時代が追いついてしまったアカカブト

クロスゲートには「炎の洞窟」が存在し
狩場・トレハンポイントとしても有名で
レベル上げをしつつR8宝石を狙う人気のダンジョンだったのですが
その途中で中ボスがいて「アカカブト」という赤い熊が道を塞いでいました。

CG Island クエスト 炎の洞窟

ゲーム中のアカカブトの思い出を話すと
全員で連携を狙ってサクッと倒したい相手なわけですが
アカカブトが暴れまわると誰かがケガをしかねず
まだボス戦に到達していないのに不安な思い駆られる中で、
ちょうどご一緒した別PTに治療をしてもらう思い出話も存在しています。

この「アカカブト」という熊に関しては
日本国内において強い元ネタが存在していて
『銀牙 -流れ星 銀-』という、
銀という名前の猟犬の動物マンガで
巨大熊の「赤カブト」に立ち向かうストーリーが存在し
どうやらそちらがモチーフとなって
「アカカブト」という名称になっている様子。
銀牙 -流れ星 銀- – Wikipeida
赤カブト(あかかぶと)とは【ピクシブ百科事典】
ちなみに「銀牙シリーズ」は最近だと最後のシリーズ
「~銀牙伝説~レクイエム」の連載が続いています。
「銀牙」シリーズ最新作「~銀牙伝説~レクイエム」1巻、老衰した銀は大輔の元へ – YaHoo!ニュース

『銀牙 -流れ星 銀-』に関しては1983~1987年連載で
赤カブトネタについてはかなり昔の話題になってしまうわけですが、
記事を書いている今現在でも、
日本国内でクマの出没が問題になっており
世間を騒がせることになったのが「OSO18」と名付けられたクマです。
OSO18 – Wikipedia

当初、被害が発生した標茶町オソツベツという地名と
前足の幅が18センチメートルあることから
「OSO18」と名付けられることになったヒグマで
合計66頭の牛が襲われ32頭が犠牲になったのですが、
今現在クマに関するストーリーを作ろうとするとコチラがネタになりそう。

また、赤カブトがツキノワグマとヒグマのハイブリッドの設定で
秋田県の方で同一のハイブリッドが登場している話を見かけると
マンガで描かれた脅威が出てきてしまっている時代にもなっています。
「ヒグマとツキノワグマの悪魔合体が起きている」…!いま秋田の猟師たちが恐れる「最凶のハイブリッド熊」の正体 – マネー現代

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ポケドラクエスト

クロスゲートは基本的には4属性のゲームで
使い魔に関しても基本的には
4~6種類のカラーリングが用意されています。

前作のポケットドラゴン系統について

ポケットドラゴン系の場合は4種類

  • ポケットドラゴン
  • プチドラゴン
  • ドラゴンパピー
  • スカリードラゴン

ポケットドラゴンは泥を吐き
プチドラゴンは氷を生やし
ドラゴンパピーは炎を噴き
スカリードラゴンは電撃を放ちます。

初期の頃からドラゴンパピー以外のLv1は用意されており
特にスカリードラゴンはコーラル周辺でLv1を捜索でき
プチドラゴンは「虚弱なひな」を
Lv30にまで育てるとLv1に交換できます。
ドラゴンパピーはPUK3で登場することになり
かなりの後発でLv1が見つかることになったため、
普及度としては4種のうち一番低めの存在でもありました。

そんな状態なので、ポケットドラゴン系といえば
「スカリードラゴン」が定番となる一方で、

捕獲しづらく「泥を吐く」という
あまりかわいいとは言えないポケットドラゴンは
攻撃モーションを行うと「汚い」扱いを受けてしまう
泥吐き竜がポケットドラゴンという存在でもありました。

7月にアンケートをとってみると「プチドラゴン」の方が人気で
シーズン的に暑さに需要に沿ったものになっていそう。

ドラゴンクエスト10にて竜術士が登場

国内のクロスゲートは2001年~2007年に運営していた作品で、
ドラゴンクエスト10は2012年から現在も
サービスが続いているオンラインゲームとなります。

バージョンも7を迎えることになり新職業で「竜術士」が登場。
この「竜術士」というのが土属性の使い手で
土魔法のドガン系、必殺技のドラゴラムで暴れまわる職業なのですが
「火炎ブレス」という特技で火を噴くドラゴンを呼び出す他

「マッドブレス」で泥を吐くドラゴンも呼び出すという仕様に。

  • 土属性の竜術士登場の背景

まさかの土属性を主体とした魔法職・ドラゴン職という構成なのですが
どのような経緯があるのかというと、
メラ・ヒャド・バギ・イオ・ドルマ・ギラ等の
メジャーどころの魔法があるところに
残ったのが雷属性魔法と土属性魔法のジャンルで
雷魔法に関しては「全員が勇者を使いたがってしまうため、
プレイヤーと勇者は別にする」という方針の下
デイン系の魔法はプレイヤーが直接扱えない処置は続いていて、

結果、残った属性が土属性となっており、
新規の魔法職追加要望も高まる中で
新ジャンルで未開拓の「土属性の魔法使い」が登場することになりました。

ドラゴンと土属性の関連性については
以前からちょくちょく取り沙汰されており
例えば「ドラゴンガイア」というコインボスだと
ガイアと『世界=土』めいたネーミングだったり、
パラディンクエストの「大地の竜バウギア」と
竜術士クエストの「バウギス」との「大地の双竜」のエピソードで
ver4.5後期の時点で下準備していたことを踏まえると
最初はおぼろげながらも、途中から具体性を伴っていたことを伺えます。

ファンタジー世界において土属性のキャラクターは
どうしてもネタ扱いにされがちなのですが、
まさか20年越しに土属性のドラゴンが再評価されることになろうとは。

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フォースカット戦術の解説

クロスゲートだと、強敵と戦うときに
採用された戦術・戦法が幾つか存在し
「W陣形」「ボス前残し」なんかが有名なのですが
前作の伝統陣「W陣」
前作の鎧モンスターについて
他に「フォースカット戦術」というものも存在しました。

ドラゴンクエストにおけるHPの役割がLP
MPの役割がFPになっていたのですが
クロスゲートだとFPにダメージを与える技が存在し
1つが酩酊効果を与える
インタキシ(単体)インタキシス(範囲)、インタキシア(全体)
ちなみにPochiLongさんの評によると
>インタキシは論外。
>インタキシスはやっぱり論外
>可哀想だけどインタキシはどうやっても使い物にならない。
という形で、プレイヤーが使う状態異常としての評価は散々で
敵モンスターが使ってくると長期戦で苦しくなりやすく
PUK3の後半で使ってくる敵が増えてきた記憶が残っています。

他に「攪乱攻撃」で酩酊の状態異常を与えられたものの
何といっても「虚襲慄心」のFPダメージ量が多く
プレイヤーだと「残りFPをLv×5%」という
残存FPに対する割合ダメージのスキルでした。

クロスゲートだとスキルスロットも限られている上に
『地獄のスキル上げ』という修行が必要だったのに対し
使い魔だと投入すればランク毎にそのまま反映されたため
5人PTで使い魔全員に「虚襲慄心」を使わせて
ボスのFPを減らし続けて行動不能状態にさせる
「フォースカット戦術」が存在し、一部のボスだと
弱らせると大暴れするようなタイプもいたので
安全に倒しきるために流通した戦術になっていました。

有効な相手としては、
フリアボロス・アッカス・バロス・リヴェリウス戦が有名で
使い魔の虚襲慄心Ⅲ~Ⅳを15回ほど当てると、
75%ほど何もしなくなるという状態へ。
CG Island ~氷雪の牢城~

一方で、フォースカットをしてしまうと
特別な行動をしてしまうボスも存在しており
フォースカット戦術向けのペナルティ行動として機能していました。
CG Island ~大樹~
クロスゲートの場合、プレイヤーのリジェ系やバリア系の魔法を使うと
特殊行動をとるボスが存在していて、FPカットでの特殊行動もその一環にもなっています。

ドラクエ10におけるMPカット戦術の代表例

時代とゲームは移り変わり、ドラゴンクエスト10にて
「凶禍のフラウソン」というボスが登場。

深淵の咎人たち 第三弾「凶禍のフラウソン」登場! (2023/7/12 更新)|目覚めし冒険者の広場

ドラゴンクエスト10だと、攻撃魔法はややダメージが低めで
モーションも大きくボーナスターンになるケースも多かったのですが、
「凶禍のフラウソン」だと攻撃呪文が大ダメージで
まともな魔法対策を施さないと、一撃で倒されてしまう状態なのですが、
ハンマー特技に「MPブレイク」という、
直接MPにダメージを与える特技が存在し、
そちらで十分MPを削りきると、厄介な攻撃呪文を使わなくなるため
攻撃魔法対策にリソースを割かなくて済むという戦法が存在しました。

このことから運営が想定していない仕様の穴をついた戦術だと
持て囃されることになったわけですが、
初期の頃のボスだと例えばバズズあたりに
MPブレイクをしてしまうと
ボーナスターン化した攻撃呪文を使わなくなり
他の行動のはやいブレスや攻撃特技を多用してしまう状態だったり
MPに依存しない行動をとるボスや
MPをめいそうで回復するようなボスもいて
これまであまり注目されることはなかったといった背景も。

また、クロスゲートにあった(MPブレイクによる)
ペナルティ行動という表現も目にはしていないため
フォースカット(ドラクエだとMPカット)戦術では
まだその段階には入ってないということになりそう。

ver6の方で、「退魔の鏡」という範囲リフレクト・リフレクス
(サークルミラー・サークルリフレクト)が登場していることから
ぼちぼちその手の話が出てくるのかなとも感じる段階です。

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戸部淑さんの、クロスゲートPUK3ファーストステップガイドにあるインタビュー記事

PUK3のオールインワンパックに
「ファーストステップガイド」が同封されていて
そちらに戸部淑さんのコメントが掲載されていました。

最近の戸部淑さんは「魔導物語 フィアと不思議な学校」で
キャラクターデザインをなさっていて、
2024年11月28日発売予定だとのことです。

魔導物語 フィアと不思議な学校

気になる方は是非~

――ゲームのキャラデザやイラスト、書籍の表紙・挿絵など多方面で活動されていますが
クロスゲートのキャラデザを担当するようになったきっかけは?

当時所属していた開発会社とエニックスさんの間で色々お話などがあったらしいのです。
私個人は何も知らなかったのである日突然上司に「明日エニックスに行くから」と言われ
「え?」と目が点になった記憶があります。

――新規ではなく、リニューアルという形でのキャラクターデザインだったわけですが、
戸惑うことなどはありませんでしたか。

以前に何度かそういう経験がありましたので抵抗などはありませんでした。
でもやっぱり毎回プレッシャーは大きいです。

――制作側から、何かリクエストなどありましたか。

最初は「まずは色々な頭身や方向性を」と言われ手探り状態でした。
その中でPVPのパッケージイラストが社内で評判が良かったらしく
以降はそれを基準にしつつ可愛らしく、という事になりました。
そしてPUK3では塗りも厚めに変わってきています。

――制作はどのように進められているのでしょうか。
ラフ~下書き~ペン入れまでがアナログ作業で
後はそれをスキャンして修正とフォトショップ彩色、
最近は最後に少しだけペインターを使って仕上げます。
ペンは丸ペンで紙はコピー用紙です。

――ご自身で、特に気に入っているキャラクターはどれですか。
男キャラでは勇者キャラと少年キャラ、
女キャラではアマゾネスが特に好きです。


それと獣耳ちびっこ男女は小さくて
画面を埋めるのに使いやすいので登場頻度がかなり高いです。

――今回OPアニメーションが制作されましたが、
ご自身のデザインされたキャラクターが画面上で
動いているのを見て、どのように感じられましたか。

「うわー動いてるようだわー」と素直に(頭悪く)感動しました。

――クロスゲートの世界を演出するにあたって、
特にこだわっている部分はなんですか。

ゲーム設定上のキャラの世界観にかなり差がありますが
それらをちゃんと同じ空間の中にまとめられればと思っています。

――本誌の表紙も描き下ろされていますが、
どんなイメージで描かれたのでしょうか。

ほのぼのとしてだれでも気軽に入れそうなクロスゲート世界、な感じです。

――もし、本当にファンブルグに召喚されてしまったら、どうしますか。

とりあえず王様に文句を言って当座の寝床と食事は確保したい気持ちで。

――中国、台湾などでユーザーが拡大していますが、
海外のユーザーがご自身の絵を楽しんでいるという状況について、
どのようにお感じなりますか。

とても光栄で嬉しい事だと思います。

――クロスゲートとはどんなゲームだと思いますか。

ほのぼのまったりとして可愛く、そして仕様的にも
オンライン初心者の方にとってかなり入りやすいゲームだと思います。

――最後に、クロスゲートファンの皆様にメッセージをお願いいたします。

以前から遊んで下さっている方も初めての方も
今回はお手に取ってくださってどうもありがとうございます。
絵も地味に頑張っておりますのでゲームの方、楽しんで頂けると嬉しいです。

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イトケンさんの、クロスゲートPUK3ファーストステップガイドのインタビュー記事

TBSラジオの「アフター6ジャンクション2」にて
度々出演しているドロッセルメイヤーズの渡辺範明さんが
Spotifyで配信してい「ドロッセルマイヤーズ・ラジオ」にて
作曲家の伊藤賢治さんをスペシャルゲストに呼んでいました。
【祝100回】スペシャルゲスト伊藤賢治さん登場!! – ドロッセルマイヤーズ・ラジオ

この時期での参加となると、「サガ」シリーズ新作の
「サガ エメラルド ビヨンド」の宣伝なのですが、
サガ エメラルド ビヨンド │ SaGa Emerald Beyond | SQUARE ENIX
今の時期だと「ロマンシング サガ2 リベンジオブザセブン」の発表もありました。
ロマンシング サガ2 リベンジオブザセブン │ SQUARE ENIX

Spotifyで話題になっていたプレミアムサウンドトラックCDの4gamerでの記事がコチラ。
「クロスゲートPUK2」の予約特典はプレミアムサウンドトラックCD! – 4gamer.net

伊藤賢治さんとはクロスゲートのPUK2時代からの仲で
当時の様子を語ってくれたわけなのですが、
クロスゲートのPUK3のオールインワンパックに
ファーストステップガイドが存在していて
そちらにも伊藤賢治さんのインタビュー記事が存在しています。

――これまでにも、ゲームミュージックの作曲をはじめ、
多方面でご活躍されていますが、
クロスゲートの作曲を担当するようになったきっかけは?

開発元の株式会社ポンスビック・代表取締役の蒲田さんが、
スクウェア(現・株式会社スクウェア・エニックス)時代からの友人で
彼がスクウェアから独立されて、その後僕自身もフリーの作曲家として
活動してからもしょっちゅうお会いしてたんです。
「いつか一緒にゲームを作ろう」とか話しながらね。
それから数年後、蒲田さんから
「今、ネットワークゲームを制作してるんだけど、音楽作ってくれないか?」
とお誘いの電話がありまして。「やります!!」と、即答でした(笑)。
彼らがクロスゲートを制作する時、「音楽は伊藤賢治で」
と蒲田さんが推薦してくれていたみたいで。嬉しかったですね。

――クロスゲートでの作曲にあたり、
「作曲家:伊藤賢治」に期待されていたものは、何だったとお考えですか。

存在感のあるメロディを含ませた曲を作って欲しい、と当時から言われました。
フィールドにしろ、バトルにしろ、ダンジョンにしろ、
それぞれに印象に残るメロディを書いて欲しい、ということですね。

――作曲は、どのように行っていらっしゃいますか。

ほぼ100%、コンピューターとシンセで作曲します。
時たま、ギターでメロディを作ることもあります。

――ご自身で、特に気に入っている曲はどれですか。

PUK2では、「夢の門 ひらく」という曲。
PUK3では、川島和子さんに
スキャットを歌って頂いたOPアニメーションの曲ですね。

――OPアニメーションを制作するにあたり、アニメ用ということで、
ゲームBGMと比較して特に気を配る部分などはありましたか。

自分の中では、特に区別していませんね。

――レコーディングに際して、特に印象に残ったエピソードなどお聞かせください。

今回のレコーディングスタジオのチーフエンジニアが、
実は僕とは学生時代の友人で、以前から
「いつか一緒に仕事しよう」と言っていたのですが、
今回このプロジェクトでそれが実現できたことですね。
卒業してから15年前に果たせた、ということで、
生涯忘れられないレコーディングになりました。

今まで表出している情報をまとめてみると

・PUK3のプロモーション上で話すと
歌姫シェレジェン役は「川島和子」さんアテレコのような形
(スキャットを歌って頂いた)

・ファーストステップガイトで話されていた
「学生時代の友人」とはサウンドエンジニアの「速水直樹」さん。
イトケンさんから「クロスゲート 天界の騎士と星詠の歌姫」のメインテーマの話

2つのプレミアムサウンドトラック

海外(特に中国)で会員数が爆発的に激増することになった一方で、
PUK2で開発がドワンゴからポンズビックに変更になったわけですが
その影響でサウンドトラックが豪勢な仕様になっていました。

・CROSS GATE POWER UP KIT2 ~楽園の卵~ PREMIUM SOUND TRACK
Composed & Arranged by KENJI ITO

コチラのサウンドトラックは、CDが透ける仕様。
>このCDは、通常のCDプレイヤーでの再生と〝透ける”
>という視覚的側面を意図てして製造しておりますが、
>一部のスロットインタイプ機構で、挿入されない場合があります。

・CROSS GATE POWER UP KIT3 天界の騎士と星詠の歌姫 Premium Soundtrac
Composed & Arranged by KENJI ITO

コチラのサウンドトラックは、キラキラのラメが入っている仕様で
内側の間にもmキラキラのラメが入った透明の薄いプラスチック板が入っていました。

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