前作のトレント系統について。





CG Island モンスター トレント
BP構成
- トレント V32 S17 T32 Q12 M17(Class110)
- ペトロティンバー V28 S20 T36 Q10 M16(Class110)
- ゴールドマイン V38 S22 T28 Q10 M17(Class115)
- ホワイトバーチ V29 S16 T28 Q17 M20(Class110)
- ドリアード V30 S15 T27 Q16 M22(Class110)
- モスグローン V31 S14 T29 Q15 M21(Class110)
- Rトレント V51 S24 T34 Q10 M6(Class125)
ぱんぱら-PANDA PARADISE- リスト
VLTとTGHが伸びつつ、STRとMGCがそこそこ伸び、QUIがあまり伸びません。
となると壁向きのステータスということになり、
初期から登場するということもあって壁モンスターとして用いられた時期もあります。
しかし、壁モンスターの定番となるバジリスクも早い段階から登場することになり、
PUK1から参入した私の体験からすると、トレント系を使っている人は、
ゼロではないにしても、あまり多くは見かけなかった印象がありました。
トレント系を護衛以外で用いようとするのが無理なことも事実で、
物理ダメージを出したくてもSTRが伸び悩み、
魔法ダメージを出したくてもMGCがそれほど伸びません。
スキルスロットが多いといった特徴も、QUIが低いため物理スキルが当たりづらいといった問題に直面し、
活動の幅が狭くて使いづらく感じられるのがトレント系最大の弱点となっています。
しかし、トレント系を評価する場合、使いづらいとはいえども決して不遇なステータスとは言えない要素もあります。
実際に壁モンスター筆頭のバジリスクとBPで比較してみると、
・トレント V32 S17 T32 Q12 M17(Class110) スキルスロット8
・バジリスク V36 S38 T34 Q11 M6(Class125) スキルスロット7
壁性能となるVTLとTGHにあまり差はありません。
QUIに関しても同程度の鈍足タイプによって命令違反による護衛無視の機会が少なく、
バジリスクの場合では、高R護衛を使っているとFP切れが激しかったのですが、
トレントの場合だと、MGCがそこそこ伸びるため、バジリスクよりも護衛スキルの使用に耐えられる構造下にあります。
スキルスロットもトレントの方が多いので、状態異常抵抗スキルを多く積めるということもあり、
それらを考慮するとバジリスクと同程度の壁性能を保有している判断することもできました。
とはいえ、鈍足向けの救済細工としてせめて必中の魔法性能が伸びればよかったとも思うのですが、
その辺の願望を適えているのが「べランドナ系統」ないし「キノコ系統」で、
あちらとの住み分けで、壁性能に特化しているのが「トレント系統」だということになる様子。
また、別の種族の話になるのですが、Rラングドッグが「壁魔」の願望を適えるような形にもなっていて、
さらには、コンチェルトゲートの場合だとシステムそのものがそれを適えるようなことにもなっています。
シナリオとして使いやすい素材
トレント系統は使い魔として使役する分だとあまり人気のある使い魔ではありません。
しかし、バリエーションに関しては他の使い魔と比べると豊富な部類に入りました。
太めの木だとトレント、ペトロティンバー、ゴールドマイン


細めの木だとホワイトバーチ、ドリアード、モスグローンに分類されます。



見た目の人気も薄く、性能面でもあまり優秀といえないトレントが
何故バリエーションが豊富なのかについては2つの解釈が出来て、
1つは、自然を代表する樹木のモンスターなので、
環境面と絡めたストーリーで演出しやすいといった点、
もう1つは、トレント系は猫系ほどではないにしろヤラレ役として登場しているといった点です。
出現する場所の半分以上がフィールド上で出てくるということもあって、
例えばホワイトバーチが出てくると雪に溶け込んだ寒冷地演出を施したり、
モスグローンの苔の生えた身体からは熱帯を示すような雰囲気を演出してくれます。
戦力面ではティナの東側だとバザーという強敵も出てくることにはなるのですが、
ホワイトバーチが同時に登場すると、ある程度戦力を抑えられるといった特徴もあって、
樹木系のモンスターは、ゲーム(世界)を構成するにあたって、
世界観の構成・シナリオ面・戦力面で便利で手頃な存在でもあるということです。
トレント系の見た目を語る上で欠かせないのが、頭に1つだけ残った葉っぱです。
トレントが倒れるときだと、基本的には前のめりになって倒れたり、
萎れるようにぐったりと力が抜けてフェードアウトするのですが、
同時にこの葉っぱがひらひらと舞い落ちるといった演出も施されていて、
この辺は、「あの葉っぱが落ちたら私も死んでしまう」の台詞で有名な「最後の一葉」を意識したものになってます。
最後の一枚の葉 The Last Leaf オー・ヘンリー作 結城浩訳

戸部さんのイラストだと、太めと細めの中間くらいの体型をしていて、
植物の護り手として花(自然)を見つめているトレントのイラストが存在していました。
この辺は、長老クエストの一節を彷彿とさせるシーンで、XGの造詣に詳しい戸部さんらしいイラストでもあります。
トレントは、スキル上げの場所のメッカであるカンナベラ周辺に出てくるのですが、
トレント系は攻撃力は低く、壁向けのBP構成の使い魔ということもあって、
ポルカファンガスとトレント相手に延々とスキル打ち込むような状態になります。
その姿は、サンドバックに延々と打ち込み続けるような修行風景となっていて、
そのことを感じつつカンナベラ周辺でスキル上げに打ち込んでいた人も多いはず。
トレントは、他のモンスターと比べてサイズが大きく、
手に入りやすい使い魔なので、「通行禁止」表現の看板として用いられることもありました。
使い魔を床に置いてもプレイヤーは自由に通れるため拘束力はないのですが、
ガードモーションも、身体をひいて両手を前に押し出すといったもので、


このように「通行禁止」のメッセージが伝わりやすいといった特徴がありました。
他にも演劇でカーテン役をこなすこともあったので、視界を遮るといった特徴も備えています。
トレント系統の攻撃モーションは2パターンあり、
太木のモーションは左右の手を上から交互に叩きつけるもので、
細木のモーションは、両手で挟み込んでスクラッチにするといったものでした。
この細木の攻撃モーションなのですが、1回の攻撃モーションにそこそこ時間がかかるため、
ドリアードの攻撃モーションは、長すぎる攻撃モーションの代名詞として扱われることもあって、
仮に細木系のドリアードに連激を使わせたら、戦闘のテンポが恐ろしい悪くなっていただろうと話題に上ることもあったようです。
ただ、幸か不幸か、トレント系の普及率は低かったため、
ドリアードのモーションが長すぎるといった問題が表面化しづらくなっており、
コンチェルトゲートの方だと、全体的にモーション時間が短く設計されているところをみると、
モーションが長すぎるといった反省が活かされていることもあったようで、
意識的に戦闘モーションをコンパクトな作りにすることによって、戦闘中のストレスを軽減化を図ったことを感じています。
尚、トレント系統のレア盗品なのですが、
トレントが「フルーツパンチ」、
ペトロティンバーが「シャングリラ」、
ホワイトバーチが「ファンタスティックグレープ」
ドリアードが「ファンタスティックオレンジ」
モスグローンが「輪廻のリンゴ」となっています。
イリーガルマリーの「コンチェルトゲートフォルテ マスターシーフへの道」 クロスゲート盗品リスト
フルーツパンチとファンタスティックグレープ、ファンタスティックオレンジをみると、
どうやら清涼飲料水のFantaを一部意識した名称になっている様子。
フルーツパンチがリンゴのグラフィックで、
ファンタスティックグレープがグレープ、
ファンタスティックオレンジがオレンジというところを見ると、
親しみを込めて食物っぽい実を生らすというイメージを作っていたようで、
リンゴの一説に関してはニュートンの重力の発見の話を意識した説明になっていました。
Seis-flor 盗品一欄 Plant
しかし、基本的には盗品(装備品)で構成されているので、全て毒入りの設定になっているように思えます。
クロスゲートの盗品だと床置きの観賞用の品物が多数用意されていて、
グレープやオレンジあたりはR1~R10の採取物から漏れた食材のグラフィックが転用されていそう。
長老(戦闘系ランプアックⅠクエスト)
クロスゲートをプレイする上において幾つか障害に直面することがあり、
その中の1つが、戦闘系ランプアップⅠクエスト、通称「脱見習い」クエストの長老です。
CG Island クエスト 長老
この脱見習いクエストは、片方の当事者のみから話を聞くのと、
両方の当事者から話を聞くのとでは話の内容が大分異なってくるストーリーで、
まず、クエスト開始となるエリックからの依頼の話によると、
エリックは「凶暴な魔族」の退治の依頼を受けることになったものの、
卑劣な戦略にはめられ、剣を奪われてしまうことになってしまい、
雪辱を晴らすために、「凶暴な魔族」を退治するようにプレイヤー達に頼むことになります。
その魔族の弱点だということで「トーチ」を手渡され、嘆きの森へ赴くことになりました。

苔むした洞窟(ランダムダンジョン)を通って頂上につくと、嘆きの森に到達し「長老トレント」がいて、
これにエリックから貰ったトーチを所持して話しかけると「長老トレント」が怒り出して戦闘になるのですが、
クロスゲートでソロを続けていたプレイヤーの場合、この長老に打ち勝つのが非常に難しくなっていました。

「長老トレント」は召還で敵モンスターを増やしたり、全体魔法を連打してダメージを重ねてきたり、
長老トレントを先に倒そうとしても、聖なる盾でガードしたり、ヒーリスで回復したりして阻まれることもあります。

実をいうとLv20のキャラ5人でも、長老トレントの全体魔法がそこそこ痛いので全滅しかねません。
Lv20のキャラ1人で倒そうとすると、まず返り討ちにあってしまうのが「長老トレント」で、
むしろ自分の成長の証に、1人で「長老トレント」を倒せるようになるといった力試しにも使われるくらいの強度がありました。
「長老トレント」に勝利すると、若いトレントから事の発端について説明を受けることになり、
人間が近隣の森を荒らしまわり、若木や仲間達を切り倒していったので、
それに対して怒ると移住者達は逃げ帰り、平和な日々が続くと思っていたら、
今度は「火を持った戦士(※エリックのこと)」がやってきて長老トレントに対して、
「老いさばらえた妖木よ。今すぐ成仏し、忘却界へ帰れ!
火で焼け死ぬか、剣のさびとなるか、どちらか良いか選ぶが良い。」
と宣告するのに対して「わたし達の願いはここで静かに暮らしたいだけなのです」と応えると、
エリックは話を聞かずに襲いかかり、エリックを追い返すことになって、
人と自然はいつから違う道を歩き始めたのかと嘆いているところでした。
このときにPTに1人「エリックの大剣」が手に入り、
このエリックの大剣を持ち帰るかどうか選択することになるのですが、
エリックの大剣をエリックの元に持ち帰ると「賢者の指輪」が手に入りました。
性能としては「R3指輪 AGL+3~5 MND+3~5 Dur139前後」といったところなのですが、
この指輪は序盤ながら、XGだと杖以外の装備品で伸びることが少ないMND上昇の効果があって、
ちょっとした杖職の本気装備として「賢者の指輪」が手に入ると嬉しいといったものでした。
一方で、エリックの大剣が手に入らなかったり、
手に入ったエリックの大剣をトレント達に返すと「苗木?」を渡されることになります。
これは未鑑定の品物なので、NPC鑑定をして「命のしずく」をウィルノアの町長に見せると、
その小さくも美しく力強い苗木がほしいといわれ、
「命のしずく」を渡すと脱見習いのランクアップ条件を果たすことになりました。
また、若いトレントが他にも気になることを話していて、
> いつの日にかもう一度この地を訪れてください。
> あなたをびっくりさせてあげますよ。
このように話しているので、いつかはここに訪れて新展開があると待ち望んでいた人も多く、
力試しに1人で攻略するといった話は、また訪れたら何かあるのではないかといった期待も込められていました。
この長老トレントや苗木のエピソードに関しては、コンチェルトゲートにも受け継がれていて、
「ウィリスの財宝」や「チャズと大樹」でも見られる話の展開となっているので、
コンチェルトゲートで補完される話なのかなと思っていたのですが、
この話はXGプレイヤーでも忘れている人が多いので、忘却の彼方送りになってしまった伏線になりそう。
NPCの台詞に関しては、リセリア城図書室別館さんのクロスゲートのシナリオ集、
メインシナリオの項目の長老討伐で確認できるので、気になる方は一度覗いてみることをオススメします。
枯れかけトレント
キリを北西に進み「星降る丘」を抜けると「ブリーダー合宿所」が存在していて、
たいていは吸血攻撃Ⅱスキル購入目的に訪れるところか、
柵越しに飼われているのっきゅんを愛でにいくようなところなのですが、
そこで使い魔3職(ブリーダー・封印術士・調教術師)がいると、
「枯れかけトレント」を1000Gで購入することが出来ました。
CG Island クエスト 枯れかけトレント
- 枯れかけトレント V7 S12 T17 Q7 M12(Class55)
「枯れかけトレント」の性能としては非常に低く、
育ててもまともに活躍してくれるとは言いがたい性能になっています。
この「枯れかけトレント」をLv20まで育てると、Lv1ゴールドマインと交換してもらうことが出来ました。
他に似たようなクエストとして、虚弱な雛をLv30まで育てるといったものがあるのですが、
枯れかけトレントだとLv20で済むので、あちらのクエストと比べるとコチラは随分楽に感じられます。
ゴールドマインは、Class110のトレント達と比べると、Class115なので優秀なことには間違いありません。
- トレント V32 S17 T32 Q12 M17(Class110) スキルスロット8
- ゴールドマイン V38 S22 T28 Q10 M17(Class115) スキルスロット8
性能差としてはSTRが少し伸び、TGHの部分がVTLに回ってHPを確保しやすい構成。
トレント系がそれほど人気がある種族ではなく、バジリスク主流の壁を崩すほどではないにしても、
枯れかけトレント育成という一手間かけて手に入れたということもあって、
そのまま壁モンスターとしてゴールドマインを使い続けていたという人も見かけています。
依代
トレントとの遭遇で、一番インパクトを受けたという人が多そうなのが「依代」戦です。
CG Island クエスト フリアボロス
XGのメインストーリーとして、フリアボロス・アッカス・バロス(リヴェリウス)の流れがあるのですが、
今回は3つのクロスゲートのうちの1つであるフリアボロスゲートの途中で「依代」と遭遇します。
アステリア教団の総大司教であるブルメイル達が、
セレーネ北端にある「閉ざされた祭壇」の元に移動したとのハンクの情報があって、
「セレーネ東洞窟」にブルメイルが待ち構えているので話しかけると、
来る魔族決戦に備えるためクロスゲートを開放する必要があり、
「閉ざされた祭壇」を破壊しクロスゲートへの道を作るように頼まれます。
「閉ざされた祭壇」に到達するとトレント姿の依代がいて、次のような台詞の後に戦闘になりました。
> ……愚かなり人間よ…………ここが聖域と知って争うというのか……
> ……偉大なる人間リーユンよ………そなたの理想は脆くも崩れ去った…
> ……静寂の歴史を打ち破り………再び狂気の戦乱を巻き起こそうとするは…
> …やはり人間であった…
> ……我が唯一尊ぶ人間リーユンよ………そなたへの畏敬を示すべく、我も戦おう…
始めは10匹のトレント達と戦うことになるのですが、

どれか1体のLPを50%以下にすると、
> ……そうか……お前は「開くもの」か……
としゃべり、一斉にトレント達が逃げ出します。
全てのトレントが逃げ出すと、

巨大なトレント姿の依代が登場し、本格的なボス戦がスタートとなりました。
この巨大な依代戦は、全魔を連打したり、物理攻撃で大ダメージを与えてくるため、
クエスト攻略や氷の洞窟稼ぎで訪れる場合だと、この段階で怪我をしかねないくらいの強さがあるのですが、

巨大な依代は、奇数ターンには物理攻撃を、偶数ターンには魔法攻撃を使うといった戦術パターンが存在し、
そのことを知っていると、攻撃に対処しやすい分、倒しやすくなるボスでもありました。
CG Island マップ 閉ざされた祭壇
巨大な依代を撃破すると

> …我が友リーユンよ…我もそこへ行こう…
というメッセージを残して倒れ、その後フリアボロスの地へ赴くことになります。
尚、この巨大なトレントなのですが、

期間限定の黄金系のダンジョンにて「トレントキング」として登場することがあったので、
モンスター固有の名称としては「トレントキング」という設定になっているようです。
出現場所

トレントは、ファンブルグ~イール間のうち、橋の渡った先に出てくるモンスターで、
ホーネットと一緒に出てくることから、あまり強い印象はないのですが、
フィールドで登場するということで、非常に馴染みのある使い魔にはなりました。
カンナベラではLv85までのスキル上げのお供としても有名なので、
戦闘スキルを上げていた人にとっては道場相手のような存在でもあります。

ペトロティンバーは、クロスゲート1出現率の低い使い魔として有名で、
恐らく無印~PUK3を含めた上で、箱モンスターを例外にすると、
最も戦闘での出現率が低いLv1使い魔になっていました。
何故ここまで出現しないかは正直なんともいえない面があって、
性能に関してはClass110で突出した性能はなく、改造の素体になっているわけでもありません。
一説にはLv1の中心とするポイントが、一般認識されている範囲からズレていたのではないかとの指摘もありました。

クエスト入手で手に入る使い魔で、金色の木ということで軽いゴージャス感を感じることが出来ます。
STRがトレント系では伸びるということでSTR振りという選択肢も視野に入ってくるのですが、
それでもSTR振りは、物理向きの使い魔だと高い方だとは言えず、QUIも低いため茨の道になりそう。
素直にVTL振りをして壁モンスターとして用いるのが一番のように思えます。
ソロモンの小箱・XG使い魔育成記録 ゴールドマインその1
ソロモンの小箱・XG使い魔育成記録 ゴールドマインその2

ホワイトバーチは、ジェノーバ~ティナの間に登場するのですが、
なかなかホワイトバーチがほしいという人も見かけないもので、
Lv1の出現率も悪い部類に入ることから、ホワイトバーチに対する体験談としてはどうしても薄くなっています。
バザーとセットで登場するので、軽いイール方面のホーネットとトレントと似たような構成にもなっていて、
どうやら構成から考えると「木に蜂の巣を作ってる」といったイメージもありそう。

ドリアードはアリュート周辺に出てくるモンスターで、Lv1に関しては頻繁といっていいくらいに出現します。
ただしハーピーとセットで出てくることから、ドリアードそのものの印象よりはハーピーの印象の方がどうしても強めに。

モスグローンに関しては、長老トレントと同じグラフィックなので、
アケルファ方面で遭遇すると、長老トレントが出てくるといった印象を覚えます。
ちょうど苔の生え具合からして湿度が高いところの出身だなと納得はできるものの、
モスグローンを使うとしたら、長老トレントを通した印象でネタで使ってみるといったものになる様子。
ソロモンの小箱・XG使い魔育成記録 モスグローン
Rトレントの評価
PUK3の時代に第4期設計図が登場し、その中にRトレントの設計図が含まれていました。
- Rトレント V51 S24 T34 Q10 M6(Class125) スキルスロット8
- ウーズ V49 S24 T15 Q5 M12(総クラス105) スキルスロット9
- バジリスク V36 S38 T34 Q11 M6(総クラス125) スキルスロット7
VTLのクラスが51もあるので、ウーズ級にVTLが伸び、
その上にTGHがあるので「ウーズを硬くしたら」といった夢のBP構成をしています。
バジリスクと比較すると、Class自体は同程度なものの、
壁性能で考えるとRトレントの方が上で、バジリスクよりスキルスロットが多くなっていて、
改造の素体となるLv1トレントに関しても入手しやすく、
設計図に関しても常時供給状態だったので、設計図入手の難易度も低め。
クリスタル属性も、風穴で嬉しい純水属性になっており、
バジリスク以上の壁モンスが登場したということで、Rトレントがもてはやされることにもなりました。
欲をいうと、MGCが低いため高R護衛が使いづらいといった点があるのですが、
これに関してはバジリスクと同じ悩みを抱えている状態だったので、
元のVTLとTGHの高さを見込んで低R護衛でも気にしない方針で考えた方が良さそう。
しかし、Rトレントを使っていると、バジリスクと比べてなにかと使いづらい印象を持つことになりました。
その使いづらさを感じる主な原因となっていたのが、「Plant種族」と「STR差」にあります。
Plant属性だと、UndeadやAmorpahsに強く、BeastやInsectに弱いのですが、
Beastの場合だと、風穴で出てくる黒鋼がBeastなので、
たとえ純水属性でも種族負けしているといった特徴があります。
(※反面、Rゾンビに種族勝ち属性勝ちをしているので、優秀なRゾンビキラーといった側面も)
またトレント系全般にいえることなのですが、STRが低めに抑えられているので、
壁以外に用いるのは、Rトレントでも難しいといった事情が露呈することになりました。
元のSTRが高いバジリスクと比べるとRトンレトはメージ負けしてしまう欠点が残り、
攻撃と壁の両面で使えるバジリスクが改めて優秀な存在だと再認識される結果にもなっています。
また、壁性能に関しても、あの優秀なバジリスクでダメならどうしようもないといった感覚も強く、
Rトレントの壁性能に関しては必要十分以上の性能になっていたということもありそう。
とはいえ、VTL振りバジリスクでもボスモンスターの強力な攻撃で沈むことも度々あったので、
壁性能が厚ければ厚いほどいいといった評価の上だと、
Rトレントは最強の壁モンスターだったということに他ならず、
ボス戦相手にLvが低い状態で挑むときになると、これくらい特化してくれれば即戦力としてカバーできる強みがありました。