R5ファントムスキルの「スティッキーフィンガー」
パッシブスキルで、敵に近接攻撃を受けるとまれに所持品を盗むといった内容。
説明書きには「まれに」という表現がついているのですが、
説明書きの表現通り「まれに」といった低確率になるようです。
1時間の稼ぎにでると何度かスティッキフィンガーで盗んだメッセージが表示されるので、
確率としてはそこそこなのかなとも思える節はあるのですが、
なんだかんだで敵からの被弾回数を多く受けているので、そちらの要因の方が強い様子。
そのうち正確な確率については機会があったら割り出してみたいものの、低確率ということもあってGrを上げてからの話になりそう。
肯定的な見解
このスティッキーフィンガーの評価については色々あって、
まずは肯定的な見解を挙げると、スキル「スティッキーフィンガー」はパッシブスキルである点が高く評価されています。
性質としてはカウンターを狙う理論と一緒で、
1対多数相手で、相手の手数が多い分だけ発動機会が高くなり、しかもMP消費としては0。
特に狙っていなくても、種類が単一の場合では「欲しい品物を狙って盗める」といった状態を(理論上)実現可能になります。
ソロだと場所によっては被ダメージの蓄積によってスティッキフィンガーによる盗みが狙いづらい場所もあることから、
ファントムキャラを増員して、例えば3人PTで3ファントム・全員スティッキフィンガー持ちで臨めば、
稼ぎながら盗むを実現できるといった考え(盗賊団構想)にも至ります。
この考えは盗品狙いだと誰しもが考えるようなことではあるのですが、
3人PT分を前提に挙げると
- スティールGr6以上
- スナッチGr6以上
- Lv40以上ファントム
- スティッキーフィンガーのスキル上げ
この条件を3キャラ分確保しないといけないことから、
たいていは労力上の都合で構想自体で頓挫することになるというような話にもなるようです。
否定的な見解
逆に否定的な見方から見てみると、内容としては思うとおりに盗んでくれないため効果が薄く感じられます。
習得までの前提が大変な割りには、受動的かつ発動が低確率に属するスキルであることから、
「欲しい品物を狙って盗る」といった内容でもないようにも思われ、あまりプラスには作用しません。
前作だと「盗むことが許されない盗賊」ということで問題視されたこともあったのですが、
そういう意味では、便宜的に「盗まない盗賊」といった状態を解消するものであって、1つの象徴的なスキル、
もしくは、入れておくと良い物が手に入る(かもしれない)といった気持ち的なスキルなのだろうと割り切っている人も出てきています。
上記の盗賊団構想に関しては、1つの魅力的な話ではあるものの、
実態としてはスティッキーフィンガーの発動確率がかなり低く抑えられている(※Gr5時点での評価)ので、
そちらに労力を当てるよりは、盗品収集の時間を設けてスティール・クイックハンドを併用した方がトータルの時間としては短くなりそう。