前作のトレント系統について

前作のトレント系統について。

CG Island モンスター トレント

BP構成

  • トレント V32 S17 T32 Q12 M17(Class110)
  • ペトロティンバー V28 S20 T36 Q10 M16(Class110)
  • ゴールドマイン V38 S22 T28 Q10 M17(Class115)
  • ホワイトバーチ V29 S16 T28 Q17 M20(Class110)
  • ドリアード V30 S15 T27 Q16 M22(Class110)
  • モスグローン V31 S14 T29 Q15 M21(Class110)
  • Rトレント V51 S24 T34 Q10 M6(Class125)

ぱんぱら-PANDA PARADISE- リスト

VLTとTGHが伸びつつ、STRとMGCがそこそこ伸び、QUIがあまり伸びません。
となると壁向きのステータスということになり、
初期から登場するということもあって壁モンスターとして用いられた時期もあります。
しかし、壁モンスターの定番となるバジリスクも早い段階から登場することになり、
PUK1から参入した私の体験からすると、トレント系を使っている人は、
ゼロではないにしても、あまり多くは見かけなかった印象がありました。

  • 活動の幅が狭く使いづらい

トレント系を護衛以外で用いようとするのが無理なことも事実で、
物理ダメージを出したくてもSTRが伸び悩み、
魔法ダメージを出したくてもMGCがそれほど伸びません。
スキルスロットが多いといった特徴も、QUIが低いため物理スキルが当たりづらいといった問題に直面し、
活動の幅が狭くて使いづらく感じられるのがトレント系最大の弱点となっています。

  • 壁性能に専念すると高評価

しかし、トレント系を評価する場合、使いづらいとはいえども決して不遇なステータスとは言えない要素もあります。
実際に壁モンスター筆頭のバジリスクとBPで比較してみると、
・トレント V32 S17 T32 Q12 M17(Class110) スキルスロット8
・バジリスク V36 S38 T34 Q11 M6(Class125) スキルスロット7
壁性能となるVTLとTGHにあまり差はありません。
QUIに関しても同程度の鈍足タイプによって命令違反による護衛無視の機会が少なく、
バジリスクの場合では、高R護衛を使っているとFP切れが激しかったのですが、
トレントの場合だと、MGCがそこそこ伸びるため、バジリスクよりも護衛スキルの使用に耐えられる構造下にあります。
スキルスロットもトレントの方が多いので、状態異常抵抗スキルを多く積めるということもあり、
それらを考慮するとバジリスクと同程度の壁性能を保有している判断することもできました。

とはいえ、鈍足向けの救済細工としてせめて必中の魔法性能が伸びればよかったとも思うのですが、
その辺の願望を適えているのが「べランドナ系統」ないし「キノコ系統」で、
あちらとの住み分けで、壁性能に特化しているのが「トレント系統」だということになる様子。
また、別の種族の話になるのですが、Rラングドッグが「壁魔」の願望を適えるような形にもなっていて、
さらには、コンチェルトゲートの場合だとシステムそのものがそれを適えるようなことにもなっています。

シナリオとして使いやすい素材

トレント系統は使い魔として使役する分だとあまり人気のある使い魔ではありません。
しかし、バリエーションに関しては他の使い魔と比べると豊富な部類に入りました。

太めの木だとトレント、ペトロティンバー、ゴールドマイン

細めの木だとホワイトバーチ、ドリアード、モスグローンに分類されます。

見た目の人気も薄く、性能面でもあまり優秀といえないトレントが
何故バリエーションが豊富なのかについては2つの解釈が出来て、
1つは、自然を代表する樹木のモンスターなので、
環境面と絡めたストーリーで演出しやすいといった点、
もう1つは、トレント系は猫系ほどではないにしろヤラレ役として登場しているといった点です。

出現する場所の半分以上がフィールド上で出てくるということもあって、
例えばホワイトバーチが出てくると雪に溶け込んだ寒冷地演出を施したり、
モスグローンの苔の生えた身体からは熱帯を示すような雰囲気を演出してくれます。
戦力面ではティナの東側だとバザーという強敵も出てくることにはなるのですが、
ホワイトバーチが同時に登場すると、ある程度戦力を抑えられるといった特徴もあって、
樹木系のモンスターは、ゲーム(世界)を構成するにあたって、
世界観の構成・シナリオ面・戦力面で便利で手頃な存在でもあるということです。

  • 葉っぱ

トレント系の見た目を語る上で欠かせないのが、頭に1つだけ残った葉っぱです。
トレントが倒れるときだと、基本的には前のめりになって倒れたり、
萎れるようにぐったりと力が抜けてフェードアウトするのですが、
同時にこの葉っぱがひらひらと舞い落ちるといった演出も施されていて、
この辺は、「あの葉っぱが落ちたら私も死んでしまう」の台詞で有名な「最後の一葉」を意識したものになってます。
最後の一枚の葉 The Last Leaf オー・ヘンリー作 結城浩訳

戸部さんのイラストだと、太めと細めの中間くらいの体型をしていて、
植物の護り手として花(自然)を見つめているトレントのイラストが存在していました。
この辺は、長老クエストの一節を彷彿とさせるシーンで、XGの造詣に詳しい戸部さんらしいイラストでもあります。

  • 修行相手

トレントは、スキル上げの場所のメッカであるカンナベラ周辺に出てくるのですが、
トレント系は攻撃力は低く、壁向けのBP構成の使い魔ということもあって、
ポルカファンガスとトレント相手に延々とスキル打ち込むような状態になります。
その姿は、サンドバックに延々と打ち込み続けるような修行風景となっていて、
そのことを感じつつカンナベラ周辺でスキル上げに打ち込んでいた人も多いはず。

  • 太木系の大きい身体

トレントは、他のモンスターと比べてサイズが大きく、
手に入りやすい使い魔なので、「通行禁止」表現の看板として用いられることもありました。
使い魔を床に置いてもプレイヤーは自由に通れるため拘束力はないのですが、
ガードモーションも、身体をひいて両手を前に押し出すといったもので、

このように「通行禁止」のメッセージが伝わりやすいといった特徴がありました。
他にも演劇でカーテン役をこなすこともあったので、視界を遮るといった特徴も備えています。

  • 細木系の長すぎる攻撃モーション

トレント系統の攻撃モーションは2パターンあり、
太木のモーションは左右の手を上から交互に叩きつけるもので、
細木のモーションは、両手で挟み込んでスクラッチにするといったものでした。

この細木の攻撃モーションなのですが、1回の攻撃モーションにそこそこ時間がかかるため、
ドリアードの攻撃モーションは、長すぎる攻撃モーションの代名詞として扱われることもあって、
仮に細木系のドリアードに連激を使わせたら、戦闘のテンポが恐ろしい悪くなっていただろうと話題に上ることもあったようです。
ただ、幸か不幸か、トレント系の普及率は低かったため、
ドリアードのモーションが長すぎるといった問題が表面化しづらくなっており、
コンチェルトゲートの方だと、全体的にモーション時間が短く設計されているところをみると、
モーションが長すぎるといった反省が活かされていることもあったようで、
意識的に戦闘モーションをコンパクトな作りにすることによって、戦闘中のストレスを軽減化を図ったことを感じています。

  • レア盗品

尚、トレント系統のレア盗品なのですが、
トレントが「フルーツパンチ」、
ペトロティンバーが「シャングリラ」、
ホワイトバーチが「ファンタスティックグレープ」
ドリアードが「ファンタスティックオレンジ」
モスグローンが「輪廻のリンゴ」となっています。
イリーガルマリーの「コンチェルトゲートフォルテ マスターシーフへの道」 クロスゲート盗品リスト
フルーツパンチとファンタスティックグレープ、ファンタスティックオレンジをみると、
どうやら清涼飲料水のFantaを一部意識した名称になっている様子。
フルーツパンチがリンゴのグラフィックで、
ファンタスティックグレープがグレープ、
ファンタスティックオレンジがオレンジというところを見ると、
親しみを込めて食物っぽい実を生らすというイメージを作っていたようで、
リンゴの一説に関してはニュートンの重力の発見の話を意識した説明になっていました。
Seis-flor 盗品一欄 Plant
しかし、基本的には盗品(装備品)で構成されているので、全て毒入りの設定になっているように思えます。
クロスゲートの盗品だと床置きの観賞用の品物が多数用意されていて、
グレープやオレンジあたりはR1~R10の採取物から漏れた食材のグラフィックが転用されていそう。

長老(戦闘系ランプアックⅠクエスト)

クロスゲートをプレイする上において幾つか障害に直面することがあり、
その中の1つが、戦闘系ランプアップⅠクエスト、通称「脱見習い」クエストの長老です。
CG Island クエスト 長老
この脱見習いクエストは、片方の当事者のみから話を聞くのと、
両方の当事者から話を聞くのとでは話の内容が大分異なってくるストーリーで、
まず、クエスト開始となるエリックからの依頼の話によると、
エリックは「凶暴な魔族」の退治の依頼を受けることになったものの、
卑劣な戦略にはめられ、剣を奪われてしまうことになってしまい、
雪辱を晴らすために、「凶暴な魔族」を退治するようにプレイヤー達に頼むことになります。
その魔族の弱点だということで「トーチ」を手渡され、嘆きの森へ赴くことになりました。

苔むした洞窟(ランダムダンジョン)を通って頂上につくと、嘆きの森に到達し「長老トレント」がいて、
これにエリックから貰ったトーチを所持して話しかけると「長老トレント」が怒り出して戦闘になるのですが、
クロスゲートでソロを続けていたプレイヤーの場合、この長老に打ち勝つのが非常に難しくなっていました。

「長老トレント」は召還で敵モンスターを増やしたり、全体魔法を連打してダメージを重ねてきたり、
長老トレントを先に倒そうとしても、聖なる盾でガードしたり、ヒーリスで回復したりして阻まれることもあります。

実をいうとLv20のキャラ5人でも、長老トレントの全体魔法がそこそこ痛いので全滅しかねません。
Lv20のキャラ1人で倒そうとすると、まず返り討ちにあってしまうのが「長老トレント」で、
むしろ自分の成長の証に、1人で「長老トレント」を倒せるようになるといった力試しにも使われるくらいの強度がありました。

「長老トレント」に勝利すると、若いトレントから事の発端について説明を受けることになり、
人間が近隣の森を荒らしまわり、若木や仲間達を切り倒していったので、
それに対して怒ると移住者達は逃げ帰り、平和な日々が続くと思っていたら、
今度は「火を持った戦士(※エリックのこと)」がやってきて長老トレントに対して、
「老いさばらえた妖木よ。今すぐ成仏し、忘却界へ帰れ!
火で焼け死ぬか、剣のさびとなるか、どちらか良いか選ぶが良い。」
と宣告するのに対して「わたし達の願いはここで静かに暮らしたいだけなのです」と応えると、
エリックは話を聞かずに襲いかかり、エリックを追い返すことになって、
人と自然はいつから違う道を歩き始めたのかと嘆いているところでした。

このときにPTに1人「エリックの大剣」が手に入り、
このエリックの大剣を持ち帰るかどうか選択することになるのですが、
エリックの大剣をエリックの元に持ち帰ると「賢者の指輪」が手に入りました。
性能としては「R3指輪 AGL+3~5 MND+3~5 Dur139前後」といったところなのですが、
この指輪は序盤ながら、XGだと杖以外の装備品で伸びることが少ないMND上昇の効果があって、
ちょっとした杖職の本気装備として「賢者の指輪」が手に入ると嬉しいといったものでした。

一方で、エリックの大剣が手に入らなかったり、
手に入ったエリックの大剣をトレント達に返すと「苗木?」を渡されることになります。
これは未鑑定の品物なので、NPC鑑定をして「命のしずく」をウィルノアの町長に見せると、
その小さくも美しく力強い苗木がほしいといわれ、
「命のしずく」を渡すと脱見習いのランクアップ条件を果たすことになりました。
また、若いトレントが他にも気になることを話していて、
> いつの日にかもう一度この地を訪れてください。
> あなたをびっくりさせてあげますよ。
このように話しているので、いつかはここに訪れて新展開があると待ち望んでいた人も多く、
力試しに1人で攻略するといった話は、また訪れたら何かあるのではないかといった期待も込められていました。
この長老トレントや苗木のエピソードに関しては、コンチェルトゲートにも受け継がれていて、
「ウィリスの財宝」や「チャズと大樹」でも見られる話の展開となっているので、
コンチェルトゲートで補完される話なのかなと思っていたのですが、
この話はXGプレイヤーでも忘れている人が多いので、忘却の彼方送りになってしまった伏線になりそう。

NPCの台詞に関しては、リセリア城図書室別館さんのクロスゲートのシナリオ集、
メインシナリオの項目の長老討伐で確認できるので、気になる方は一度覗いてみることをオススメします。

枯れかけトレント

キリを北西に進み「星降る丘」を抜けると「ブリーダー合宿所」が存在していて、
たいていは吸血攻撃Ⅱスキル購入目的に訪れるところか、
柵越しに飼われているのっきゅんを愛でにいくようなところなのですが、
そこで使い魔3職(ブリーダー・封印術士・調教術師)がいると、
「枯れかけトレント」を1000Gで購入することが出来ました。
CG Island クエスト 枯れかけトレント

  • 枯れかけトレント V7 S12 T17 Q7 M12(Class55)

「枯れかけトレント」の性能としては非常に低く、
育ててもまともに活躍してくれるとは言いがたい性能になっています。
この「枯れかけトレント」をLv20まで育てると、Lv1ゴールドマインと交換してもらうことが出来ました。
他に似たようなクエストとして、虚弱な雛をLv30まで育てるといったものがあるのですが、
枯れかけトレントだとLv20で済むので、あちらのクエストと比べるとコチラは随分楽に感じられます。
ゴールドマインは、Class110のトレント達と比べると、Class115なので優秀なことには間違いありません。

  • トレント V32 S17 T32 Q12 M17(Class110) スキルスロット8
  • ゴールドマイン V38 S22 T28 Q10 M17(Class115) スキルスロット8

性能差としてはSTRが少し伸び、TGHの部分がVTLに回ってHPを確保しやすい構成。
トレント系がそれほど人気がある種族ではなく、バジリスク主流の壁を崩すほどではないにしても、
枯れかけトレント育成という一手間かけて手に入れたということもあって、
そのまま壁モンスターとしてゴールドマインを使い続けていたという人も見かけています。

依代

トレントとの遭遇で、一番インパクトを受けたという人が多そうなのが「依代」戦です。
CG Island クエスト フリアボロス
XGのメインストーリーとして、フリアボロス・アッカス・バロス(リヴェリウス)の流れがあるのですが、
今回は3つのクロスゲートのうちの1つであるフリアボロスゲートの途中で「依代」と遭遇します。

アステリア教団の総大司教であるブルメイル達が、
セレーネ北端にある「閉ざされた祭壇」の元に移動したとのハンクの情報があって、
「セレーネ東洞窟」にブルメイルが待ち構えているので話しかけると、
来る魔族決戦に備えるためクロスゲートを開放する必要があり、
「閉ざされた祭壇」を破壊しクロスゲートへの道を作るように頼まれます。

「閉ざされた祭壇」に到達するとトレント姿の依代がいて、次のような台詞の後に戦闘になりました。
> ……愚かなり人間よ…………ここが聖域と知って争うというのか……
> ……偉大なる人間リーユンよ………そなたの理想は脆くも崩れ去った…
> ……静寂の歴史を打ち破り………再び狂気の戦乱を巻き起こそうとするは…
> …やはり人間であった…
> ……我が唯一尊ぶ人間リーユンよ………そなたへの畏敬を示すべく、我も戦おう…

始めは10匹のトレント達と戦うことになるのですが、

どれか1体のLPを50%以下にすると、
> ……そうか……お前は「開くもの」か……
としゃべり、一斉にトレント達が逃げ出します。
全てのトレントが逃げ出すと、

巨大なトレント姿の依代が登場し、本格的なボス戦がスタートとなりました。
この巨大な依代戦は、全魔を連打したり、物理攻撃で大ダメージを与えてくるため、
クエスト攻略や氷の洞窟稼ぎで訪れる場合だと、この段階で怪我をしかねないくらいの強さがあるのですが、

巨大な依代は、奇数ターンには物理攻撃を、偶数ターンには魔法攻撃を使うといった戦術パターンが存在し、
そのことを知っていると、攻撃に対処しやすい分、倒しやすくなるボスでもありました。
CG Island マップ 閉ざされた祭壇
巨大な依代を撃破すると

> …我が友リーユンよ…我もそこへ行こう…
というメッセージを残して倒れ、その後フリアボロスの地へ赴くことになります。

尚、この巨大なトレントなのですが、

期間限定の黄金系のダンジョンにて「トレントキング」として登場することがあったので、
モンスター固有の名称としては「トレントキング」という設定になっているようです。

出現場所

  • トレント


トレントは、ファンブルグ~イール間のうち、橋の渡った先に出てくるモンスターで、
ホーネットと一緒に出てくることから、あまり強い印象はないのですが、
フィールドで登場するということで、非常に馴染みのある使い魔にはなりました。
カンナベラではLv85までのスキル上げのお供としても有名なので、
戦闘スキルを上げていた人にとっては道場相手のような存在でもあります。

  • ペトロティンバー


ペトロティンバーは、クロスゲート1出現率の低い使い魔として有名で、
恐らく無印~PUK3を含めた上で、箱モンスターを例外にすると、
最も戦闘での出現率が低いLv1使い魔になっていました。
何故ここまで出現しないかは正直なんともいえない面があって、
性能に関してはClass110で突出した性能はなく、改造の素体になっているわけでもありません。
一説にはLv1の中心とするポイントが、一般認識されている範囲からズレていたのではないかとの指摘もありました。

  • ゴールドマイン


クエスト入手で手に入る使い魔で、金色の木ということで軽いゴージャス感を感じることが出来ます。
STRがトレント系では伸びるということでSTR振りという選択肢も視野に入ってくるのですが、
それでもSTR振りは、物理向きの使い魔だと高い方だとは言えず、QUIも低いため茨の道になりそう。
素直にVTL振りをして壁モンスターとして用いるのが一番のように思えます。
ソロモンの小箱・XG使い魔育成記録 ゴールドマインその1
ソロモンの小箱・XG使い魔育成記録 ゴールドマインその2

  • ホワイトバーチ


ホワイトバーチは、ジェノーバ~ティナの間に登場するのですが、
なかなかホワイトバーチがほしいという人も見かけないもので、
Lv1の出現率も悪い部類に入ることから、ホワイトバーチに対する体験談としてはどうしても薄くなっています。
バザーとセットで登場するので、軽いイール方面のホーネットとトレントと似たような構成にもなっていて、
どうやら構成から考えると「木に蜂の巣を作ってる」といったイメージもありそう。

  • ドリアード


ドリアードはアリュート周辺に出てくるモンスターで、Lv1に関しては頻繁といっていいくらいに出現します。
ただしハーピーとセットで出てくることから、ドリアードそのものの印象よりはハーピーの印象の方がどうしても強めに。

  • モスグローン


モスグローンに関しては、長老トレントと同じグラフィックなので、
アケルファ方面で遭遇すると、長老トレントが出てくるといった印象を覚えます。
ちょうど苔の生え具合からして湿度が高いところの出身だなと納得はできるものの、
モスグローンを使うとしたら、長老トレントを通した印象でネタで使ってみるといったものになる様子。
ソロモンの小箱・XG使い魔育成記録 モスグローン

Rトレントの評価

PUK3の時代に第4期設計図が登場し、その中にRトレントの設計図が含まれていました。

  • Rトレント V51 S24 T34 Q10 M6(Class125) スキルスロット8
  • ウーズ V49 S24 T15 Q5 M12(総クラス105) スキルスロット9
  • バジリスク V36 S38 T34 Q11 M6(総クラス125) スキルスロット7

VTLのクラスが51もあるので、ウーズ級にVTLが伸び、
その上にTGHがあるので「ウーズを硬くしたら」といった夢のBP構成をしています。
バジリスクと比較すると、Class自体は同程度なものの、
壁性能で考えるとRトレントの方が上で、バジリスクよりスキルスロットが多くなっていて、
改造の素体となるLv1トレントに関しても入手しやすく、
設計図に関しても常時供給状態だったので、設計図入手の難易度も低め。
クリスタル属性も、風穴で嬉しい純水属性になっており、
バジリスク以上の壁モンスが登場したということで、Rトレントがもてはやされることにもなりました。

欲をいうと、MGCが低いため高R護衛が使いづらいといった点があるのですが、
これに関してはバジリスクと同じ悩みを抱えている状態だったので、
元のVTLとTGHの高さを見込んで低R護衛でも気にしない方針で考えた方が良さそう。

  • バジリスクの物差

しかし、Rトレントを使っていると、バジリスクと比べてなにかと使いづらい印象を持つことになりました。
その使いづらさを感じる主な原因となっていたのが、「Plant種族」と「STR差」にあります。
Plant属性だと、UndeadやAmorpahsに強く、BeastやInsectに弱いのですが、
Beastの場合だと、風穴で出てくる黒鋼がBeastなので、
たとえ純水属性でも種族負けしているといった特徴があります。
(※反面、Rゾンビに種族勝ち属性勝ちをしているので、優秀なRゾンビキラーといった側面も)

またトレント系全般にいえることなのですが、STRが低めに抑えられているので、
壁以外に用いるのは、Rトレントでも難しいといった事情が露呈することになりました。
元のSTRが高いバジリスクと比べるとRトンレトはメージ負けしてしまう欠点が残り、
攻撃と壁の両面で使えるバジリスクが改めて優秀な存在だと再認識される結果にもなっています。
また、壁性能に関しても、あの優秀なバジリスクでダメならどうしようもないといった感覚も強く、
Rトレントの壁性能に関しては必要十分以上の性能になっていたということもありそう。

とはいえ、VTL振りバジリスクでもボスモンスターの強力な攻撃で沈むことも度々あったので、
壁性能が厚ければ厚いほどいいといった評価の上だと、
Rトレントは最強の壁モンスターだったということに他ならず、
ボス戦相手にLvが低い状態で挑むときになると、これくらい特化してくれれば即戦力としてカバーできる強みがありました。

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クエスト「コウド氷原の巨像」のR7氷魔法クトゥルフ対策

キーオーン戦は、回復の合間無しの4連戦で構成されています。
クエスト/コウド氷原の巨像 – コンチェルトゲート Wiki*
2戦目と4戦目にキーオーンが出てきて、
使用スキルのうちR7氷魔法のクトゥルフを使用してくるのですが、

クトゥルフは○の位置が攻撃対象で、○の位置に対象がいると高確率(一定の確率)でクトゥルフを放ってきました。
ダメージとしては1500以上の基本ダメージを与えてくるため、
特に方針がない場合だと、クトゥルフの範囲外から出た方がよく、
PTの先頭にいる人はモロにクトゥルフの範囲内に入っているため、
1戦目の終了までに移動を済ませておく(陣形を整えておく)のが無難となっています。

しかしこのクトゥルフなのですが、魔バリアを張っていても
クトゥルフの範囲内ならば使ってくるといった習性があるため、
クトゥルフの誘導を行うとキーオーン戦をいくらか楽に戦えるようになるといった特徴もありました。

ただし「クトゥルフの効果範囲内にいると『高確率で』クトゥルフを使ってくる」ということで、
「必ずクトゥルフを使ってくる」というわけではなく、
氷魔法エフェクトだと思ったら烈斬剣 雪華の方を使ってきたといったこともしばしばあったので、
あくまでも戦線を保った上でのクトゥルフ対策になるといった話になります。

クトゥルフ対策

クトゥルフの誘導を行うメリットとしては2つメリットがあります。
「魔法反射を行うことによってダメージ源にできる」
「クトゥルフを使用させることによって、キーオーンの行動を制限できる」

実際に行われているクトゥルフ対策としては次の通り。

  • 特にバリアも無しにわざとクトゥルフをくらって投薬で回復する

クトゥルフはクリティカルを発生しないので、
1発くらって倒れないようならば、投薬で回復してオトリ役になるといった選択肢もあるようで、
キーオーンの習性がよくわからない状態だと、この状態で拮抗状態を作って態勢を作っていた人もいるようです。
この場合、ちょうど防御が上がるスキルも存在し、アイアンボディや夢幻斬といったスキルも有効になりそう。
荒っぽいことをすると、ペットはクトゥルフ1回で倒れるものと考えて、
気絶する毎に蘇生したりペットを入れ替えるといった方法もなくはありません。

  • リフレクト、サークルリフレクト、リフレクトコロイドを使ってダメージを返す
  • アブソーブ(魔法吸収)を使って、魔法ダメージを吸収する
  • クエスト「巨壁再び」クリアで手に入る、シェルマジック(魔法無効)を使う

Amorphasペットにリフレクトコロイドを使わせる手も有効なのですが、
命令違反による通常攻撃→カウンターで食らって気絶や離陸といったことも日常茶飯事なので、
Amorphasペットを複数用意するか、もしくは気絶する毎にカンフル剤を投与するか、
クトゥルフの範囲内にペットをガードをさせて
リフレクトを常時張ったり、シェルマジックを使って無効化させるといった処置も有効です。
リフレクトの場合だと、ダメージ源に出来るのですが、張りなおしが必要で、
アブソーブの場合だと、一定時間効果は続くのですが効果時間は短めなので張りなおしが必要。
シェルマジックの場合だと、消費アイテムなのですが、発動が早く一定時間(エフェクト無しだと30秒)魔法無効を無効化できるので
プレイヤーキャラの手が開きやすくなって、キーオーンの行動を制限しつつ周囲の敵への攻撃に集中することができるようになります。

杖職の場合、中列にペット、後列に杖職を配置し、
中列にいるペットはずっとガードをさせて物理攻撃対策に、
魔法バリアを張ってクトゥルフ対策にといった2重のガード体制を施すことも可能な様子。
この場合だとヒール系の回復魔法で魔法バリアが反応してしまうため、
回復は投薬かリジェ系のみに限られてくることになります。

  • クトゥルフの範囲内にキャラやペットを配置し、キーオーンが氷魔法エフェクトを使ったのをみたら、効果範囲から移動する

自分でも実際試したのですが、
1/クトゥルフの範囲内にキャラやペットを配置
2/キーオーンが氷魔法エフェクトを使ったのをみたら、効果範囲から脱出
3/キーオーンのクトゥルフが空振り
というように、ポジション移動によってクトゥルフを空振りさせるといったことが可能です。
この場合だと、前列でガードしている対象の後ろで、中列と後列を前後に動かすだけで、
特に準備がなくても出来るクトゥルフ対策が可能にもなっていました。
命令違反によってペットが倒れても、ペットを替えることによってクトゥルフの再誘導が可能になるといったメリットがあります。

カテゴリー: クエスト | クエスト「コウド氷原の巨像」のR7氷魔法クトゥルフ対策 はコメントを受け付けていません

前作の「熱砂のオズニック」について

クロスゲートの話をすると、ファンブルグ~アリュート間に「ハーバル東洞窟」が存在していて、

ハーバル東洞窟の途中には「熊殺しのオズナグ」が関所ボスとなっていて道を塞いでおり、
シンボルエンカウント形式のオズナグを倒すと一定時間消失するため、
その間にアリュート方面に向かうことができるようになりました。
アリュートへの2つの入口

一方で、同じくウィルノア~キリの間に「ソルキア海底洞窟」が存在していて、
ソルキア海底洞窟の途中には「熱砂のオズニック」が実質の関所ボスとして存在していました。
こちらはランダムエンカウント形式の関所ボスで、今回は「熱砂のオズニック」の説明について。
(元)CG坑夫労組

熱砂のオズニック

まず「熱砂のオズニック」について説明すると、
「ソルキア海底洞窟」をウィルノア方面から進行していると途中で兵士が関所を塞いでおり、
この関所を通るには「ソルキア海底洞窟」を暴れまわっている存在を倒せば通せると言われ、
「ソルキア海底洞窟 地下2階」でうろうろしていると、そこそこの確率で

「熱砂のオズニック」(通称:オズニック→ニック→肉)と遭遇することになりました。
しかし、オズニックと遭遇するとたいていは
>熱砂のオズニック: スマン!間違えた!
といって逃げていき、逃げる前に倒せるケースもあることにはあったものの、
通常の戦力だと倒す前にオズニックに逃げられてしまいます。

そこで必要となるのが「オズナグの腕輪」です。
ハーバル東洞窟のオズナグを倒すと、PTのうち誰かに「オズナグの腕輪」がドロップします。
その「オズナグの腕輪」を先頭が装備すると、オズニックはオズナグと勘違いして
>熱砂のオズニック: その指輪は!?お前、幼いころに生き別れになった俺の…!?本物かどうか、確かめてやる!
ということで、逃げずに襲い掛かってくるようになりました。
無事オズニックを倒すと、今度は「オズニックの腕輪」(通称:肉の腕輪)が手に入り、
そちらをソルキア海底洞窟を塞いでいる兵士に見せると、扉の向こう側に通してもらってキリに到達できるようになります。
CG Island クエスト キリへの道

  • オズニックの戦力


このオズニックなのですが、戦力に関してはかなりの伝説的な強さとなっていて、

実装当初だと「屈強のPTでも数ターンで全滅する」といった評価。

CG Islandさんの解説だと脅威となるスキルとして
「崩撃」「気孔弾」「陽炎」「カウンター」が挙げられているのですが、
事実上オズニックの全てのスキルが脅威になっていると評価されることになりました。
「平均Lv40のパーティでも全滅することもあります」との解説があるのですが、
私が経験した中だと平均Lv60のPTなら余裕で勝てるだろうと挑んでみたところ、
気孔弾やカウンターを連発されて全滅することになったといった記憶があります。
ソルキア海底洞窟地下2階でバジリスクやリザードマンを捕獲しているときもオズニックと遭遇して、
たいていは逃げるはずなのですが、たまにあまり逃げないときもあってオズニックにボコボコにされたといった話や、
生産系のランクアップⅡクエストの熟練クエスト途中の通り道ということもあって、
オズニックに通り魔的に襲われたといった話が出ているボスにもなっています。

  • 地下闘技場

オズナグとオズニックは、地下闘技場にて登場し、
「プチチャンプ」「WXOチャンピオン」「XGAチャンピオン」「CGDCチャンピオン」の
4つあるルートのうちの「XGAチャンピオン」ルートにて登場しました。

CG Island クエスト 地下闘技場
CG Island マップ 闘技会場(XGAチャンピオン編)
4つあるルートのうち2番目に難しいルートなのですが、
1番難しいCGDCチャンピオンルートと比べてまだ余裕がある部類で、
地下闘技場に関してはバースト(ReBirth)の消費場所ということもあって手馴れた人も多そう。

  • オリエンテーリング戦

また、周年記念のオリエンテーリング戦にて、Lv100オズニックが単体で登場し、

Lv90以上のキャラクターを蹴散らしていて、気孔弾で一発1500~1800くらいのダメージを与えています。
見事撃破すると記念アイテムとして「オズニックの人形」が手に入りました。
建国記念オリエンテーリング – CGT付録
妖蘭堂BLOG:鼠王
元は「スイカの皮」や「ごまタンの剥製」のクラウンが手に入るクエストで、
エクストラルートとして質問を間違えると戦闘になるルートが用意されていました。
■[XG]6周年記念OT。 – のほほん気まぐれ日記
OT副産物?。 – うんず愛の劇場

オズニックとの思い出

オズニックについては、XGだと人気のあるキャラで、例えばちきねっとさんの投票によると、
オズナグとオズニックの2キャラまとめな状態で、人気投票で3位の成績を収めています。
ちきねっと更新日記 |コンチェ&クロスゲートNPC人気投票結果
一方で、キリの生家を飛び出したオズナグ、オズニック、ミネルバのうち、
妹の闇看護婦ミネルバについては影が薄いということもあってそれほどは人気はない様子。
へマーチのホームページ Cross Gate 人物辞典

オズナグとともに印象的な関所ボスモンスターということもあって、オズニックの体験談はweb上で数多く残っていました。
ボスキル列伝! 列伝2:洞窟に引きこもる砂漠の男!
肉退治 :: -Jousyoukiryu-|yaplog!(ヤプログ!)byGMO
観察日記っぽいもの。 それ行け珍道中
兵士と長靴 体験記(その一)赤犬とキリのG開け

そんなオズニックとの思い出の中で、変り種の話が掲載されていて、
そちらが「毎週木曜日 5鯖東門前」にて行われている鼠飯店販売会のコロナさんの話です。
ぷちせさみコロナ’s ROOM 雑記帳 ある日のlogから…… その3 「オズニック様のひざまくら」
内容について軽く説明してみると、「ひざまくら100人斬り計画」ということで
コロナさんはプレイヤー相手に膝枕をしてもらうといったことをしていて、
その100人目にオズニックの膝枕をしたいということで運営にメールを送信。
そのときだと1週間噴水で待っていますといったアバウトなもので、
特に厳密な日時の指定や約束を取り付けるといったものではなかったそうなのですが、
メール送信から二日後に、ゲームマスター操作のオズニックが登場。
最初は透明姿だったのですが、企画に賛同してくれて見事100人目の膝枕はオズニックになったといったものでした。

コロナさんは毎週木曜日の5chのファンブルグ東門前にて定期販売会をしていたので、
ゲーム内で直接会ってそのときのことを聞いてみると、
ダメ元で待っていたのに本当にGMが来てビビったとのことで、
logにあるとおりGMさんは今日中に帰りたかったものの、結局は日付が変わるまでつきあってくれたそうです。
「まぁ、運営として気軽にプレーヤーとふれ合ってしまうのも問題なのかもしれないアルが
ユーザーとしては、嬉しかったし楽しかったアルな」
というのが当時の感想だったそうで、1つの思い出にもなっていることが伺えます。

そんなわけでいきなり取材を快く受けてくれたということで宣伝に入るわけなのですが、
鼠飯店販売会さんは現在でも定期販売会を行っているので、
食料を補充したいときにちらっと覗いてみるのはいかがでしょうかっ
イベントカレンダー 鼠飯店&星の雫 営業日

リーゼント姿

オズニックはリーゼント姿なのですが、

この姿はNPC専用の姿になっていてプレイヤーが使えるわけではありません。
しかし、PUK3になって『疾走、ヤンキー魂。』のサービス停止に伴い、
クロスゲートへのリーゼントの授与式が行われることになりました。

リーゼント姿というとXGではやはりオズニックを意識するといったことがあって、
不良気分を味わうとともに、クラウンによってなんちゃってオズニックを体験できることにもなりました。
4gamer.net ― 「クロスゲート」,「ヤン魂。」とのコラボ企画でリーゼント実装
クラウン「リーゼント」「ムラサキアフロ」取り – CGT付録
(※画像は電撃オンラインさんの「漢たちの魂は受け継がれていた!! 『クロスゲート』に『ヤン魂。』風リーゼント実装」からなのですが、現在メンテナンス中で該当記事のURLが開けない様子)

カテゴリー: 前作のキャラクター紹介 | 2件のコメント

勇者への道での「金の箱」漁りに適切そうなルート


こちらが銀の箱でのカットインなのですが、
以前は「双龍の砂30分」で確定だったものの、現在だと銀の箱から「金の鍵」が手に入る場合でも
このエフェクトが発生し、どちらかが出てくるといった具合になっています。
まだ自分では金の箱をあけてカットインが入ったことがないのですが、
wikiでの報告上だと、金の箱のカットインが入ると割りと豪勢な品物が手に入るとの報告がでています。

勇者への道でアバター獲得めぐりをしていると、結果的に金の鍵が溜まってくることになって、
どうにかして処分してみたいと思い、セラルカルートの金の箱の量を調べてみることにしました。
数えるときに参考にした画像がコチラ。
・セラルカ側フィールド:http://www8.atpages.jp/cgate/uploader/src/up2332.png
・セラルカ側ダンジョン:http://www8.atpages.jp/cgate/uploader/src/up2330.png

<西部>
・失墜の廃屋 4個
・ひよの森 4個
・加速の迷宮 4個
<西南部>
・苔満ちる洞窟 7個
・ドクミスト洞窟 5個
・王立研究所 5個
・真新しい洞窟 6個
・謎の研究施設 6個
<セラルカ>
・セラルカ 2個

失墜の廃屋の場合だと、ゴールのポイントがしょぼっかたり
近場ということもあって青マスがおいしくないイメージがあるのですが、
水曜日のメンテナンスが近い場合だと、金の鍵消費という意味合いでは適切なルートにもなるようです。

また金の箱の量という意味合いだとどうやら「苔満ちる洞窟」が最も多いようで、
金の鍵が溜まって大変という場合は、苔満ちる洞窟を巡ってみるのがお得になる様子。
どちらにしろ「天眼のトランプ」でピッタリ止まるような工夫は必要だとは思います。
:追記
金の鍵の供給の話をすると、ドクミスト洞窟からになるので、
消費と供給の兼ね合いを考えるとドクミスト洞窟通いが良いとの指摘がありました。

ちなみにイール側のルートも地図を参考に数えてみたものの、
「枯れ森ルートに1個」「物盗りのアジトに1個」で他は0といった具合なので、
金の鍵の消費という意味合いだと、セラルカルートに適しているといったことはないようです。
・イール側フィールド:http://www8.atpages.jp/cgate/uploader/src/up2254.png
・イール側ダンジョン:http://www8.atpages.jp/cgate/uploader/src/up2255.png

カテゴリー: クエスト | 2件のコメント

前作のリザードマン系統について

前作のリザードマン系統について。

CG Island モンスター リザードマン系

BP構成

  • リザードマン V22 S32 T32 Q12 M12(総クラス110)
  • フレックスケイル V18 S37 T37 Q8 M10(総クラス110)
  • コーラルスケイル V20 S31 T30 Q15 M14(総クラス110)
  • パルドリザード V23 S36 T28 Q10 M13(総クラス110)
  • Rリザードマン V31 S31 T31 Q31 M6(総クラス130)

ぱんぱら-PANDA PARADISE- リスト

リザードマン系統のBP構成は、何かと苦境に立たされやすい内容になっていて、
性質としてはVSTが伸びる物理型のステータスをしているのですが、
肝心のQUIが低いといった典型的な壁ステータスをしていました。
そのため、VTL振りをして壁モンスとして運用するのが一番のようにも見えるのですが、
同じDragon種族で壁向きの定番としてバジリスクが存在しているといった事情が絡んでくることになります。

  • VTL振りのケース

もともとバジリスクと比肩できるような使い魔も限られているので、
見た目が気に入っていたり人から頂いたりしてリザードマン系統を使いたい事情があるのならば、
そのままVTL振りをして「スキルスロット8の壁モンス」として使うのも悪くはありません。
BP構成としては恵まれている部類に入るので、そのまま安定した壁モンスとして活躍を見込むことができます。

  • STR振りのケース

リザードマンはSTRが一番伸びるということもあって、
これを活かそうと考えると、2通りの選択肢が出てくることになります。
1/攻撃を外さない程度にQUIを振ってSTRを伸ばすといった方針
2/そのままSTRに極振り続けるといった方針

QUIを振る行為に関しては、確かに攻撃が当たりやすくなる分扱いやすくなります。
しかし、リザードマンのクラスが110なのであまり成長率が高いとはいえず、
Lv負けしている状態でQUIとSTRの2極振りだと中途半端になってしまいかねないリスクがつきまとうことになります。
そのため、VTL振りの壁モンスとして用いられることが多いバジリスクと差別化を図るために、
リザードマンでSTR振りをして「崩撃のダメージに特化する」というような使い方の方が状況として活きそう。
ガードをしそうな相手や、鈍足相手専門に攻撃をしてみたりといった工夫が必要になるのですが、
幸いスキルスロットは8個と豊富な方なので護衛を含めた戦い方のバリエーションを見出すことが出来、
後半になると崩撃の活躍の場所も増えてくるといった事情も重なって、一定の活躍を見込むことができました。

  • 比較されやすいバジリスクとの性能差

ただし「蜂・カマキリ・バジリスク」の時代において、
最も仕様に恵まれていたバジリスクと競合してしまうような状態だと、
リザードマン系統はBP構成上どうしても不遇といわざるをえません。
上記の例で紹介していたSTR振りリザードマンの場合だと、STR振りバジリスクと比べてしまうと
STR振りバジリスクの方がどうしても勝ってしまうという性能下にありました。
そのため「リザードマンを使っているとRリザードマンと常に勘違いされる」といったものには、
負の側面でみると、通常のリザードマン系統の性能だと物足りない部分があるということの裏返しにもなっています。

意外と影が薄い?

リザードマン系統は、見た目がカッコいい使い魔です。
そのため、BP性能としては物足りないものがあるものの、
見た目に惚れ込んで使ってみようという人が出てくる使い魔でもありました。

外見的特長について解説をしてみると、

リザードマンが、トサカ+盾持ちの剣装備
フレックスケイルが、兜+盾持ちの斧装備
コーラルスケイルが、兜で盾無しの剣装備
パルトリザードが、トサカ+盾無しの斧装備となっています。
グラフィック上だと、リザードマンやフレックスケイルの盾持ちの方が映えそうなのですが、
あくまでもグラフィック上での話なので、特に性能面での優劣の差は出ていません。
イメージとして鈍足タイプということもあり、
剣装備よりかは斧装備の方が似合いそうだなといったものがあったものの、
スタンダードとしては、やはりリザードマンのグラフィックのイメージが強く、
色合いとしてもリザードマンが一番それっぽいということもあります

  • バジリスクとのセット

また、ストーリーが進んで「深淵」や「諮問の塔」だと、

バジリスク系統の全種類と混合で登場することがありました。
リザードマンでも、ソルキア洞窟にてリザードマンとバジリスクとの混合なので、
あちらのイメージとダブる、もしくは意識しての登場だと思われます。
一般的なRPG的な解釈だと、リザードマンがバジリスクを使役しているというような関係だと思うのですが、
リザードマン系統とバジリスク系統だと、どうしてもバジリスク系の方が性能が上回っているため、
戦力的にはリザードマンの方がバジリスクの付き人のようになっていました。

  • 禰宜(海神とのセット)

「海神」の洞窟にて、リザードマンとコーラルスケイル姿の敵が登場し、

その名称だと「禰宜」(ねぎ)という名称で登場することになりました。
CG Island マップ 時波の祠
ボス戦だと4種類全てのリザードマン系統が登場。
海神のクエストだと「禰宜」のほかに、ハーピー姿の「紙垂」(しで)が登場し、
wikipediaにある説明を借りて解説をしてみると、
「禰宜」は、神の心を和ませてその加護を願うという存在で、
「紙垂」は、神域・祭場に用いた場合は聖域を表す印という存在を表している様子。
禰宜 – Wikipedia
紙垂 – Wikipedia
特に「紙垂」に関しては、倒すと勾玉を落とし、
勾玉を集めると海神レシピや海神戦に挑戦できるようになりました。

この場合だと、リザードマン系統はまさに付き人のような役割を果たしているのですが、
フレックスケイルやコーラルスケイルの兜の解釈を「宮司」に準えて配置している側面もありそう。
なんとなく品位を感じさせるというか、高位なイメージを感じ取れなくもありません。

出現場所

  • リザードマン


リザードマンは、ウィルノア~キリ間を繋ぐソルキア海底洞窟にて出現するため、
基本的にはリザードマンはソルキア海底洞窟で初遭遇することになります。
Lv1もソルキア海底の地下2階での出現で、Lv1捜索中に
ランダムエンカウントボスの「熱砂のオズニック」とバッタリ出会うこともありました。
しかし、同じくソルキア海底洞窟の地下2階にてバジリスクのLv1が登場し、
リザードマンとバジリスクが頻繁に性能比較されてしまうことにもなりました。
ソロモンの小箱・XG使い魔育成記録 リザードマン
マージ♪さんが、野生のリザードマン使いだということで、
休止中にそのリザードマンを引き取って育成代行をしていた時期があったのですが、
そのときだと、STR振りリザードマンで育成することになり、
特に他の使い魔と比較しなかったり、強ボス戦を想定しなければ、過不足なく活躍してくれる印象がありました。
この場合だと、野生だということでBP構成がやや均一化(実質のちょいQ振り)になっていたことが
使いやすさとして反映されていた面もあったものの、
野生からスタートとなるとやはり成長率に更に難が出てくることになるため、
手に入れたリザードマンに思い入れがない限りはオススメできないチョイスになっています。
そのときだと、素のリザードマンを使っているとRリザードマンなのかと質問されることがやっぱりありました。

  • フレックスケイル


フレックスケイルとの遭遇機会としては、
フォルケン(反射スキル取り)のクエストの途中か、
ガーズラウンド21~30階での遭遇が主となります。

フォルケンの場合だと、リフレクトやリフレクスのスキルの獲得のため、
割と初心者の方を連れて攻略する機会が多いクエストです。
しかし、料理や薬の持込が裏技を使わない限り持込不可能となっていて、
当たるとダメージが大きいフレックスケイルは一つの脅威にもなりました。

Lv1はガーズラウンドの22階に登場することになるのですが、
ガーズラウンドの10階ボスのナバ、20階ボスのテルマイと戦うことを考えると、
どうしてもアクセスとして悪い部類として考える他なく、
Lv1の出現率が「3~4.5時間程度」のペースとなると、
それならば見た目と性能が両立しているワイアーム(青ワイバーン)を捕獲した方が
まだ利益が望めるといった具合にもなってしまいます。
(※そういう意味では「聖詔3取り」の募集は、途中階のLv1捕獲の受け皿になっていた側面も)

また、性能面で評価すると、リザードマン系統で最もQUIが伸びないという点や、
水属性が主となるとバジリスクとモロ被りなことも踏まえると苦労に見合わない側面も出てくることになりました。
ソロモンの小箱・XG使い魔育成記録 フレックスケイル
ゲーム内の知り合いが休止することになってフレックスケイルを育てる機会があったのですが、
フレックスケイルは他に使っている人がいないので、かなり珍しがられることにもなっています。

  • コーラルスケイル


コーラルスケイルは長らくLv1が登場せず、
無印での後半のランダムダンジョン内でまとめて出てくる使い魔でした。
そのままPUK3のランプアックⅣクエストが実装されるまでにLv1は登場しなかった都合から、
コーラルスケイルを使う場合には、高Lvの野生を使うしかありません。
Lv1登場となったのが、ホワイトノア第二層で、同じポイントにてパワフルガムLv1も出現することになります。
リザードマン系統では最もQUIが伸びるタイプではあるものの、明らかに出現する機会が遅すぎた感が強く、
見た目に関しても赤い斑模様ということもあって、リザードマン系統では一番不人気な部類。

  • パルドリザード


パルトリザードは、初めての登場はガーズラウンド21階~30階となるのですが、
他にもアケルファ方面のフィールドでも登場するということもあって、
PUK1から参入した自分にとっては、模様が南国っぽい柄をしていることもあり、
アケルファで登場するといったイメージの方が強くなっています。
ソロモンの小箱・XG使い魔育成記録 バルトリザード

最強の物理ペット

クロスゲートの物理攻撃を主体とする使い魔のジャンルにおいて、
最強と謳われることになったのが「Rリザードマン」です。

  • Rリザードマン V31 S31 T31 Q31 M6(総クラス130) スキルスロット8

VSTQが均一に伸び、かつトータルとしての成長率は非常に高め。
他にも平均的にBPが伸びる高成長なタイプも存在するのですが、
Rリザードマンのように物理に特化して平均的に伸びるタイプは珍しい部類です。
QUIに関しても中速以上で、QUIの成長が高いと高速の域にまで差し掛かります。

Rリザードマンを手に入れた人から、
VTL振りで育てた方がいいのか、STR振りで育てた方がいいのか、相談を受けることがあったのですが、
実を言うと、今でもVTL振りがいいのかSTR振りがいいのか決めかねる話で、それぞれどちらも有効な使い道となっています。

VTL振りの場合だと、主にボス戦での活躍が期待できて、
QUIが伸びるということで護衛での命令無視が発生する機会が出てくるものの、
虚襲慄心を当てやすく明鏡止水での回復量も見込めるようになることから、
VTL振りのバジリスクよりも幅広い運用が可能となります。
デュエルで考えるとスキルスロット8個ということで状態異常耐性も搭載しやすいのも高評価のポイントで、
まさに「高機動バジリスク」さながらの活躍を見込むことができました。

STR振りの場合だと、主に稼ぎでの活躍が期待できて、
QUIの高さから乾坤一擲を使っても攻撃が外しづらく、
スキルスロットが8個あるため、局面に応じて自由に攻撃しやすいのも高評価となります。
MGCが少ない点に関しては、STR振りをすることによって連携に参加を考えればボス戦でも問題ないとの話も。
ソロモンの小箱・XG使い魔育成記録 Rリザードマン
他にもテイムによるFP消費減少の効果から、調教術師に向いた使い魔だと評価されることもありました。

個人的には稼ぎでの爽快感を大事に考えていたので、
もしRリザードマンが手に入ったらSTR振りにしていただろうなとは考えています。
理想をいうならば、RリザードマンのVTL振りとSTR振り両方を持った方がいいということになるのですが、
Rリザードマンに関しては入手が非常に難しく、設計図が期間限定での入手な上に、
改造にはABCEDの5枚の専用の設計図が必要なので、度々宝箱から期間限定で設計図が登場することになっても、
Rリザードマンは入手困難な高級な使い魔であり続けることになりました。
リザードマンを持っているとRリザードマンかどうか聞かれる点については、
RリザードマンがXGプレイヤーにとって憧れの使い魔だったことに起因しているということです。

後々になって亜流ながらもRリザードマンの後追いになるような使い魔が登場することになり、
「陸サメ後期型」「グループ」「Rディグゴブリン」というようなRリザードマンについづいするような使い魔が登場することになります。

カテゴリー: 前作のモンスター紹介 | 2件のコメント