クロスゲートのボス戦だと、序盤の方は難易度は低めなのですが、
後半になると難易度は高めになるので、プレイヤー同士の連携が攻略の肝となってきます。
そのため、お互いの行動を確認するために
30秒以内に行動を指示・伝達・修正を行わなければなりません。
そのため「まず、自分の行動予定を伝える」ということが重要になり、
早く伝えるために略語で表記(タイプで打ち込む)といったことが行われました。
今回は、ボス戦中でどのような略字が使われたかについての解説について。
使い魔を使わない場合、使う場合
クロスゲートのボス戦だと「W陣」を採用して使い魔をしまうといったシーンが多く、
プレイヤーキャラが2回行動行うといったシーンは頻繁にみかけています。
前作の伝統陣「W陣」
例えば、アッカス戦中、W陣で剣士で参加したとすると
・プレイヤー:AS
と発言したとすると、意味としては
1行動目にAttack(通常攻撃)、
2行動目にSkill(スキル攻撃)、という意味となります。
他にも、アッカス戦中、W陣でクレリックで参加したとすると、
・プレイヤー:○○(味方)にSG
と発言したとすると、
1行動目にSkill(スキル攻撃、もしくはヒール系で回復)
2行動目にGurad(防御)、という意味となります。
また、使い魔をボス戦で使っているケースだと
・プレイヤー:A護衛
と発言したとすると、意味としては、
プレイヤーキャラはAttack(通常攻撃)、使い魔は護衛という意味になります。
スキルの略語例
「虚」だと虚襲慄心という意味にもなりますし、
「乱れ」だと乱れ射ち、「気功」や「玉(弾)」だと気功弾のことを指します。
攻撃魔法だと「~に火範囲」というように「(属性)単魔」と「(属性)範囲」で通じたのですが、
攻撃魔法の名称はもとより短めなので魔法名そのまま言うケースも多かったように感じています。
崩撃の場合だと「GB」と表記されていたのですが、
語源としてはエフェクトのGuredBreak)からきています。
新章前だと崩撃のことを見慣れない「GB」と表現しているのみて
独自のルールを押し付けてると警戒したコンチェルトゲートプレイヤーもいた
といった過程を経ることにもなりました。
他にも「誉」だと「騎士ノ誉」のことを指すので、
特徴的な名称を挙げたりするのですが、
この場合だと「騎」だと敵味方の騎士相手と勘違いされかねないので、
あえて騎士の名称を避けているといった意味合いも含まれていそう。
リバースだと、属性反転のリバースなのか、精霊の卵によるReBirthなのか
略字上だと正直分かりづらい面もあったのですが、
リバース使用する場合だとあらかじめ属性をあわせるといったことをするので、
あらかじめリバース(属性反転)を行うということで打ち合わせを済ませることも多く、
ReBirthだと「被弾しないと効果が途切れる」といった制約や
「ReBrithをしていないと属性が落ちて弱体化状態になっている」といった制約があるので、
ボス戦中ReBrthをするときは、ボス戦で挑む前にReBrthを使う宣言を行うのが一般的でした。
あと、巫術のバリアについてだと
・アブソルス(物理吸収)、アブソルト(魔法吸収)
・リフレクス(物理反射)、リフレクト(魔法反射)
・インヴァルス(物理無効)、インヴァルト(魔法無効)
といった違いがあるのですが、どうみても名前と効果が紛らわしすぎるので、
何の巫術のバリアを張るかについては「物理反射(物反)」というように効果で表記するのが通例です。
あとは「戒驕戒躁」というスキルもボス戦向きのスキルなのですが、
「カイキョウカイソウ」で一発で文字変換できない場合もあるので
「カイカイ」や「カイ」と略して行動宣言するケースもあって、
この場合だと虚襲戦慄の「虚」表記もこれに近くなっていそう。
勝敗を分けるLP回復薬の使いどころ
LP回復薬を使うときは、「ヤク」や「薬」といった表現を行い、
そのときは「○○に薬、攻撃」といった宣言を行います。
LPドライブがかかっているので「自薬(自分に薬を使うという意味)、攻撃」
というような行動の方が基本的に安定することになります。
しかし、クレリックの場合だと蘇生に手一杯だったり、
範囲や全体回復を行うため広く浅く回復しなければならず、
どうしてもLP回復薬で補わなければならないケースが出てくるので、
サポートとして誰に薬を使うかといった宣言は、かなり重要な行動となりました。
回復の先かけ派、後かけ派
ヒール系統だと、ヒール(単体)、ヒーリス(範囲)、ヒーリア(全体)といった区別から、
「リスG」だと、1行動目にヒーリスを使って、2行動目にガード
「リアG」だと、1行動目にヒーリアを使って、2行動目にガードをするという意味です。
杖職の場合だと、だいたい2行動目にガードなので、リアだけでも通じたのですが、
クレリックの場合だと「むしろ鈍足で行動した方がいいケース(後がけ派)」や
「速度を犠牲にしても、生き延びていることに徹したBPの方がいいケース」があって、
その場合だと「GS」(1行動目ガードで、2行動目回復)の方が状況に則しているといったケースもありました。
杖職に限らず、蘇生魔法のリヴァイヴを使う機会があったので
頭文字を使って「リヴァ」と宣言したのですが、
リヴァイヴの場合だと先に起こした方が安全なケースと
後に起こした方が安全なケースの両方があります。
例えば、先に起こした方が安全なケースだと、
リヴァイヴ後に、ヒーリスやヒーリアの範囲内に入る上で行動するといった予定の元や、
逆に、後に起こした方が安全なケースだと、敵範囲攻撃の的になる機会を極力減らすことができます。
また、現在だとまだ気絶していないものの、そのターン中に気絶することを見込んで、
気絶していない対象にリヴァイヴをかける「置きリヴァ(イヴ)」という行動もあって、
その場合だと、単にリヴァというよりかは置きリヴァと宣言した方が通じやすくなります。