R4テイマースキル「オールアウト」について

テイマースキルの「オールアウト」。

「自分のペットの能力を開放する」というスキルで、
「テイマー自身のLv + オールアウトGr」の分、ペットのLv・能力が高くなります。
元がLv45のペットの場合、
テイマーLv30でオールアウトGr10ならば、
ペットはLv40の能力として扱われることになり、直接的にペットの強化が施されるといった内容。

前作や新章以前の仕様だと「プレイヤーLv + Lv5」まで所持できたのですが、
Lv6以上だと所持(※厳密には使用や移動)できないためエリア別経験値システムとの相性が悪かったり、
前作のクロスゲートの話をすると、
ブリードスキルによりペットの方が経験値の入りが良いためLv6以上になりかねない状態や、
職業としてブリーダー独自の戦力アップ措置が必要だという話も出ていました。

前作の調教術師と盗賊の戦力関係

前作の調教術師と盗賊は、共にナイフ職でスキル構成が似通っています。
SBP -Symphony Blue in PochiLong- 職業 調教術師
SBP -Symphony Blue in PochiLong- 職業 盗賊
しかし、似通っているが故に、盗賊はテイム(ブリード)のスキルが伸びないことから、
いわば「テイムが使えない調教術師」といった戦力になっていました。

この辺の調教術師未満の戦力の扱いについては、
例えば「生産職は生産だけ行っていればいいので、戦闘能力が低くなるのは当然である」というように、
盗賊に関してはスキル「盗む」という専門のスキルが存在するため、戦力が低くても当然であるといった話になります。
調教術師に関しては、戦闘能力に特化した職業で、
盗賊に関しては、盗賊独自のコンテンツが存在するということで立体的なバランスを採用していました。

しかし、稼ぎでは一定以上の火力(平面的な成果)が求められるのは常であって、
盗賊もLv上げを求められる職業であることには変わりはなく、
特に火力がひたすら求められる場面になると、肩身の狭い思いがしてきます。
PUK2以降のスキルで、スキル「迅速果断」が(確か因果応報も)伸びる処置が施されることにはなるのですが、
前作だとナイフ専用のスキルが登場せずに終わった都合もあって、慢性的に戦力の伸び悩みに直面することになりました。

この「調教術師 > 盗賊」の戦力関係は、実は今作でも見え隠れしていて、
一応は魔法科三次職テイマーはブーメランスキルが非専門で、
特別科三次職ファントムに関してはナイフ・ブーメランが専門というような扱いになっており、
この専門・非専門の扱いが1つの絶対的な職業評価の差にも繋がっているのですが、
よくよく比較してみると戦力上「テイマー > ファントム」になりそうな要素がちらほら出てくるのを感じています。
職業/ファントム – コンチェルトゲート フォルテ Wiki*
職業/テイマー – コンチェルトゲート フォルテ Wiki*

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