鍵の上限20個について


オーク山賊:おやびん最高!
チイチ:おやびん最高!
ナノレシア:あたりまえだろっ!!

前作ではツンデレキャラ的な位置にいた、盗賊の親分ことナノレシア。

単純なツンデレとも言えず、自信過剰な点や無茶振りの側面もあるので一概にツンデレと言い切りづらい性格をしています。
盗賊クエも就職以外では用が無く、ナノレシアとの戦闘での遭遇は秋黄金の奥の方だったため、遭遇機会そのものが少ない人気キャラでした。

登場はPUK1からですが、存在は本編の時点から。
バーの奥にいるNPCに「おやびん最高」とチャットを打つと、銅の鍵を購入することができました。

この銅の鍵は999個まで取得することが可能。
手に入りづらかった白の鍵、黒の鍵、ダゴンの鍵、記念鍵も999個までストック可能だったようです。
しかし今作では、R1~5鍵の上限は20個まで。
まだ「風来 = 鍵職人」としての存在が認知されていない頃は、鍵がNPC売りされていた時期もありました。

実は、前作から鍵の数に関しては制限をいれたかったようです。
秋黄金(100階ある期間限定のダンジョン)での限定の話になりますが、入場時に銅の鍵の持込の制限(確か20個まで)をかけたことがあります。
積極的な根拠付けは見出せませんが、イメージとしては1人20個×5人PT=総数100個といったところでしょう。
フォルケンでの食料の持ち込み方法と同じく、MMの空送信(もしくは中層はMM可能)で持ち込むことができたわけですが、
規制しようと思えば、樹海のように強制的に迷子センター送りにもできたはずなので、簡単な規制をかけたにしか過ぎません。

100階まであるランダムダンジョンの中で全部あけようとするとアイテム欄がもたないわけですが、宝箱から現金が出ることがあったので開ければ開けるほどお得な状態でした。
そのため黄金に参加する人は、宝箱を開けられる先行PTは黒字になるものの、開けられない後続の大半のPTは赤字になってしまいました。
その流れに鍵の持ち込み量の制限を敷いたと思われるわけです。

この持ち込み量を厳しく制限(樹海基準)しなかったのは、箱モンスターの封印のためではないでしょうか?
箱モンスターLv1が出るのは黄金系のダンジョンのみ。
そのときに封印術士さんが低層で活動するわけですが、鍵の量が少なすぎると入場料が嵩んでしまうわけです。

XGからCGへと舞台が替わり、CGでは最初から鍵の上限数が20個へ。
確かに一度に持てる鍵の総数少ないため999個の頃よりは箱独占の予防措置が入っているのですが、
卵のカケラが実装されたときは、前作ほど宝箱の出現場所が多くなかったために一部の人にしか手に入らなかったことがあります。

クエスト「Drキューと罠」で考えると2Sは必要になってくるので、総数としては40個が上限がいいのではないかと思えるのですが、アレも1PTだけでクリアするというよりは一度に複数単位のPTで募集をかけることを念頭に置いているクエストのように思えるため、40個がいいとも言えず。
先の更新やらアイテム欄拡充の課金のことも考えると、理想の上限量についてはコレがいいと具体的に言い切れません。

カテゴリー: 元ネタ | 鍵の上限20個について はコメントを受け付けていません

弱体化したシリウスについて

期間限定クエスト「雨を待つ漢」にて出てきたNPCに、シリウスとミスタープロキオンがいます。
クエスト/雨を待つ漢 – コンチェルトゲート Wiki*
クエスト内容としては、シリウスに乗っていたミスタープロキオンが、シリウスが怪我したために配達ができなくなり、プレイヤーに傘の配達を頼むというもの。

前作においては、
シリウスは前作ではClass135のSkillSlot8のライド最速の物理型モンスターとして、
プロキオンは日本のXG最後の目玉モンスターとして鎧豹で登場していました。
どちらも分類としては豹型のモンスター。
ぱんぱら-PANDA PARADISE- 種別 ヒョウ系

性能面には純地であることやBesat属性が響いて物理モンスターとして人気はありませんでした。
カマキリ系が入手率とATKの高さからシリウスやRリザードマンよりも頼りになったわけですが、総合能力で考えるとシリウスは使いやすく強かったのです。
なによりライドで最速に近い速度を出すことから、ライド専用のペットとしてみる人もいるくらいでした。

一方で、今作だと、
シリウスはClass110(確定はしてないので、カードの☆の数から推測)のSkillSlot8。
Classで考えると、マイナス15と一気に弱くなりました(==;

この激しい弱体化の背景に何があったのか理由を挙げてみると、模様や鎧肌の豹より強いのは問題ということもあるのですが、
最大の理由としては、「シナリオ上の敵モンスターとして主軸に多用したかったから」が正直なところでしょう。
特にメインクエにおいてはシリウスの登場機会が多いような状態。
見た目に対する人気があったので、黒衣の教団に華を添える形になっています。
序盤から使いたかったので、その延長でシリウスも弱体化されたのではないかという推測です。

運営側による特定のモンスターを好んで使う例は、前作からよくありました。
代表的なところだと、ある時期は「運営側はサメが好き」といわれるくらいにサメが主軸になったことがあります。

ギルド結成クエストのボスもサメ。
秋黄金の特殊なエンカウント構成もサメだったり、秋黄金の最下層にいるNPCサメ(エイビス)だったり
極めつけは「陸サメ後期型」という陸サメの改造モンスター。
Class135のSS6で、S振りでも壁モンスターに使える手軽に手入る強力なペットでした。

余談として、シリウス(Sirius)にしろプロキオンにしても共に星の名前です。
ベテルギウスを含めると「冬の大三角」になったり、「シリウス大円弧」「冬のダイヤモンド」を構成したりしますが、詳しい話は星座に詳しいサイトにて確認してみてください。
Mira House – 星空入門,星名データベース,天文随筆のサイト
星座を探してみよう-冬の星座- 

前作で登場した豹系だと、
・ルーパス … 狼座のこと。Lupus (ルーパス)。
おおかみ座 – Wikipedia
・アルドーラ … おおいぬ座を構成する星のアルドラ(Aludra)。
おおいぬ座 – Wikipedia
・カニス … ラテン語で犬。
・マーイョル … おおいぬ座 Canis Major CMa (カニス・マーイョル)。
参考:黄銅捕獲ものがたり。 – のほほん気まぐれ日記

新たに今作で登場したのが「レプラス」
・レラプス …  ライラプス
おおいぬ座 – Wikipedia

シリウス、プロキオンとメジャー所な星は出ていているものの、ペテルギウスは登場していません。
クトゥルー神話で旧神が存在するとされるのがペテルギウスなのですが、深読みの感もあり。

:追記
他に豹として出てきたヴェガ、アダーラ、ムリフェインも星の名前です。
ベガ – wikipedia
アダーラ – wikipedia
ムリフェイン – wikipedia

カテゴリー: 前作のモンスター紹介 | 4件のコメント

理想のカマキリ像

前作の定番モンスターと言えば、蜂、カマキリ、バジリスク。
蜂はHPが低いため使い物になりません。
バジリスク系のランドクラウラーがSS8の銀モンスターであるため、壁モンスターの定番としての地位はボルケノゴーレムにとられています。
カマキリはまだ登場していませんが、似たようなBPで緑サソリが出ています。

XGで人気があったカマキリはこんな画像でした!

嘘をついてスミマセン!
本当はこんな感じです。
ぱんぱら-PANDA PARADISE- 種別 カマキリ

でも登場してほしいとしたら、ヒンメルキントで登場したデコレートされたカマキリ(前作ではペットとしてではなくNPCとして登場)なんですよねぇ。
クリスマスかむりも、もし出るとしたら綺麗にデコレートされたクリスマスブーツの中に入っていてほしいものです(=人=

カテゴリー: 前作のモンスター紹介 | 2件のコメント

初心者さんが参考になる「ある封印術師の日記・・・」シリーズ

公式掲示板上で連載されている「ある封印術師の日記・・・」シリーズ。
初心者封印術士さんの活動記録なのですが、アドバイスが的確なのと、初心者封印さんが徐々に成長していっている姿が垣間見れます。

<公式掲示板 ある封印術師の日記・・・1>
<公式掲示板 ある封印術師の日記・・・2>
<公式掲示板 ある封印術師の日記・・・3>
<公式掲示板 ある封印術師の日記・・・4>
<公式掲示板 ある封印術師の日記・・・5>
<公式掲示板 ある封印術師の日記・・・6>

まだまだシリーズが続くようです。
これから封印術士を始めようと思う人には良質のコンテンツになっていると思います(”*

カテゴリー: モンスター, 初心者向け | 初心者さんが参考になる「ある封印術師の日記・・・」シリーズ はコメントを受け付けていません

宝石の供給量のモデル

今日は宝石の供給量についての話です。

XG時代、あるセラルカのNPCのセリフに「採掘で宝石がとれる」との説明がありました。
(*SSに撮っていたと思っていたのですが、漁ってみたところ見つからず)

・狩人 → 鹿皮、食材
・きこり → 木材、ハーブ
・坑夫 → 採掘

前作の場合だと「きこり<狩人<坑夫」の稼ぎやすさでした。
鉱布は延棒をまとめ売りが出来ることから、
狩人は食料の売れ行きと、コーラル地方の良採取率によって。
きこりの場合だと、装備職には木材を、薬剤師にはハーブを提供できたものの、採取職では不遇の扱い。
(*後に木材券が登場し不遇感は緩和)

採取職(生産職)の中で坑夫はかなり儲かった方なので、採掘から宝石が出るとさらに儲かってしまいます。
おそらく当初イメージしていたのは、今作での「バケの宝玉」のような登場方法でしょう。
そのため、実際にはクエストの景品として登場することが大半で、採掘から出ることはありませんでした。

宝石の供給量はクエストの景品からの出現なので、あまり多くはない状態。
(追記:他にも宝箱から宝石が出ました。紺野さんご指摘どうもでした(-人-)
装備の耐久度も大目なので、装備の買い替えと宝石の供給量により相場が形成され、うまく循環していました。
それが前作の宝石が入った装備品のモデルです。

しかし、今作になると、1つの装備品の耐久度が減少。
開拓のルーンキューブ化により減益になる機会は少なくなったとはいえ、装備品の販売モデルは「薄利多売」になりました。
食料1Sより、装備品の方が安いというような状態。
そのため、今作でもクエストの景品として手に入る宝石だと、宝石の供給量が追いついているとは言い難い状態です。

そのことを象徴する1つの事例が登場しました。
画像アップローダーに「R2杖で4000Gが高すぎる」という画像がアップされました。
「良品質で」「クリスタル入り」としても4000Gはありえないという主張です。
R2装備の相場が700~1000Gという杓子定規の講釈も付け加えられています。
ちなみに性能について触れられているものの、対象の性能については表示されていません。

他に考えられる付加価値として色素鉱石も挙げられます。
人にもよると思いますが100G~300Gくらいはプラスされることでしょう。

さらに宝石の値段が加えられると4000Gから一挙に飛びぬけます。
例えば最高値で取引されている宝石のR5サードニックスだと4000Gどころか40kを超えてもなんら不思議ではありません。
R2杖だと職人が使うことも考えると、作業スピードが早くなるサードニックスが入っていても全くおかしくはないのです。

早い話が、宝石を使うモデルについては全く考えられずに糾弾されているということです。
そもそも宝石について考えず画像の理論だけを用いても、杖代金+クリスタル20個代金+ベンダー手数料(+色素鉱石)を考えると4000Gに近い値段設定にもなるので糾弾対象にならないはずです。
現在のアップローダーの一部の利用者がひどいこともさることながら、宝石の付加価値についてはあまり認識されていない証拠になるでしょう。
CGの仕様に追いつく宝石の供給量について考えると、なかなか難しいところですね(==;

カテゴリー: 生産 | 2件のコメント