前作のアヤメについて

前作のアヤメ(17歳)について。
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左がPUK1のイラストで、右がPUK2(戸部淑さん)のイラストです。
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衣装としては女性忍者キャラといった分類のようにも見え、
現にコンチェルトゲートのアヤメの服の説明が「忍び服。」になっています。
オシャレ装備♀色一覧 – コンチェルトゲート Wiki*
しかし、動きを見ているとあまり忍者っぽさは感じないので、
クロスゲートで受けるアヤメの印象としては大和撫子キャラだったということになりそう。
厳密にはアヤメもリボンキャラではあるのですが、
リボンキャラの定番として「モエ」がいるだけに、
アヤメは和風キャラとして知られることになっています。
一方のコンチェルトゲートだと、顔(+頭のリボン)でのアヤメのキャラの印象がほとんどで、
あまり和風キャラだとは受け止められなかった傾向が強かったように思えます。

アヤメキャラに関しては、PUK2の顔グラフィックに替わる時に
自分のキャラクターにそぐわないということで大きく問題にされたこともあって、
恐らくモンタージュ関係で一番ひどいことになったとされるのがアヤメキャラです。
当時、PUK1からPUK2にバージョンアップされることになり、
顔グラフィックをPUK2仕様に自由に切り替えることができたのですが、
そのときだと、無印本編やPUK1の顔グラフィック番号から動かせず、
PUK2仕様の顔だと自分の思い通りに動かせないことが問題になりました。
後に遅れて、整形クエストが追加されることになったものの、
その間にキャラ消しを思い立つ人も実際に出てきていて、
アナウンス無し&対応の遅さにプレイヤーが振り回されることに。
CG Island クエスト 顔整形

PUK3のPVだと、
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メインヒロインかと思うくらいの立ち位置で、現にアヤメキャラはそれ相応の人気のあるキャラです。

アクション

アヤメの場合だとそれほど特徴的なアクションはないのですが、
奇抜がアクションがない分、スタンダードで使いやすいキャラクターでもあります。
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武器での攻撃モーションもそれぞれ癖がなく、
武芸に通じていることを彷彿とさせるような滑らかな動き。
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魔法アクションや喜怒哀楽のアクションだと女性らしい一面も。
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歩くモーションや走るモーションをみると、重心がブレない動き方をしています。
http://games.sina.com.cn/zhqu/cross/renwu_23.shtml

登場人物

PUK1の勲等クエストにてアヤメキャラは登場していて、
主に勲6等と勲4等にて、数多く出現することになりました。
CG Island クエスト 勲6等
CG Island クエスト 勲4等
勲6等の時点だと、ラン国の国王にあたる「天帝」が暗殺されることになり、
その暗殺者がスゥ国に逃げ込んだので、
長男のトキヨリ派からは、暗殺者を始末しろ、
次男のカツハル派からは、暗殺者を引き渡せ、
というように分裂状態にある中で、
スゥ国はいざこざに巻き込まれたくないということから
暗殺者の退治(殺害)を頼まれることになりました。
6等アズキ
その暗殺者は「アズキ」という名前で、
闇医者アルバスからキマイラの改造を受けた人物です。
天帝を殺害すれば、自分の身体の魔物が消えると説明を受けたのですが、
天帝を殺害しても魔物は消えず、痛みにのた打ち回っているシーンで遭遇することになります。

>アズキ
「痛いぃぃぃ、体が痛いぃよぉぉぉぉぉ。
 アタシはちゃんと約束を守って天帝を殺してきたのにぃ、あの医者は嘘つきだ!
 アタシの中から魔物は消えないじゃないか!
 痛い痛い痛い痛い痛いよぉぉぉぉ!」

その後、暗殺者のアズキを殺害するかどうかの選択肢が出てきました。
>アズキ
「魔物を植えつけられて、天帝を殺せと命じられたのはアタシだけじゃない。
 アタシを捕らえても無駄だよ、秘密を喋れば自分の中にいる魔物に殺される。
 アタシらに魔物の種を植え付けた医者…アルバスって言う男だけにしか
 体内の魔物を殺すことはできないんだ。あの詐欺医者だけは許せない、
 殺してやりたくて追ってきたけど、ここまでだ。さあ、殺しな。」

殺害する選択肢を選ぶと、アズキの他に魔物を受け付けられた暗殺者と対決し、アルバスの元へ。
>アズキ
「アタシの仇は仲間がとってくれる。アンタは、
 人間の皮を被った化け物がいつ襲ってくるのか…
 怯えながら生きるといい…。」
6等サクラ
>サクラ
「ねえ、見て…魔物がアタシを食い破る…」
6等ウメ
>ウメ
「声が…聞こえる。ここから出たいって、お前を食っていいか?って。
 頭で誰かがずっと言ってるの、助けてよおっ!」
6等ヤマブキ
>ヤマブキ
「ネぇ、ミンナを殺してキタんだよね?匂イガするよォ…
 血ト肉ノ匂イが鼻にツくんだヨ!!!」

殺害しない選択肢を選ぶと、やや遠回りになるものの動物実験場を通ってアルバスの元へ到達できます。
>アズキ
「いつ孵化するかわからない、自分の中の魔物に怯えて生きろと?
 ああ、そう。天帝暗殺の犯人として処刑されるために、生かしておくのか。
 アタシは誰が暗殺を企んだのか知ってる、けど喋ることはできないよ。
 それにアンタ、暗殺犯は殺せって言われてるんだろ、いいのかい?
 …ふぅん、アンタって変なヤツだね。
 しばらくは大人しくしててやる。けどアンタ、きっと後悔するよ…。」

アルバス戦だとアズキ殺害・非殺害ルート共通で、
サクラ・ウメ・ヤマブキが登場し、逃亡後キマイラとなって再登場しました。
>ウメ
「アンタから、アズキの血の匂いがスル…」
「アタシたちの肉体はひとつになって偉大なる獣王が誕生する…」
>サクラ
「魔物ダッテ、死ンダラ痛イノヨ」
「コントロールできない力が漲ってくるのよ……」
>ヤマブキ
「壊レてモ壊レテも新しイ体があるんダよ!」
「見える…ウメとサクラの目に映るものが見える…」

勲4等を進め、魔導研究所の培養室にいくと、
アズキ・サクラ・ウメ・ヤマブキの「複製?」と勝負することになりました。
4等ヤマブキ
>ヤマブキの複製?
「アタシたちは完璧なんだ。人間よりも賢く、魔族よりも強いんだよ。
 永遠に生きることだってできるのさ。」
6等ウメ
>ウメの複製?
「楽しいねぇ、仲間がどんどん増えていってるよ。
 いつかエルヴァニアの女王もアタシたちの仲間にしてやるよ。」
6等サクラ
>サクラの複製?
「子供の肉をちょうだいよ。一番柔らかくておいしいんだよ。
 何人食ったかって?そんなもの、いちいち数えてるわけないだろ。」
4等アズキ
>アズキの複製?
「あはははは、またアタシを殺しにきたのかい?
 アンタも懲りないねェ。
 いつか、アタシが本物のアズキになるよ。」
(※セリフに関してはリセリア城図書室別館さんのXGシナリオ集「六等」「四等」にて確認できます)

うってかわって、PUK3のフィールドマップ「光さす路」にて、
アリシア
姫姫団のアリシアさんがいました。
CG Island マップ アリシア
御他聞に漏れず、アリシアさんも味方に同士討ちをやらかすタイプなのですが、
「シマが欲しいんですの、シマが」という謎のセリフで戦闘が始まるので、
「シマ = ナワバリ」ということは何となく分かるもののそれ以上の目的はよく分かっていません。
一方で、黄金系のダンジョンにて、アリシアを中心としたストーリーが展開されるものがあったのですが、
情報として記録しているサイトが見当たらず、そちらの設定が未判明の状態になっています。

後のコンチェルトゲートにて、R5上位ペンデュラムの「灼熱のシマ」で、
CGアリシア
アリシア率いる姫姫団が再登場するといった前作プレイヤー向けのファンサービスが行われています。
クエスト/灼熱のシマ – コンチェルトゲート Wiki*
顔グラフィックは、アヤメではなくてNPCキャラクターだったのですが、
シマ(ナワバリ)に拘る姿勢は健在で、XGの頃よりも大幅に戦力アップして挑んできました。

ちなみにXGのアリシアのお供は、ウサギのルチアーノなのですが、
CGだと、アリシアのお供はナイトメアのルチアーノになっています。

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