前作のナイフチキン系統について

前作のナイフチキン系統について。
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CG Island モンスター ナイフチキン系

BP構成

  • ナイフチキン V4 S32 T12 Q37 M15(Class100)
  • ソードリッチ V28 S20 T17 Q23 M16(Class104)
  • チョッパーエミュ V7 S38 T8 Q36 M21(Class110)
  • ブレードムー V7 S28 T22 Q23 M23(Class103)

ぱんぱら-PANDA PARADISE- リスト

見た目は鳥のようなのですが、種族としてはBeast種族で、
VTLとTGHが低いところをみると、本編・PUK1の敵モンスターが
強すぎたことによる反省から配置されることになった稼ぎ向けの使い魔のように見えます。

運営・開発がドワンゴからポンズビックに移行時することになると、
PUK2の時代だと、当面捕獲不可能な(プロフィールカードが出ない)処置が施され、
特にナイフチキン系統やブーツまいまい系統に関しては、需要を喚起する機会を喪失してしまうことになりました。

  • 実は蜂くらいに優秀

実際にBP構成をみてみると、蜂とピグミーバットの中間くらいのステータスをしています。

・ホーネット V10 S38 T13 Q43 M6(Class110)
・ベノムビー V14 S33 T11 Q35 M17(Class110)
・ピグミーバット V11 S26 T20 Q27 M16(Class100)
・プッチバット V11 S26 T16 Q31 M21(Class105)

そのため、ちゃんと評価される機会があったのならば、
蜂モンスターの代替として扱われる素質が十分あった優秀な使い魔だったということです。

ナイフチキンとPUK2の時代背景

ナイフチキンは、PUK2開始時に未来のファンブルグの世界は
しばらくプロフィールカードを落とさない処置が施されることになり、
ナイフチキンに関しては敵モンスターとして対峙する印象が主なものとなります。

見た目は鳥っぽいのですが実際はBeastなので、
被ダメージは、Human(プレイヤーキャラ)相手に種族負けしている上に、
「乱れ射ち」といった範囲攻撃をちょっと当てるだけで倒れてくれました。
そのため、ナイフチキンへのイメージとしては
「弱い」「倒しやすい」というイメージが形作られることになり、
捕獲しようにも捕獲できない期間が続いたので、
後に別の箇所にてプロフィールカードが手に入ることになっても、
ナイフチキンへの再評価が施されることがないまま「弱い」というイメージが定着することになりました。

一方で、見た目が煌びやかなことから、おさんぽ用の鑑賞ペットとして用いる人もいて、
私個人でも、チョッパーエミュとブレードムーをおさんぽに連れていて人を知っています。
コンチェルトゲートの方でも初期~中期頃は、ナイフチキン系統の見た目に惚れ込んでいる人も見かけています。

  • 時代

「ナイフチキンが評価されなかった」件に関してはもう少し深く言及すると、
PUK2サービス開始当時、ドワンゴからポンズビックへ運営・開発が変わり、
その時点で新運営・開発に「元のクロスゲートを守ろう」
といった働きかけがプレイヤーに訴えられかけられることになりました。

ちょうどその頃「カニツボ祭り」が発生したことから、
全ての話題が「カニツボ祭り」一色になってしまい、
例えば「ポンズビックへのメールボックスをカニツボ祭り修正要望で埋め尽くそう!」
という勢いで「カニツボ祭り」以外の話題が流れてしまったといった時代背景もあります。
前作のPUK2実装直後に発生した「蟹壺祭り」について

そのため、ナイフチキンが捕獲できないことなんてものは、
既存のクロスゲートプレイヤーとしては(蟹壷祭りに比べれば)ちっぽけなもんで、
「蜂・カマキリ・バジリスク」の定番ペットでいうならば、
蜂の代替ペットになる可能性を帯びたナイフチキンというのは
当時捕獲できたとすると「元のクロスゲートを守れない」
ということで、下手したら糾弾対象にされかねない状況でもありました。

ブラキウム高地(低層について)

PUK2にて、PUK2発売直後だと(通常の方法では)入れなかったエリアがあり、
後々になって、キュステ村へ繋がる「ブラキウム高地」が公開されることになりました。
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ブラキウム高地は3層構成と、滝を挟んで東西に別れていて、
更には、ぐるっとメンブルム隘地を経由して南東側から進む地域があります。
言葉で説明しても分かりづらいと思うので、
CG Islandさんの分類マップや、
CG Island マップ ブラキウム高地
ブラキウム高地の採取マップを公開している「すたこう」さんの画像を見ると分かりやすいかと。
すたこう ブラキウム高地(採掘編)MAP
すたこう ブラキウム高地(狩猟編)
すたこう ブラキウム高地(伐採編)

稼ぎ場としてのブラキウム高地は、ザンクトハルマを
東側へ進むとすぐ到達できる場所で、3層構成になっている場所です。
ザンクトハルマはログインポイントとして設定できる街で、
ブラキウム高地はアクセスの良い絶好の稼ぎ場となりました。
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ブラキウム低層だとLv25~29の敵が4~8匹出てきて、ナイフチキンとオパールが出現。
攻撃対象に癖があって、現在LPが一番高い対象に襲いかかるといった習性があります。
稼ぎ場として有名な場所だったので、低Lv向けの稼ぎ場として盛況だったのですが、
実感として沸きづらいものの、ナイフチキンは蜂に似た攻撃性能を帯びています。

そのため、倒しやすいとはいえ相手に行動をさせると、
蜂に似た性能の攻撃が現在LPが一番高い対象に集中することから、
オパールの行動を含め、特に少人数での稼ぎには向かない場所としても知られてることに。

  • ブラキウム高地低層が必要だった理由

クロスゲートの昔話をすると、寂れてしまった稼ぎ場として
「雪山稼ぎ」「聖詔3取り」が話題に挙げられることがあり、
どちらも他の稼ぎやすい場所に代替されてしまったと嘆くこともあるのですが、
「ブラキウム高地低層」に関していうと、その手の批判の対象から外されます。

理由としては、クロスゲートの場合だと
低Lv向けの稼ぎ場が乏しかったといった現状があって、
例えばLv20まで上げる戦闘職向けの代表的な稼ぎ場コースを挙げると、

・怪しい洞窟稼ぎ(Lv16~19) CG Island マップ 怪しい洞窟
・深緑の参道稼ぎ(Lv17~29) CG Island マップ 深緑の参道

怪しい洞窟でLv15くらいまで上げた後、
深緑の参道でLv25を目指すというのが、
PUK2以前の代表的な低LvPT向けの稼ぎ場です。

しかしこのコースだと幾つか問題があって、
例えば怪しい洞窟だとアリュート方面なので、
オズナグを通りぬけて進まなければ、アリュートゲートを開けられません。
また深緑の参道の場合だと、アケルファ方面なので、
ファンブルグスタートだと、船を渡っているか、
低Lv状態でアケルファにログインポイントを移している必要があって、
2つともアクセスが悪かったといった事情を抱えることになりました。

特にファンブルグ周辺だと、Lv20以上になっていなければウィルノア方面にいけず、
Lv25以上になっていなければセレーネ大陸(ジェノーバ方面)にいけないため、
まともな低LvPT向けの稼ぎ場の選択肢が、怪しい洞窟か深緑の参道しかありませんでした。

ドワンゴ(PUK1)時代の話をすると、当時だと竜の砂時計に関わる解放系のクエストや、
勲等クエストがメインとして更新され、どれも高Lv向けのコンテンツです。
そのため、低Lvプレイヤーからすると、あたかもターゲットでない(置いてけぼり)といった感覚になり、
逆に高Lvプレイヤーからすると、既存のクエストを順に追っていくつもりで、
高Lv向けのコンテンツは後の楽しみとすればいいのでは?と戸惑っていた空気感です。

私もPUK1から参入したクチですが、PUK1だと低Lvプレイヤーなので
直接的にPUK1のメインなクエストには参加できないものの、
ルミナス・ミノキア・レクタールをLvを上げながら観光にいったりしていたので、
PUK1のコンテンツを楽しめなかったということはありませんでした。
しかし、低Lvプレイヤーとしては船賃の500Gがシビアといった事情や、
Lv20まで上げる手段として「牛鬼の洞窟」や「土の洞窟」で黙々とLv上げをしていた時期もあって、
低Lv向けの稼ぎ場が乏しい印象を感じながら稼いでいた初心者時代を当時過ごしていました。

出現場所

  • ナイフチキン

ナイフチキン
「ケレブレンの森」や「ブラキウム高地」(低層)でお馴染みの使い魔。
ケレブレンの森は、弱いながらも98Gのルーンキューブが手に入り、
金策の場所としてケレブレンの森で稼ぐという方法もあったのですが、
どうやら海外だとこの98Gは修正されているようで、海外の方が荒がとれている感はあります。
ブラキウム高地低層稼ぎは、範囲攻撃で一撃で倒せる体制が整っていると、
1時間のバーストタイムでLv20まで引っ張り上げられることができ、
一気に活動範囲を広げることができるようになりました。

Lv1はシェラウェッソの塔76階にて登場するとのこと。
ぱんぱら-PANDA PARADISE- ウエッソの塔 76階 ナイフチキン
シェラウェッソの塔70階以上だと、
フェンリル・フライアガリック・ナイフチキンが出てくる層があり、
フェンリルとナイフチキンがBeastで倒しやすかったことから、
連携牛や風穴に替わる稼ぎ場の主役として注目されることもあって、
Lv1に注目されるというより、稼ぎ相手として注目されることの方が多かった存在です。

  • ソードリッチ

ソードリッチLv1は「ルドゥテ盆地 西」にて登場。
実はソードリッチLv1報告に関しては、私が初報告だったようで、
当時ザンクトハルマの封印板に情報を寄せた記憶があります。

ルドゥテ盆地で続々とLv1が出てきたので、
マイナーな使い魔のLv1もいるのではないかと捜索してみたところ、
ソードリッチしか出てこないエリアを見つけたので、
そこをうろうろしてみたら、連戦発生で怪しいと踏んで
ソードリッチLv1を発見できたといった流れ。

  • チョッパーエミュ

チョッパーエミュ
チョッパーエミュは、氷室の洞窟で低Lvで出てきたものの
PUK2の初期エリアということでプロフィールカードを落としません。
後に、ブラキウム高地で出てくるのですが、
メンブルム隘地を経由して進んだ場所にて登場します。
(※そちらのチョッパーエミュはプロフィールカードをドロップします)
こちらはLv1は見つからなかった(存在しなかった)ようです。
クラス情報をみると、ナイフチキン系統で一番STRが伸びただけに、
Lv1が登場しなかったのは正直かなりもったいないといったBP構成。

  • ブレードムー

ブレードムーは、PUK2のメインクエストの最後のエリアで登場。
赤龍クエ – CGT付録
クヴァトラオムで凍った悲鳴を5つ集め、
神殿 伽藍の開かずの扉前で消費すると「ラ・ファン・リュー」に到達します。
中には中ボスもいたりワープしたりするので、
今でもどんな構造になっているのか全く把握していない場所なのですが、
そこでブレードムーのLv1が発見されることになり「ラ・ファン・リュ三層目」にいたそうです。
ぱんぱら-PANDA PARADISE- ラ・ファン・リュ三層目 砂シャーク・ブレードムー

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