前作の箱モンスターについて

箱モンスターについて。
らぴみみ
CG Island モンスター 宝箱系
尚、クロスゲートで登場した通常の宝箱については「クロスゲートの知恵袋」さんにてまとめられています。
クロスゲートの知恵袋 宝箱

BP性能

  • ミミック V11 S26 T26 Q11 M31(Class105)
  • ラピッドミミック V9 S24 T23 Q16 M33(Class105)
  • マンイーター V12 S32 T27 Q12 M27(Class110)
  • スタートラー V15 S37 T28 Q8 M22(Class110)
  • ラーカー V13 S35 T29 Q10 M23(Class110)
  • ピュアミミック V9 S24 T29 Q11 M37(Class110)

ぱんぱら-PANDA PARADISE- リスト

VTL・TGH・MGCのステータスが伸び、VTLとQUIの数値が伸びません。
マンイーター系はSTRが伸びて物理向き、
ミミック系はMNDが伸びて魔法向きといった特徴がある中で、
箱モンスター全体としては物魔型のステータス構成をしているのですが、
物理攻撃をするためにも魔法攻撃をするためにもQUIの低さがネックになります。

STRが伸びてQUIが低いとなると、比重としては崩撃に頼る機会も多くなる一方で、
魔ペットの間でも、MNDが上位に位置するくらい上昇するといった特徴も備えており、
実はアイギスよりもデュエルで活躍できる側面があります。

  • アイギス V16 S9 T50 Q8 M37(Class120)

しぶとさとしてはアイギスの方がVTLとTGHが高いので、
BPで見るとアイギスの方が活躍できそうなのですが、
箱モンスターだとスキルスロットが9個、盾モンスターがスキルスロットが6個なので、
骨モンスターを使う感覚で箱モンスターを使うと、かなり味のある活躍を見込むことができ、
いわゆる使い手の力量によって、活躍度合いが異なってくるタイプの使い魔です。

  • カワンチャ V13 S24 T41 Q10 M22(Class110)

スキルスロット9個の箱モンスター(Metal)よりかは、
スキルスロット8個の骨モンスター(Undead)の方がデュエル上活躍しそうなので、
そういう意味では、前作の骨モンスターがどれだけ支持されていたか、
箱モンスターの比較上でも察しがつくといった内容のように思えました。

びっくり箱

ミミック・ラピッドミミック・ピュアミミックは
CG060512_001
コンチェルトゲートでも採用されているウサギタイプの見た目です。
ミミックが黄色で、ラピッドミミックが赤色で、ピュアミミックが白色でした。
image0022
どうやら耳の部分で箱を中から開けるといった特徴もある様子。

マンイーター・スタートラー・ラーカーは
image0023
目が三つあってトゲがついたサンショウウオのような見た目です。

見た目の人気としては、どうしてもミミック系の方に軍配が上がるのですが、
インパクトとしてはマンイーター系の方が動きが動きが激しく、
ミミック系の攻撃だと、舌で舐め上げて攻撃するのに対し、
マンイーター系の攻撃だと、飛び上がってのしかかって勢いよく攻撃していました。

他にも、魔法アクションだと、ミミック系はくるっと横に一回転するのに対して、
マンイーター系は、両手を縦に交互にわしゃわしゃ動かしていて、
ある種、マンイーター系は「びっくり箱」として忠実にインパクト勝負に出ていたように思えました。

  • ピュアミミック取引詐欺事件

XGBBS上で話題になった事件が存在して、ピュアミミックだといわれて取引をしたら、
実際は別のラピッドミミックだったといった事件が発生することになりました。
箱モンスターはどれも銅の鍵の箱に入っているため一見見分けがつかず、
「ピュアミミック」と手動で名づけた上で取引をすると、勘違いして偽物を掴まされることがありました。

この事件の余波もあって、例えばソロモンの小箱さんだと、
見た目が似ているワーキャットとユナとキューティユナの見分け方のページを作っていて、
>クラブムーンで入手することができる使い魔 ユナ と キューティユナ
>それと004・ワーキャットは外見や属性(地5風5)がまったく同じため、かなり間違えやすいです。
>ユナとキューティユナは種族まで同じため、ほとんど区別ができませんので、
>売買時には『箱モンス』と同じようにトラブルが起きてしまうことが予想されます。
というように、ピュアミミック取引詐欺事件を意識したつくりになっています。
ソロモンの小箱・XG豆知識 ユナ達の見分け方

ミミック・ラピッドミミック・ピュアミミックだと、
クリスタル属性で見分けることができるのですが、
こうした取引詐欺事件については治安がいいクロスゲートでも度々発生して、
例えば水龍の服の作成を依頼したらそのまま材料を持ち去られたり、
設計図の鑑定を依頼したら別の設計図にすりかえられていたといったものもあります。

ピグミーバットとRピグミーバットのように、
見た目が一緒なことの方がテンションが上がるケースもあるのですが、
取引上だと「見た目が一緒(似ている)」というものは、勘違いを誘発しやすくなるケースになったのですが、
ピュアミミック取引詐欺事件の問題に関しては、PUK2以後になるとインターフェイスそのものが変更になり解決に向かっていく話となりました。

  • 樹海でのピュアミミック

クロスゲートで最高クラスの難易度を誇るクエストの「樹海」にて、
箱を開けるとピュアミミックが出てくることがあったのですが、
> 簡単に捕まると思ったら大間違いベロ!
といったセリフの後逃げ出すといったことがありました。
このピュアミミックがどのような性質なものかイマイチ分かっておらず、
単純なお遊び程度のイベント戦ということで捕獲不可能なのか、
入場困難な場所ということで捕獲可能になっていたのかどうかよく分かっていません。

(※セリフに関してはリセリア城図書室別館さんのXGのシナリオ集「樹海」にて)

通常だとLv2まで

箱モンスターの捕獲は、基本的にランダムダンジョン内に置いてある箱を開けることによって出現します。
そのため、プロフィールカードを手に入れるまで倒し続けなければならないのですが、
全員が全員プロフィールカードに興味があるわけでもないので、
封印術師としてはプレイヤーから箱モンスターのカードを買い取って登録するのが通例です。
その中で、ミミック系やマンイーター系のカードは2k~5kくらいで売買されていたものの
ピュアミミックだけは例外で、かなり高額で取引されることになり、
PUK1から参入した経験だと、相場としては200k~300kの大金で取引されていた記憶があって、
自分が参入する前だと、更に高額で取引されていただろうなといった検討はついています。

通常だと、箱モンスターはLv2までしか出てこず、
通常のダンジョンだと「ゴブリンハウス」の宝箱からが最低Lvとなりました。
そのため、ミミック・ラピッドミミック・ピュアミミックの改造に関しては、
他のモンスターだと通例Lv1を使用するものの、箱モンスターはLv不問の処置が施されていました。

  • Lv1箱モンスター

一方で、期間限定の黄金系のダンジョンだとLv1箱が出てくることになりました。
黄金1黄金2
ファンブルグタイムス上でも「ただし、ミミック系は封印できる」といった説明書きが加えられているので、
むしろ、箱モンスターの捕獲目的の場所として開放されていた側面もあるくらいです。

逆に、Lv70後半くらいの敵モンスターが頭打ちだった時代が長く続き、
Lv70代を突破した野生の高Lvモンスターはというと、
黄金系で出てくる野性箱モンスターが、捕獲可能で最も高Lvだったといった時期もありました。

ピュアミミックの捕獲の難しさ

ピュアミミックの捕獲の難しさについて説明すると、
箱からの出現なので、まず遭遇するのが難しいということもあるのですが、
戦闘中だと、ピュアミミックが呪術を使ってきて妨害してきたり、
Escapeを図るので、HPを削る作業中に逃げ出してしまったということもありえます。

実をいうとピュアミミックの捕獲の難しさについては、
ピュアミミックの動きそれ自体以外にも絡んでくる話で、
例えばPTでピュアミミックに遭遇し、このときに備えて
「プロフィールカードを登録」「Metalの封印カードを常備」「ペット欄を空けている」
というような条件を揃えて捕獲作業に乗り出そうとするとします。

しかし、捕獲すると戦利品をドロップをしなくなるため、
「捕獲作業は封印術士のみに利益が出る」という発想の元だと、
それなれば公平を期して、ピュアミミックを倒してカードドロップを狙った方がいいということなります。
これに、例えば盗賊の場合でも
「盗むのスキルは、戦闘後のドロップを先食いしたものかもしれない」
という可能性の元で活動すると、ピュアミミックが登場しても、
PT行動中は盗むのスキルを使わせないといった発想に至ることになります。

この辺の事情に関してはなかなか難しいものがあって、
PTで捕獲作業に乗り出すときはご祝儀を振りまくといったことや、
捕獲作業は出来るだけ1人で乗り出すようにするといった影響を与えることになりました。

出現場所

どれも箱から出現する使い魔です。
実際に使ってみると使い心地の良かった使い魔なのですが、
黄金系の期間限定ダンジョンが開放されると一斉に捕獲に乗り出すため、
ピュアミミック以外は値崩れを起こして取引にならないといったこともありました。

  • ミミック・ラピッドミミック・ピュアミミック

ミミックラピッドミミックピュアミミック
ピュアミミックの場合、捕獲の難易度の高さと
「Rガジェット」への改造目的ということで、価値がうなぎのぼりに上昇することになりました。
Rガジェットの設計図は期間限定な上に入手困難なので、
改造目的のピュアミミックでの需要は下火にはなっていくものの、
ピュアミミックはピュアミミックで優秀で、見た目も真っ白なことから、
たとえ設計図が手に入らないにしても、ピュアミミックそれ自体に価値が出ています。
また、Rガジェットの設計図は期間限定で復活したこともあって、
ピュアミミックそれ自体の価値はずっと高いままでいることになりました。

ラピッドミミックも、「Rギミック」に改造できるものの、
改造モンスターとしては飛びぬけた性能ではないので、
Rギミックに関しては看板モンスターと割り切って揃えていた人もいました。
ソロモンの小箱・XG使い魔育成記録 ラピッドミミック

ミミックは、ピュアミミックやラピッドミミックのように改造できなかった箱モンスターで
後に「シュレディンガー」へ改造できるようになるものの、
PUK3の「片割れ卵」から設計図が出現するので、かなりの後発での評価となります
ソロモンの小箱・XG使い魔育成記録 ピュアミミック

  • マンイーター・スタートラー・ラーカー

マンイータースタートラーラーカー
マンーター系はSTRが伸びる種類ではあるのですが、
物理性能で判断すると、他にもSTRが高く成長率が高い種類もいて、
QUIが低いということで物理攻撃の当たりづらさで嫌気されることなります。
箱モンスターは、期間限定のダンジョンで溢れることになり、
それならばマンイーター系よりも、見た目がかわいいミミック系に需要がよることになり、
マンイーター系はLv1でも売れ残ってしまうといったことが目立つことになりました。
色としては、マンイーターが赤、スタートラーが青、ラーカーが緑で、
箱の中の中身については、ソロモンの小箱さんのMetalの項目で確認できます。
ソロモンの小箱・XG使い魔データ Metal

スタートラーはゴールドアタックを、
マンイーターはエナジードレイン(経験値ダメージ)を、
ラーカーは装備破壊をしてきて、私も黄金系のダンジョンを潜っているときに
装備破壊を受けて属性クリスタルを破壊されたことがあるので、籠もっている人に大きな打撃を与えることも。

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前作のベラドンナ系統について

前作のベラドンナ系統について。
beraAmandlaikAらふれしあalauneA
CG Island モンスター マンドレイク系統

BP構成

  • ベラドンナ V26 S11 T16 Q16 M36(Class105)
  • マンドレイク V25 S13 T14 Q15 M38(Class105)
  • ラフレシア V27 S12 T12 Q19 M35(Class105)
  • アルラウネ V22 S17 T11 Q14 M41(Class105)

ぱんぱら-PANDA PARADISE- リスト

主にMGCが伸び、VTLもそこそこ伸びるといったステータスで、
他のSTR、TGH、QUIは低めといったBP構成になっています。
魔ペットの基本としては「VTLが低く、TGHとMGCが高い」使い魔が選ばれるものの、
ベラドンナ系統の場合だと、MND上昇の阻害要因となるVTLが伸びることと、
あと全体的に成長率が低く、速度としても鈍足に位置するため使いづらく映りました。

ベラドンナ系統に抱く戦力的なイメージをまとめてみると、
・MNDがあまり伸びなさそう
・成長率があまり良くないので弱そう
・行動順が遅くて使えなさそう
というようなものになって、あまり戦闘で出している人も少ない使い魔で、
特にベラドンナとマンドレイクの場合だと、どちらも周辺で見かけるタイプなので、
使っていてもあまり特別な感じがしないといったことも響いているように思えます。

  • 「優秀な魔ペット」と「成長率」の評価の違い

実際にベラドンナ(野生)とラフレシアを使ったことがあるのですが、
どちらもそこそこのLPを稼いでくれる割には、MNDが伸びてくれるので
MGC振りによって魔法ダメージは申し分なく発揮してくれるタイプでした。
STRとQUIが低めであることは、微小ながらもMND上昇の阻害要因が外れることになるので、
大きなMND上昇阻害要因のVTLがそこそこ伸びても、
魔法ダメージ源となるMNDが確保できるといった構成です。
QUIに関しては正直シビアな面は拭えないのですが、
FPドライブを見越すとしてもなるべくQUIが高い個体を選ぶと活躍しやすくなります。

全体的な成長率としては低いのは事実で、この辺は「ノッカーとRノッカー」の関係と同じく、
魔法性能としては大差は出ないものの、総合力としてRノッカーが望まれます。
そのため、ベラドンナの場合だと種族が異なるのですが、
「VTL(HP)とMNDを確保した成長率の高い使い魔」として、PUK1にキノコ系の使い魔が登場しました。

  • ポルカファンガス V37 S12 T12 Q17 M37(Class115)
  • ブルーミーニス V38 S15 T13 Q15 M34(Class115)
  • フライアガリック V35 S10 T15 Q14 M41(Class115)
  • スターマッシュ V40 S13 T10 Q13 M39(Class115)

魔法性能それ自体はベラドンナ系の方が上でスキルスロットが9個なものの、
スキルスロット7個のきのこ系統はベラドンナよりしぶとさを獲得し、
未改造に関わらずデュエルで重宝されるような使い魔となっています。

ベラドンナの印象

前作のベラドンナがどんなイメージだったのか、一言で説明するのは難しいのですが
大雑把にいうと「大人しめの小人」といったところでしょうか。
mandlaikAらふれしあ
マンドレイクとラフレシア「つり目」
beraAalauneA
ベラドンナとアウラウネは、通常の丸い目といった分類。

草モンスターではあるものの、動きとしては人間そのもので、
歩くモーションはスタスタといった表現が似合い、
走るモーションはトテテテといった表現が似合います。

サイズとしては小さいので「子ども」のような印象は覚え、
ベラドンナの攻撃モーションだと、自身が纏っている葉っぱをスクリュー状に回転させて攻撃し、
マンドレイクの攻撃モーションだと、頭にあるツボミを放り投げて攻撃、
アルラウネの攻撃モーションだと、自身が纏ってる葉っぱを伸ばして鞭のようにしなって攻撃しました。

魔法アクションは頭のツボミを開かせて、中の花が見え隠れするのですが、
CG050504_000
ラフレシアの場合だと食虫植物状になっていて、
クロスゲートの作りこみはかなり芸が細かかったといった証明にもなっています。
CG030917_002
また「頭の部分がとれる」といった設定に関しては、
コンチェルトゲートの「めぐりの森」にて活かされることになり、
「フレシアの実」としてクエストアイテムを収集することになりました。
モンスターの印象付け

  • イラタイマテー

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クロスゲートのペットショップにて、看板娘化したベラドンナがいて、
話しかけると「イラタイマテー」と話しかけてきて、非常にお馴染みな使い魔となりました。
そのため、クロスゲートの場合だと、ベラドンナ系統の距離は非常に近かったのですが、
コンチェルトゲートの方は、人気が高騰することになり、上手く高級感を演出できた使い魔となる様子。
CG040707_002
こちらがグリーディングカードの画像。

シャリシャリ様

セレーネ大陸のアルバネスから西に進むと、雪山を登頂することができ、
ランダムダンジョンを抜けると山頂である「セレーネ凍土帯」に到達するのですが、
そのときのセレーネ凍土帯をうろついていると、
ランダムエンカウントで「アイスアウラウネ」と遭遇することがありました。
CG031018_001
CG Island クエスト 雪山
「アイスアルラウネ:大切ナ凍土ヲ・・・荒・ラ・サ・ナ・イ・デ!」と襲い掛かってくるのですが、
フローズンウーズが「チャチャチャ」でメガザル回復をし、
フローズンウーズがいなくなると、アイスアウラウネが自爆をしてきます。
アイスアウラウネのLPが3800~4200ということで、
全快状態で自爆をされると、5人5匹で380~420のダメージで戦闘終了に。

私はまともに倒したことはないのですが、アイスアウラウネを倒すと
「アイスアウラウネの涙」(フィールドのみエンカウント減少)
もしくは「薄氷の指輪」が手に入ったという話があるのですが、
自爆前に倒さないといけないので、倒すにはそれなりの準備が必要。
CG040721_001
むしろ、コチラ側の数を削られた上で、アイスアウラウネに自爆されて離陸した経験があります。

プレイヤーからはこのアイスアウラウネのことを「シャリシャリ様」と呼ばれることになっています。
実際にシャリシャリいってるのはフローズンウーズの方だろうなとは思うものの、
雪山登頂で、雪山のロッジに向かうときはシャリシャリ様と遭遇しないことを祈りつつ出現ゾーンを通ることになりました。

  • 氷の封印

過去のファンブルグタイムスで、
氷の封印
「永久凍土」の実装告知が行われたことがあります。
この記事内の「奈落の底」は深淵のことで、要は「黒の記憶」や「白の記憶」取りのことです。
CG Island クエスト 記憶
ここでアイスアウラウネが入り口を護っているのですが、
「氷の封印 = フリアボロス」撃破が入場条件で、
クエストクリアには、サッピフィルスが必要になります。

サッピフィルスは深淵を潜らないと手に入らないので、
「黒の記憶」取りが、サッピフィルスの入手場所と同エリアなので一括でクリアできるのに対し、
「白の記憶」取りが、サッピフィルス入手後、雪山と永久凍土を進まなければならないので、
どうしても「白の記憶」取りに関しては2度手間になってしまい、
さらには記憶入手後の「黒の意志」「白の意志」は、それぞれ選択性なので、
どちらの意思のルートを進むにしても「黒の記憶」獲得で済んでしまうことから
わざわざ「白の記憶」をとりに行く必要性もありません。
CG051201_003
そのため、永久凍土に関しては、宝箱から設計図が期間限定で出てくると、
他に人が訪れない場所のトレハンポイントとしての役割を担うといった具合になりました。

百年草

PUK1のメインクエストにて、ベラドンナ姿の「百年草」が登場しました。
CG Island クエスト ドラゴンセイバー
座長のアルカスから、「火山に棲む悪いドラゴン」を倒してくるように頼まれ、
そのドラゴンは、歴史的にエルヴァニア国に敵対したことのあるドラゴンで、
薬草を手に入れるのに邪魔なことと、火山の噴火の原因になっていると言われます。

「アッサムの紹介状」を手にすると、ヴェネチアス火山へ入場することができるようになり、
山頂へ進むと、今度は「誰かが火口へ落とされたのをみた」という話と、
落とされたときについたであろう「ちぎれた服」が見つかりました。
「ちぎれた服」をとろうとすると、プレイヤー達も火口に落ちることになり、
そのまま落下ダメージを負いつつも火山の最下層へむかうと、
「沈黙のノーリ」というドラゴンと、「薬剤師セメレー」と遭遇します。

「薬剤師セメレー」に話を聞くと、座長アルカスは「沈黙のノーリ」に対して、
アルカディア帝国の最後の希望の場所とされているノスフェラトスにむかう名目で、
集めた帝国の子孫に化けて「ノーリの鱗」を頂いていたのですが、
実際には、鱗が高く売れるということで鱗を剥ぎ取っていただけでした。
薬剤師セメレーも帝国アルカディアの子孫の1人で、
ノーリも騙されていたことを知って座長アルカスに襲い掛かったのですが、
逆にノーリは座長アルカスから毒の呪いを受けることになってしまいました。

そこで「薬剤師セメレー」から、火山の頂上に生えている「百年草」と、
座長アルカスから奪われた「古代のすりばち」を使って、ノーリを助けてやりたいと頼まれ、
百年草と古代のすりばちを手に入れることになります。
CG070331_006
火山の頂上にいくと「百年草」のLv1と、「百年草?」のLv70が登場し、
薬草となる百年草をドロップするためには、百年草Lv1を倒して自力入手しなければなりません。
しかも1人1個必要になるので、PTでいくと既に所持している人にドロップする可能性もあることから、
百年草が出てきた場合、ある程度百年草?を削った後、
既に手にした人は逃げ出してドロップを絞るといったことが行われることになりました。

(※台詞については、リセリア城図書室別館さんのXGシナリオ集の「沈黙の竜(ドラゴンセイバー)」にて)

ベラドンナの血

特殊素材の「ベラドンナの血」は、ベラドンナを倒すとたまに出てくるのですが、
他にもクエストから手に入る機会があって、ちょっとした臨時収入になりました。
しかし、PUK3のランクアップ4実装までだと、使い道が服のみしかりません。

  • R7特殊服「ブラッドコート」 … コットン20 セレーネ糸10 べラドンナの血1
  • R10特殊服「ソウルシャウト」 … 絹20 カシミア15 ベラドンナの血1 審眼1 魔族のクリスタル4

R7特殊服「ブラッドコート」は「POI+8 STN+8」の特殊効果がつきます。
DEFとしてはR7通常服のポーンフォームに劣るので、
毒や石化対策以外でつける意味はあまりありません。
R10特殊服「ソウルシャウト」は、気孔弾のFP消費量が減少し、HIT+2がつく服です。

「ベラドンナの血」はあまり入手率は高くない素材だったものの、
消費先も限られるということから、消費が追いつかず供給の方が上回っており、
当時としては1k~3kくらいで取引されていたものとなります。

しかしランクアップ4のクエストが実装されると、R11装備にベラドンナの血が用いられることに。

  • R11避け帽子「ベスハット」 … クイニ40 マロニエ40 セレーネ糸16 マンドレイクの表皮2 ベラドンナの血1
  • R11LP鎧「ダレスアーマー」 … アルマイト5 ミスリル銀10 ダマスクス鉱4 オリハルコン8 ベラドンナの血2
  • R11避けローブ「シンパトーレ」 … シングロール20 トネリコ20 アルパネススリード10 ベラドンナの血2 マンドレイクの表皮2

R11帽子の「ベスハット」は、「SLP+20 ITX+20 AMN+20」の状態異常抵抗のほかに、
「AVD+11」の効果によって、従来のR10特殊帽子の「ダウメイの帽子」のAVD+2の基本性能から
大きく回避能力が増大することになった帽子です。
R11鎧の「ダレスアーマー」は、LP上昇量が+100以上の特殊効果がつく特殊な鎧でした。
赤糸威鎧の場合だとHITが上昇するので、ダレスアーマーは防御よりの性能。
R11ローブの「シンパトーレ」は、低DEFなものの「RCV+11 AVD+11」の能力が付与され、
ローブの場合だと回避装備が皆無だったところから、AVD+11という高い回避能力を備えることに。

どれも高性能な装備で、一度に2個使うこともあったことから、
逆にベラドンナの血の供給量が追いつかなくなり、ベラドンナの血の価格は高騰することになりました。
ローブ屋でシンパトーレを作っていた身からすると、1個5kくらいで買取を出していました。

マンドレイクの表皮

特殊素材の「マンドレイクの表皮」は、マンドレイクを倒すとたまに出てきます。
しかし、マンドレイクはジェノーバ周辺で出てきて、
ジェノーバ周辺はスキル上げの場所として有名な場所だったことから、
ジェノーバ周辺で「マンドレイクの表皮」が捨てられている場面もしばしば見られています。

消費先としても限られていて、R7鎧とR10帽子の2つのみで使用。

  • R7特殊鎧「ゴールデンプレート」 … 純銀10 金10 白金10 ミスリル鋼10 マンドレイクの表皮1
  • R10特殊帽子「ダウメイの帽子」 … マロニエ20 絹5 カシミア5 マンドレイクの表皮5 ドット家の布2

「ゴールデンプレート」は、MND+50上昇する重装備で、R10魔杖に匹敵する上昇量なのですが、
そもそもゴールデンプレートを活かせる職業が存在しなかったといった経緯があり、
PUK3のランクアップ4で兵士が装備できるようにはなったものの、肝心のMNDの方が伸びずに苦戦を強いられました。
「ダウメイの帽子」は、AVD+2が付与するので杖職向けの本気装備として用いられたことがあります。
他にリジェの消費量が減少する効果があったものの、リジェを使いこなす人が限られるといった難点も。

マンドレイクの表皮は、PUK3でのランクアップ4で消費が増えることにはなりました。
しかし、マンドレイクの表皮の使い道は増えたものの、マンドレイクの表皮の場合は消費が追いつかなかったようで、
多少は買取が増えることにはなったのですが、買い取り価格についてはあまり上昇しなかった記憶があります。

  • R11ブーメラン「イェソド」 … レグネシウム7 シングロール40 ヒノキ40 トネリコ40 マンドレイクの表皮2
  • R11避け帽子「ベスハット」 … クイニ40 マロニエ40 セレーネ糸16 マンドレイクの表皮2 ベラドンナの血1
  • R11避けローブ「シンパトーレ」 … シングロール20 トネリコ20 アルパネススリード10 ベラドンナの血2 マンドレイクの表皮2

「イェソド」は、MNDが20以上上昇し、FPは200以上増えるといったブーメランで、
MND上昇を見る限りブーメラン職で魔法ダメージを出しやすい環境を整えるものだとは思うのですが、
こちらもADMが伸びないといた悩みに陥ることになり、どちらかというと
物理スキルをたくさん使えるようにFPが伸びるという方の恩恵が強くなっています。

出現場所

  • ベラドンナ

ベラドンナ
ベラドンナと遭遇しそうな箇所は、ウィルノア方面でのフィールドで、ベノムビーと一緒に出てきました。
ベラドンナのLv1の出現範囲は広く、捕獲時間も15~45分に1匹ということで難しい部類ではありません。
そのためベラドンナはあまり貴重な存在だといった感覚は薄く、BP性能も低くてあまり評価されることはありませんでした。

ソロモンの小箱・XG使い魔育成記録 ベラドンナ

  • マンドレイク

マンドレイク
マンドレイクは、ジェノーバ周辺で遭遇し、ジェノーバの回復場所に近いことから、
マンドレイクとレッドゴブリンは非常に馴染みのある存在になりました。
ソロモンの小箱・XG使い魔育成記録 マンドレイク
ジェノーバ周辺のスキル上げの場所はあまり楽な場所とは評価できず、
レッドゴブリンの攻撃や、マンドレイクの魔法攻撃が厳しく感じられます。
回復から近い場所と考えると、Lv上げの場所にも使えそうなのですが、
ジェノーバへ入場するセレーネ海底洞窟の入場条件が基本Lv25以上なので、
到着の目安としては既に経験値がおいしそうなLvになっている頃での到着です。
Lv40代くらいになってからやっと余裕をもってスキル上げに専念できるものの、
スキル経験値が入る上限としてはLv53までなので、慣れたころには卒業も近づいてくるといった場所でした。

  • ラフレシア

ラフレシア
ラフレシアは、リバイブガーデンのクエストでの登場。
前作の「リバイブガーデン」について
性能としては、ベラドンナ系統で一番QUIが伸びる存在で、
「鈍足のイメージ」や「見慣れた存在といったイメージ」を払拭するような存在です。
やはり「成長率が低そうといったイメージ」に関しては払拭しづらく、
性能面で評価しようと考えると、需要を喚起することが難しく感じられます。
モンスターの鉢に関しては、人手が必要なこともあり、
入手としては時期を集中させなければならないので、
市場で流すとすると、売れなくなってきたころが供給停止のサインでした。
ソロモンの小箱・XG使い魔育成記録 ラフレシア その1
ソロモンの小箱・XG使い魔育成記録 ラフレシア その2
一応は魔ペットの性能として実用レベルで、物珍しさでいうとそれなりに儲けることが出来た使い魔です。
ラフレシアはクエストで手に入るような分類になりそうなのですが、
Lv1の捕獲はプロフィールカードを登録した封印術士が必要なので、
この辺はまさに封印術士の見せ場となるようなシーンになりました。

  • アルラウネ

アルラウネ
アウラウネは、クエスト「開くもの」の参道途中で出てくる使い魔です。
参道の場合だとレッドアイの猛威のエピソードの方が有名なのですが、
アルラウネはアルラウネで、モーションがユニークだということで人気になっていて、
攻撃モーションが鞭のようにしならせて攻撃し、ピシンパシンといった効果音がついています。
そのため「アルラウネはほしい」といった人も多かったのですが、参道では野生しか見つからず、
Lv1登場になったのが、ランクアップ4クエスト途中のホワイトノア途中での出現です。
マンドレイク系統で最もMNDが伸びそうなタイプだっただけに、登場の遅さが悔やまれる存在でした。

カテゴリー: 前作のモンスター紹介 | 前作のベラドンナ系統について はコメントを受け付けていません

前作の「リバイブガーデン」について

前作のベラドンナ系統のまとめについて書いていると、
「リバイブガーデン」の項目が非常に長くなったので、
今回「リバイブガーデン」専門の記事を書いてみることにしました。

尚、コンチェルトゲートの兼ね合いだと、課金アイテムの「ヤリナオシの種」や、
シルトのクエスト「楽園の袂へ」で手に入る「植木鉢」の原型となるクエストです。
クエスト/楽園の袂へ – コンチェルトゲート Wiki*

リバイブガーデンのクエスト概要

アケルファから南に進むと、木々に囲まれた場所に「リバイブガーデン」と呼ばれる場所がありました。
CG Island クエスト リバイブガーデン
リバイブガーデンには2つのルートが存在し、
1つのルートが「ヤリナオシの種」収穫のルートで、ボス戦が1つ(シシガシラ)だけです。
もう1つのルートが「ラフレシアLv1」遭遇のルートで、ボス戦が2つ(シシガシラ+無限刀のエッジ)あります。

リバイブガーデンは、絶滅に瀕した植物を守る施設で、
最近プラントを荒らしている犯人を調査してほしいと頼まれ、
夜になるとバンディット姿の「ヤマモモ山賊団」が登場しました。
シシガシラ
「新緑の山道」を通ってヤマモモ山賊団の隠れ家にいき、
リーダーのシシガシラを倒し、傷の手当てをすると、
リバイブガーデンで働いているシキミからの依頼書が手に入り、
このことをシキミに話すと、依頼書を公開するのかの選択肢が出てきます。

公開ルート(やりなおしの種ルート)

もし公開するルート(Yes)を選び、依頼主にシキミがシシガシラに依頼して荒らしていたと報告すると、
その話を聞いた依頼主はそれでもシキミを素直に疑うことが出来ず、
リバイブガーデンのスポンサーであるルオ商会のムールムールが
今回の事件で何か関係しているのではないかと心配されることになります。

その後、夜のリバイブガーデンにて、ルオ商会のムールムールから、
後始末をするためにヤマモモ山賊団とプレイヤーを始末するという話を盗み聞くことになり、
再びヤマモモ山賊団の隠れ家にいくと、既にリバイブガーデンが雇っていた用心棒に殲滅されていて、
その形見の品(形見の種)を持ってリバイブガーデンに戻ると、
リバイブガーデンの人間は、ルオ商会と話し合いをつけることになりました。

そのとき話はまとまらず、ルオ商会のムールムールはその場で用心棒に始末を命令するものの、
>「…ムールムールさんここは引きましょう。ここで彼らを殺すのは簡単だが、
> 弱いくせに植物のために熱くなってる彼らを見てたらテンション上がりませんわ。」
ということでムールムールの命令を拒否することになり、今回の件はルオ商会が引き上げる形での幕引きとなりました。

今回の報酬として、形見の種を入れた植木鉢である「リーフポット」が手に入り、
これに24時間後毎に「虫ツカーズ」「水に栄養」「土に栄養」といったアイテムを2度使っていると、
ランダムで「ヤリナオシの種」が複数手に入れることができました。
後に「虫ツカーズ」→「虫ツカーズ」が一番種を収穫できるということで、
パターン判明後は「虫ツカーズ」→「虫ツカーズ」で固定されることになっています。

  • ヤリナオシの種

ヤリナオシの種は、最初はランダムダンジョン内の宝箱から出現しました。
例えば「ヤリナオシの種」の「VTL+ STR-」の効果の種が出た場合、
種1個につきBPが1ポイントだけステータスが増減することになります。
そのため大規模なBPステータスの変化をしようとすると大量に種が必要になるものの、
宝箱からたまにしか出てこず、また望んだ種が手に入るとは限りません。
そのため、宝箱からしか出なかった当初はかなりの高額で取引されいたのですが、
リバイブガーデンで収穫できるようになると、ヤリナオシの種の供給先が確保されることになり、
クエストとしては、ボス戦でシシガシラに勝利すればいいので、
ソロでも高Lvならリバイブガーデンのヤリナオシの種ルートをクリアして、
ヤリナオシの種を売買して資金を稼いでいたという人も実際に出ています。
シイガシラ戦解説
コツとしては先にシシガシラを倒すと取り巻きが逃げ出すので、
先にいかにLP1900~2200を削ってシシガシラを倒すかがポイントになる戦闘です。

そのときの自己作成の相場表がコチラ。
やり直しの種相場表
人気となる種の条件として、まずは物理職と魔法職で大別すると、
物理職の場合、STRとVTLとQUIを増加したく、TGHとMGCを減らしたく感じ、
魔法職の場合、VTLとQUIとMGCを増加したく、STRとTGHを減らしたく感じます。

そのため、その需要に沿ってヤリナオシの種の需要が決まっていくのですが、
物理職だとSTR、魔法職だとMGCに多く振っているケースが多く、
準じてVTLやQUIを増加するヤリナオシの種が値上がりしていたといった背景があります。
やはりTGH増加だと人気がなく、TGH減少の種は高い人気を誇っているので、
この辺からしても、TGHというステータスがいかに嫌われていたか示す証拠にもなっていました。

非公開ルート(モンスターの鉢ルート)

もし公開しないルート(No)を選ぶと、シキミ自身から今回の事件について事情を話されることになりました。
シキミはリバイブガーデンの資金捻出のためにルオ商会に絶滅危惧種の植物を横流しをしていたところ、
今度は「育種に成功し増え始めた植物を荒らせ!」と命令されることになり、
「命令を聞かないと、シュシュ(リバイブガーデン)の人間が怪我をする事になる。」と脅されることになって、
やむなくヤヤモモ山賊団に依頼して植物を荒らしていたとのこと。
その後、シキミは1人でルオ商会の人間と話をつけようとしているところへ、
プレイヤーキャラが通りかかると、ルオ商会のムールムールから、
「高価な木を増やして価値を下げることは間違っている」と難癖をつけられて用心棒とボス戦へ。
CG050422_000
用心棒は「無限刀のエッジ」で、無限刀の由来としては剣モンスターを召還する姿ことにあり、
ある程度戦力を整えないと用心棒である「無限刀のエッジ」に勝利する事が出来ず、
無限刀のエッジ戦解説
CG Islandさんの攻略情報だとLv60以上あれば余裕で倒せるといった話が出ています。

勝利するとシキミから「モンスターの種」が入ったリーフポットが手に入ります。
栄養次第では「ベラドンナLv1」といったお馴染みのLv1が出てくることがあるものの、
「土に栄養」→「水に栄養」の手順で育てると、
CG050409_001
ラフレシアLv1が登場することになり、これでしかラフレシアが出てこないことから、
全パターンが判明すると「土に栄養」→「水に栄養」で育てることが確定することになりました。

そのためラフレシアLv1ゲットが目的になるものの、
プロフィールカードに関しては別途獲得しなければならないので、
ラフレシアの鉢を量産しては戦闘ドロップで狙ったり、盗むのスキルで狙ってみたりと、
捕獲までの過程に、まずラフレシアを倒し続けなければなりません。
(※宝箱から出てくるランダムのプロフィールカードにて、
かなりの低確率でラフレシアのカードが手に入ることもあったとのこと)

クエストとしては特殊なので報酬もあることから、それなりに人気が出る条件を備えているものの、
リバイブガーデンのクエストのフラグは、「朝・昼・夕」限定や、「夜」限定といったことを頻繁に行き来し、
ゲーム内時間に沿って動くので、仲間内で条件を合わせるのが難しく感じられるクエストです。
そのため、かえって時間を作りやすいソロの方がやりやすいということにもなって、
高Lvならば1人で出来るヤリナオシの種ルートと比べると通いづらく感じられます。
報酬に関しても、プロフィールカード取りからとなるのが負担となることから、
籠もり続けるほど魅力が感じられないということもあって、モンスター鉢のルートの方はそれほど人気が出ることはなかった様子。

(※リバイブガーデンの台詞に関してはリセリア城図書室別館さんのXGのシナリオ集「リバイブガーデン」にて)

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前作の蜘蛛モンスターについて

前作の蜘蛛モンスターについて。
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CG Island モンスター クモ系

BP構成

  • ファーンウィドー V26 S15 T18 Q23 M23(Class105)
  • モノアイ V24 S16 T17 Q20 M28(Class105)
  • アラクノイド V22 S22 T16 Q25 M20(Class105)
  • タランチュラ V25 S28 T15 Q19 M18(Class105)
  • Rモノアイ V28 S20 T21 Q24 M32(Class125)
  • モノアイRR V32 S7 T7 Q29 M50(Class125)

ぱんぱら-PANDA PARADISE- リスト

平均的なBP構成をしていて、STRやTGHがあまり伸びないステータス構成。
VTLやMGCが伸びると考えると魔ペット向けなのかとも思わせるのですが、
この場合だと、戦闘向けのBP構成というよりは、
敵対時での「ヤラレ役」のBP構成となっていると判断するのが正しいように思えます。

もし使うとするならばSTR振りかMGC振りといったところなのですが、
MGC振りの場合だと思うようにMNDが伸びないので魔ペットとして芽が出づらく、
スキルスロットは豊富なので思い入れがあるならば、
多彩に活動させることによって平凡さをカバーするといった内容になります。

一番の問題は、見た目で蜘蛛が気に入るという人がどれだけいるのかという話に。

存在理由

クロスゲートは、敵対するモンスターを捕獲して使い魔として使用できるゲームです。
しかし、蜘蛛モンスターに関しては、世の中には蜘蛛好きな人もいるとは思うのですが、
一般受けするとは言い難く、大多数のプレイヤーが好き好んで使い魔にしたいと思うような存在ではありません。

  • 「益虫と害虫」の概念

クロスゲートのInsect種族を列挙してみると、
サソリ系、蜂系、カマキリ系、蜘蛛系、クワガタ・カブトム系、ブーツ系が該当します。
このうち、蜂・蜘蛛に関しては実際の人間社会に害を及ぼすこともあるものの、
蜂・カマキリ・蜘蛛に関しては自然界の虫の大量発生を抑えてくれるという利益を果たしてくれます。
特に蜂に関しては健康食品として蜂蜜の恩恵を肖っているところからしても、
Insect種は人間社会に対して「益虫・害虫」の両側面を備えていて、
敵となり味方となる使い魔システムに沿っていると判断されたからのように思えます。

そのため敵モンスター(蜘蛛)と戦うことに比較的に違和感は感じないのですが、
とはいえ、プレイヤーに不快に思わせる存在はゲームとして好ましい状況とはいえず、
PUK2になるとかわいいヒヨコと戦うようになったり、
そもそもシェレジェンの理想とするヒンメルキントの世界だと、
Insectの新種が登場しなかったりしたので、プレイヤーの反応を見つつ方向性の修正が施されるようになった様子。

クモモンスターはRPGだとド定番の存在ではあるのですが、
元は味方の使い魔として作成されていなかったといった視点で踏まえると、
設立時期としては、ドラゴンクエストを意識する前の更にずっと前、
つまりは、バンドレロ系統と同じく使い魔システム構築前に出来上がっていた存在の可能性も。

審眼

「ホーンの大風穴」にてモノアイが登場し、モノアイを倒すと
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「審眼」というクエストアイテムを落としました。

このクエストアイテムは、フォルケン(反射スキル取り)のクエストで必要になり、
石碑を読むために審眼を使うか、鑑定士に石碑を解読させるかといった話となります。
CG Island クエスト フォルケン
フォルケンのクエストは、高LvPTならば問題になりづらいものの、
基本的には反射スキルがほしいとなると低Lvのキャラで参加する機会も多いため、
生産職である鑑定士が同行するとなると、戦力的に厳しくなりかねないことから、
審眼を手に入れてクリアに訪れるというのが一般的な流れとなります。

滅びた村にて「審眼」の説明があり、
>大風穴に棲んでるモノアイの目玉は真実を見抜く力があるってゆわれてるんだ
>まあ昔からそう信じられてるだけだけどな
「真実を見抜く力がある」といった設定が施されていて、
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混沌・自由・動を尊ぶ「黒龍」側、秩序・法・静を尊ぶ「白龍」側
このどちらかを選ぶかの基点となる重要なアイテムでもありました。
前作の「記憶・意志・龍城」のクエストの流れ
(※審眼の説明はリセリア城図書室別館さんのクロスゲートのシナリオ集「滅びた村」にて)
当時、深淵の底で「審眼」がキーアイテムになることはノーヒントで、
壁を調べるとメッセージが出るということで何が必要なのだろうと
XGBBS上で情報が寄せ集められ、プレイヤーが一緒になって総当り的な謎解きを行うことになりました。

また審眼はクエストアイテムであるものの、装備品の材料として用いられることあって、
Lvが低かったり戦闘向けのBP構成になっていなかったりしていると、
1人で審眼をとりにいけないといった悩みに陥ることもありました。

  • R7特殊ナイフ「スクーニーダガー」 … ミスリル鋼10 アカマツ20 ホオノキ20 綿端10 審眼1
  • R10特殊服「ソウルシャウト」 … 絹20 カシミア15 ベラドンナの血1 審眼1 魔族のクリスタル4
  • R8特殊ローブ「ケイオスガード」 … ミスリル銀10 コットン5 絹5 ジェノーバスリード5 審眼1
  • R10特殊ローブ「ダークシュライン」 … オリハルコン5 綿端10 アルパネッサ15 魔族のクリスタル5 審眼1

「スクーニーダガー」は、HITが+15も伸びるかわりにAVDが-15のペナルティがあるナイフ。
HIT+はプレイヤーに好まれる性能ではあったのですが、
R7水龍のナイフがHIT+25とCRI+3でデメリットがなかったのでやや影が薄くなり勝ちに。
「ソウルシャウト」は、気功弾の消費が1割低下する特殊効果があるので、
元は挌闘士向けの服なのですが、HIT+2の効果がつくことから挌闘士以外でも本気服として用いられることも。
「ケイオスガード」は、「POI+4 SLP+4 STN+4 ITX+4 CNF+4 AMN+4」というように状態異常耐性がつくローブです。
そのためボス戦向けに購入していく人も多かったのですが、状態異常耐性がどの程度機能するかハッキリしません。
「ダークシュライン」は、ヒールの消費が25%低下する装備品で、
ヒーリス・ヒーリアを主力するクレリックだと恩恵は薄いものの、
非専門でヒールを使っている杖職への恩恵が強いといった品物でした。

出現場所

  • ファーンウィドー

ファーンウィドー
蜘蛛モンスターはそれほど印象があるというわけでもないのですが、
牛鬼の洞窟で出てくるので、そちらで馴染みがあるということになりそう。
ソロモンの小箱・XG使い魔育成記録 ファーンウィドー
無効スキル取りのオカシラのクエストで、牢獄いれられるときに、
戦闘をして「重い足かせ」のDurを削っていくのですが、
通常だとLv5~10のファーンウイドーの攻撃をガードして削っていくといった展開になります。
しかしデュエルによって耐久度が削れていくので、たいていはデュエルで耐久度を減らしていって、
ファーンウィドーの攻撃を受け止めて耐久度を削るといった手法はあまり用いられていませんでした。

  • モノアイ

モノアイ
モノアイは「ホーン大風穴」のみに登場。
Rモノアイの設計図が早い時期から手に入りやすかった都合から、
モノアイをそのまま使うという話を聞いたことがなく、
そのためモノアイの話については、審眼ネタか、Rモノアイ・モノアイRRに限られることになります。
審眼ネタについては色々とついてまわるものがあって、
お土産で販売されているようなリアルな目玉さながらということでキショイキショイといわれ、
審眼が必要ないのに手に入ると気持ち悪がってすぐに捨てたといった話も日常茶飯事です。
そういう意味では、蜘蛛モンスターはすっかり気持ち悪いポジションの担当になっていました。

  • アラクノイド

アラクノイド
アラクノイドは、就職クエストの「試練の洞窟」の4~5層で出てくるので
初見としてはそちらでお目見えになりそうなのですが、
オズナグが道を塞いでいるハーバル東洞窟で、スライムと団体で出てくることから、
どちらかというとそちらで遭遇する機会が多くなっているので、そちらの印象が強そう。
尚、緑クモのファーンウィドーとアラクノイドは「星降る丘」にも出現するのですが、
この処置に関しては、オバケ屋敷感覚で「きゃー、クモこわーい><」的な配置?

  • タランチュラ

タランチュラ
タランチュラは、あまり遭遇する機会が少なく、
初見で遭遇しそうなのが、見習い限定クエストの「ぴかぴかハート」のクエストとなります。
タランチュラは「迷いの穴」にて登場し、
迷いの穴
「迷いの穴」についてはファンブルグタイムスでも実装が紹介された場所でした。
CG Island クエスト 迷いの穴
タランチュラはLv1が長らく存在しなかった使い魔としても有名で、
登場する箇所がランダムダンジョン内に限られていたことから、
ソロモンの小箱さんへの育成データもLv5野生からのものが提供されていました。
ソロモンの小箱・XG使い魔育成記録 タランチュラ
ぱんぱら-PANDA PARADISE-さんのデータによると、PUK3のシェラウェッソの塔65階にてLv1が登場したとのこと。

RモノアイとモノアイRR

Rモノアイの設計図は第2期設計図として登場し、常時売り出されることになりました。

  • Rモノアイ V28 S20 T21 Q24 M32(Class125) スキルスロット9

性能としては、平均的なBP構成をしていて、STRはやや低めでMGCが伸びます。
スキルスロットも9個あるということで、
STR振りをするならば、物理スキルをダメージ源として
MGC振りをするならば、魔法スキルをダメージ源として、
それぞれ補助的な攻撃スキルを盛り込んで多方面な立ち回りを演じることができます。
しかし、どちらもダメージ源としては中途半端になり勝ちで、
あまり改造モンスターを使っているという実感を得づらい使い魔になりました。
ソロモンの小箱・XG使い魔育成記録 Rモノアイ
倒れづらい魔ペットとして考えるとデュエル向きではあるのですが、
種族はInsectなのでHumanに弱いことから、種族的にしぶとさを実感しづらく、
攻撃力もHuman相手で更に低下してしまうことから、正直デュエル用ともいいづらい性能です。

対して、モノアイRR設計図は、第3期設計図で期間限定として登場。

  • モノアイRR V32 S7 T7 Q29 M50(Class125) スキルスロット9

モノアイRRのBP構成は、プレイヤーが杖職で行われるBP構成と非常に似通っていて、
それ故に理想的な魔ペット(杖職)のBP構成をしていると評価することが出来できます。
ソロモンの小箱・XG使い魔育成記録 モノアイRR その1
ソロモンの小箱・XG使い魔育成記録 モノアイRR その2
スキルスロットも9個もあり、風穴に有利な水属性も備えているということもあって、
「魔ペットとして最強候補に挙がる」といっても差し支えのない性能です。

しかし、幾ら強くても蜘蛛モンスター特有の見た目の問題があるので、
強いと分かっていても見た目で断念され勝ちな使い魔であることには変わりなく、
Insectという種族がHuman(プレイヤーキャラ)に弱いということもある上に、
モノアイRR設計図が期間限定で、5枚必要で配布期間中でも手に入りづらかったことから、
実際に見かけるということがどうしても少ない使い魔になりました。

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前作のバンドレロ系統について

前作のバンドレロ系統について。
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CG Island モンスター バンドレロ系

BP構成

  • バンドレロ V23 S28 T21 Q31 M12(Class115)
  • バンディッド V28 S27 T24 Q26 M10(Class115)
  • パイレイト V19 S31 T23 Q28 M14(Class115)
  • クラッシャー V27 S26 T30 Q24 M8(Class115)
  • Rバンドレロ V25 S30 T23 Q33 M14(Class125)

バンドレロ系統は、プレイヤーが捕獲することが出来ない使い魔です。
そもそも使い魔といっていいのかどうか難しい存在で、
プロフィールカードを登録して捕獲条件を満たしていても捕獲することができず、
プロフィールカードに×印のついた使い魔でした。

  • 人身売買批判対策

バンドレロ系統を捕獲できない処置の解釈については
「バンドレロ系統は人間なので、人間を使い魔として捕まえることができない」
といった観念がプレイヤー間で形作られていくことになりました。
バンロレロ系統が捕獲できて問題になりそうなケースを実際に挙げると、
使い魔の売買で「人間そのものを売買していると人身売買しているように見える」
といった観念を実際に構築されていくことになったということです。
(※一方で、デュエルで封印カードを投げて、無理ではあるもののプレイヤーを捕獲してみるといったネタも存在します)

  • 倫理観への配慮

しかしこれについては、ほぼ有名無実といった観念となっていて、
例えば、クロスゲートの使い魔で「ユナ」という使い魔がいたのですが、
あちらも着ぐるみを着た人間という設定であるにも関わらず通常通り売買されていたり、
この「売買」するという性質も、「雇用」「育成」関係に置き換えてしまえばクリアされてしまう問題です。
そのため、Rバンドレロに関しては、直接封印するということは避けて、
使い魔の改造によって作るといった特殊な措置がとられたよう様子。

この面倒くささがあるためか、コンチェルトゲートの段階だとバンドレロ系統が登場するがなく、
「質より量ズラ」のリザードテイル団の役所はすっかりゴブリン系統に置換されることになっていたり、
クロスゲート中でも、PUK1時点ではヤマモモ山賊団も出てきてはいたのですが、
前作の「リバイブガーデン」について
盗賊の設定としてはオーク系統が担ったりするようになったりと、
徐々にその役割が他の使い魔にとって替わられるといった状況になり、
また、このことがきっかけかどうかは不明なのですが、
クロスゲートの「プレイヤー種族のHuman = 使い魔のHuman」種族関係から、
コンチェルトゲートの「プレイヤー種族のHuman ≠ ペットのDemiHuman」種族関係への変更が加えられることに。

オカシラ

  • ティナの「オカシラ」

クロスゲートだと「オカシラ」と呼ばれる登場人物が存在し、
まず、巫術の無効スキルであるインヴァルス、インヴァルトのスキル取りで登場しています。
オカシラ
CG Island クエスト オカシラ(無効スキル取り)
オカシラはティナの村で出現するボスモンスターで、
朝昼は通常の人間の姿なのですが、夜になると海賊(パイレイト)姿になるといった場所です。

夜になると海賊になる現象については
>ここの海賊たちゃ本物じゃないのさ。
>大昔の海賊たちの魂だけが、
>夜になると村人にとりついて悪さをするんだ。
ということで、悪霊が悪さをしてとりついているといった設定。

クエストの進行の為に一度捕らえられることになるのですが、
そのとき手に入る「重い足かせ」のアクセサリーを装備して、
耐久度をDur1~4といったように壊れかけの状態にして門番に話すと、
門番を気絶させて進行することができるようになるといった内容です。
その後「魚くさいバンダナ」を装備し、ワープ床マップを進みながら、
ブラウンシュマイツからゴーリキ酒へ、ゴーリキ酒から急ぎの伝言メモを手に入れると、
オカシラの元に到達することができ、オカシラと戦闘になります。
CG050906_007
このオカシラなのですが、実装時期によっては当時最強のボスだったということもあって、
適正Lvとしては50くらいを見繕って挑戦するような相手です。
おかしら戦
しかしスキルが販売されている都合上、早い段階にスキルを揃えたいと思うと、
Lv25くらいから獲得に乗り出すといったケースも珍しくもなく、
戦力が整わないうちは戦力バランスの良い難敵として扱われたこともありました。

  • 勲7等の「オカシラ」

このオカシラについては、後のPUK1のクエストで登場することになります。
7等オカシラ
CG Island クエスト エルヴァ7等
PUK1のクエストだと、エルヴァ側とラン側の2つのルートに別れ、
確か難易度が低く道順が短く済むという理由で、エルヴァ7等の方が好まれていた記憶があり、
アルカディア古銭が手に入る「銭袋」の獲得のためにクエストを多く周回する人も出てきました。

・エルヴァ7等のストーリー
エルヴァニア国とラン国は敵対している国なのですが、
エルヴァニアの王女シリーンと、ランの皇子(兄)であるトキヨリとの縁談話に、
シリーンは、ランの皇子(弟)ナカトキと結ばれたいという気持ちで、
王室から抜け出していたところ、海賊に襲われることになり、
牢獄から逃れるために「人魚の涙」を使って人魚になってしまったという話。

人魚から人間に戻るために「月待花」から手に入る「月の雫」を手に入れ、
とある湖畔で「ナカトキの琵琶」を演奏すると、シリーンが出てきて人間に戻ることができました。
シリーンは王室に戻ってこないものの、国宝である「人魚の涙」を帰してきてほしいと頼まれ、
国宝をもってかえったきた功績によって、エルヴァ勲7等が手に入るといった顛末になります。

・ラン7等のストーリー
ランの皇子であるナカトキはランの王女のシリーンを海賊から助けようとしたところ、
見事に返り討ちにあってしまい大怪我を負って浜辺に打ち上げられ、
カンナベラの住人から看病を受けているところを、
ナカトキを捜索してほしいと頼まれたプレイヤーに発見されることになります。
ナカトキからシリーンを助け出しほしいと頼まれることになり、
海賊のアジトに訪れ、海賊デッチやオカシラを倒すと、
シリーンが牢獄から逃れるために人魚になっていて、その先はエルヴァ側と一緒なのですが、
クエストの終了時に、最初の依頼主のゲッシンからラン勲7等が手に入るといった顛末になりました。
CG051224_001
勲7等で登場するオカシラ達は、ティナの町で夜になって出没していたオカシラ達で、
元はランの人間であることと、ファーレンの近くで嵐にあって船が一度沈んだ話も出ています。
ティナで出てくるオカシラ達の設定だと夜のみの出現だったのですが、
「ときどき変な人がやってきて、海賊たちに何かふりかけているの」
「それにね、あのね、昼間もいなくならないの!」といった説明があり、
オカシラ達以外の何者かの関与している話を聞く事ができます。

(※ストーリーについては、リセリア城図書室別館さんのXGシナリオ集の「オカシラ」「エルヴァ勲七等」「ラン勲七等」にて)

リザードテイル団

雪原であるアルバネス方面を東の方に進むと「トカゲの巣」があって、
見た目がクラッシャーの相手がズラズラと出てきて、
名称としては「リザードテイル団」と名乗っていました。
CG031228_001
CG Island クエスト リザードテイル団
リセリア城の兵士からクエストを受けて、
「トカゲの巣」の最下層である11階に降りるとボス戦になります。
ボス戦中10匹のリザードテイル団が登場し、その中の1体がボスモンスターなのですが、
リザードテイル団
4ターン目以降逃げ出すことから、その中に含まれていたはずのボスが逃げ出してしまい、
もしそのまま逃げ出された場合は、ボスを倒したことにならないといった癖のあるクエストでした。

「リザードテイル団」からして「トカゲの尻尾きり」を連想させるネーミングだったり、
「質より量ズラ」といった名言に関しても、他にはない特徴を備えることにはなったのですが、
クロスゲートをプレイしていた人で、一度も「トカゲの巣」行ったことがない
といった人が多そうなくらいに影の薄いクエストにもなっています。
というのも、「トカゲの巣」道中は数が出てくるので一見稼ぎに使えそうなものの、
Lv34~39にしては硬く火力も高めだったので、同じLv帯である雪山の方で稼ぐ方が定番化していて、
報酬も「感謝状」(NPC売却で600G)くらいだったので、苦労に見合わないクエストと判断されていました。

クロスゲートの場合だと、コンチェルトゲートのように「クリアの証」は存在せず、
クエストの難易度に見合った報酬を求められることになり、
景品として使い魔を用意せざるをえなかったといった背景がここにも出ています。

  • ファンブルグタイムス上のリザードテイル団

このリザードテイル団は運営・開発に気に入られた存在だったようで、
7月36日の建国記念日には、ゲームマスターが操るリザートテイル団が登場した話が出ていました。
リザートテイル団2リザートテイル団1
また建国記念日のオリエンテーリング戦でもリザードテイル団が登場し、
DEFが異常な程高く、まともに物理攻撃が通らないというような存在だったのですが、
クリティカルの算出ダメージが「DEF × 攻撃側レベル/(防御側レベル×2)」
ということでDEFが高ければ高いほどダメージが出ることから、
CG050728_010
この通り、クリティカルで「44034」というようなダメージが出るといったイベント戦になっています。
DEFが高いほかにも、このときのリザードテイル団は9体がLv1なので、
防御側レベルが全く機能していなかったということもあるのですが、
リザードテイル団が物理反射を使ってきたり、1体だけLv100の固体がいたりと、
クリティカルのシステムの紹介の場所にもなっていてます。

余談として、R8御用達鎧の「フィールドプレート+」が異常に高いDEF量になるバグが存在していて、
物理ダメージがほぼ通らない状態だったのですが、
クリティカルになると上記のように大ダメージが出ていたといった話を聴いています。
何かと批判されがちなDEFの仕様なのですが、このDEF依存のクリティカル算出ダメージに関しては、
1つのチェック機能にもなっているということでシステムとして優れていると評価されることもあったようです。

バンドレロ系統のレア盗品

バンドレロ系統のレア盗品は、XGBBS上でも紹介されるくらい有名な品物でした。
「山賊ターバン」はバンドレロ、バンディッド、クラッシャーから、
「海賊ターバン」はパイレイトから入手することが出来ます。
Seis-flor Data 盗品一覧 Human
イリーガルマリーの「コンチェルトゲートフォルテ マスターシーフへの道」 クロスゲート盗品リスト
どちらもパッとした性能ではなかったのですが、
「山賊ターバン」を装備すると、装備している間だけ「山賊」の称号が、
「海賊ターバン」を装備すると、装備している間だけ「海賊」の称号が身につきます。
そのため、この称号ほしさ(というより物珍しさ)によって、
もしレア盗品が手に入り市場に流すとすると5kくらいの金額で売却することができました。

  • (※ただし忍者は参加できない)

この「山賊ターバン」にしろ「海賊ターバン」にしろ、分類としては帽子で、
忍者だと防具を装備できないため、PUK3が登場する前までは、
山賊ターバンや海賊ターバンをまともに装備できないといった事態になっています。

忍者が防具を装備できずクエスト報酬が機能しない問題が大きく露呈することになったのは、
PUK2のキュステで行われていたクイズ問題で、
CG040609_035CG040609_038
この問題に「大事な言葉は逆さまで考える」というヒントを元にして答えると、
帽子が手に入り、帽子を装備した状態であだなのモンなどに話すと「青銅の脳細胞」の称号が手に入ります。
しかし、帽子を装備するといった条件が含まれているので、忍者だと装備できず称号が手に入りません。

(※答え・解説はコチラのサイトで記載されています。→ファンブルグ探偵事務所

ある意味、PUK3のランクアップ4にてR1防具が装備できるようになったのは、
このように忍者が不必要に省かれてしまっているといった事情も絡んでいたように思えます。

出現場所

  • バンドレロ

バンドレロ
バンドレロは、ファンブルグ周辺で出てくる野盗です。
捕獲も出来ないので倒す他ないのですが、R3プロフィールカードを落とすので、
鑑定してNPC売却すると210Gの収入が入るのでお得感があります。
また、フィールドのランダムダンジョンを探し出す「ペンデュラム」も落とすことがあり、
クロスゲートだとペンデュラムがまともに機能していなかったことから、
そのままNPCに売却して200Gの収入にしたりと、臨時収入が狙える相手でもありました。

  • バンディット

バンディット
バンディットが登場する場所としては、主にキリ方面やガルーナ方面となります。
それほど脅威ではないのですが、ガルーナ地方では数が出てくることと、
ゴールドアタック
「ゴールドアタック」をしてくることで有名。
確か、一撃で100~200Gくらい削られる攻撃だったと思うのですが、
バンディットが出てくる場所を通ったり長居する場合は
銀行にGoldを預けてくるというのが1つのセオリーになるものの、
戦力がある場合だとそれほど脅威にはならないので、
盗賊就職クエストとは異なり、当たって運が悪かった程度でまだ済まされるものです。
逆に、生産系のランクアップⅡクエストの熟練クエストで通ることもあるので、
そのときに戦力が足りずバンディトのゴールドアタックを食らいまくったというケースが問題に。

  • パイレイト

パイレイト
パイレイトと遭遇する機会としては、
ガルーナ方面でバンディットと一緒で初めてみたという人が多そう。
意外と見た目がカッコいいということもあってか、NPCとして登場する機会が結構ありました。

  • クラッシャー

クラッシャー
クラッシャーの登場する機会としては、「リザードテイル団」としてか、
ダークスワン(もしくは記憶取りのための深淵)途中の「怪しい坑道」のみで、
同じくつるはしを持ったディグゴブリンと一緒に出てきます。
意外と見た目がユニークということもあってか、GMキャラとして登場する機会がありました。

Rバンドレロの評価

Rバンドレロは、第1期の期間限定の設計図で登場した使い魔です。
改造をする場合、本来は「改造する素体のLv1」+「対応した設計図」
この2つの条件を満たす必要があるのですが、
バンドレロの場合だとプロフィールカードに×印がついていて捕獲することが出来ません。
そのためRバンドレロを作成する際には、対応の設計図を集めるほかに、
バンドレロ、バンディット、パイレイト、クラッシャーの4枚のプロフィールカードが必要になりました。

  • Rバンドレロ V25 S30 T23 Q33 M14(Class125) スキルスロット7

性能としては、物理向きなBP構成で使いやすく感じられます。
ソロモンの小箱・XG使い魔育成記録 Rバンドレロ その1
ソロモンの小箱・XG使い魔育成記録 Rバンドレロ その2
Rバンドレロは優秀であることは間違いないのですが
Rリザードマンのように最上級の使い魔と比べると物足りなく感じるのも事実です。
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Rバンドレロに関しては非常に高い価格がつけられることになった使い魔としても有名で、
値段の高騰の原因としては、期間限定の設計図からの登場ということもあったのですが、
いわゆる「人身売買批判」によって、Rバンドレロはもう登場することはないだろうと見られ、
レア度が高まったと判断されることなり、それが価格として添加されることになったといった背景があります。
記憶としてはあいまいなのですが、確か7Mとかそれ以上の値がついていたはず。

そのため、期間限定で宝箱からRバンドレロの設計図が登場することになると、
レア度が一気に下がってくることになり、開催される毎に値下がりが顕著となった設計図でもありました。

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