前作の盗賊について

ひとまず2次職では盗賊が出てくることは確定のようです。
前作の盗賊がどのような職業だったのかというと、一番特徴的だったのが「盗む」のスキル。
「盗む」のスキルでモンスターから様々なアイテムを盗むことができました。

・クリスタルの欠片
・プロフィールカード
・封印カード
・モンスターコイン(PUK3の地区限定)
・レアアイテム

(*盗品のレアアイテムに関してはSeis-florさん、またはクロスゲートの知恵袋さんにて)

封印術士のサポーター

レアアイテムを盗むことが出来ることから、盗賊をレアアイテムハンターとしてみる人もいるのですが、盗賊本来の位置としてはプロフィールカード取りになります。
つまり、封印術士のサポーターとして盗賊は位置するわけです。
メインが封印術士とするなら、理想的な職業構成としてはプロフィールカード取りのために盗賊、カードを鑑定するために鑑定士がほしいという流れです。
封印術士・ブリーダー・調教術師が「使い魔3職」と呼ばれるわけですが、盗賊はPUK1からの登場なのでクエスト上使い魔3職として含まれていないケースの方が多いような状態でした。

盗むの概念

「盗む」のスキルでは、モンスターからしか盗めません。
戦闘中でもデュエル中でもプレイヤーに対しては盗むのスキルを実行できません。
(*味方に封印カードは投げることはできました。当然捕獲できないネタ行為)
そもそもプレイヤー相手から盗むという行為はプレイマナーから逸脱するため、そのようなことはしてはいけません。
コンチェルトゲートのプレイマナーでも「人のものを盗んではいけない」とハッキリ例示されており、人に迷惑をかけてはいけないと明記されています。
公式にあるプレイマナー
この辺はリアルと一緒で、普遍的な倫理観が当てはまります。

しかし、盗賊または盗むという名称から、名称だけを取り上げて言いがかりをつける人もいるのです。
本来なら「モンスターから盗む」のと「プレイヤーから盗む」のとでは天と地ほどの隔たりがあるのですが、現実とゲームの世界をうまく区別ができない人もいます。
大半は区別できるプレイヤーなので、できれば区別できるプレイヤーの方に合わせてほしいものですね。

盗品事情

プロフィールカード取りの副産物として、クリスタルのかけらがごっそり溜まり、活動している盗賊持ちならクリスタルのかけらの困ることはありませんでした。
封印カードもとれるのですが、あまり使い道がない(あってもピュアミミック用のMetalカード)ため、捨てるか鑑定士のスキル上げのために持ち帰る程度でした。
実は高Rank封印カードはNPC販売価格が高額なので、ギルドモンスター用の食料として腹持ちが良かったという別の使い道はありました。

モンスターコインは、前作だと10万枚、20万枚、30万枚でレアモンスターと引き換えることが可能でした。
>・シェフ入魂の料理(100M) … ランダムで「シリウス」(黒豹)。1~2%の確率で入手。
>・伝説のモンスター(1万M) … 「バンド」(紫色のグループ)
>・太古のモンスター(10万M) … 「魔術機 戌」
>・天界のモンスター(20万M) … 「スィリューエル」(黒イルカ)
>・統べるモンスター(30万M) … 「キャットメア」(袋猫)
5千枚だと、クラウンの黒アフロが手に入りました。
上位のモンスターを狙うには、とにかく大量に集めないといけないので、個人で集めるとなると年単位で取得を目指さないといけません。
後に「レレプ」が登場し、盗賊以外でもモンスターコインがまとまって手に入る手段が増えましたが、当時は盗賊くらいしかまともに集めることができませんでした。

問題のレアアイテムなのですが、各モンスター毎にレアアイテムを所持していることがありました。
例えば、ゴブリンから楽器が、牛から牛丼が手に入るといったユニークなもの。
しかし、実用品となるとかなり絞られ、レアアイテムというよりはネタアイテムの収集になります。
さらにレアアイテムと言われるだけあって入手率が著しく低いような(1日篭っていてもレアアイテムが手に入らない)状態でした。
そのためレアアイテム収集家として盗賊に就いた人は、ほとんどレアアイテムを手に入れられないまま盗賊をやめてしまうといったケースも多く見られました。
PUK3の地域だとレアアイテムの入手率が改善されている場合もあり、運営も問題に感じてはいたようです。
今作では「アクセサリー屋」として盗賊が位置される可能性もなきにしもあらずといった状態といったところでしょうか。

Lv上げでの盗賊としての立場

また、盗むのスキルはダメージを与えるスキルではないため、通常の稼ぎ時に多用すると同行しているプレイヤーから不評を買うことがありました。
後に「ぶんどる服」である新R5服のシュテンスーツが登場し、盗むと同時にダメージを与えられるようになったものの、通常の物理スキル以上のダメージは与えられません。
つまり「盗賊 = 盗む」なのですが、通常の稼ぎだと「盗むのスキルが使えない盗賊」というジレンマに陥ってしまいました。
盗賊の離職率が高い原因は、このような事情にも原因があります。

一応、前作の盗賊がどのような職業だったか書いてみましたが、今作ではどうなるかは分かりません。
前作だと鍵開けがあったらいいと書きましたが、今作だと風来が鍵作成を担っているのでその方面は望みが薄くなっているように感じます。

カテゴリー: 前作の職業紹介 パーマリンク

前作の盗賊について への2件のフィードバック

  1. うさぎ紳士 のコメント:

    以前盗賊持ちだったのでいろいろと思うところがありますが、罠に関しては盗賊で活躍できそうな場がありそうですね。
    ナイフだと強力そうな近接スキルがほしいという意見も見かけたことがあります。

  2. 紺野 のコメント:

    盗める物を何故倒した時に落とさないのかという謎がありましたね(;´Д`)

    二次職=上級職に近い形なら、鍵作成R6以上は盗賊になるかもと。
    ダンジョンの罠も先頭が盗賊で特定のスキルを覚えていれば全て回避するとか、
    そういう事も今回はできそうですねぇ。
    戦闘面ではナイフで乱れ撃ちができてもいい気がしますけど。

コメントは停止中です。