期間限定クエスト「シュガーポットからの贈り物」の注意点

予想では、明日あたりに期間限定クエストの「シュガーポットからの贈り物」が実装される見込みです。
クエスト/シュガーポットからの贈り物 – コンチェルトゲート Wiki*
うっかり通常の期間限定クエストと思って気軽に挑戦すると大怪我をする可能性があるので注意してください。

まずは、男性側・女性側に別れるので、名刺交換をする(遠距離で連絡をいれる手段を確保する)ことが大前提になります。
今年はバリューコースが解放されているので、いざとなったら性別が逆のキャラを作るのも1つの手です。
ゴージャスかんざしを装備すると男性でも女性として、おっさん服を装備すると女性でも男性とみなされる特殊な仕様もあります。
ホワイトデークエストで、あるアイテムを装備すると?

また、途中のクエスト進行がかなり不親切に感じるような作りなので、男女ルートともに攻略情報は必須だと思われます。
どちらも片方のヒントによる謎解きが必要で、特に男性側は何度も怪我をさせられる可能性が強くなっていました。
期間限定クエ「シュガーポットからの贈り物」(~08年3月18日)

追記:
ホワイトデーの季節になりました。
[ アップデート ] 時節イベント「カフェ・シュガーポット」開放
>2009年3月18日の定期メンテナンス開始まで

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前作の医師の激減現象について

前作に存在した不遇職の代表として仙人・探偵が存在します。
こちらに関しては生産職であるものの変身・変装職なので資金を稼ぐことができない(遊び人的位置)という点が大きくなっています。
一方で、仕様上の都合で不遇職となってしまった職業が「医師(医者)」です。
その仕様上の問題につき、医師が激減する事態になりました。
SBP -Symphoy Bule in PochiLong 職業 医師

赤怪我を治せるという専売特許

CrossGate開始当初怪我の治療に悩まされ、その怪我を治療したのが医師です。
そのため開始当初、医師という職業が羨望の職業でした。
怪我は白、黄色、ピンク、赤の重症度に分けられ、赤怪我が一番の重傷です。
Lv10以上だと怪我のままでは魂が抜ける恐れがある上に能力が落ちているので、できるだけ早い段階で治さなければなりません。
NPC治療では法外な金額を求められ、プレイヤーの職業で赤怪我をしっかりした確率で治せるのは医師しか存在しなかったのです。

辻治療問題

この治療の最大の欠陥として、かなりの低確率ですが「怪我が悪化する」という仕様が存在しました。
治療をしていると怪我が悪化することがあり、さらに運が悪いと魂が抜けることがあったのです。

さらにこの状況に「地獄のスキル上げ」が拍車をかけます。
医師の治療上げは尋常ない治療回数を求められ、通常で治療している分には年単位の治療が求められます。
この治療上げには3つの対処方法が存在します。
1つは、通常通り本当にコツコツと治療する方法。
実際に依頼と請負で達成できる人はいたのですが、限られたプレイヤーしかたどり着けない理想的な境地でした。
2つは、ペットをわざと怪我をさせる方法。
野生のペットをわざと怪我させてそれを延々と治療する方法です。
ペットを怪我をさせるときに魅力が落ちるので、スキル上げ中は医師の魅力がかなり低下します。
当然ペットをわざと怪我させる作業に抵抗感が出る人がでるのは当然で、中には良心の呵責に耐えかねて自キャラを怪我させる人もいるくらいでした。
3つは、辻治療と呼ばれるもので、採取場などで怪我をしているプレイヤーを治療してあげるというもの。

医師の治療上げは、ランクアップのために必要です。
そこで辻治療という行為で上げるのが一般的だったのですが、「怪我が悪化する」という仕様で辻治療が批判されることになります。
この怪我の悪化の仕様に対して運営側から修正や救済措置を加えることはありませんでした。
辻治療問題を解決できずに、プレイヤーから医師が激減していくことになったのです。

専売特許の消失

PUK2時に、ReBirthシステムが登場。
前作では1日1時間バースト時間が補充され、生産系のReBirthシステムはそのバースト時間を消費して良品を作ったり成功率が上昇したりしました。
その中で、ReBirth治療で赤怪我が治せてしまうという事態が発生。
後にReBirth治療でも赤怪我が治しづらくなる処置が施されます。

PUK3になり、ライド生産が登場します。
各々の生産の成功率が上がる中、ライド治療で赤怪我が治せるということが判明しました。
私も実際どの程度赤怪我が治しやすいのか調査してみたところ、医師の方が治しやすいものの、現実的な成功率の範囲内で治せる(*運が悪いと50回でも治せないことがある)との結論が出ました。

医師と言えば(赤)怪我を治す職業だったのですが、ランクアップに戦闘系クエストをこなさなければなりません。
看護婦とは違い戦うことに必要性を感じる人が少なかったので、長老や赤犬程度なら対処できるものの、ガーズラウンド以上になると対処できなくなる人も発生。
スキル「虚死為上」が登場し逃げやすくなる仕様が加わっても、看護婦と医師では大きな明暗を分けられることになりました。

クエスト中や稼ぎの面ならばライドを解さず即座に治療できるため、クエストの同行でも重宝される場面も報告されています。
中には戦闘中に治療できるような仕様がほしいといったように、医師独自になんらかのメリットを与えるような仕組みが求められていました。

医師の出張

たいていは1chの病院内で治療営業をすることがメインとなっていたのですが、アケルファやコーラルなどの海外で活動するPCが怪我をすると治療の施しようがありません。
そのため怪我を治療するために、わざわざファンブルグまで戻ってこないといけませんでした。
そこでコーラル在住医として活動するお医者さんも登場。
このように怪我の治療のために出張活動する積極的な医師もいて非常に有難がられました。
辻治療問題はありましたが、数多く存在する職業の中で医師という職業は欠くことのできない職業だったのです。

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鑑定の露店に見られる「お気持ち入れ」について

今回は、実装してほしいものの、実際に実装すると困りものな仕様について1つ。

前作から続く慣習として、鑑定露店時(前作は修理露店時も)に、露店主の横にペットを置いて、その下に代金を置いてもらうというプレイヤー独自の手法があります。
代金が置かれるペットにはだいたい「お気持ち入れ」と表示。
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鑑定に代金を支払う必要性を十分理解している人や、どうしても鑑定に代金を支払えない人の両方に対応できるようにしています。
お気持ち価格なので相場はあって無いようなものなのですが、一般的には露店主のMP回復代金以上は支払うように心がけているようです。
NPC料金 – コンチェルトゲート Wiki*
つまり、露店主がLv10以下なら36G以上、Lv11~20なら92G以上は支払うといった具合です。
Lvで支払う代金が変わるのに違和感を感じるなら一律50~100G以上支払うようにしたり、鑑定する個数で代金を決めたり、金カードを多めにもってきたならその分鑑定代金に上乗せするようにしたりと柔軟に考える人も多いことでしょう。

代金を支払う時間が省かれるという露店では嬉しいメリットがあるので、私としてはこの「お気持ち入れ」をサポートしてほしいと考えています。
しかし、デメリットとして「募金箱」として考えてしまうと、乞食をシステム的に後押ししてしまうように外観上見えてしまう問題点があります。
ベンダーなら例えトマト1個でも対価性が存在する上に、初期投資が必要なので乞食行為に至る人はいません。

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狐陰陽師セットの反響

3月4日に販売された狐陰陽師セット。
[ アップデート ] 新作、狐陰陽師セット登場!「ふしぎな宝箱ALL」#4に更新
課金箱ALL#4の目玉は、狐陰陽師セットとナイトウォーカーの杖になっています。
<公式掲示板 課金箱の魔力に・・・>
ナイトウォーカーに関しては、杖の見た目の他に、オラシオンやデンスが持っているのと同じ杖であることからもプレミアが付いています。
魔物/オラシオン – コンチェルトゲート Wiki*
魔物/デンス – コンチェルトゲート Wiki*

ALL#4では、特に狐陰陽師セットの反響が大きく、一部ではイラストで「狐陰陽師祭り」が発生。
妖蘭堂BLOG:どーまん!せーまん!
妖蘭堂BLOG:生!
カトレアさんのところに限らず紹介すれば自動的に他の絵師さんも紹介できるという、CGT的にはとても楽な状況になっています(”*

狐陰陽師セットの「化けの福耳」(頭飾りの部分)の「木の葉がかわいい派」「木の葉はいらない派(狐の耳だけでいい)」でも分かれています。
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木の葉はいらない派でも、尻尾の部分をみて狐陰陽師セットがほしいという人もいるくらいです。
私は木の葉だけがほしくて、ペットのキツネに木の葉を載せたいと思っていたのですが、「化けの福耳」が頭飾りなのでアイテム合成で耳ごとペットにつけられることになります。

また、戸部さんの日記を引用させていただくと「なかなか好評みたいですごく嬉しい」とのこと。
(*FRAGILEさんの090306時点での日記より引用)

他に、ALL#2で登場したスノーローブセットですが、帽子の部分が「歯」に見えるとネタになっていました。
XGお絵かきBBS 歯の妖精
やはり新作は話題になるようで、まだまだXGお絵かきBBSも生きています。

:参照用wiki画像
狐陰陽師セット:課金オシャレ装備色一覧/ふしぎな宝箱 ALL – コンチェルトゲート Wiki*
ナイトウォーカー:課金オシャレ装備色一覧/ふしぎな宝箱 Vol.5 – コンチェルトゲート Wiki*

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前作の代表職である弓術士について

先日、格闘士について触れたついでに、今回は前作での弓術士について紹介しようと思います。
火山稼ぎ時代の弓術士、格闘士、魔術師、クレリックの時代の筆頭である強職に位置していました。
「CrossGateを代表する職業は?」と聞かれたなら、たいていの人は弓術士と答えることでしょう。

弓術士の特徴

職業名の通り、弓術士の専門は弓です。
SBP -Symphony Bule in PochiLong 職業 弓術士
前作では「乾坤一擲」と「諸刃」が弓をもった状態でも行使できたため、今作では「一射入魂」「大剛弓」というように近接攻撃と弓攻撃で分離する処置が施されています。
理由としては、弓術士が弓と斧を持ち替えることによって遠近両方で活躍できたことへの批判からだと思われます。

なぜか護衛がRank10まで伸びますが、使いどころはほぼありません。
専門は「乱れ射ち」ですが、最高Rankまで上げないとランクアップできないということはなく、意識してスキル上げをしなくても自然とスキルが上がっていくような状態。
そのため、弓術士に関しては地獄と称されたスキル上げとは無縁の職業でした。

弓術士といえば乱れ射ち

「乱れ射ち」が登場するまでは弓術士は不遇扱いだったようなのですが、登場してからは状況が一変。
乱れ射ち-スキル-XG資料館-PochiLong
一躍、XG界のトップへ躍り出ます。

乱れ射ちが強い理由は2つあり、1つは広範な範囲ダメージ、もう1つは優れたコストパフォーマンスによるものです。
ダメージについてPochiLongさんの説明を引用すると、
「矢をLv+2本、対象をランダムに射るが、同じ対象に当たった時は威力が弱くなる。その時の威力は1回目から順に45%、30%、15%、5%、5%、………、5%となっている」。
陣形にとらわれることなく、広範にダメージが及びました。
コストパフォーマンスの点では、乱れ射ちは、基本は近接スキル(R1でFP10)と同程度の消費で、さらに専門により消費FPが半分(R1でFP5)になっていました。
つまり、単発の近接スキルよりも消費が少ないような状態だったのです。

攻撃しようとしたら、味方の乱れ射ちで既に壊滅状態になっているのは日常茶飯事。
後に、行動速度が速くなる迅速果断のスキルが実装されましたが、おそらくこのような事情の対策手段で実装された面があると思われます。
また、遠距離の連続攻撃であるため、物理バリアが全て打ち消されてしまう場面も多々ありました。

ガストラフェスト(R8特殊弓)を装備すると、HIT+15される代わりに、乱れ射ちの消費が倍増になる処置が程されました。
逆に、ソウルスティール(R9特殊弓)では乱れ射ちが20%消費量が減少するものの、ATKが低めなのでダメージを抑える方向性になっていました。

弓術士の逸話

弓術士は、強い、消費が少ない、スキル上げの必要が無いの3拍子が揃っている職業。
斧に持ち替えれば連携でも活躍ができるので、真の意味での万能職と評価する人もいました。
その栄華を物語るエピソードをいくつか紹介してみることにします。

  • キャラ固有にモーション差があったので、弓を射るモーションが少ないキャラが持てはやされた。

早いキャラで有名なのが、レイ、ウル、ピート、サイゾウなど。
逆に遅いので有名だったのが、セーラとフルーティアなど。
とにかく弓術士が強いといわれたので就職してみると、乱れ射ちの速度が遅いのでキャラリメイクを真剣に考える人もいたくらいです。
特にセーラの場合は、通常の弓モーションがふらふらになりながら弓の照準をあわせて射るので、乱れ射ち高速処理されると高速で震えながら1つ1つ射るような状態になっていました。
前作でキャラ固有のモーションの復活を望む意見を目にすることもありますが、前作ではこのような弊害も存在していました。
小話として、本編グラフィックとPUKグラフィックでも乱れ射ちの速度が変化することもあったようです。

  • 乱れ射ちで射られすぎて一時的に画面から押しやられることがあった。

攻撃を受けると1回ノックバックするのですが、乱れ射ちの場合は乱れ射ちが終わるまで元の位置に戻りません。
R1nk10だと12発射ることができたので、戦闘画面中に一時的に画面外に追いやられることもありました。
(*乱れ射ちがおわれば通常の位置に戻る)

  • 初心者に弓術士を勧めることを控えるように言う人がいた。

理由は弓術士が増えすぎること、弓術士が強すぎて飽きることへの危惧です。
冗談みたいな話ですが、本当にこのように主張する人がいました。
稼ぎの上での弓術士は、乱れ射ちしか使わないといった状況にも問題があったようです。

  • スキル「一撃必中」実装時に弓でも使えたので「これ以上弓術士を強くしないでくれ」とのクレームが出た。

前作の「一撃必中」は弓だけではなく、ナイフやブーメランでも使える珍しいスキルでした。
実際はあまり強くないスキルだったのですが、強い職業になんらかのスキルが追加されると内容に関わらず猛抗議されるようなことがありました。

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