前作の馬モンスターについて。
右にいく(サンフィッシャー→ユニコーン、ペガサス→キリン)ほど、
画像サイズが大きくなっているのですが、馬モンスターだとキリンは大型サイズだったので、
サンフィッシャー=ユニコーン=ペガサス<キリンのサイズ差だと思います。
BP構成
- サンフィッシャー V27 S21 T15 Q30 M27(Class120)
- ユニコーン V17 S25 T13 Q28 M37(Class120)
- ペガサス V22 S22 T12 Q32 M32(Class120)
- キリン V19 S27 T10 Q34 M30(Class120)
主にMGCやQUIが伸びて、準してSTRやVTLが伸びるといった構成。
MGCが伸びる点を評価すると魔ペット向きのBP構成に見えるので、
馬の中だと魔ペットとしてはユニコーンが一番優秀に見えます。
ペガサスあたりだと、STRがほどほどに伸びるという点を評価して、
STR振りで物理型、MGC振りで物魔型といった道も選択できなくはありません。
実際にペガサスをMGC振りで育てた体験をもとに話すと、
活躍としてはあまりパッとせず、スキルスロットも6個までな上に、
ジャバーのスキルでSS1つ圧迫していたといった経緯もあります。
キリンの場合だとSTRが一番伸びるので、物理ペットとして使うのが素直な使い方です。
サンフィッシャーだと、物理型の性能でアクティブに使いづらい配分なのですが、
馬モンスターだとサンフィッシャーだけプレイヤーに手に入りませんでした。
Class120なので優秀といえば優秀な方なのですが、
SS6でClass120だとまだまだ通常の使い魔の性能の範囲内なので、
もう少し何か特別な要素はつけてほしいとは感じる性能です。
最難関クエストの景品ペット
馬モンスは、最難関のPUK1クエストであるエルヴァ勲8~1等のクエストをクリアすると、
入手することができる使い魔で、「ペガサス」か「ユニコーン」がランダムで手に入りました。
また、最難関のPUK3クエストであるホテップ(護るもの)クエストをクリアすると、
「偏方多面体の卵」が手に入り、そこからランダムで「キリン」が手に入ることがあります。
どちらも難易度としては非常に高いクエストなので、
そこから手に入る景品ペットは特別な意味合いを帯びていて、
こちらの画像が、当時最も早いと見られるユニコーンとペガサス入手の公開シーンです。
特に勲1等クエストが追加された当時は、馬モンスターの初入手といった背景があって、
7つの罪書集めで苦戦することにはなったものの、後にクリアできる人も出てくることになり、
勲1等の景品ペットをを市場に流すことによって、しばらくは儲けを出すことができたといった話も漏れ伝わっています。
クロスゲートの場合だと、最難関のクエスト景品ということでプレミア化しているのですが、
やはり馬モンスターはファンタジー世界だと必要不可欠な存在で、
馬モンスターがほしいと思う人も多く、馬に乗って歩いていると羨ましがられることもありました。
- 短いアクションが好まれる最中で
ユニコーンの攻撃アクションだと、角で突いて攻撃していて、
ペガサスの攻撃アクションだと、上体を起こして前足を漕ぐようにぶつけた後、
くるっと後ろに向いて後ろ足で蹴飛ばすといったモーションです。
このように書くとペガサスの攻撃アクションの方が凝っている印象を受けると思うのですが、
実際にはペガサスの攻撃モーションが長すぎる嫌いがあって、
戦闘中の流れを止めないユニコーンのシンプルなアクションの方が好まれることになりました。
特にコンチェルトゲートだと、ペガサス型の攻撃アクションを採用していて、
前足で漕ぐようなモーションは削られているものの、
後ろ足で攻撃するモーションは採用されています。
元来コンチェルトゲートだと、戦闘の流れを止めないように意識して作ってあるように感じたので、
珍しく感じられるポイントだったのですが、この辺は制作サイドで拘りがあった箇所のように感じる部分です。
- 火傷のあと?
ヒョウ(アルドーラ)でも似たような話題があったのですが、
ペガサスだと赤い肌に、うっすら淡い模様が入っているので、
一見火傷のあとのように見えるということで気の毒がられることがありました。
予定から外れた存在
馬モンスターは、クロスゲートにおいてまさに「予定外」の使い魔で、
「馬」という存在はファンタジーの定番のような題材にも関わらず、
システム的なサポートは得られない使い魔でした。
- ナイトメアという存在
まず「予定外」だという要素として、無印のXGの話をすると
ナイトメアという名称の使い魔がいます。
元来だと「Night-Mare」ということで、悪夢を象徴する馬のことなのですが、
クロスゲートだとネズミの使い魔で既に名称が使われているところからみると、
少なくとも無印段階では、馬モンスターが出てくるといった想定がなされていません。
- スレイプニルという存在
また、戦闘系のランクアップⅡクエストだと、
ボスモンスターとして「スレイプニル」といった使い魔が登場するのですが、
「スレイプニル」は元来はオーディンの乗り馬です。
犬モンスターだと他にフェンリルやガルムといった使い魔がいるので
北欧神話繋がりで赤犬にスレプニルといった名称がつけられているとの指摘もあって、
馬の代用として赤犬姿の使い魔が用いられるといったことがありました。
- ヒョウの方が早いライドシステム
PUK3になって使い魔に乗ることが出来るシステムが追加されました。
ライドすることによって移動速度に違いがあるので、
馬モンスターだとどの程度早くなるのか並走実験をしたことがあります。
そのときだと、通常の移動速度よりは早くなるのですが、
通常より若干早くなる程度で、他に足の速い使い魔に抜かれることもありました。
ヒョウが最も早く、馬はそこそこだったということを踏まえると、
馬モンスターは、さすがにライドシステムで最も恩恵を受けるべき対象だったのはではないかとは感じるところ。
この場合だと、ペガサスとユニコーンの入手先が最難関のクエストということもあって、
極端に入手しづらい環境下にあったことへの配慮が働いているようにも見えます。
出現場所
- サンフィッシャー、ユニコーン、ペガサス
サンフィッシャー、ユニコーン、ペガサスは、
PUK2のメインストーリー「ノースバウンド」のボス戦にて登場。
CG Island クエスト ノースバウンド
3つの「呪われし者の洞窟」が存在していて、
水(フリアボロス)タイプの呪われし者を倒すと「災禍の水」が
火(アッカス)タイプの呪われし者を倒すと「戒めの石」が
地(バロス)タイプの呪われし者を倒すと「真理の枝」が手に入り、
それらをレクタールを拠点におく「ヴェンジェンス」の聖女に渡すことで、
岬の神殿にいるアディーンに危害を加えないかどうか占ってくれるといった話になりました。
各馬モンスターは呪われし者の取り巻きなのでノースバウンドに到達できる時点で
それほど強くは感じないのですが、バロスタイプの呪われし者の場合だと呪術を使うため、
ノースバウンドの呪われし者ではバロスタイプの呪われし者が一番強敵とされています。
こちらはエルヴァ勲1等のペガサスとユニコーンを買い取った記念に、
仲間内でペガサスとユニコーンに変身してみた光景です。
- キリン
キリンは、勇者リーユン戦の取り巻きとして登場。
こちらも1体1体の戦力はそれほどでもないのですが、
そこそこしぶとい上にリーユンがキリンをどんどん召還してきます。
そのため、気づいたら敵陣営はキリンでぎっしりになっていることがあって、
そのキリンが攻撃魔法を連打してくるので、手をつけられなくなることがありました。
この現象については、俗に「キリン牧場」と呼ばれる状態で、
リーユン戦だと、リーユン対策の他にキリン召還対策を練った上で挑む必要性がありました。
こちらがホテップ(護るもの)クエストでキリンを引き当てた人から、
変身させてもらって増えた変身キリンたちで、性能面はさておいて、
馬モンスターはやはり特別な存在なんだと感じます。