ハンゲーム運営期、基本的には
クロスゲートに登場していた職業が
コンチェルトゲートにも反映される方針の下、
各職業が実装されていったものの、
逆に、クロスゲートには無くて
新たに追加された初期職業が「風来」です。
風来 – コンチェルトゲート フォルテ Wiki*
ゲーマーにとって「風来」と聞くと
真っ先に「風来のシレン」が思い浮かぶくらい
鉄板の枕詞と化している節もあるわけなのですが、
今回「風来」という職業を振り返ってみようかと。
風来はというと「色んなスキルを取得できる」という個性の他に
オリジナルになりそうな個性的な一面を挙げるとすると、
- 伐採、採取、狩猟、採掘の振り子加工ができる
- 当初はカギ作成ができる唯一の職業 → 後の二次職「盗賊」
- ブーメランスキルの「エリセ ドス」を使用可能 → 後の二次職「盗賊」
というように、最初に担った役割としては
『振り子作成」役
『鍵作成』役
この2点が大きくなっています。
『振り子作成』に関しては、
対象のどの採取物を獲得できるのか
把握するための品物なのですが
正直なところオマケ要素なところもあって
「土くれ」「廃材」の活かし場として用意されることにも。
(※後のドラクエ10では、ゲームシリーズでは
無意味なアイテムだったうまのふん・うしのふんが
畑の肥料や錬金素材として用いられることでも有名)
風来と鍵作成
ダンジョンなどで宝箱を開ける文化は
「トレジャーハンティング」(トレハン)と呼ばれ
炎の洞窟でトレハンをしつつ最奥を目指して
ボスを倒しR6~R8宝石を手に入れて解散の流れもあれば
水の洞窟だとボスがやや強すぎるため
一定時間こもった後途中解散、
ゴールデンウィーク期間中には「黄金洞窟」が解放され
Lv1宝場モンスターを狙うといったことも。
また特別に宝箱から設計図が手に入る期間もあって
そのときはプレイヤー同士の争奪戦に陥ることもありました。
ランダムダンジョン内での宝場の紹介先はコチラ。
クロスゲートの知恵袋 鑑定アイテム 宝箱
(トップページ:クロスゲートの知恵袋)
ソロモンの小箱 宝箱と鍵の種類
(トップページ:ソロモンの小箱・クロスゲート応援サイト
たいていは未鑑定品なので鑑定士の文化
箱モンスター狙いならば盗賊や封印術士の文化へ。
鑑定士の原型
前作の箱モンスターについて
もう一方の『鍵作成」に関しては、
まずクロスゲートの鍵について解説をいれると、
銅の鍵・黒の鍵・白の鍵・記念鍵・ダゴンの鍵の5種類が存在していました。
銅の鍵は、最もメジャーな鍵でランダムダンジョンに
配置されている宝箱を開くために必要な品物で
ファンブルグにいるNPCから100Gで購入できます。
例の「おやびん最高」で購入可能になり
後の盗賊就職クエストでおやびんがお披露目になる流れも。
黒の鍵・白の鍵は、銅の箱から入手できたり
特定のクエスト報酬でランダムで手に入ることがあって
ランダムダンジョン内に低確率で黒箱・白箱が
配置されていることがありました。
黒箱だと宝箱モンスターが出現する確率が高く
白箱だとレア職人素材が手に入る確率が高くなっています。
記念鍵は、「記念宝石」から「記念鍵」に引き換え可能になっており
「記念宝石」の宝石効果がローブ以外だとイマイチの性能になりやすく
万人に需要がある黒箱・白箱両方を開けることができる記念鍵が登場の流れ。
ダゴンの鍵は、PUK2の「神殿 伽藍」で
一定時間間隔で入手可能な使い道を見出しづらかった鍵となっており
対象の「赤箱」はPUK2以降のエリアで赤箱が固定的に設置されていました。
実装時はあまり役に立つものが出ず重要視されなかったのですが
実際は「卵のカケラ」が手に入ることもあって
「卵のカケラ」からの設計図集めで重宝することも。
このような形で、入手方法は基本NPCや獲得しにいく構造で
鍵作成という形式はコンチェルトゲートからになります。
カギを作成するには、各ランクのモンスターマテリアルを手に入れ
風来が習得可能な対応の鍵作成スキルで鍵を作るという流れ。
その他アイテム/モンスターマテリアル・鍵 – コンチェルトゲート フォルテ Wiki 宝箱 – コンチェルトゲート フォルテ Wiki
背景として、クロスゲートからコンチェルトゲートへの移行に際し
「武器修理職人」「防具修理職人」が存在しなくなった影響で
露店の出し物がその分削れているということもあったり
海外には存在している「布職人」のように
国内ではNPCが販売していた(※ドット家の布除く)ところを
布部分をプレイヤーが作れるようにして
素材部分をできるだけ市場原理に任せるようにする方針だった精神が
コンチェルトゲートの方で、風来という
カギ作成職人として形作られるようになったといった背景がありました。
職業のススメ/二次職のススメ – コンチェルトゲート フォルテ Wiki*
後の二次職をみてみると、一次職「風来」→二次職「盗賊」
という受け皿から察するに盗賊に連なる職業展開だったわけですが
背景には、新しい露店の出し物を増やす役割として
風来・盗賊の鍵職人化といった側面が出ることにもなりました。