クロスゲートのBonusPoint(BP)振りでは
割り振り次第では下がるステータスが存在し、
MNDとRCVが増加もすれば減少する可能性を備えています。
ソロモンの小箱・クロスゲート応援サイト BPとステータスについて
MNDに関しては、魔法攻撃力・魔法防御力にまつわるデータで
後にRSSという魔法防御能力が盾に付与され対策がとられた一方で、
RCVに関しては、被回復力のステータスということで
こちらがゼロになるとヒールや回復役では
全く回復しなくなってしまう仕様が存在します。
ステータス表で話すと
STR MND-0.1
TGH MND-0.1
MGC MND-0.3
つまりは魔法攻撃力目的でMNDを上げようとすると
RCVが下がりやすいという構造になっていて
ステータスとして魔術師はRCVが
低下しやすい傾向に陥っていました。
そのため、攻撃魔法の一つに「ドレイン」という
単体攻撃で無属性ダメージを与えつつ
ドレインを使用したキャラクターのHPが回復する魔法が存在し
こちらがRCVの低下を見越しての杖職の回復魔法となっています。
システム上必要に迫られての必須スキルなわけですが
このドレインという魔法は使い手側からすると
「かなり強い」もしくは「強すぎる」と
評判になっていた魔法でもあり、ドレイン獲得目的で

フォルケンのクエストをクリアしに行くくらい重要な魔法でした。
CG Island クエスト フォルケン
前作の影モンスターについて
使い魔が獲得できる「吸血攻撃」も便利で、
FP消費量に照らしあわせてⅠ~Ⅱを習得させたり、
FPを十分確保できたのでⅣ~Ⅴ獲得に乗り出したりも。
前作の「吸血攻撃」と「ドレイン」にスキルついて
コンチェルトゲートのドレイン
コンチェルトゲートでもドレインの魔法が登場。
新章以前はドレインはⅡまで登場したのですが
クロスゲートのようなステータス振りでのRCV低下は無くなりました。
クロスゲートだとHPが減少すると行動速度があがる
「ドライブ」という仕様があったものの、
コンチェルトゲートだとドライブの仕様が無くなったため
HP減少によってドライブがかかり最速でドレインが使える状況も消失。
他にもヒール系の発動が早かったり
アイテム欄拡張によって薬を多く持てる仕様もあって
クロスゲートほどドレインが強みをもつ環境が無くなることに。
- 「ソウルイーター」の登場
一方で、新章以後での職業調整で色んな職業が登場したのですが
1つ職業被りの問題が発生することになり
ソーサラーで4つの属性魔法を扱えるところ
ダークナイトも4つの属性攻撃を扱う職業で
魔法攻撃か直接攻撃かの違いがあれども
属性をついて攻撃する点では同一の方向性との指摘があって
ソーサラーとダークナイトで差別化の必要性に迫られていました。

その後登場したのが「ソウルイーター」というスキルで
「敵、味方全体のHPを吸収する。」という特殊なもの。
職業/ダークナイト – コンチェルトゲート フォルテ Wiki*
敵・味方に魔法攻撃ということで、全く使えないか、
使いどころを選ぶスキルにはなるものの
回復ダメージを与えられれる場所でメルキセデクと併用するか
1人でエンカウントしてソウルイーターを使う例も。
ヤンチャオバケで、メルキセデク+ソウルイーター
使い勝手としてはかなり極端なものになるものの、
使い方次第で非常に強力なスキルに昇華することになりました。
他に、槍R1スキルでの「ブラッドスピアー」の効果が
「敵の生命力を奪い取る魔槍
対象に近接物理ダメージHPを吸収」
ということで、クロスゲートで使い魔のみが習得できた
吸血攻撃に近いスキルも登場しています。
ドラゴンクエスト10の吸血攻撃
ドラゴンクエストにはドレインの魔法は存在せず
MPの方を吸収するマホトラがそれに近いのですが
HPを回復するわけでもないので内容自体が異なり、
今となっては多用されるような魔法でもありません。
一方で、ドラゴンクエストの武器だと
「きせきのつるぎ」が存在していて
ダメージを与えると、一定量HPが回復する効果があります。
【きせきのつるぎ】 – ドラゴンクエスト大辞典を作ろうぜ!!第三版 Wiki_
ドラクエ10のバトルマスターのとうこんのスキルだと
「ミラクルブースト」という攻撃をすると
自分のHPが回復する特技が存在していました。
更に、ver5になって新しく「鎌」が登場。
「血吸いの鎌」や「ハデスの宴」という特技が登場し
そちらでダメージを与えつつ自分を回復する効果が付与され
状況次第であまりにも強くなり過ぎたことから
魔剣士での「血吸いの鎌」の効果がナーフされることにもなっています。
最近だと、仲間モンスターにつけれられるフリーバッジで
「大王イカ」に「攻撃時HP回復+10%」の効果があり
物理系の仲間モンスターでダメージを出せると
HP満タン状態で活動し続けられると評判にもなっている状況に。
【大王イカ】 – DQ10大辞典を作ろうぜ!!第二版 Wiki_
そのため、こちらの場合はゲームバランスに
支障をきたすレベルで強すぎるのではないかと
危ぶまれているくらいの強度にもなっていました。
というわけで、ドラクエだとドレインの魔法は消失状態で
本家元になりそうなファイナルファンタジーの方だと
過去作を振り返っても強くなりすぎないように
調整されている歴史が出ているようで
この手の吸血攻撃はどうしても強くなりすぎる傾向は出ているようです。
魔法【ドレイン】 – ファイナルファンタジー用語辞典 Wiki