「前作の猫系について」の書いていたら、
予想通りクラブムーンの記事が長くなってしまったので、
クラブムーンのクエストについてはこのページでまとめてみました。
概要
冒険者の店の地下に、クラブムーンという隠れ飲み屋が存在しました。
「税・サ・別…」とチャットで打ち込むと「117G」を支払って入場することが出来、
1日(24時間以後)1回通うとクエストが進行していくタイプのクエストで、
最大100日分、同時並行に最大NPC4人相手に通い続けるといった内容です。
CG Island クエスト クラブムーン
開始できる職業が限られていて「脱見習い以上の生産系」の職業に限られることになり、
基準としては曖昧となる看護婦や医者も参加可能でした。
採取職でも参加は可能ではあるのですが、最大4つのアイテム欄が圧迫するクエストなので、
生産職の間でも向き不向きが生まれてくるクエストではあるのですが、
報酬の関係で、職業上どうしてもクラブムーンをクリアしておきたいという職業もありました。
- 100日クエスト
尚、コンチェルトゲートにも100日通うクエストが存在していますが、
大きな違いとしては、クラブムーンが生産職向けなのに対し、
カイザードラッヘは戦闘職向けなことを考えると、
クロスゲートでは、生産職向けの1つの優遇策として設けられているのに対して、
コンチェルトゲートでは、戦闘職の方が幅広く参加できるとの判断があるように思えます。
1日目
まずケン、セイコ、ユリ、鉄虎の4人のうちいずれか、
もしくは全員に話して「名刺」(クエストアイテム)を手に入れます。
朝昼夕夜の間に誰か接客しているので、4人全部進めようとすると、
接客が終わるまでクラブムーンで待っているプレイヤーもいて、
クエストを進めているとばったり鉢合わせするということがしばしばありました。
クエストの設定上、名刺をダブルクリックで使用してみると、
それぞれのNPCへメールしているという設定での話が進行するのですが、
途中から内容に変化がなくなるので、フラグ管理の他に、
導入時段階での雰囲気の演出目的な品物になるようです。
- ジャンヌによるガーネットからルビーへの交換
特に通う日数に限らず、ジャンヌにガーネットを渡すと、同Rのルビーに変換してくれました。
ガーネットはDurを増加してくれる能力で、
ルビーはDurが減少するかわりにRCVが増加する能力です。
あまりルビーへの需要がないので馴染みがない人も多く、
一番人気だった宝石のR8アメジストで20k~24k、
準じた人気をもつR8ソグディナイトで10k~12kなのに対し、
元となるR8ガーネットの値段としては1k~3k程度の市場価値にしか過ぎません。
ローブを販売している上だと、低DEFの装備なので下手にDEFを伸ばそうと試みるよりかは、
AVD増強で回避率を上げようと考えたり、RCV増強で被回復率を高めようという考えが生まれ、
その中で、ルビー入りのローブがほしいと持ちかけられたことがあります。
ちょうどローブの場合だと他の装備よりもDurが多い装備品だったので、
Dur減少に十分耐えられたというのもルビーと相性がいい装備品だったといえます。
2日目
調理師だと、セイコの客に「ビール」を渡せば「醤油とんこつラーメン」のレシピを
薬剤師だと、ユリの客に「ポテト」を渡せば「ほれ薬」のレシピを
武器・防具職人だと、鉄虎の客に「ミャルボロ」を渡せば
「クイーンブレス」(アクセサリー)のレシピがそれぞれ手に入ることになりました。
クラブムーン内だと、ビール・ポテト・ミャルボロ(タバコ)がNPC販売されていて、
他に高級そう(値段が高い)お酒も販売されていたのですが、特に意味があるといったものではありません。
ある意味、嗜好品を意味がある・意味がないと区別することそれ自体が間違ってるものの、
こちらも半分は演出目的に、またはゲーム内での仲間同士のお土産として重宝されることにもなっています。
また、2日目の場合だと、オカマのスカイラの元へ飛ばされることが多いのですが、
たまに新人の「ユナ」ところへ飛ばされることがあり、
クラブムーンNo.1のジャンヌへの愚痴を混ぜながら話していると、
時計の鑑定が続いて、最終的にはそれぞれの特殊作成がランダムに手に入りました。
このユナの流れについてはクラブムーン本編と関係なく、鑑定のやりとりで経費が嵩むことから、
あまり参加しない方がいいといわれることもあり、CG Islandさんでも注意書きが添えられています。
PUK3でR11装備が登場したときに、素材として必要となる
「ベラドンナの血」や「ランドクロウラーの甲殻」が手に入るので、
それ以後は挑戦してみる価値もあるのではないかと指摘されることもあったのですが、
実際のところどうなのかについては確認はとっていません。
3日目
3日目になるとそれぞれ課題を提示されることになり、
ケンにはクエストでNPC同士への手紙の受渡を頼まれ、
セイコには「しょうゆ豚骨ラーメン」を頼まれ、
ユリには「ほれ薬」を頼まれ、鉄虎には「クイーンブレス」を頼まれます。
それぞれ特殊な品物なので露店巡りだと確保が難しい場合もあって、
この3種類が手に入らないことからクラブムーン通いを断念する人もいました。
人によっては、この3種類のアイテムを集めることが最大の難関だと評価している人も。
- しょうゆ豚骨ラーメン
豚肉20 海苔20 しょうゆ20 たまご20 小麦粉20 - クイーンブレス
銀1 純銀5 金1 チタン鉱石20 フローズンアイリス20 - ほれ薬
デビルフィッシュ1 ペインフルトード1 モスリザード1 恋のりんご20
作り手として特殊な採取物となるのが
「豚肉」「チタン鉱石」「フローズンアイリス」と、「ほれ薬」全般の採取物です。
「豚肉」「チタン鉱石」はウィルノアから炎の洞窟の途中で採取場所があり、
ウィルノア海底洞窟内部で「チタン鉱石」を採掘できて、
更に抜けた炎の洞窟の要り次の近くで「豚肉」を狩猟することができ、
どちらも今回のクラブムーンにしか用いられない特殊なものとなります。
「フローズンアイリス」の場合だと、魔術大学やアルバネスのある雪原地域で採れ、
場所としては、雪山の入り口にそこそこ近い場所で伐採で採取できました。
「デビルフィッシュ」「ペインフルトード」「モスリザード」は、
乾燥したソルキア大陸にて狩猟可能で、、
デビルフィッシュは、シマダイのようなしましまの魚で、
ペインフルトードは、砂漠に棲息するカエルといった具合に、
土~砂色のリアルな小さいカエルを狩猟することが出来ます。
どちらも物珍しいものなので、ネタアイテムとして床置き観賞用として用いられることもありました。
「モスリザード」は、ホーンの大風穴のダンジョンにて狩猟で採取可能です。
見た目としては、R10狩猟でたまにとれる「生き物?(ツチノコ)」と一緒なので、
あまり物珍しさは感じないものの、数が採れるのでネタとしては数を確保しやすい品物です。
「恋のりんご」は、ジェノーバを東側から出て南の方に下っていくと狩猟可能で、
見た目はそのまま真っ赤なリンゴなのですが、名称が「恋のりんご」ということで、
リンゴと名前の両方で好まれるといったことがありました。
総じて、全てクラブムーン関係しか用いられなかった新採取物だったものの
後にペインフルトードのみはR11薬の「LP1400回復薬」(通称「毒薬」)の材料になっています。
- LP1400回復薬
コケモモ20 ナデシコ20 フェンネル10 マロニエ10 ペインフルトード1
クロスゲートだと、カエルネタに関してはこれくらいだったのですが、
コンチェルトゲートだと、結構な人気を勝ち得るくらいに活躍することに。
7日目・15日目・30日目
- 社長さん
7日間通っていると、クラブムーンNo.1のジャンヌに呼ばれることになり、
「クラブムーンVIP証」が手に入って、永久称号「社長さん」が手に入ります。
ケンルートのみを進めて「社長さん」の永久称号だけもらって引き上げるといった例も。
- 月の指輪
15日間通っていると、15日間記念ということで「月の指輪」が手に入りました。
最大LPが30程度伸びる指輪で、本気装備として用いる分には物足りないものの、
他に良いアクセサリーがない場合には手頃に手に入る品物といってよく、
クロスゲートの場合だとこの「月の指輪」があることによって、
LPが増加するアクセサリーが身近なものになったといった影響がありました。
- クレイゴーレム
30日間通うと「ゴーレムの作り方」という本が手に入り、
単魔魔法が手に入る「魔女の家」にいくとクレイゴーレムLv1が手に入りました。
クレイゴーレムはクレイゴーレムで実用性が低いと判断され勝ちで、
クラブムーンで4NPC同時に通っていると、どうしても余ってしまう使い魔に。
100日目
100日間通うとジャンヌに呼ばれることになり、
クラブムーンでNo.1の客になったということで、
本来ならばNo.1ホステスのジャンヌが接客にあたることになるのですが、
(プレイヤーの知らない誰かと)結婚してホステスを辞めようと思うということで、
新人ユナの育成を頼むといわれ、使い魔としてユナが手に入るとともに「ファッションマニュアル」が手に入りました。
そのときのジャンヌの台詞が次の通り。
「とうとうこのお店N.1のお客になったわね。
まぁ、私のいるお店だから当然なんだけど。
今度からあなたの席には私が着かないといけないわね。
でもね…」
「私、そろそろ結婚しようと思うの。」
「…つまり引退よ。
だから今、この店のNo.1を誰に継いでもらうか悩んでるのよ。
ケン?ユリ?セイコ?鉄虎?
みんな優秀だけど、何かがたりないわ。」
「No.1に最も必要なものは…そう、艶よ、艶!
そういう意味ではまだ荒削りだけど新人のユナに期待しているの。
わかるわよね?」
「コンパニオンに必要なものは何かを知り尽くしているあなたに、
ユナの育成を頼みたいの。私にはもうその時間が無いのよ!」
このファッションマニュアルはⅠ~Ⅳまで存在していて、
ケン、セイコ、ユリ、鉄虎それぞれからⅠ~Ⅳが別々に手に入ります。
この「ファッションマニュアルⅠ~Ⅳ」を持って、ファンブルグのエステ「サロン・ド・ビューティー」にいくと、
ユナを改造することが出来て「キューティユナ」に変化し、
Classをみるならば最大まで伸びるといったハイスペックの使い魔が手に入りました。
100日通って優秀な使い魔が手に入るクエストなのですが、
途中途中で悲劇に見舞われたプレイヤーの話もちらほら聞いていて、
例えば「黒の記憶」と「サッピフィルス」を持っていた人だと、どちらかを放り投げてしまった人がいたように、
各進行していた「名刺」を放り投げて消滅させてしまった話もしばしば出ています。
「
また、100日目にジャンヌに話すところで、
「ジャンヌに1歩空けて話すと、賞品がもらえないままクエストが終わってしまう」
といった不具合が存在していて、CG Islandの管理人さんがそれに見舞われた話が出ていました。
- クラブムーンの職業アイテム
また、ユナとファッションマニュアル、永久称号の「遊び人」のほかに、
それぞれの職業のアイテムが手に入り、職業によっては非常に効果が大きいものとなりました。
作成職だとFP消費が減少するアクセサリーの
「月の金床」「月の鑿」「月の鍋」「月のミシン」「月の調合セット」だったり、
採取職だと軍手や安全メットのように一定回数怪我を防ぐ
「月の安全メット」「月の軍手」「月のブーツ」といった消費型のアクセサリーが手に入るのですが、
鑑定、修理職人、医者、看護婦の場合だと、
「月のルーペ」「月の金鋏」「月のメス」「月の注射」が手に入り、
それぞれの専門スキルの成功率が上昇するアクセサリーであることから、
この場合だと採取職のもののように消費せずに延々と使えることから、
職業のアイテムが目当てでクラブムーンに通い続けたという人も出てきています。
尚、仙人で通っていると「桃の杖」が手に入り変身の成功率がアップするのですが、
仙人と探偵は失敗した方がウケを狙えるということもあって、
むしろ変身失敗した方が要望に適うといったことになっているため実用性は薄め。