クロスゲートだと、クエストで手に入る
弱小使い魔を一定レベル以上まで育てると
別の使い魔に交換してくれるクエストが存在しました。
以下、クラス情報についてはぱんぱら-PANDA PARADISE-さんの情報を利用しています。
枯れかけトレント
ファンブルグ→ウィルノア→キリ方面にいくと
「星降る丘」というデートスポットを通った後
「ブリーダー合宿所」という施設が存在しました。
CG Island クエスト 枯れかけ
コチラは使い魔の特技も販売されていて
・状態異常攻撃Ⅱ
・吸血攻撃Ⅱ
・状態異常抵抗Ⅱ
コチラの中だと特に人気だったのが「吸血攻撃Ⅱ」で
育成途中の使い魔だったり、MPが少な目の使い魔だと
「吸血攻撃Ⅱ」を頼りたいというケースも多く
「ブリーダー合宿所」では「吸血攻撃Ⅱ」を
目当てに訪れる人も多くなっていました。
一方で、封印術士、調教術士、ブリーダー限定のクエストとして
「枯れかけトレント」という弱小使い魔をLv20まで育成すると
「ゴールドマイン」という黄金色のトレントと引き換えてくれました。
・枯れかけトレント V7 S12 T17 Q7 M12 (Class55)
・トレント V32 S17 T32 Q12 M17 (Class110)
・ゴールドマイン V38 S22 T28 Q10 M17 (Class115)
トレントより優秀で壁向きなのは間違いないのですが
バジリスクという絶対的な壁モンスターもいたので
あまり普及することはなく、後々に
Rトレントという改造モンスターが登場。
・Rトレント V51 S24 T34 Q10 M6 (Class125)
基本的には、金ピカなトレントが手に入るくらいのクエストで
性能に関してはリファインされたRトレントが出るくらいなことから
使い魔3職限定で「枯れかけトレント」が手に入るということもあり
あまり普及することはありませんでした。
虚弱な雛
「虚弱な雛」はPUK1地域のコーラル側にあるレムール山を登り、
使い魔3職業で手に入いれることができる使い魔で、
Lv30まで育てるとプチドラゴンに交換してくれました。
CG Island クエスト 黄色ダチョウ
・ボックランナー V27 S22 T17 Q32 M12 (Class110)
・虚弱な雛 V5 S5 T5 Q5 M5 (Class25)
・プチドラゴン V10 S35 T23 Q21 M26 (Class115)
無印状態だと「枯れかけトレント」で、PUK1だと「虚弱な雛」が登場。
前者がClass55でLv20育成なのに対し、
後者がClass25でLv30育成なので
育成のハードルが上がっていて
不意打ちをうけると「虚弱な雛」が倒れやすく
Lv上げに同行しているとよくケガを
しているのを見かける存在でもありました。
一方で、無印時代よりもプレイヤーキャラのレベルは上がっているので
低Lv上げの護衛感覚で「乱れ射ち」を使っていれば
それほど無理なく上がりきることは可能で
つまりは「枯れかけトレント」「虚弱な雛」という存在は
低Lv上げを始める動機付けにもなっており、
高Lvの人が低Lvの人との接点を設ける
きっかけ作りの役割を担っていたということに。
当時の稼ぎ場のルートとしては
「城地下」「怪しい洞くつ」「新緑の山道」
というコースを辿ることもあったのですが、
PUK2だと低Lv上げの地域が充実することになり
「ブラキウム高原」で倒し続ける時代にもなりました。
クリスマスかむり
PUK2の発売が「2003年12月18日」に発売され、
そのときがやや特殊で、いわゆる「蟹壺祭り」の他
PUK2エリアのモンスターがプロフィールカードを落とさないため
最初の方は封印術士での捕獲ができない状態が続くことに。
そんな折、恒例のクリスマスプレゼントが配布になったのですが
そのとき手に入ったのが「クリスマスかむり」で
クラスとしては戦闘に適しない虚弱性能。
・クリスマスかむり V7 S24 T13 Q17 M7(Class68)
状況としては、ドワンゴからポンズビックに開発が変更になったものの
使い魔データ部分の移管が間に合わっていなかったようで
間に合わせとして、クリスマスの配布された存在になります。
性能が虚弱性能なだけに、枯れかけトレントや虚弱な雛を彷彿とさせ
何かしらの引き換え要素がほしいような状況だったところを
後の引き換えモンスターが登場することになり
通常性能くらいの強度の使い魔と引き換え可能になっています。
・ミルクリスマス V22 S35 T26 Q4 M18(Class105)
前作のブーツかぶり系統について
ミルクリスマスの見た目も特別感は薄かったので
後に超性能の雪だるま型のモンスターがくつしたから
ランダム確率で登場する契機にもなりました。
枯れかけトレント・虚弱な雛の流れで登場したクリスマスかむりは、
後のミルクリスマス追加からしても良い対応だったとは評価できず、
「蟹壺祭り」でもあったように、間に合わせ・苦肉の策での配布で
当時の混迷ぶりを表すことになった1つの象徴でもあります。
もう1つは、枯れかけトレント・虚弱な雛に関しても
上手く機能していたとは言い難い部分があり、
肯定的にとらえると、低Lv上げの需要創出なのですが
現実的には、強めの弓術士が一人いれば
ブラキウム高地で乱れ射ちをし続ければ
1人~数人程度で足りてしまうような時代でもあって
気にかけなければ、1人(数アカウント)で
ちゃっちゃと上げ切ってしまえるような内容です。
これに関しては、後のコンチェルトゲートにおける
1次職業~3次職で、再びLv1からというのは
コチラも低Lv上げの創出機会にはなるものの、
評価としてはひたすら同じレベル帯で
レベル上げをし続けなければいけないということにもなっていて
コチラを上手く機能させ続けるというのが
至難の業でもあることが結果として出てきています。