どのゲームでも感情表現というのは大事なもので、
クロスゲートでも多種多様で
個性的なアクションが存在したわけですが
「3D化すると2Dよりも制作コストが安く仕上げられる」
という思想の下、モーションの統一化処置が入ることになりました。
その中で最も影響を与えることになったのが
「ジャンプ」のアクションで、
嬉しいときにジャンプのアクション
感情や場面の盛り上がりでジャンプのアクション
というようにプラス感情を大きく表現できるアクションで
コンチェルトゲートの初期だと
ジャンプ集会のような集まりも存在し
プレイヤーを集めてみんなでジャンプアクションをする
というような企画も出てくることになりました。
しかし、動きのあるモーションというのは
どうしても人の気を惹くアクションでもあり
一度ジャンプのアクションを選択すると
そのままずっと連続してピョンピョンし続ける
という落ち着きのないモーションにもなっていて
次第に人通りが多いようなところでは避けられるようになり
何かの祝い事や、イベント事のクライマックスで
みんなでピョンピョン跳ねるくらいにまで落ち着くことになります。
時代とゲームは移り変わり、ドラゴンクエスト10でも
ジャンプのアクションが存在することになり
そちらだと専用のジャンプボタンが割り当てられる一方で、
ボタンを1回押せば1ジャンプというように
ジャンプの連打については体力の続く限り
というような制限は設けられることになったものの
感情表現としてはとても重要なものになっていて
何かとても倒しづらい強敵に打ち勝ったときに
ジャンプを連打して感情を表現することや、
ジャンプにレアモーションを設けられていて
例えばプクリポだと通常ジャンプの他に
くるっと1回転するレアジャンプモーションが存在していて
レアジャンプモーションを見たさにジャンプを連打する
というようにジャンプをしたくなる工夫も設けられることに。
後にジャンプをするとダメージ回避できる仕様も加わって
戦術的にもジャンプをするというのが重要になるのですが
クロスゲート、コンチェルトゲートから通してみると
「ジャンプをする」というのが作品が違っても
とても重要な感情表現だったんだなと重く感じいることもありました。
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……飛竜撃とは?
(※クロスゲートにはないスキルだった)