前作のヒドラ系統について

前作のヒドラ系統について。
hidraAmizutiAaspAオロチ

BP構成

  • ヒドラ V42 S42 T27 Q7 M7(Class125)
  • ミズチ V40 S44 T25 Q8 M8(Class125)
  • アスプ V38 S45 T30 Q6 M6(Class125)
  • オロチ V46 S46 T23 Q5 M5(Class125)

VTLとSTRが非常に伸び、準じてTGHが伸びるといったBP構成で、
極端にQUIとMGCが伸びないところをみると、壁にむいた使い魔といえます。
スキルスロットは6だとはいえ、Class125といった点を評価すると、
優秀な使い魔のようにもみえなくはないのですが、
実際に手に入れることができたヒドラの評価としては、
「バジリスクの性能以下」といった評価でした。
・ヒドラ V42 S42 T27 Q7 M7(Class125) SS6
・バジリスク V36 S38 T34 Q11 M6(Class125) SS7

  • 活かしきれない性能

なかなか「バジリスクの性能以下」の定義は無茶振りなものがあって、
実際にクロスゲートのバジリスクというのがどういう使い魔なのかというと、
Classが改造ペット並みなのに関わらず通常の使い魔として登場し、
捕獲難易度としても、Dropの性能吟味が可能な使い魔です。
また、物理・壁・魔法の使い分けのうち、
究極的に必須という扱いになるタイプとしては「壁ペット」であって、
バジリスクはその壁ペットの定番の使い魔でした。
つまりは、クロスゲートで最強の使い魔を1つ挙げるとするならば、
性能面・捕獲しやすさ・使い道を考えて「バジリスク」が候補に挙がり、
そのような最高の使い魔を引き合いに出しての比較だということです。

あとはヒドラの場合だと、VS型ということで、
このジャンルだとRゾンビを頂点とするジャンルで、
かつ、VS型だとどうしても使いづらい印象があると評価されたジャンルでした。
・ヒドラ V42 S42 T27 Q7 M7(Class125) SS6
・ゾンビ V41 S36 T16 Q16 M16(Class125) SS9

さらにはQUIが低すぎるので攻撃があたりづらく感じ、
主体としてはカウンターや崩撃がメインとなるのですが、
カウンターだと狙われるとも限らない上に、連携で無効化され勝ちなスキルなので、
BP配分からしても使いづらさを感じさせる内容だったのが
「バジリスクの性能以下」といった評価の意味合いの中に含まれています。

海神

ヒドラ系統のイメージとしては、主に海神様の印象が強くなっています。
066
CG Island クエスト 海神
クエスト内容としては、まずナンチャラ山にむかい、
ランダムエンカウントする「紙出」(ハーピー)を倒すことによって、
「勾玉」を10個集め、その10個の勾玉を海神の元に持っていくと
勾玉を渡す選択肢と、勾玉を渡さない選択肢が表れました。

勾玉を渡す選択肢を選んだ場合、Metal属性に変化する「勾玉の指輪」と、
作成系の職業の場合だとそれぞれの「海神レシピ」が手に入りました。
一方で、勾玉を渡さない選択肢を選ぶと海神と戦闘へ。
勝利すると「海神レシピ」に必要な材料や、レア装備が手に入ることがありました。

  • 海神戦

CG061006_003
海神戦でもっとも厄介なのが、海神のリジェ使用です。
海神の場合だと、残りLPで使用スキルが異なってくるといった特徴があります。

>LPが20000~10000の時は虚襲慄心・聖なる盾・コンフィアを、
>10000~5000の時は加えて召喚・フロスティア・ブロウア・アースクエイクを、
>5000~0の時でさらに加えてリジェを使用します。

その中で、リジェの使用が最も驚異的で、
1行動で2900前後回復するといったトンデモ回復を見せ付けられ
1ターンにつき2行動することから、毎ターン5800ほど回復するといった事態に陥りました。
そのため海神戦で勝利するためには、いかにリジェを使わせないかが鍵となります。

そこで採られた戦術が「フォースカット」で、
虚襲慄心でMPを削ってリジェを使わせなくするといったものです。
海神戦の募集の場合だと、1キャラにつき勾玉を10個(5人PTだと5戦)確保することと、
高Rの虚襲慄心もちのペットを用意していることが参加条件になっています。
また、PUK3になりライド戦闘でペットのスキルが使用可能になり、
ライドしているペットに虚襲慄心を習得させ、1ターン2虚襲慄心でガンガンFPを削れるようになりました。

(※ちなみに勲1等のアルカディア戦の場合、リジェ使用で大量に回復するのですが、
 フォースカットでデスを使ってくるようになるため、
 リジェの大量回復量の中でそれ以上にダメージを与え続けるといった展開になります)

モンスターハンティング

PUK3にモンスターハンティングというクエストが追加されることになり、
1体~16体いるボスを倒すと「遺留品」が手に入ります。
それをNPCに渡すと、それぞれランダムで景品が貰えるクエストがあって、
その景品で手に入る使い魔としては最高で4種類あって、
「トロッティ」「ティターン」「サップマイン」と、そして「ヒドラ」が手に入りました。
hidraA
そのためモンスターハンティングで「ヒドラ」を狙っての16体狩りが流行したのですが、
舞台となるイグニス台地がかなり広大なマップとなっている上に、
ある「遺留品」を先頭が持っていることが条件で、あるボスモンスーが出てくるようになったり、
逆に、ある「遺留品」を先頭が持っていると、あるボスモンスターが出てこなくなったりといった要素があって、
最初のそれぞれのボス探しは難航を極めることになり、プレイヤー同士の報告によって徐々に導き出されていきました。

  • パルヴァライザー

モンスターハンティングで、ヒドラたちが出てくる「パルヴァライザー」戦がありました。
CG060123_007
>16.パルヴァライザー
>パルヴァライザーか。
>パルヴァライザー(粉砕者)の名の通り、
>あらゆる物を粉砕すると言われる。
>ヒドラの改造種らしい。
モンスターハンティング大会-その2: のんびりたいくう
No.16なので設定上だと最強のような扱いではあったのですが、
事実上No.15の「湿り気小隊」の方が難易度が高く、
パルヴァライザー戦だとボス前残しが通用したので、
落ち着いて戦うと組しやすいボス戦でした。

強化兵ハイドラ

PUK3の「極秘練兵場」にて、白の練兵場を抜けると、
「強化兵ハイドラ」というオロチ姿のボスモンスターがいました。
CG Island クエスト 極秘練兵場
倒すと「ヘッドキャノン」というネタクラウンがPTに2つ手に入ります。
CG050403_006
強化兵ハイドラは、プーカを召還してくることとと、LPが「7700~8300」というポイントがあって、
プーカの召還に関しては、画面が埋まるほど召還してくる上に、
プーカが混乱の呪術を使ってくるので、召還されるプーカを撃破しつつ倒すか、
LPが「7700~8300」程度だということで、速攻で強化兵ハイドラを倒すつもりで挑むかの2択になるのですが、
私達が挑戦した場合だと、召還されるプーカを範囲攻撃で撃破しつつ倒す方を採用していました。

出現場所

  • ヒドラ、ミズチ、アスプ、オロチ

ヒドラ系統は、PUK1メインストーリー「ノースバウンド」の呪われし者の洞窟にてエンカウントします。
水タイプの呪われし者の洞窟だとミズチが、
火タイプの呪われし者の洞窟だとアスプが、
地タイプの呪われし者の洞窟だとヒドラが出てきました。
CG Island クエスト ノースバウンド
PUK1の段階でのオロチに関しての記録はおぼろげなのですが、
確かPUK1メインストーリー「解き放つ者」の、深海にてエンカウントしたような。

後にランクアップ4クエストの準生産系ルートにて、ヒドラ系統が登場。
・第一層 シャドウ(Lv42) トゥーンシェイド(Lv42)
・第二層 シェイド(Lv42) デコイ(Lv42)
・第三層 ヒドラ(Lv42) ミズチ(Lv42)
・第四層 アスプ(Lv42) オロチ(Lv42)
ランクアップ4 – CGT付録
ヒドラ系統のプロフィールカードについては、ここでの入手となりました。

カテゴリー: 前作のモンスター紹介 | 前作のヒドラ系統について はコメントを受け付けていません

前作の死神系統について

前作の死神系統について。
グリムリーパーアンクウカルヌーン
リッチの画像は、自分で撮影した画像やCG Islandさんの記録になく、
ぱんぱらさんやソロモンの小箱さんにてリッチの画像を確認することができます。
ぱんぱら-PANDA PARADISE- 種別 死神系
ソロモンの小箱・XG使い魔データ Undead

BP構成

  • グリムリーパー V23 S35 T18 Q17 M32(Class125)
  • リッチ V17 S37 T22 Q12 M37(Class125)
  • アンクウ V19 S42 T20 Q15 M29(Class125)
  • カルヌーン V25 S40 T12 Q21 M27(Class125)

ぱんぱら-PANDA PARADISE- リスト
STRとMGCが伸びるSM型のBP構成。
QUIに関しては物理ペットとしてみるとそれほど早くはないのですが、
魔法は必中だということで物魔型の使い魔として割り切って使うか、
鈍足~中速の使い魔として使えなくはないと判断するか微妙なラインにいるので、
QUIクラスがどれだけ伸びるかが死神の使い道を分けそうなポイントでもあります。
特にカルヌーンあたりは中速物理として使えそうなのですが、
プレイヤーの手に入ったのはグリムリーパーとアンクウのみとなっています。
ソロモンの小箱・XG使い魔育成記録 アンクウ その1
ソロモンの小箱・XG使い魔育成記録 アンクウ その2
ソロモンの小箱・XG使い魔育成記録 グリムリーパー
STRはアンクウの方が上なものの、QUIはグリムリーパーの方が上なので、
個人的にはグリムリーパーの方が使いやすいように見えます。

スキルスロットは6のみといった欠点はあるものの、
Classが最高125でUndead属性なので、性能面としては非常に優秀な使い魔です。
見た目も気に入ってといったこともあると思うのですが、
デュエルで使っている人も実際に見かけることもありました。

ラン勲8~1等の景品ペット

死神の入手方法については、PUK1の最難関の勲等クエストにて手に入りました。
勲等クエストだと、エルヴァ側とラン側に分かれていて、、
ラン側は難易度が高めに設定してあると評価されることがあります。
さらにはエルヴァ側だと7等で古銭集めで有名だったので、
ラン側の方で最終的に死神が手に入ることへの処置自体は妥当なライン。
CG040603_001
こちらが、当時最も早いと思われる死神の公開。
勲1等クエストは、主に7つの罪書取りに苦戦していたので、
それらが揃うとエルヴァ側ラン側の両側が同時期に手に入ることになったようです。

  • ボス型のUndead

この死神タイプのイメージとしては、ゴージャスなアンデッドといったもので、
攻撃アクションで鎌を浮かせて縦回転に攻撃するモーションがあったことを考えると、
性質として魔法寄りな存在のように感じ、同時にどこか脆さも感じる存在です。
062
立っているだけで威圧感やら恐怖感を放つような存在感なのですが、
記憶としてはおぼろげなものの、倒れるアクションや魔法アクションだと
顔のシャレコウベがカタカタ鳴っていたので、どこかコミカルな要素もありました。
skeltonA
ひょっとすると骨関係ではスケルトンの方がホラー要素が強く感じるのですが、
死神とスケルトンを比べると、スケルトンの存在がますます薄くなるのは仕方のないところでしょうか。
meijigoA
PUK3で登場したメイジゴーストと比べると、
メイジゴーストが「ぴょんぴょんするところが良かった」との評価を頂いていて、
あちらと比較すると、死神の場合では「静かに漂う」といったUndead像の差が出ています。
ghostA
スケルトンと同じく、無印のゴーストも存在負けしてくことになり、
1つの大きな象徴としては「鎌を持っているかどうか」といった外観上の差が出てきていて、
コンチェルトゲートだと、鎌をもったケルタトル系統へと変遷していくことになりました。

ホワイトノア稼ぎ

PUK3にてランクアップ4のクエストが追加されることになり、
「戦闘系」「準戦闘系」「生産系」「準生産系」の4ルートに分かれました。
そのほかに、各層毎に出てくる敵モンスターが異なり、
戦闘系のルートだとこのような敵モンスターが出てきました。

・第一層 リッチ(Lv95) グリムリーパー(Lv95)
・第二層 カルヌーン(Lv95) アンクウ(Lv95)
・第三層 サンフィッシャー(Lv95) ユニコーン(Lv95)
・第四層 ペガサス(Lv95) キリン(Lv95)
ランクアップ4 – CGT付録

基本的に敵モンスターが1~4体くらい出てくるのですが、
死神の場合だと、上記のBP通り攻撃力は高いものの、速攻で倒すことができる存在で、
馬の場合だと、Beastなので種族優劣上倒しやすい存在です。
そのため、ホワイトノア内だと2人PTを組めることから、
2人PTで稼ぐといったことができるようになりました。

本来は馬ポイントの方が楽そうなのですが、
他の「準戦闘系」「生産系」「準生産系」の同行が必要不可欠になるため、
奥のポイントに関してはクエストクリア目的や、稼ぎ場というよりはプロフィールカード獲得目的で訪れ、
最もアクセスしやすい死神(リッチ・グリムリーパー)ゾーンで稼ぐのが通例となりました。
(※準戦闘系でも同じことができ、リビングトラップとブランクスモッグ相手にLv上げも可能)

しかし、死神の攻撃力が高い上に、プレイヤーキャラだと
Humanで種族優劣上負けているので、稼ぎ場としてキツく感じられる場所です。
そこでUndead対策を施して戦うことが望ましく、
Fly属性に変化する「ランの指輪」をつけて種族優劣上の防御力を上げたり
ライド生産によってPlant武器・防具をつけて挑むと対応が楽になるといった特徴もあります。
特に防具の場合だと、低RでもUndeadの場合効果が大きくなるといった特徴があるので、
スキルスロットが余る職業(採取職)あたりで、低Rライド生産でPlant装備を作り出すといった荒業も。

出現場所

  • グリムリーパー、アンクウ

グリムリーパーとアンクウは、PUK1メインストーリーの「黒の宮殿」にて登場しました。
CG070225_053
あまり積極的に戦わずに逃げ進行で進んだ相手なので、
「黒の宮殿」で出会った死神に対しては逃げ回ったといった記憶以外は薄くなっています。

逃げ進行で進まなければならない理由としては、
召還を使ってくるということで倒して進むのが困難なことと、
あとはクエスト内容・道順がどうみても長すぎる(トータルで3時間以上かかる)ので、
戦って進むと負担が多すぎるということで逃げ進行で進むことがデフォルトになっています。
またクロスゲートの事情として、アイテム欄・銀行欄の制限が非常に厳しく、
エンカウント相手で薬を消費するといったことをあまりしたくなかった背景も存在しています。

  • リッチ、カルヌーン

リッチやカルヌーンは、ホワイトノア内で登場。
リッチは「戦闘系」ルートの第1層にて登場し、カルヌーンは第2層目にて登場しました。
CG060909_003
BP配分をみると、リッチは鈍魔タイプであるものの一番MNDが伸びる死神で、
カルヌーンが物理型のタイプの使い魔ということで非常に優秀だったことから、
見た目の兼ね合いもあって欲しいと思う人は多かっただろうなとは感じる使い魔です。

カテゴリー: 前作のモンスター紹介 | 前作の死神系統について はコメントを受け付けていません

前作の馬モンスターについて

前作の馬モンスターについて。
sunfisherAyunicornApegasasAキリン
右にいく(サンフィッシャー→ユニコーン、ペガサス→キリン)ほど、
画像サイズが大きくなっているのですが、馬モンスターだとキリンは大型サイズだったので、
サンフィッシャー=ユニコーン=ペガサス<キリンのサイズ差だと思います。

BP構成

  • サンフィッシャー V27 S21 T15 Q30 M27(Class120)
  • ユニコーン V17 S25 T13 Q28 M37(Class120)
  • ペガサス V22 S22 T12 Q32 M32(Class120)
  • キリン V19 S27 T10 Q34 M30(Class120)

ぱんぱら-PANDA PARADISE- リスト

主にMGCやQUIが伸びて、準してSTRやVTLが伸びるといった構成。
MGCが伸びる点を評価すると魔ペット向きのBP構成に見えるので、
馬の中だと魔ペットとしてはユニコーンが一番優秀に見えます。

ペガサスあたりだと、STRがほどほどに伸びるという点を評価して、
STR振りで物理型、MGC振りで物魔型といった道も選択できなくはありません。
実際にペガサスをMGC振りで育てた体験をもとに話すと、
活躍としてはあまりパッとせず、スキルスロットも6個までな上に、
ジャバーのスキルでSS1つ圧迫していたといった経緯もあります。

キリンの場合だとSTRが一番伸びるので、物理ペットとして使うのが素直な使い方です。
サンフィッシャーだと、物理型の性能でアクティブに使いづらい配分なのですが、
馬モンスターだとサンフィッシャーだけプレイヤーに手に入りませんでした。

Class120なので優秀といえば優秀な方なのですが、
SS6でClass120だとまだまだ通常の使い魔の性能の範囲内なので、
もう少し何か特別な要素はつけてほしいとは感じる性能です。

最難関クエストの景品ペット

馬モンスは、最難関のPUK1クエストであるエルヴァ勲8~1等のクエストをクリアすると、
入手することができる使い魔で、「ペガサス」か「ユニコーン」がランダムで手に入りました。

また、最難関のPUK3クエストであるホテップ(護るもの)クエストをクリアすると、
「偏方多面体の卵」が手に入り、そこからランダムで「キリン」が手に入ることがあります。

どちらも難易度としては非常に高いクエストなので、
そこから手に入る景品ペットは特別な意味合いを帯びていて、
CG040603_000
こちらの画像が、当時最も早いと見られるユニコーンとペガサス入手の公開シーンです。

特に勲1等クエストが追加された当時は、馬モンスターの初入手といった背景があって、
7つの罪書集めで苦戦することにはなったものの、後にクリアできる人も出てくることになり、
勲1等の景品ペットをを市場に流すことによって、しばらくは儲けを出すことができたといった話も漏れ伝わっています。

クロスゲートの場合だと、最難関のクエスト景品ということでプレミア化しているのですが、
やはり馬モンスターはファンタジー世界だと必要不可欠な存在で、
馬モンスターがほしいと思う人も多く、馬に乗って歩いていると羨ましがられることもありました。

  • 短いアクションが好まれる最中で

ユニコーンの攻撃アクションだと、角で突いて攻撃していて、
ペガサスの攻撃アクションだと、上体を起こして前足を漕ぐようにぶつけた後、
くるっと後ろに向いて後ろ足で蹴飛ばすといったモーションです。
このように書くとペガサスの攻撃アクションの方が凝っている印象を受けると思うのですが、
実際にはペガサスの攻撃モーションが長すぎる嫌いがあって、
戦闘中の流れを止めないユニコーンのシンプルなアクションの方が好まれることになりました。

特にコンチェルトゲートだと、ペガサス型の攻撃アクションを採用していて、
前足で漕ぐようなモーションは削られているものの、
後ろ足で攻撃するモーションは採用されています。
元来コンチェルトゲートだと、戦闘の流れを止めないように意識して作ってあるように感じたので、
珍しく感じられるポイントだったのですが、この辺は制作サイドで拘りがあった箇所のように感じる部分です。

  • 火傷のあと?

ヒョウ(アルドーラ)でも似たような話題があったのですが、
pegasasA
ペガサスだと赤い肌に、うっすら淡い模様が入っているので、
一見火傷のあとのように見えるということで気の毒がられることがありました。

予定から外れた存在

馬モンスターは、クロスゲートにおいてまさに「予定外」の使い魔で、
「馬」という存在はファンタジーの定番のような題材にも関わらず、
システム的なサポートは得られない使い魔でした。

  • ナイトメアという存在

まず「予定外」だという要素として、無印のXGの話をすると
nightmearA
ナイトメアという名称の使い魔がいます。
元来だと「Night-Mare」ということで、悪夢を象徴する馬のことなのですが、
クロスゲートだとネズミの使い魔で既に名称が使われているところからみると、
少なくとも無印段階では、馬モンスターが出てくるといった想定がなされていません。

  • スレイプニルという存在

また、戦闘系のランクアップⅡクエストだと、
ボスモンスターとして「スレイプニル」といった使い魔が登場するのですが、
CG030622_024
「スレイプニル」は元来はオーディンの乗り馬です。
犬モンスターだと他にフェンリルやガルムといった使い魔がいるので
北欧神話繋がりで赤犬にスレプニルといった名称がつけられているとの指摘もあって、
馬の代用として赤犬姿の使い魔が用いられるといったことがありました。

  • ヒョウの方が早いライドシステム

PUK3になって使い魔に乗ることが出来るシステムが追加されました。
ライドすることによって移動速度に違いがあるので、
馬モンスターだとどの程度早くなるのか並走実験をしたことがあります。
そのときだと、通常の移動速度よりは早くなるのですが、
通常より若干早くなる程度で、他に足の速い使い魔に抜かれることもありました。

ヒョウが最も早く、馬はそこそこだったということを踏まえると、
馬モンスターは、さすがにライドシステムで最も恩恵を受けるべき対象だったのはではないかとは感じるところ。
この場合だと、ペガサスとユニコーンの入手先が最難関のクエストということもあって、
極端に入手しづらい環境下にあったことへの配慮が働いているようにも見えます。

出現場所

  • サンフィッシャー、ユニコーン、ペガサス

サンフィッシャー、ユニコーン、ペガサスは、
PUK2のメインストーリー「ノースバウンド」のボス戦にて登場。
CG Island クエスト ノースバウンド
3つの「呪われし者の洞窟」が存在していて、
CG070331_014
水(フリアボロス)タイプの呪われし者を倒すと「災禍の水」が
CG070105_011
火(アッカス)タイプの呪われし者を倒すと「戒めの石」が
CG070105_020
地(バロス)タイプの呪われし者を倒すと「真理の枝」が手に入り、
それらをレクタールを拠点におく「ヴェンジェンス」の聖女に渡すことで、
岬の神殿にいるアディーンに危害を加えないかどうか占ってくれるといった話になりました。

各馬モンスターは呪われし者の取り巻きなのでノースバウンドに到達できる時点で
それほど強くは感じないのですが、バロスタイプの呪われし者の場合だと呪術を使うため、
ノースバウンドの呪われし者ではバロスタイプの呪われし者が一番強敵とされています。
うま
こちらはエルヴァ勲1等のペガサスとユニコーンを買い取った記念に、
仲間内でペガサスとユニコーンに変身してみた光景です。

  • キリン

キリンは、勇者リーユン戦の取り巻きとして登場。
CG070225_056
こちらも1体1体の戦力はそれほどでもないのですが、
そこそこしぶとい上にリーユンがキリンをどんどん召還してきます。
そのため、気づいたら敵陣営はキリンでぎっしりになっていることがあって、
そのキリンが攻撃魔法を連打してくるので、手をつけられなくなることがありました。
この現象については、俗に「キリン牧場」と呼ばれる状態で、
リーユン戦だと、リーユン対策の他にキリン召還対策を練った上で挑む必要性がありました。
CG060514_008
こちらがホテップ(護るもの)クエストでキリンを引き当てた人から、
変身させてもらって増えた変身キリンたちで、性能面はさておいて、
馬モンスターはやはり特別な存在なんだと感じます。

カテゴリー: 前作のモンスター紹介 | 前作の馬モンスターについて はコメントを受け付けていません

前作の牛鬼について

前作の牛鬼について。
minoAkrimzonA
ビッグホーンリディア

  • ミノタウロス、クリムゾンブル
  • ビッグホーン、リディア

こちらは特にBP構成については明らかになっておらず、
プレイヤーの使い魔として手に入る処置も施されていなかったので、
ボスモンスターでのみの登場となります。

牛鬼の歴史

無印のXGにおいて牛鬼は度々クエストに出てくることになりました。
cg_wp10_l
クエストに絡んでくる機会も多かったので、無印段階だと
オズナグやオズニック以上の看板モンスとして勤め挙げたような存在です。
CG Island クエスト 牛鬼
CG Island クエスト 試作型牛鬼
CG Island クエスト 最終決戦型牛鬼
CG Island クエスト 逆襲の牛鬼

  • 牛鬼

イールの北側に位置する、ハーバル山脈の南側に牛鬼たちが住み着き、
旅人を襲ったり浚ってたりしていたのですが、昼間にいっても柄の悪そうな人間しかいません。
CG030805_001
夜に訪れると「牛鬼の洞窟」に入ることができ、道中のクエストアイテムを獲得して牛鬼に挑むことができました。
尚、「牛鬼殺し(1.5)」や「鬼酒」で進行できるエピソードや、
勝利すると「ヨリミツの兜」が手に入るエピソードについては、
牛鬼のモデルが「酒呑童子」で、酒呑童子を倒した「源頼光」に由来しています。
源頼光 – Wikipedia
酒呑童子 – Wikipedia
「ヨリミツの兜」が手に入ることの意味を紐解くと、
手にしたあなたが「酒呑童子」(牛鬼)を倒した人物(源頼光)だという意味のようです。

  • 試作型牛鬼

ウィルノアの町中で子どもかくれんぼで鬼役をしていると、
一人だけどうしても見当たらない子どもがいるので、
その子どもを捜索すると「闇医者連合」の関係者が、
CG031129_001
ウィルノアの牛を実験して「試作型牛鬼」を作り出していたというもの。
見た目はミノタウロスで、牛鬼の洞窟に出てくる牛鬼と関係がありそうなのですが、
今回だと直接的には牛鬼の洞窟に出てくる牛鬼とは関係はありません。(※キャラ・性格は似てる)
尚、かくれんぼで見つからないゴンちゃんを捜している最中、
試作型ガストを倒すと「ゴンちゃんキャップ」「ゴンちゃんシャツ」「ゴンちゃんズック」が手に入り、
結局ゴンちゃんは無事だったといったエピソードがあるのですが、
こちらはコンチェルトゲートでも引き継がれることになり、
クエスト「登場!?超正義ノッカーマスク」の「破れた服」「ゴミックブック」「おにぎり」獲得と同じ流れです。
クエスト/登場!?超正義ノッカーマスク – コンチェルトゲート フォルテ Wiki* – コンチェルトゲート Wiki*

  • 最終決戦型牛鬼

キリの街中で誘拐事件が発生し、犯人を捜していると闇医者アルバスを発見します。
闇医者アルバスを追って、キリの北にあるアルバスの研究所にいくと
アルバスと「最終決戦型牛鬼」と戦うことになりました。
CG040329_003
この牛鬼は、やはり牛鬼の洞窟で登場する牛鬼とは関係ないようです。
アルバス・最終決戦方牛鬼戦だと石化が脅威で、特に対策を練っていないと
ずっと石化されて何も出来ないまま攻撃を受け続けて全滅するようなボス相手です。
後に勲1等クエストでの罪書が手に入る更新が施されることになり、
罪書を手に入れるためにこのボス戦を何度もこなすといったことも行われることになりました。

  • 陰で努力する牛鬼

挌闘士就職クエストの「獅子の穴」にて、特訓を積んでいる牛鬼の姿を見かけることができます。
場所としては「水色コーチ」(ボス戦3戦目)の「体の房」です。
>陰で努力する牛鬼
> 今ノハガードブレイクノホウガ効果的ダッタカ?
> 一発ノ重サニハ自信ガアルガ・・・ドウモ避ケラレテバカリダ。
> 何カ良イ作戦ヲ教エテクレ。

> 体の獅子
> 攻撃がイシクマとバラバラで一貫した意図が見えない。
> 例えば石化で相手を固めたところに集中を決めてみる、とかだな。
> 相手の作戦を読み切って迎撃もいいぞ。裏の裏は表であって表でない。
> 覚えておけ。

  • 地下闘技場の牛鬼

また地下闘技場に牛鬼が参加していて、予選会場の段階で既に挑戦することができます。
予選中に牛鬼に挑戦せず、イシクマに勝利している状態だと、
「XGAチャンピオン」ルートへ進行し、準々決勝で「熊殺しのオズナグ」、
準決勝で「熱砂のオズニック」、決勝で「牛鬼」と戦うことができました。
また、予選段階で牛鬼に勝利すると、地下闘技場最難関の「CGDCチャンピオン」ルートへ突入します。
CG Island クエスト 地下闘技場
尚、牛鬼に変身したいときは、この地下闘技場の牛鬼を利用するのが一番早い変身方法です。

  • 逆襲の牛鬼(シュテン)

セラルカの北に「ヨリミツの兜」を持っていくと、
熊と「もっと大きい動物」を見かけた子どもが抜け道を通してくれ、
その抜け道を抜けた先に羆(ヒグマ)と「逆襲の牛鬼」がいました。
羆に勝つと、逆襲の牛鬼が「獅子の穴」でトレーニングを積んだので、
家に帰るのに道をふさいでいた邪魔者(※縛霊ラウレンスのこと)を倒して進めるということで、
自宅に入るための入場許可証となる「潮騒の耳飾」をくれました。
ガルーナ方面にいる見張りのホシクマに話すと、耳飾をみて「岬の洞窟」へ通してくれることになり、
その岬の洞窟には「牛姫」こと「モミジ」がいて、牛鬼の過去について語られることになります。

あらすじとしては、帝国アルカディア存続の時代、
ラウレンスは絶世の美女のモミジを娶ろうとしていて、
モミジと仲睦まじく暮らしていたシュテンをバケモノだったということにしようとし、
バケモノの姿にする魔法(メタセプト)を使うと、モミジが術場に飛び込んでしまった都合で、
シュテンとモミジもろとも牛鬼の姿に化けてしまうことになり、
そのことが原因で牛鬼(シュテン)は人間不信になり人を襲うようになったといった話です。

その後、縛霊ラウレンスを倒し、逆襲の牛鬼と戦い勝利すると、
牛鍵が手に入り宝箱をあけると「牛鬼、福袋、R8~10宝石」のいずれかが手に入り、
当面は、R10宝石を手に入れようとすると逆襲の牛鬼を倒さないと手に入らない時期が続くことになりました。
CG051230_020
こちらは黄金連戦上で登場した「逆襲の牛鬼」と「牛姫」のペア。

尚、後に新R5装備が追加されるのですが、
新R5服に「シュテンスーツ」といった装備が登場し、
このシュテンに関しては、牛鬼のシュテンのことを暗に指しているようです。

(※セリフに関しては、リセリア城図書室別館さんのXGシナリオ集にある
「牛鬼討伐」「試作型牛鬼」「最終決戦型牛鬼」「逆襲の牛鬼」「挌闘士就職」にて確認できます)

「連携牛」という受け皿

クロスゲートだと種々の稼ぎ場が存在した中で、
CG050523_001
10連携で倒す「連携牛」という変り種の稼ぎ場が存在しました。
CG Island クエスト バロス(リヴェリウス)
まず「連携牛」へ参加条件としては次の通り。

・フリアボロスとアッカスを撃破済み
・クエストアイテム「ルガーレの水鏡」を確保
・風入りのクリスタルを確保(純粋な風のクリスタルを推奨)
・連携用の装備を確保
・LP回復薬を常備

以下、連携牛でのそれぞれのトピックです。

  • ルガーレの水鏡

フリアボロスとアッカスを撃破(※正確には壁女神に話すことでフラグが立つ)の前提のほかに、
「ルガーレの水鏡」をあらかじめ手に入れることが連携牛への参加条件となり、
このアイテムがないと牛が出てくるバロス島へ到達することができません。

「ルガーレの水鏡」は、漁師オムホックから手に入れることができ、
10,000Gを支払うか、魔族のクリスタルを渡すか、ちらし寿司を1S渡すか、
それとも戦って手に入れるかの4択の方法が存在しました。
CG050524_001
戦って手に入れる方法は一見安上がりなのですが、
オムホックが装備破壊を使ってくるのが厄介に感じる上に、
勝利後PTに1個ランダムに落とすといった具合なので、
通常戦闘だと狙った人が手に入らないといったことも十分にありえます。

一番理想的なのはちらし寿司を1S渡す方法なものの、
ちらし寿司の材料が「海苔20 あなご20 お米20 かに20 イセエビ10」で
調理師・狩人目線からすると、かにの確保がネックになります。
ちらし寿司が毎回手に入るとは限らなかったので、
結局魔クリや10,000G支払いに頼ることもあったのですが、
魔クリだとPUK1前だと6k相場、PUK2移行だと12k~14k相場だったので、
時期によって10,000G支払いが高くつくか安上がりになるかといった違いが出てくることにもなっています。

また、ちらし寿司だと定期的に供給している人がいたり、
このときのために倉庫に放り込んでいる人もいたりしたので、
その辺はプレイヤーの協力によってどの程度のコストになるか異なるクエストアイテムでもありました。

  • 適正Lv

フリアボロスとアッカスは、時期・世代にもよるのですがかなりの強敵で
適正Lvとしては最大でLv60後半あたりとされているようなボスでした。
一方で、バロス島で出てくる牛に関しては、Lv60~62の牛が登場するため、
経験値上の適正としては「Lv55以上」からとなります。
時代が進むにつれて高Lvのプレイヤーが多くなることから、
Lv60未満でもフリアボロスやアッカスを撃破できたといったケースが珍しくなくなってきました。

バロス島の牛は、一度に1~2体しか出てこないのですが、
一度に手に入る経験値の量が多いので、Lv55~72くらいのLv上げを連携牛で行い、
それ以上になればPUK2の「果ての風穴」へ稼ぎ場を移行するという流れがスムーズです。

どれくらい経験値の入りがいいのかというと、
極端なケースだとLv80くらいまで連携牛で上げることもでき、
私の場合も使い魔の育成や身内のLvあげの付き添いでLv80くらいまで上げていた記憶があります。

  • クリムゾンブル優先

連携牛だと最初に狙う対象が決まっていて、
「赤い牛(クリムゾンブル)を率先して狙う」といった方針が採られていました。
理由としてはクリムゾンブルがLPが低い(3500前後)ので倒しやすく、
ミノタウロスだとLPが高い(5500前後)ので倒しづらいことに因ります。

率先してクリムゾンブル(火属性)を狙うわけなのですが、
属性は強敵のミノタウロス(地属性)の方に合わせるということで、
連携牛に参加する場合は、風入りのクリスタルを用意するのが一般的です。
この処置によってクリムゾンブルは倒しづらくなるのですが、
これでクリムゾンブルとミノタウロスの強度が同じくらいになるので、
稼ぎとしては安定するといった評価の元で、風属性の統一が行われることになりました。

使い魔の場合だと「果ての風穴」で稼ぐ時代が長く続いたので、
水入り属性の魔ペットが好まれることにはなったのですが、
連携牛の場合においては、風属性入りの物理ペットが好まれることになり、
風穴向けの水入り魔ペットを育てようとすると、連携牛で使い魔育成が苦労したという人も多そう。

  • AGL200の壁

プレイヤーだと問題になりづらかったのですが、
連携にのるということは、牛よりも早くAGLを確保しなければなりません。
鈍足タイプのペットだと、連携にのれずに足を引っ張りかねず、
ドライブをかけてない状態だと「AGL200」以上の速度が目安となっていました。

AGLが200に満たない場合だと、バロス島への移動途中に
FPを削ってFPドライブをかけることによって
行動順をあげて参加しやすくする処置がとられることになりました。
鈍足タイプのバジリスクの場合だと、FPを削ることによってギリギリ連携に参加でき、
味方の使い魔に虚襲慄心を使ってFPを下げるといった行為は珍しくありません。

逆に、Lv差やQUI振りによって速度が突出した場合の方が速度調節が難しく、
あまりにも早すぎるキャラや使い魔だと、
一人で通常攻撃で突っ込むといったシーンをしばしば見かけることもあったり、
PUK3のタッツェルヴルムだとQUIクラスが0上昇のケースもあるので、
そもそもFPドライブをかけて連携に乗れたのかどうか怪しいケースも存在しています。

  • 「斧装備が有利」という状況

連携を行うということで、理想としては斧装備での参加が理想的です。
クリティカルで大ダメージを狙える上に、連携だと必中扱いの判定で、
10連携だと一人当たりのダメージが2倍になることから、メリットが大きい攻撃方法です。

しかし、この斧が有利な状況に関しては色々と批判があって、
例えば剣士だと、メインとしては高R剣を使って連携をするのに対し、
斧職人だと高R斧を装備でき、連携牛ならば特にスキルも必要にならないので、
戦闘職の剣士よりも、生産系の斧職人の方が連携ダメージが出るといった矛盾が露呈することになりました。

また、STRを振っていない杖職の場合だと、連携によるダメージの貢献が難しく感じました。
魔クレリックならば、まだ回復目的で参加しているという名目も立つのですが、
魔術師の場合だと、連携牛での参加がどうしても難しくなっていた事実があります。
当時だと連携牛に対抗して「スキル牛」という募集もあったのですが、
スキル牛だと杖職以外は消費が激しいので募集が成り立ちづらく、
人によっては水の洞窟でコツコツと稼いでLv70以上を目指したといった話がちらほら出ています。

そこで、例えば身内の稼ぎだと魔術師が参加するといったケースもあったのですが、
魔術師でFPドライブをかけて、開幕魔法スキル→9連携を目指すといった処置が採られたり、
クリティカルが出やすいようにエメラルドを武器に放り込んでCRIを上昇した杖が用いるといった対応方法もあります。

  • 「変わり種の稼ぎ場」での評価の転換

逆に、連携牛の存在で新たに役割を見出した職業も少なくなく、
例えば看護婦の場合だと、クレリックとは違い、低Rながら斧装備が出来るので、
殴りクレよりもダメージ上昇が見込めることになり、
クロスゲートだと移動中に応急手当・治療で回復できたことから、
連携牛での活躍においては、クレリックよりも看護婦の方が活躍度は上です。

また、STR振りで斧装備をして連携に参加していれば一定水準の要求は満たせるので、
ブリードスキルが伸びるブリーダーの場合だと、稼ぎのパフォーマンスを落とすことなく
連携牛に参加できる上に使い魔への経験値の入りが多いということで注目されることもありました。

また、踊り子の場合だと、R6踊るの「サンバ」が、
サンバ
成功すると相手が一撃で倒れ、失敗すると自分が一撃で倒れるといった
ファイナルファンタジーでいう「死のルーレット」のような効果なのですが、
デス
このサンバが牛相手にも有効なので、成功すると一人で牛を一撃死に追いやることも可能になっており、
普段は活躍できない職業が活躍できる受け皿として、非常に大きな役割を果たしていました。

更には、魔術師のケースでも、Lv60代でも果ての風穴において
氷範囲魔法で既に戦闘に貢献できてしまっている事実が存在していたり、
後にシェラウェッソの高層が追加されることになって、
連携牛に頼らなくてもLv60代は稼げる環境が整えられることになりました。

この場合も、いわゆる「シェラウェッソの塔に稼ぎ場が置き換わった」ケースなのですが、
経験値の入りとしては連携牛の方が多いので、PUK3以後でも相変わらず人気の稼ぎ場で、
連携牛に馴染めなかったり、対応できない人向けの受け皿になっていた事実がありました。

  • 連携牛の欠点

経験値の入りが良い「連携牛」なのですが、稼ぎ場として幾つか欠点を抱えることにもなりました。

例えば、連携牛だとルーンキューブが手に入りません。
ミノタウロスの攻撃もそこそこ痛いので、LP回復薬は必須のような扱いで、
連携牛に参加するとほぼ赤字が確定するような稼ぎ方となります。
逆にいうと、全体のゲームバランスでみるとLP回復薬の消費場所として、
需要を創設できていた良い稼ぎ場でもあるのですが、
個人で考えると消費はできるだけ抑えたいので、使い魔の場合では合間をみて明鏡止水で回復したり、
回復職が参加している場合だと食料を放り込んで回復をがんばってもらったりしています。

また、基本的にスキルを使わない稼ぎなので、パッシブスキル以外はスキル経験値が入りづらく、
ずっと通常攻撃ばかりなことから、単調に感じたりLvばかり上がってもしょうがないと感じる人も出ています。

シャーララ導師

仙人就職クエストにて、仙人に就職するためにシャーララ導師を懲らしめなければならないのですが、
シャーララ導師と戦闘になるときリディア姿の牛に変身することがありました
CG030526_004
>シャーララ導師:どうだす!この強そうな外観!
元は生産系の仙人就職クエストということもあり、
強そうなのは外観のみということで強さとしては大したことはありません。

樹海の牛

クロスゲートで最難関とされるクエストの1つとして「樹海」のクエストがあって、
そこでエンカウントするのが「ビッグホーン」と「リディア」です。
CG060925_018CG060925_026
特にリディアに関しては「ミノタウロス」を2匹召還するということもあり、
倒してもメリットを感じなかったことから、樹海の道中は全て逃げて進むのが通例でした。
XG個人ページ~祈りの唄~ 個人メモ 樹海

カテゴリー: 前作のモンスター紹介 | 前作の牛鬼について はコメントを受け付けていません

ボス戦での略字による行動宣言について

クロスゲートのボス戦だと、序盤の方は難易度は低めなのですが、
後半になると難易度は高めになるので、プレイヤー同士の連携が攻略の肝となってきます。
CG031214_012
そのため、お互いの行動を確認するために
30秒以内に行動を指示・伝達・修正を行わなければなりません。

そのため「まず、自分の行動予定を伝える」ということが重要になり、
早く伝えるために略語で表記(タイプで打ち込む)といったことが行われました。
今回は、ボス戦中でどのような略字が使われたかについての解説について。

使い魔を使わない場合、使う場合

クロスゲートのボス戦だと「W陣」を採用して使い魔をしまうといったシーンが多く、
プレイヤーキャラが2回行動行うといったシーンは頻繁にみかけています。
前作の伝統陣「W陣」

例えば、アッカス戦中、W陣で剣士で参加したとすると
・プレイヤー:AS
と発言したとすると、意味としては
1行動目にAttack(通常攻撃)、
2行動目にSkill(スキル攻撃)、という意味となります。

他にも、アッカス戦中、W陣でクレリックで参加したとすると、
・プレイヤー:○○(味方)にSG
と発言したとすると、
1行動目にSkill(スキル攻撃、もしくはヒール系で回復)
2行動目にGurad(防御)、という意味となります。

また、使い魔をボス戦で使っているケースだと
・プレイヤー:A護衛
と発言したとすると、意味としては、
プレイヤーキャラはAttack(通常攻撃)、使い魔は護衛という意味になります。

スキルの略語例

「虚」だと虚襲慄心という意味にもなりますし、
「乱れ」だと乱れ射ち、「気功」や「玉(弾)」だと気功弾のことを指します。
攻撃魔法だと「~に火範囲」というように「(属性)単魔」と「(属性)範囲」で通じたのですが、
攻撃魔法の名称はもとより短めなので魔法名そのまま言うケースも多かったように感じています。

崩撃の場合だと「GB」と表記されていたのですが、
語源としてはエフェクトのGuredBreak)からきています。
新章前だと崩撃のことを見慣れない「GB」と表現しているのみて
独自のルールを押し付けてると警戒したコンチェルトゲートプレイヤーもいた
といった過程を経ることにもなりました。

他にも「誉」だと「騎士ノ誉」のことを指すので、
特徴的な名称を挙げたりするのですが、
この場合だと「騎」だと敵味方の騎士相手と勘違いされかねないので、
あえて騎士の名称を避けているといった意味合いも含まれていそう。

リバースだと、属性反転のリバースなのか、精霊の卵によるReBirthなのか
略字上だと正直分かりづらい面もあったのですが、
リバース使用する場合だとあらかじめ属性をあわせるといったことをするので、
あらかじめリバース(属性反転)を行うということで打ち合わせを済ませることも多く、
ReBirthだと「被弾しないと効果が途切れる」といった制約や
「ReBrithをしていないと属性が落ちて弱体化状態になっている」といった制約があるので、
ボス戦中ReBrthをするときは、ボス戦で挑む前にReBrthを使う宣言を行うのが一般的でした。

あと、巫術のバリアについてだと
・アブソルス(物理吸収)、アブソルト(魔法吸収)
・リフレクス(物理反射)、リフレクト(魔法反射)
・インヴァルス(物理無効)、インヴァルト(魔法無効)
といった違いがあるのですが、どうみても名前と効果が紛らわしすぎるので、
何の巫術のバリアを張るかについては「物理反射(物反)」というように効果で表記するのが通例です。

あとは「戒驕戒躁」というスキルもボス戦向きのスキルなのですが、
「カイキョウカイソウ」で一発で文字変換できない場合もあるので
「カイカイ」や「カイ」と略して行動宣言するケースもあって、
この場合だと虚襲戦慄の「虚」表記もこれに近くなっていそう。

勝敗を分けるLP回復薬の使いどころ

LP回復薬を使うときは、「ヤク」や「薬」といった表現を行い、
そのときは「○○に薬、攻撃」といった宣言を行います。
LPドライブがかかっているので「自薬(自分に薬を使うという意味)、攻撃」
というような行動の方が基本的に安定することになります。

しかし、クレリックの場合だと蘇生に手一杯だったり、
範囲や全体回復を行うため広く浅く回復しなければならず、
どうしてもLP回復薬で補わなければならないケースが出てくるので、
サポートとして誰に薬を使うかといった宣言は、かなり重要な行動となりました。

回復の先かけ派、後かけ派

ヒール系統だと、ヒール(単体)、ヒーリス(範囲)、ヒーリア(全体)といった区別から、
「リスG」だと、1行動目にヒーリスを使って、2行動目にガード
「リアG」だと、1行動目にヒーリアを使って、2行動目にガードをするという意味です。

杖職の場合だと、だいたい2行動目にガードなので、リアだけでも通じたのですが、
クレリックの場合だと「むしろ鈍足で行動した方がいいケース(後がけ派)」や
「速度を犠牲にしても、生き延びていることに徹したBPの方がいいケース」があって、
その場合だと「GS」(1行動目ガードで、2行動目回復)の方が状況に則しているといったケースもありました。

杖職に限らず、蘇生魔法のリヴァイヴを使う機会があったので
頭文字を使って「リヴァ」と宣言したのですが、
リヴァイヴの場合だと先に起こした方が安全なケースと
後に起こした方が安全なケースの両方があります。

例えば、先に起こした方が安全なケースだと、
リヴァイヴ後に、ヒーリスやヒーリアの範囲内に入る上で行動するといった予定の元や、
逆に、後に起こした方が安全なケースだと、敵範囲攻撃の的になる機会を極力減らすことができます。

また、現在だとまだ気絶していないものの、そのターン中に気絶することを見込んで、
気絶していない対象にリヴァイヴをかける「置きリヴァ(イヴ)」という行動もあって、
その場合だと、単にリヴァというよりかは置きリヴァと宣言した方が通じやすくなります。

カテゴリー: 元ネタ | ボス戦での略字による行動宣言について はコメントを受け付けていません