前作の骨魚系統について

前作の骨魚系統について。
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CG Island モンスター 骨魚系

BP構成

  • リビングトラップ V27 S32 T32 Q12 M7(Class110)
  • クランチャー V32 S29 T37 Q7 M5(Class110)
  • チューインボーン V25 S30 T27 Q17 M11(Class110)
  • パワフルガム V30 S37 T30 Q9 M4(Class110)

VLT・STR・TGHが伸び、QUIとMGCが伸びないところを見ると、
骨魚系統は壁向けのBP構成をしているのですが、
チューインボーンに関してはQUIクラスを13~17確保できるので、
チューインボーン限定でワイバーン系のような物理寄りの使い方も出来ます。

成長率としてはClass110程度なので、
Class125のバジリスクと比較するとどうしても見劣りするのですが、
・リビングトラップ V27 S32 T32 Q12 M7(Class110) スキルスロット8
・バジリスク V36 S38 T34 Q11 M6(Class125) スキルスロット9
バジリスクがDragon種族で、骨魚がUndead種族ということから、
UndeadによるHuman種族への優劣差が生じるのでデュエル上で有利になりやすく、
更にはスキルスロットも8個あるので、スキルスロット7個のバジリスクよりも有利な点があります。

また、成長率・スキルスロット数・入手しやすさで秀でていたRゾンビと比べても、
・リビングトラップ V27 S32 T32 Q12 M7(Class110) スキルスロット8
・Rゾンビ V41 S36 T16 Q16 M16(Class125) スキルスロット9
VTLとTGHを含めた純粋な壁性能で評価するならば、骨魚の方が壁に向いていると評価でき、
もろもろの周辺事情と、BP配分の良さに恵まれた優秀な使い魔だったといえます。

しかしPUK1で登場した骨魚も、Lv1として登場したのがチューインボーンのみで、
PUK3になって残りのリビングトラップ、クランチャー、パワフルガムのそれぞれのLv1が登場したことから、
本来下されるはずの評価を得られないままの展開になってしまったのは残念でなりません。

顔がない=特徴を作りづらい

骨魚は他のゲームにはあまり見られないオリジナルな特徴をもった使い魔で、
恐らくコンチェルトゲートの場合だとスケルトン系統の統一を兼ねて、
骨魚一本に絞られることになったように思えます。
しかし、入れ歯に魚の尻尾がついただけのシンプルな使い魔でもあったため、
PUK3のアンモナイト系統ほどではないにしても、
これといった特徴付けが施されづらい使い魔でもありました。

最大の特徴としては、攻撃モーションの噛み付く動作が一番印象深く、
チューインボーンだと一度噛み付いた後そのまま何度か噛み続け、
クランチャーだと身体が大きさに比例したクチの大きさからガブリと痛そうな一噛みで攻撃。

  • モンスターハンティングでの「ヴァイスクランチ」

PUK3の「モンスターハンティング」にて、クランチャー姿の「ヴァイスクランチ」が登場。
CG051120_015
>3.ヴァイスクランチ
>ヴァイスクランチか。
>強化改造されたクランチャーらしい。
>噛み砕く力が数十倍に上がっている。
>時々、集団で出現することもあるから、
>気を付けることだ。
モンスターハンティング大会-その2: のんびりたいくう

説明だと「噛み砕く力」と「集団で出現」という特徴が出ていて、
「噛み砕く力」については見た目やアクションからしてそのイメージがあるのですが、
「集団で出現」については、ナンチャラ山で出てくるチューインボーンが、
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かなりまとまった数で出てくることがあり、そのイメージが流れていそう。
元は「ピラニアのいる水槽に沈んで食べられてしまう」というような伝統的な映画的なシーンが元のように思えます。

  • コンチェルトゲートのゴーストボーン

骨魚の性格的な印象付けに成功することになったのが、
コンチェルトゲートのクエスト「海神の波濤」内のゴーストボーン。
メインとなる海神様の舎弟のような扱いで出てきて、
「頭隠して尻隠さず」の要領で海神様のふりをして脅かしてくることもありました。

出現場所

  • リビングトラップ

リビングとラップLv1は、ホワイトノアの第一層にて登場。
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同じ場所でブランクスモッグLv1も出てくるわけなのですが、
かなりの後発での出現ということもあってリビングトラップLv1を欲しがる人も少なく、
性能としてもあまりパッとしないものがあったので、需要も供給も創出しづらい使い魔となりました。

  • クランチャー

クランチャー
クランチャーは、PUK1のレムールの森(バルケスの途中)にて登場し、
一時期は杖職も参加できる稼ぎ場としてアシャフを撃破し、
レムールの森で稼ぐということもあったのですが、レムールの森へのアクセスは悪く
条件が「アシャフ撃破」というクエスト進行上途中のような扱いで、
あまりレムールの森稼ぎが流行るということになりづらい環境下だったようです。
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クランチャーLv1は、シェラウェッソの塔39階にて登場。
CG051212_000
QUIクラスが3~7しかないので、バジリスク以上よりも鈍足ということで
護衛スキル発動の安定感もあったのですが、ボス戦の壁にも使おうと考えると
やはりバジリスクの方に流れてしまいます。

  • チューンボーン

チューインボーン
チューインボーンは、ナンチャラ山に出てくる使い魔です。
骨魚についてはチューインボーンでまず見かけることが多そう。
Undeadにしては早い部類なので、その点で見る向きもあるとのこと。
ソロモンの小箱・XG使い魔育成記録 チューインボーン

  • パワフルガム

パワフルガムは、ホワイトノアの第二層にて登場。
同じ場所でコーラルスケイルLv1も出てくるのですが、
評価としてはリビングトラップと一緒で、パワフルガムの需給の創出しづらい状況でした。
パワフルガム画像については自前のデータで揃えることが出来なかったので、
もし確認したい場合は、ソロモンの小箱さんのデータで確認することができます。
ソロモンの小箱・XG使い魔データ Undead

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前作の亀系統について

前作の亀系統について。
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CG Island モンスター 亀系

BP構成

  • トータスク V22 S22 T37 Q10 M19(Class110)
  • カラパス V23 S20 T45 Q4 M18(Class110)
  • ヒートシェル V27 S17 T42 Q7 M17(Class110)
  • アダマンタス V26 S16 T47 Q5 M16(Class110)

ぱんぱら-PANDA PARADISE- リスト

TGHが一番伸びて次にVTLが伸びるといったBP構成。
STRも一緒に伸びるタイプもいるのですが、VTLよりも低めで、
鈍足タイプでMGCがそこそこ伸びるところをみると、
亀モンスターらしく壁ペットに向いたBP構成をしています。

  • 壁魔のジャンル

そのためBP振りとしてはVTL振り一択になりそうなのですが、
以前、CGT管理人のマージ♪さんがカラパスを購入したとき
どうやらVTLが低くMGCが高い個体を買い取ったようで、
MGC振りで魔法ダメージも出せる使い魔として使うことができるとの説明を受けたことがあるようです。
実際にカラパスで魔法ダメージが出せるかどうかなのですが、
通常の適正に適った魔ペットよりはダメージは伸びないものの、
高TGHと申し訳程度のMGCの影響でMNDとしては伸びていくので、
ぎりぎり魔ペットとして使えるラインは確保できるようです。
ソロモンの小箱・XG使い魔育成記録 ヒートシェル

ただ、亀はQUIが非常に低いので、魔法ダメージが伸び悩む影響と、
鈍魔ということで魔法を打ちにくい影響を乗り越える必要があるため、
使い勝手の面からして変り種の振り方となり、あまりオススメできないBP振りとなります。
一方で、壁魔のジャンルはクロスゲートでは使いづらかったわけなのですが、
コンチェルトゲートの方では確立されることになり、新章以前はボルケノゴーレムの他、
マタマタやトータスクを基点に普及することになった時代もありました。

亀の良さ

亀モンスターは地味といえば地味ではあるのですが、
ゲーム中に熱心な亀ファンに何度か出会うことがありました。

攻撃アクションは基本頭突きをして攻撃をし、
歩くモーションものっしのっしといった重鈍さがあり、
走るモーションは小さく前にジャンプしながら移動するというような内容。
ガードアクションは甲羅の中に入り、
魔法アクションだと二足で立ち上がって前足をバタバタさせるモーションと、
怪獣ガメラよろしく、甲羅の中に入って横回転するモーションがありました。

  • 安定感

私は熱心な亀ファンではないので、亀モンスターの魅力について語りづらい面もあるのですが、
1つの魅力としては「安定感」を感じさせるもので、見ていて落ち着いたり和んだ気分になります。
基本的にクロスゲートは自他ともに認める「まったりゲー」だったので、
月額課金にも関わらず、特に冒険に行かないで溜まり場でのんびりしている人も多いゲームでした。
そのため、亀モンスターののんびりしたモーションは、
クロスゲートの空気感を表したような使い魔でもあって、
クロスゲートの亀ファンはその辺の特徴を捉えて評価していたのではないかと感じています。
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コンチェルトゲートの亀モンスターだと、気絶時にひっくり返るモーションが多かったのですが、
クロスゲートの亀モンスターだと、その場で両手足を広げて倒れるといったもので、
動きとしてはコンチェルトゲートの方がなめらかなものの、それによって失ったものもあるということです。

踊り子就職クエスト

踊り子就職クエストに、ボスのお供でアダマンタスが出てくるのですが、
そのアダマンタスの名前が「グラ」で、もう一匹のお供が「グリ」という名称でした。
CG Island クエスト 踊り子就職

踊り子就職クエストは、ファーレン王国とエルヴァニア王国で友好関係を高めるために、
エルヴァニア王国側は、王女を特使として送られることになったものの、
ファーレン王国は、王女が2日として城にじっとしたことがない奔放さなために、
替わりに、王妃と政務次官と民間の優秀な者を送ることになりました。

そのため、エルヴァニアへの民間特使として、
ファンブルグの謁見の間にて護衛役を受注することになり、
イールで「特別船桟橋」にいきドナローゼス号に乗って出発することになりました。
しかし嵐に見舞われ沈没することになり、小さな島へと漂流してしまい、
そこで同じく嵐に遭遇し別の船から漂流することになったエルヴァニアの人間から、
大事な道具を奪われてしまったということで、奪われた品物を取り返しにいくことになります。

そこで「無人の洞窟」を進行する必要があるのですが、
無人の洞窟は変わった仕様が存在していて、
「Lv1~49」「Lv50~74」「Lv75~」のそれぞれで進行するダンジョンがあり、
もし一緒に進行するのならばLv帯を同じにして進まなければなりません。
そのため、就職護衛を頼まれても、Lvが合わずに断らざるをえない場合もあったのですが、
それぞれ敵Lvも「Lv19~29」「Lv34~44」「Lv49~59」というように、
進行としてはそれほどきついものなりづらく、特に「Lv1~Lv49」の場合だと、
Lv帯をあわせる目的だけのそこそこのLvの生産系でも十分護衛として成り立つようなところです。
ピート
最下層につくと、エルヴァニアの人間の荷物を奪った「ピート」というキャラがおり、
戦って勝てば返してやるとの条件で勝利すると、荷物を返してもらえます。
(※半裸キャラのデフォルト名称がピートなので、その辺の関連性はありそう)
このときのピート戦にて、
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シーバット(青)が「グリ」という名前で、アダマンタス(赤)が「グラ」という名前だったので、
これは絵本の「ぐりとぐら」を意識した名称付けだと指摘する人がいました。
ぐりとぐら- Wikipedia
ぐりとぐらと表現するには、グラの方がもっと赤みを帯びた方がいいのですが、
甲羅が赤いタイプだと体が青いので、赤と青でセットに考えるとアダマンタスを選ぶ他ありません。

その後、スゥの国から捜索隊が出ることになり、スゥの国の船にのって戻っていくのですが、
荷物を取り戻すように頼んだエルヴァニアの人物が、実はエルヴァニア王国の王女で、
そちらの口利きで踊り子に就職できるようになるといった結末です。

(※セリフについてはリセリア城図書室別館さんのXGのシナリオ集にある「難破船(踊り子就職)」にて確認できます)

アトジムの先

アトジムの先に「トータスク」姿の産卵中の亀がいました。
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CG Island クエスト アトジム
アトジムは、アケルファ~カンナベラ間の橋を塞いでいるのですが、
産卵中の亀を守っているのでそこを動かず封鎖しています。

戦って勝つことにより進行することもできるのですが、
アケルファの街にて、キャン(子ども)が病気になっており、
栄養のある亀の卵を食べることによって治るということで、
アトジムの先にいる産卵中の亀から卵をとろうとすると、
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アトジムが怒りだし、一度は倒したアトジムと再戦することになりました。
この再戦もこなすと、子どもの病気のために亀の卵が必要だったと理解してくれ、
アトジム戦をこなさくても通過可能になる「大地の結晶」を手にする事ができました。
前作のカンナベラまでの道のり

出現場所

  • トータスク

トータスク
トータスクは、長らくアトジムの先にいる産卵中の亀のグラフィックのみだったのですが、
PUK3のシェラウェッソの塔にて出現することになり、39階にてLv1が登場したとのこと。
ぱんぱら-PANDA PARADISE- シェラウエッソの塔 39階

  • カラパス

カラパス
カラパスは、カンナベラ周辺に出てきてLv1出現率も良かったようです。
カンナベラへは到達するまでそこそこ骨が折れるのですが、
一度ゲートを開けてしまえば、アケルファからカンナベラへ400Gでワープでき、
10分~30分程度でLv1と遭遇できることから、市場で出回る種類となりました。

需要としては壁ペットで、壁ペットといえばバジリスクということになるわけですが、
バジリスク以外の壁ペットを使ってみようかという話になると、
供給面で優秀だったカラパスを選択するといったこともあった様子。
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また、カンナベラ周辺だと、すぐ近くはポルカファンガスとトレントのペアでLv40~42、
少し離れると、カラパスとベノムビーでLv42~44ということで、
カンナベラでのスキル上げは、カラパスとベノムビーを指してLv91まで可能という話もあったのですが、
カンナベラから少し離れなければならない上に、ベノムビーSQ型の攻撃性能しているのでそこそこ痛め。
反面、その中でのBeast壁性能のカラパスは癒し系的な存在で、
トータスクLv1とアダマンタスLv1がPUK3で初登場、
ヒートシェルはPUK1で登場していたもののアトジムの先で手にはいりづらかったことを踏まえると、
亀のイメージとしては主にカラパスで形作られるようになりました。

  • ヒートシェル

ヒートシェル
ヒートシェルは、アトジムの先で出てくる亀で、ミネガル島中央にて登場します。
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ミネガル島中央はアクセスが悪いので、そこでのみ出てくる使い魔は珍しがられることになり、
キラービーとともに、ヒートシェルも売りに出されることが少ないような使い魔でした。
ソロモンの小箱・XG使い魔育成記録 ヒートシェル

  • アダマンタス

アダマンタス
アダマンタスも踊り子就職クエストの「無人の洞窟」のみで出てきて、
「無人の洞窟」がランダムダンジョンだったということもあって、
あまりアダマンタスそのものに会う機会も少なかったわけなのですが、
後にPUK3にてR8~R10宝石がとれる「星詠みの神官」クエストが実装され、
その中で、アダマンタスLv1が出てくることになりました。
星詠みクエ – CGT付録
金色の亀ということで縁起はいいかも?

トルテュの記憶

PUK3のヒンメルキントの世界は、
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大きな空飛ぶ亀のトルテュの上に、モンスターの町が出来ているという設定で、
このトルテュの記憶を探ることによって、PUK3のメインクエストを進行できるというもの。
トルテュの記憶・スキル「一撃必中」取り(歌姫クエ関連) – CGT付録

この大亀のトルテュに話すと「この世界のありようを変える力あるはず」と見込まれ、
トルテュの記憶の中にある「一人の騎士と歌姫の哀しき物語」を辿っていくことになるのですが、
途中で、ナイアーラ(ナイアルラトホテップ)による解説を交えながらストーリーが進行していきます。

トルテュの記憶の世界だと、過去に飛んだように白黒の世界で、
ナイアーラの説明によると、未来のファンブルグというよりは、
平行世界のファンブルグの過去~未来(現在)のことを指している様子。

> そう、あの国はファーレンなの。
> ふふふ。驚いた?
> けれど、キミの知っているファーレンとは違うかな。
> キミはまだ解っていないわね。
> あれは“この世界の”ファーレンなのよ。

平行世界(時の卵)のファンブルグにもリヴェリウスが侵攻してくるのですが、
突如、「旧き支配者」(クトゥルフ神話の「旧支配者」)が登場し、
リヴェリウスを追い払った後、神域からの代理人である精霊
(クトゥルフ神話の「旧神」)を標的に侵攻を始めることになりました。

そこで神域からの旧神が採った「旧き支配者」への撃退法としては、
騎士ユルグに「神降ろし」を施すことによって力を与えるといったもの。
これによってユルグは神化(半神化)することになるため、
精霊(旧神)達の間では将来ユルグの力を問題視する意見もあったものの、
神降ろしされたユルグは、力に耐え切れずに自滅することになるという会話を聞くことができます。
(※恐らく、旧神同士の会話についてはナイアーラが挟んだ記憶)

その後、半神化し破滅しそうな身体で戦うユルグと、旧き支配者による対決が始まり、
その戦いの余波によってファーレン王国は消し飛び、
大地は瘴気で満ち溢れ、水は浄化されることはなく腐ったままとなりました。
その戦いを見ていた、騎士ユルグの恋人である歌姫シェレジェンは、
ナイアルラトホテップ(旧支配者側)によって唆され、精霊(旧神)に復讐を誓うことに。

(※セリフについてはリセリア城図書室別館さんのXGのシナリオ集にある「記憶の接触者」にて確認できます)

  • 亀に乗る

振り返ると、クロスゲートではあまり亀が表立ってNPCとして出てこず、
出てきたとしても、産卵中の亀のトータスクくらいになっています。
これに関しては、おとぎ話の「うらしまたろう」(または亀仙人)のように、
亀と戦っていることを意識すると、亀をいじめているようにか思えないところに起因していそう。

また亀に関しては「亀に乗りたい」といった需要が存在していて、
PUK3のライドシステムによって、亀に乗るようになったと同時に、
ヒンメルキントによって巨大な亀に乗っているというな潜在的なニーズにも応えています。

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前作のゾンビ系統について

前作のゾンビ系統について。
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CG Island モンスター ゾンビ系

BP構成

  • ゾンビ V37 S32 T12 Q12 M12(Class105)
  • ラセドン V35 S34 T7 Q15 M14(Class105)
  • ワイト V32 S32 T17 Q7 M17(Class105)
  • ガスト V42 S37 T12 Q7 M7(Class105)
  • マミー V39 S32 T14 Q8 M17(Class110)
  • Rゾンビ V41 S36 T16 Q16 M16(Class125)

ぱんぱら-PANDA PARADISE- リスト

VTLとSTRが伸び、TGHとQUIとMGCはあまり伸びないといったBP構成。
VS型のBP構成ということで、物理や壁のどちらかに専念しようとしても穴が出てくるのですが、
そこはスキルスロットが豊富なことをバネにして器用に立ちまわることで対処する必要があります。

QUIが低いワイト・ガスト・マミーだと、下手に攻撃するよりかは、
壁向けの使い魔だと割り切って、壁向け・鈍足向けのスキルを充実させる方が活躍が見込め、
ラセドンの場合だとQUIが最大15クラス確保できるので、
命中率に不安があるものの、物理向けの使い魔としての活躍させることが出来るのですが、
何といっても天下のRゾンビが存在するので、ゾンビ系はRゾンビを使うのが一番といった結論に。

作りこみ過ぎ

まずコンチェルトゲートのゾンビについて説明すると、
コンチェルトゲートのゾンビは動きが硬く、あまり稼動域も少ないような印象を覚えるのですが、
この処置に関しては、クロスゲートで動かし過ぎた反省によるもののように思えます。

  • 経緯を予想

クロスゲートのゾンビ系については「暴れまわる」といった表現がピッタリで、
見た目もさることながら、非常によくアクションで動き回った使い魔でした。
攻撃アクションだと、各種噛み付くアクションが用意されている他、
魔法アクションだと、上体を大きく仰け反らせるモーション。

特に走るアクションに関してはグロテスクの粋を極めていて、
ゾンビの場合だと、短距離マラソン選手さながらに手足を大きく動かして全力疾走、
他にも地面を這いずって移動するタイプも存在しています。
ゲームショー
さる「2003年9月26日~2003年9月28日」に行われた東京ゲームショウ。
スクウェアエニックスブースとMMOブースの2つにクロスゲートの試遊台が設置されていて、
CG Islandの管理人さんのいってる一番小さい扱いについては、片方のMMOブースの方を指している様子。
私もその小さい方の試遊台を触ってみたことがあるのですが、
そのとき他の試遊台でクロスゲートを触っていた人の画面をみると、
1鯖で全力疾走させてRゾンビを販売していた人を見ていて、
あのときクロスゲートに対してどのようなイメージを持ったのか、
あまり想像したくないシーンに出くわしてしまった記憶があります。
(※一方のスクウェアエニックスブースの方だと、美人の人が付きつつXGを説明していた記憶も)

ある意味、この点はコンチェルトゲートでオチュー系統が出ないのと同じ理由になっていそう。

怪しい洞窟

アルバス関連のクエストにて「改造ゾンビ」が登場しました。
CG Island クエスト 怪しい洞窟
アリュートで失踪事件が相次いでおり、町の目撃情報によると
「誘拐事件が起こった夜に、怪しい白衣の男を見たという情報があるんだ。」
ということで、白衣の男が向かったアリュートの北へ進むと「怪しい洞窟」があります。

「怪しい洞窟」に進むと、誘拐された人がランダムダンジョン内にいるのですが、
その中に「闇医者ミネルバ」が存在し、話すと特製実験薬を手に入れることができます。
この薬を持って近づくとゾンビが暴れだす効果があるようで、
ランダムダンジョン内で「手術」を受けたNPCに話しかけると、ゾンビ化して襲い掛かってきました。

この「実験薬」を所持して最下層に進むと、改造ゾンビが存在して、
通常に話しかけると戦闘にはならないのですが、
例の実験薬を持って話しかけると「改造ゾンビ」との戦闘へ。
勝利すると誘拐されていたセイシンと会うことができ、
スキル「明鏡止水」を購入して覚えることができました。

この「改造ゾンビ」のクエストから、後のRゾンビ実装の契機になったものと思われるのですが、
「怪しい洞窟」は稼ぎ場として用いられた時期もあって、Lv16~19の敵が出てきたことから、
Lv11~Lv14くらいのLv上げの場所として、場合によってはLv20までここで粘ることもありました。

培養ラセドン

アルバス関連のクエストにて「培養ラセドン」という特別なラセドンが登場することがありました。
CG Island クエスト ダークスワン
培養ラセドン
事の発端としては、セレーネ地方のある川が汚染されていたということに起因します。
川の上流にいくと「培養ラセドン」が存在し、戦闘すると「タッピオキャ」という細胞が手に入りました。
この「タッピオキャ」を魔族研究家のドバジに渡すと「プラチナピックアクス」が手に入り、
怪しい洞窟のランダムダンジョン内にいるディグ太に渡すと「赤いプリズム」が手に入ります。
この「赤いプリズム」を持って、怪しい洞窟の最下層に移動すると「ディグ次郎」がいる部屋に移動でき、
「ディグ次郎」を倒すと、「ダークスワン」という闇医者連合の総本山に到達することができました。

このときに「門番ワイト」がいるのですが、
ゾンビはゾンビなのでこの先を通す相手を人物で把握しておらず、
クエスト「最終決戦型牛鬼」の途中で手に入る「ナースキャップ」か「闇医者連合のシンボル」
CG Island クエスト ナースキャップ
また、門番ワイトに30000G支払うことによって「闇医者のペンダント」が入手できるので、
実質30000Gを支払って入手するといったダークスワンへの入場方法もあります。

そのまま「ダークスワン」の頂上にいくと、自ら改造の処置を施したアルバスがいて、
この改造アルバスは非常に強く、まともに戦うとすぐに全滅させられるような強さです。
一方で、ダークスワン内を探索していると、改心した闇看護婦のミネルバから
改造したアルバスを弱める薬である「ピグミル銀酸ペンゾラート」のレシピを入手できます。

この「ピグミル銀酸ペンゾラート」の材料は、生きたピグミーバットの血を使うため、
ファンブルグ周辺で捕まえたピグミーバットに犠牲になってもらい、
ダークスワンにいる料理番マミーに引き渡して「ピグミーバットの血」を手に入れます。
あとは「デビルフィッシュ」「ペインフルトード」「モスリザード」をソルキアにて狩猟で手に入れ、
レシピを獲得したプレイヤーの薬剤師さんに調合してもらうことによって獲得できました。

この「ピグミル銀酸ペンゾラート」を使うことによって、
やっと改造アルバスとまともに闘えるレベルになるのですが、
改造アルバスによる石化の呪術の聞き具合によって戦闘難易度が大きく変わってきて、
楽な場合だと5分程度で済むことがあれば、長引くと30分ほどかかるという戦闘へ。
この戦闘に勝利すると、改造アルバスがアステリア神殿の方に逃げ、
アステリア神殿から不穏な空気が漂っていることを感じさせる展開に結びつきます。

  • 培養ラセドン戦

ダークスワンの2階がかなり特殊な作りになっていて、
そのエリアは「培養ラセドン」しか出てこないのですが、
1歩進むとほぼエンカウントするというような場所で、
延々と「培養ラセドン」戦を繰り広げることになりました。
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2階から3階への階段は最短でも22歩のようで、基本的にランダムエンカウントなゲームだったのですが、
もしシンボルエンカウントで表示されると、培養ラセドンでいっぱいな光景が繰り広げられそう。

出現場所

  • ゾンビ

ゾンビ
ゾンビはあちこちで出てくるのですが、たいていはアルバス関連の場所で出てきます。
Lv1は、最終決戦型牛鬼が出てくるクエストでボス前での出現。
CG Island クエスト 最終決戦型牛鬼
ゾンビの出現率は非常に高く、設計図の出やすさとともに、Rゾンビ普及に一役買うことにもなりました。

  • ラセドン

ラセドン
ラセドンは、雪山で登場するイメージが強く、
Rゾンビが出てくるまではそれなりに需要のあった使い魔だったようで、
ゾンビ系統のプロフィールカードで比較してみると、
QUIが一番多いことから物理攻撃向けのゾンビとして見られていました。
ソロモンの小箱・XG使い魔育成記録 ラセドン
雪山は、ラセドンとガルムが同時に出現し、Lv39~42のLv帯だったので、
Lv34くらいからのLv上げは雪山で行うことが通例となっていた時期があります。
ただし、雪山での稼ぎの場合、ラセドンが「LPが低い対象に群がる」といった習性があって、
出現数が最大8匹なので稼ぎ場としての環境が整っていたものの、
ラセドンの集中攻撃によって怪我(場合によっては離陸)してしまう場面もあって、
アルバネスへのゲート代金750Gを含めて、稼ぎ場の難易度は高くなっています。
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雪山の頂上だとLv43~45のラセドンとガルムが出てくるということで、
昔、雪山の頂上稼ぎに一緒させていただいたことがあるのですが、
そのとき「雪山ロッジ周辺だと、シャリシャリ様が出てこない」という説明を受けていて、
その体験情報については、ラセドンLv1ポイントもちょうど雪山ロッジ周辺で、
ラセドンLv1捕獲に配慮してかシャリシャリ様が出てこなかったという特徴を利用した稼ぎだった様子。

  • ワイト

ワイト
ゾンビ系統は、結構見慣れたものとなるのですが、
ピンクゾンビなワイトに関しては出現場所に限られているため、遭遇機会が乏しい使い魔でもあります。
Lv1出現場所としてはゾンビLv1と同ポイントにて出現するわけなのですが、
ゾンビLv1に関しては、ほぼRゾンビ用として捕獲されるとなるとして、
ワイトLv1に関しては、ゾンビコレクター向けへの販売となるため、あまり販路がありません。
ソロモンの小箱・XG使い魔育成記録 ワイト
私もあまりワイトと接触した機会はないのですが、確か結構アクションがすごかった記憶があって、
ワイトあたりが走るモーションで地面を這いずるモーションだったのではないかと。
性能もゾンビ系統の中で最もMGCが伸びるとあって、ワイトは一番の変り種のような扱いです。

  • ガスト

ガスト
ガストは、ほぼゾンビとセットとなって登場していて、
出現場所はLv1ポイントとともにほぼ被ったような状態です。
しかしゾンビ(Rゾンビ)と比べると、わざわざ緑ゾンビのガストを使おうと思う人も少なく、
ゾンビ系統では一番VTL(LP)が伸びやすいといったポジションではあったものの、
結局はゾンビ(Rゾンビ)の影に隠れてしまうような使い魔でした。

  • マミー

マミー
マミーは成長率上ゾンビよりもClass5プラスされていて上位種に当たります。
・ゾンビ V37 S32 T12 Q12 M12(Class105)
・マミー V39 S32 T14 Q8 M17(Class110)
見た目も包帯でぐるぐる巻きの姿なので、他のゾンビとは違った個性を持っているものの、
・Rゾンビ V41 S36 T16 Q16 M16(Class125)
RゾンビだとゾンビにClass20も追加されているような使い魔なので、
少なくとも性能面でマミーを選ぶといったことになりづらくなっていました。

Rゾンビの評価

Rゾンビは、第2期の設計図で登場し、常時供給されることになった改造使い魔です。

  • Rゾンビ V41 S36 T16 Q16 M16(Class125) スキルスロット9

成長率がClass125で、スキルスロットが9個もある使い魔な上に、
プレイヤーに強いUndeadといった種族的なメリットがあります。
更には第2期設計図ということで常時供給されていたことから、
性能吟味が可能な使い魔ということで、Rゾンビは広く普及されることになりました。

VS型の使い魔というジャンルにおいては、ほぼRゾンビ一強という形になってしまい
影響を被ることになった使い魔としては巨人系・モルボル系・クマ系あたりが該当します。
同じく第2期で登場したRモルボルと比較しても、

・Rモルボル V40 S25 T18 Q17 M25(Class125) スキルスロット7
・Rゾンビ V41 S36 T16 Q16 M16(Class125) スキルスロット9

この通り似たような性能の状態でスキルスロット差が2つもついているので、
どうしてもRゾンビの方が格上に見えてしまいました。
ソロモンの小箱・XG使い魔育成記録 Rゾンビ その1
ソロモンの小箱・XG使い魔育成記録 Rゾンビ その2
この手の問題で一番厄介なのが、性能が高い上に「入手しやすい」ということで、
同じく陸サメ後期型が、高性能な上に入手しやすかったということで問題視されたことも。

  • クロスゲートの使い魔の深み

それでもあまりRゾンビが問題視されなかった点としては、
クロスゲートでの使い魔の印象付けが非常に上手かったということが大きな要因です。

巨人系だと属性洞窟のボスモンスターや緑先生の影響で人気が集まり、
モルボル系は、何といっても見た目のインパクトさがすごかったので、
例えRモルボルとRゾンビと比べて性能が上だといわれても、
RモルボルはRモルボルで用いられていたといった背景があります。

熊系統にしても、ケイブベアはオズナグの使い魔として、
他にも参道登場による2回行動のレッドアイ伝説や、
炎の洞窟の中ボスのアカカブト伝説があり、
パンダはパンダとして存在が別格として扱われていたことから、
熊系統もイメージ面で負けていなかったということで、
性能を超えて、各VS型の使い魔が支持されていたといった実情が存在していました。

そのため、Rゾンビでの存在で一番割を食うことになったのが、
同属の他のゾンビ系統(ゾンビ、ガスト、ワイト、ラセドン、マミー)だといわれることに。

また、RゾンビはRゾンビで、闇医者アルバスの影響も大きく、
闇医者
陸サメ後期型とは異なり強くて許されるといった扱いがされていた一面も。

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ミニヒドリーゼの孵化

勇者への道最後の景品であるミニヒドリーゼを孵化してみました。
ミニヒドリーゼミニヒドリーゼprf
緑色のナクゥバで、クエスト「闇の研究者」で出てきたタイプ。
ポスト改造ゾンビってところでしょうか。

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3月13日のメンテナンスによって、勇者への道が撤去へ

3月13日のメンテナンスによって、予告どおり勇者への道のコンテンツが終了しました。
3月13日(水)定期メンテナンスのお知らせ
実際にどのようになったのかというと、
勇者への道
この通り、Web呼び出しボタンで項目が無くなっている状態で、
マイコンチェあたりで公式に飛んでも勇者への道のバナーが無くなっていています。

勇者への道のコンテンツ撤去のアナウンスについては、勇者への道内でしか行われておらず、
龍の砂の供給源と考えていた人もいただけにその点不満が残る締めくくりとなりました。

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