うさぎ紳士の絵日記・新
なぜTGHが嫌われるのか?
2006年08月14日(月) No.723 (初心者向け)
一般的に、TGHは嫌われる傾向があります。
プレイヤーによっては、Tに全く振らない人もいるくらいです。
以下、具体的なデータは、PochiLongの戦闘理論や物理理論を参考にしています。
<FORTUNE☆STARさんのPochiLong>
http://fortunestar.jp/pochilong/index.html
まず、VTLとTGHそれぞれのスターテスに及ぼす影響について比較してみます。
VTL LP+8.0 FP+1.0 ATK+0.1(+0.2) DEF+0.1(+0.2) AGL+0.1 MND-0.3 RCV+0.8
TGH LP+3.0 FP+2.0 ATK+0.2(+0.3) DEF+2.0(+3.0) AGL+0.2 MND+0.2 RCV-0.1
(カッコ内は、モンスターの上昇率)
おおざっぱに比較すると、VはLPが伸びて、TはDEFが伸びます。
XGのシステムとして、クリティカルのダメージが、DEFの大きさに比例してダメージが出るという特性があります。
・クリティカルダメージ=DEF×攻撃側レベル/(防御側レベル×2)
(*通常のダメージ+クリティカルダメージで、クリティカル時の総ダメージが算出される)
通常ダメージはDEFで減少されるので、基本的にDEFはあった方がいい。
レベルも加味されるので、レベルでクリティカルダメージを抑えることも可能。
この特性により、極端にDEFが高いボスが、クリティカルにより大ダメージを受ける場面に遭遇することがあります。
オリエンテーリングのリザートテイル団戦。
対象が高DEFでLv1なのが重なり、クリティカルで大ダメージを与えることができました('-';)
他に、水の洞窟のボスに出てくるソリッドウーズというモンスターが高DEFで有名であり、クリティカルで大きなダメージを与えることができます。
これらの印象から、高DEFに悪いイメージがついているわけです(x_x;)
一時期は、DEFが最も低いであろう忍者が一番、というジョークも飛んだことがあるくらいです。
(壁モンスだと、Vの他にTも伸びた方が優秀)
DEFは240の値を過ぎると、ダメージの低下の影響が急激に低下する、とのデータがあります。
それならDEFを伸ばすよりも、LPを伸ばした方が得のようにみえてくるわけです。
生存率の信頼性で評価するなら、決定的とも言える、モンスターによる自爆ダメージ。
自爆は、敵モンスターのLP量がそのままダメージになるので、DEFやMNDを一切無視してダメージを与えてきます。
そのため、生存目的でいうなら、LPを多く確保した方が良いという結果に。
Vに振ると、RCV(戦闘中での回復量)も増加するので、その点でもVは生存目的で優位に働きます。
主にTに、意識的に振る意味としては、
・DEF240以上を確保する手段(装備品で確保できるとの指摘も)
・MNDの微量の増加(MとT以外に振るとMNDが下がる)
主にこの2点です。
魔ペット選びで言うと、Vが高いとMNDが下がってしまうので、Vが低く、MやTが高い方がMNDが上昇します。
MND上昇の観点から、魔法使い向けのBPでもあるのですが、プレイヤーキャラクターならMに振ることや、装備品によって、必要なMNDが確保できるので、Tを伸ばさなくても良い状態でした。
(一応、ボス相手にMND比でダメージ減少されたくない場合は、MNDを上げた方がいい)
新魔法スキルのサイブラストが出現すると、Tに振る意味が増えてきました。
一時期、T+の種の買い取りが多くみられた程です。
(サイブラストに関してはまだ分からないことが多い)
サイブラストは、MNDが高ければ高いほどダメージが出る設計のようなので、MNDを少しでも増やすために、Tに振る人が出てきました。
また、DEFによるダメージ減少も、サイブラストは独自のDEF計算を行っているようで、DEFが高ければ高いほど、ダメージが抑えられるようです。
サイブラスト対策でも、DEFを伸ばすことに意味が出てきました。
!countimg!