー」で
保護・反射しつつ戦う反射戦が繰り広げられることに。
クエスト/巨壁再び – コンチェルトゲートWiki*

この反射戦はディスナクゥバ戦での反射戦術由来で
また反射戦をしたいという、プレイヤーリクエストとなるようで
どうやら当時は私の記事が攻略母体になっていた様子。

後にドラゴンクエスト10だと「闇の流星」というのが
魔法扱いになっていた時期があり、
マホカンタで大ダメージを反射というのが
「闇の流星」だとドラクエの魔法は基本的にカタカナだ
という主張が繰り広げられ、魔法扱いから修正が入ったのですが
後にマダンテを反射して返せるような遊び要素が加わるようになったり
ガーディアンという新職業で「退魔の鏡」という
範囲マホターンを張れるという強力な特技が登場することに。
特に「退魔の鏡」は「サークルリフレクト」とほぼ一緒なので
この辺り時代を踏襲することになったなあとしみじみ感じることもありました。

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学生というプレイヤー層

MMOだと色んな職業層が存在した中で、
私は大学生だったことから、ゲーム内で
大学生同士と一緒に遊ぶ機会が多くなりました。
ちょうど所属先の「蒼の旅団」に大学生が多く、
気付けば両手の指を全部使うくらいの交友関係が出来ることに。

ただ、MMO内での大学生交友が果たして良いものだったのかは
客観的に評価すると手放しで喜べないところもあって
具体的には、学生の場合だとゲーム時間を自由にとれたり
試験期間はログインしづらかったりとプレイ時間にムラがありつつも、
学生時代そのものがモラトリアム期間という限定的なものとなっていて、
いずれ社会人・院生等々それぞれ別の道を歩んでいく運命です。

そういう状況の最中、ゲーム内で接点が切れれば
そのままぷっつりと音沙汰が無くなるのが当時のデフォルトで
それならばゲーム内よりもリアルでの大学生付き合いの方が大事なのでは?
という学生人脈上、絶対的なアドバンテージが意識できることもあり
特にゲーム内で大学生同士集まるというのも
二の次くらいに収まってしまうような環境条件でもあります。

そもそも学生達というのは人間が出来ていない集団で
代表的に私の所業について話すと
「ヤミキリさんみたいな人がタイプ」
とのように告られたので、そのとき私からは
「私はタイプとは感じません。ゴメンねー」
とバッサリと拒否するのが正しいと信じていたわけですが
このことを話すともうちょっと優しい接し方も
あったのではないかと責められることもあり
今思うと、やりようはあったなあと反省することも。

更に言うとゲームの世界というのは
リアル世界の延長線上に成り立つ世界でもあり
教育学部を専攻していて教員を目指している人もいたのですが
MMOにどこまで力を割けるのかというと、
クロスゲートだとフリアボロス・アッカスまでが関の山となり
当時のMMO特有の難クエスト攻略に半日かかる
というサイズになってしまうと進行不可能になってしまいます。

そうなってくるとゲームクリアできない残念ゲーム
そのような烙印を押しても差し支えない一方で、
ではクロスゲートというゲームは楽しかったのか?と問われると
自信をもって「楽しかった」とも言えるのが奥が深いところでして
あの空間は替え難かったなあとしみじみに感じることも。

振り返れば、雪山でレベル上げにいったり
深夜までチャットで話し込んで夜が明けたり
設計図祭りでは就寝時間をズラして
PUK1地域のレムール山やブラン山を夜~早朝時間帯に
一緒にトレハンしにいったといった思い出が出てきて、
あのときあの場所で経験した空間というのは、
学生として通過点にしか過ぎなかったとしても
大事な思い出として胸に留まることにもなりました。

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自衛官というプレイヤー層

MMOを遊んでいるとよく目にするプレイヤー層はいて
学生・主婦・社会人・ニートetc、私も実際遊ぶ前に
それらのプレイヤー層は把握していたのですが、
実際に何人か目にすることになったのが「自衛官」層です。

私がクロスゲートを始めたときは伝手が無いまま遊ぶような形となり
その後はギルド渡りで交友関係を増やすことになったのですが、
その中の一つ「蒼の旅団」に入団するときに
ちょうど同時期に入団することになったのが
ベイキャラ剣士のrisnertさんで、
ちょうど私も剣士がメインキャラだったので
剣士同士で何度も冒険に行くことにもなりました。

他にも自衛官の人が蒼の旅団に所属していたり
夫婦プレイヤーの夫が元自衛官だったりと
身の上話を聞いていると何名か自衛官の人が出てくることになり
意外とMMOと自衛官の方とは縁がありそうだなと感じつつ、
同期の彼とはその後長いつきあいにもなりました。

蒼の旅団が解散になったときには
チーム遺影の方に尋ねに来て
そちらで活動することになったり
私と仲が悪くなった時期があっても
その後は仲直りしてコンチェルトゲートや
ドラゴンクエスト10の方でも合流することになったわけですが
さすがに遠征が多くなった都合で
ドラクエ10(当時はwii)を持ち運んで
遊び続けるというのが難しくなったようで
今現在では残念ながら音信不通状態になっています。
ただ、長い付き合いだったということもあって
どこかでまたひょっこり顔を出してくれそうな友人の1人です。

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コンチェルトゲートがメイン舞台だった時期に
かの東日本大震災が発生することになり
2万2215人という死者・行方不明者を出した災害が発生。
福島県が津波とは別に水びだしになる事態に陥り
そちらの対応で、彼が福島入りするとの話を受けることになりました。
その間はゲームはできなさそうだということになったのですが、
その派遣中にアニメイトでの期間限定品がほしいみたいな話になって
そちらの対応をチームメンバーが購入して郵送する手はずを整えてくれて
何か私たちのチームとして震災対応のサポート(のサポート)をしていような気分にも。

あの時期での、震災の協力関係は色々とあって、
ゲーム関連だと日本全体の電力需要がおいつかない事態があり
FF14だとサーバーを止めることで節電協力することがあったり
コンチェルトゲートだと震災のための募金を募ることもあったりして
私のチームだとあやさんが募金に協力していたのですが、
そのとき話していたのが「コンチェルトゲートプレイヤーとして募金したい」
とのことで、当時はみんながみんなで何か協力したい気持ちは一緒になっていました。

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