前作のクロスゲートの場合では、プレイヤーで語り継がれたリスキーな回復方法が存在し、
その回復方法が「アブソルス」や「アブソルト」を利用した回復方法となります。
アブソルス-スキル-XG資料館-PochiLong
アブソルト-スキル-XG資料館-PochiLong
手順の例示としては、次の通り。
- 回復したい対象に向けて「アブソルス」(物理吸収)を使用する
- 「アブソルス」がかかっている対象に向けて、味方が高火力のスキルを放つ
- 「アブソルス」の回復効果で大量に回復する
前作の場合だと回復手段が乏しいというわけではなかったのですが、
アイテム欄が20個(+クエストアイテム)で、スキルスロットも10個(ないし11個)までだったこと、
ヒールやリジェの獲得は本職以外の場合だと転職を経由する必要があったことや、
明鏡止水のスキルが使い辛くなるように調整されたことも重なり、
「アブソルス」「アブソルト」と味方攻撃を用いた回復方法を実際に行う人がいました。
前作では単体攻撃で1kを超えるダメージはざらに存在したので、
ヒールや下手なLP回復薬より回復するといったメリットがあるものの、
行動順番が乱れる「乱順」と呼ばれる現象がしばしば戦闘中発生したので、
「アブソルス」の効果がかかる前や、敵モンスターが先に動いて「アブソルス」が消えたときに、
味方の高火力攻撃が味方に炸裂して、散々な目にあったという人もちらほらいる状態でした。
今作でのアブソルス回復の再現
新章スキルにも吸収系のスキルが存在し、
「コンバート」と「アブソーブ」がそれに該当します。
新章以前の場合だと、どうしても味方への誤爆が多いシステムだったのですが、
新章以後の場合だと、基本的に味方へ攻撃スキルをしかけることはできません。
しかし、なぜか一部のスキルは味方に攻撃することが可能であることが知られていています。
- テンプルナイト専用スキル「夢幻斬」
- テンプルナイト専用スキル「ミスティックランス」
- R7槍スキル「デスパレート」
- R7斧スキル「デッドオアアライブ」
試しにデュエル中「コンバート」をかけたキャラで「デスパレート」を打ってもらうと
この通り前作のアブソルス回復を再現することに成功しました。
ただし、デスパレートの場合、槍の前後を攻撃する効果が残ってしまい、
前後にキャラがいる状態だと、この通りダメージを通してしまうことから他のスキルも注意が必要なのですが、
今作の場合だと、味方攻撃による「コンバート」での回復目的に動く方が皆無なので、
おそらくこの先にも「アブソルス(コンバート)回復」を利用するといったことは無いように思えます。
もし使うとしたらR6「グランドスラム」の物理ダメージを「コンバート」で変換したり、
ダークナイト専用スキル「ソウルイーター」の魔法ダメージを「アブソーブ」で変換して、
攻守一体型の攻撃方法を目指すといったところになるでしょうか。