MMORPG「クロスゲート」はどのようなゲームだったのか?
逸話として有名なのが「治安の良さ」で
有名なエピソードとしては
アイテム獲得と支払いが分離した販売形態である
床置き形式の「無人販売所」が機能していた実態があり、
基本的には敵を倒してレベル上げをしたり、
アイテムを作ることを主目的としたゲームなのですが、
「まったり」「のほほん」とした雰囲気づくりに成功しており
ゲーム内のあちこちでたまり場が構築されていたゲームでした。
こちらがTwitterでアンケートをとった結果で、
治安の良さについてはXGプレイヤー自身も
自覚していたことが分かる数値になっています。
もちろん、ネット世界なのだから
根拠があろうが根拠がなかろうが
匿名として批判を浴びる機会は存在していたり
人間が操作している都合上
悪意を元にした被害を被るケースは出てきました。
それでもMMO屈指の「治安の良さ」が実現できていたのは
月額課金なので捨てキャラが成立しづらいことや
ゲーム内の雰囲気が良かったことの他に、
運営側の尽力もあったのではないかというのが今回の話です。
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話はがらりと移り変わって、ほぼ非流通形態の話題で
プライベートで活動していたゲームマスターの噂話として
「XGBBSの管理人の1人?」
「有名ギルドの創設者」
「大規模イベントのイベンター」
「露店販売の常連」
「とある炎上騒動の渦中の人」
「ギルド主催のボーリング大会のオフ会に写っていた1人」
他にも、とある天才子どものクチから親戚が開発者だと証言していた
という話もあるにはあるわけですが、結局どの話も根拠が存在しない
というよりも、根拠が成立しえないような対応関係にもなっており、
そもそもの運営関係者である立証方法が限られすぎていて
公式媒体でこのキャラで活躍していると言わない限りは
厳密に運営関係者だと言えない立証関係にもなっており、
いわば、ゲームマスターや開発者同士のやりとりでも、
(本当にあの人のプライベートキャラクターなのか…?)
という一抹の疑念が拭えないまま互いに自己紹介していたものになっています。
この辺、私の個人的な「ゲームマスターを捕まえる」
という目標が果たせなかった主要因なわけですが、
この中に「露店販売の常連」が含まれていて
現役のゲームマスターではないもののゲーム内で活動は続けており
何か問題があれば運営側とコミュニケーションをとっていたのではないか?
という(上記の通り根拠のない)噂話を聞くことがありました。
一線を退いた運営関係者の話として
ドラクエ10で話すと初代ディレクターの藤澤仁さんが
ディレクター退任後も、このように修正した方がいいと
メモをとっていた時期もあったそうなのですが、
それをやってしまうとずっと藤澤仁さんへの依存関係が続いてしまう
ということでドラクエ10に関わらないことにしたエピソードがあり
そちらは自立を目的とした愛のある拒絶反応です。
一方で、藤澤仁さんとは関係ないのですが、
クロスゲートの場合、一線からは遠のいたものの
ゲーム内で活動する1人として何らかの活動に関わっていた
という話は度々耳にすることにもなりました。