使い魔BP表記に2つの潮流(DPとDropについて)

コンチェルトゲートにてペットの成長率の指標とされる、DP(DSP)と、Drop(Dr)について解説をいれてみました。

DP(DSP)

コンチェルトゲート内で初期から使われたDP(=Detail Point)またはDSP(=Detail Status Point)表記。
wikiの説明によると、DSPは、BonusStatusを1振る毎に増える数値を合計で計算する(*HP・MPの伸びは突出しているので1/3にする)と「10」になるということから、
「(HP+MP)÷3+ATK+DEF+MGA+MGD+AGL+RCV+HIT+AVD+CRI+CTR」
というようにDetail Pointを(HP・MPは1/3にして)全て足して求められる全体の数値。
DSPで求められた数値に、1/10して、5.33…を足すと、小数点を含めたBaseStatus「に類似した数値」を割り出すことができ、それがDPです。
つまり、DSPまたはDPが高いと、総合的に良いモンスターという1つの指標になるわけです。
使い魔 – コンチェルトゲート Wiki*

DPかDSPの区別はあることにはあるようなのですが、現実には表現している人によって区別されたり一緒くたにされたる場合もあります。
<公式掲示板 DP>

そんな最中、スターテスの計算サイトが登場し、類似値ではなく、小数点をBaseStatusの合計を割り出せるようになりました。
コンチェルトゲートしたらば掲示板の「ペットの成長率等についての議論・検証スレ」に、紹介されていた計算サイト。
http://cg999.hp.infoseek.co.jp/cg_pet.html
(*後に「マタマタしょっぷ」というサイト名に)
最近は、DPやDSPを表記するより、小数点を含めたDP(=Drop Point。ここでのDropは小数点の意味)を表記するところも現れました。

Drop(Dr)

DP・DSPという潮流から、小数点を意味するDP表記が出てきたのですが、さらに前作で使われていたDP(Drop)(=Drop Point。ここでのDropは落ちているの意味で、0に近いほど成長率がいい)が登場しています。
XGのクラス論がそのまま使えるわけではないのですが、非常に類似しているので相違点さえ見つければ、理論が流用できることが分かってきました。
最初はどこが違うか分からなかったのですが、「コンチェルトゲート使い魔データ集積所」にある「考察スレ」をのぞいてみると、
<コンチェルトゲート使い魔データ集積所 考察スレ>

>3 :名無しさん:2007/07/03(火) 03:27:45 ID:KmDGhs3g
(中略)
>試しにクラス5の成長率を
>0.205→0.21
>と修正すると全ステータスが一致。

このような発見がなされています。

XGのクラス論を紹介してあるCG Islandさんにあるクラス(「-XG(クロスゲート)コンテンツ-」の「モンスター」にある「クラス論の紹介」参照)と、
http://f2.aaa.livedoor.jp/~machacha/
コンチェルトゲートしたらば掲示板にて紹介されていた計算サイト(マタマタしょっぷ)にあるクラスを見比べると、
http://cg999.hp.infoseek.co.jp/cg_pet.html

XGの場合
クラス5:0.205
クラス10:0.415
クラス15:0.625

CGの場合
クラス5:0.21
クラス10:0.42
クラス15:0.63

というように5の倍数のクラスに相違が存在していました。

本来、XGで使われてたDP(=Drop Point。落ちの意味)は、Lv1から使い魔を育てデータを収集していくしか割り出す方法がなかったのですが、それをカードとスキルスロットから割り出そうというDrop計算機サイトが出ています。
それが、wikiのリンクにもある 「じじげーと – コンチェルトゲートブログ+」さんの「コンチェルトゲートシミュレータ置き場」。
これだと、Sがいくつ落ちているMがいくつ落ちているなどの個別のクラスを知ることができないのですが、最高クラスからどれだけ落ちているかだけを判別できるようです。

試しに、手持ちのダネマッシュLv1を計算してみました。

ダネマッシュは金モンスター、つまり★合計12/スロット06(金カード)。
V3 S6 D4 Q0 M9
HP:64 MP109 ATK:18 DEF:14 MGA:28 MGD:29 AGL:11 RCV:17 HIT:20 AVC:11 CRI:16 CTR:13

これを計算機にいれてみると、

>候補1
>VTL3.2 STR6 DEX4.8 QUI0.8 MND9.2
>DP234.666 BaseStatus24 Drop10

Drop10と判明。

実は、ダネマッシュは最高クラスがすでに判明していて、wikiに情報が出ています。
魔物/ダネマッシュ – コンチェルトゲート Wiki*

クラス15-32-24-5-44の、合計最高クラス120。
私の持っているダネマッシュがDrop10なので、合計110のクラスということになります。

じじげーとさんの計算機で求められた結果を、「★合計/スキルスロット 」にある金カードから「★合計11.5/スロット07(銀カード)」だけ変えて再計算してみると、

>候補1
>VTL3.2 STR6 DEX4.8 QUI0.8 MND9.2
>DP234.666 BaseStatus24 Drop5

Drop5になりました。

さらに、「★合計11/スロット08(銀カード)」に落としてみると、今度はDrop0。

どうやら金カードだと、合計最高120クラス、
銀カードのスキルスロットが7なら、最高115クラス、
銀カードのスキルスロットが8だと、最高110クラス…という前提があるようです。

コンチェルトゲートしたらば掲示板の「ペットの成長率等についての議論・検証スレ」に、モンスターの一部の最高クラス情報がでています。

引用させていただくと、

>ケルタ   14-17-21-28-40
>ルプス   19-27-20-24-20
>セイレーン 19-20-11-40-30
これを分かりやすくすると、

>ケルタ(金モンスのSS6)   14-17-21-28-40 = 最高クラス120
>ルプス(銀モンスのSS8)   19-27-20-24-20 = 最高クラス110
>セイレーン(金モンスのSS6) 19-20-11-40-30 = 最高クラス120

この例だと、カードの種類とスキルスロットによる、最高クラスの法則が守られています。
コンチェルトゲートで反証が存在しない限りは当てはまる理論になりそうですね。

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