超☆BIGノッカークジの特徴

今回展開された超☆BIGノッカークジの特徴について指摘してみようかと思います。

良かった点

  • 特殊な呼びかけが必要ない分、全員が参加しやすい

今回を含めて3回経験値増量キャンペーンの課題が発表されました。
過去の2度は、タイムアタックイベントとバレンタインスノー最大数チャレンジ。
タイムアタックイベントだと実質の参加時間・参加者が少なく、バレンタインスノーの場合だと本命扱いの参加時間がごく限られているような状態でした。
また、どちらも難易度設定が高すぎたために通常のクリア方法では到底できない数値です。
そのため普段ではありえないような攻略方法を採用する他なく、それに対して違和感を感じる人もいました。
(*イベント内容としては、その「普段ではありえない攻略方法」を想定して設定してあるとか思えない難易度設定なので、むしろ趣旨の則った活動をしていると評価できます)
今回の超☆BIGノッカークジの場合だと、特別な呼びかけが必要ない分、細部に至るまで参加が可能な状態で、ゲームとして自然な状態でのイベント開催へ。
手順としては、対象のクエストに限りクリアの証を王様コインに替えることで判定が行われますが、期間中は王様コインが1.5倍になる処置が施されてます。
これが2倍になると王様コインがおいしすぎてコイン取りの方に走ってしまう恐れがあったので、1.5倍の設定としては適切に感じられました。

  • クエスト名未表示によるクエスト攻略の活発化

今回対象となったクエストが49個。
初期はクリアの証が手に入る75個のクエストがターゲットになり、全クエストの攻略需要が高まりました。
普段は出ない募集も出てきて、ちょうどクリアしていなかった人には良い機会を創出できたことになります。
全て未表示の場合だと取っ掛かりがないものの、対象のクエストを初期に3つ表示させたことによって軽い道筋をつけられました。
そのクエストをクリアしている間に他のクエスト名が徐々に表示されていくといった具合だったので、それ相応に作りこまれている印象もありました。

悪かった点

  • クエスト名未表示による空振りの発生

クエスト名の未表示により、どのクエストが対象かは分かりません。
75個あるクエストのうち49個が対象ということは、半分外れてもおかしくないような形です。
またクエスト名の表示が増えていくと、割合として未表示と非対象のクエストの割合で、未表示の割合が増えていきます。
そのためクエスト名の表示が増えていくとともに空振りの確率も増えていくといったジレンマに陥るといった事態にもなりました。
中盤近くになると「普段クリアすることがありえないクエスト」なのではないかとの憶測が流れることになり、その中で1回しかクリアできないクエストにスポットが当てられ「勇者候補の試練」のクリアの証ではないかと話題に出ることが度々ありました。
チュートリアルクエストなので1回しかクリアできず、クリアの証を手に入れるためにキャラクターを何度も消しながら証を放り込むといった具合なので、あまり感じのいいものでありません。
結局は「勇者候補の試練」は今回の対象に入っておらず運営側には責任がないのですが、あまり繰り返しクリアすることが望まれないクエストは対象に入っていないと明記しておいた方が良かったように思えます。
とはいえ、クエスト名未表示により多種多様のクエストの攻略需要が高まったことを踏まえると、裏腹ととらえるべき特徴の1つになっていたとも言えます。

  • クエスト名未表示による大規模な募集のしづらさ

クエスト名未表示で、半分くらいは予想が外れます。
そのため大規模な募集をしようにも、外れている可能性について注釈が常に付きまといました。
例えば「密かに狩るもの」で、獣の毛皮取りをHelp狩りを駆使して開催したいという機運が高まったことがあります。
しかし今回クエストのターゲットに入っているかどうかはよく分からず、50%になり達成度が表示された頃になると自律的に達成率の進行が始まっていて、大規模な募集が既に必要がない状態になっていました。
他にも、今回大規模募集が行われた数少ないケースの上旬限定クエスト「Dr.キューと罠」にしても、開催を呼びかけた当人としては『罠は「否定」したいところ』との発言が出ていました。
http://twitter.com/karami630/status/11419735670

  • 必要枚数の未表示による実感の薄さ

必要枚数の未表示により、自分がどれだけ貢献したか今一実感が沸かないことも問題視されたことがあります。
「クエスト毎にクリアの証の必要数が違うのではないか」との指摘もあったものの、結局はどうなのかよく分かりません。
後半は自助努力に近い形よって達成率の伸びから予測が行われたものの、根拠としてはどうしても薄弱になります。
クエスト名未表示による44番の達成率の進行→リセットの問題も深刻で、実感の薄さに拍車をかける結果になりました。

  • 簡単なクエストから埋まっていく構造

最初はクエスト名が未表示だった都合だったものの、やはり簡単なクエストから埋まっていきます。
最後の方になるとLvが低いと立ち入る隙がないほどの難易度のクエストしか残っていませんでした。
これに関しては構造上仕方が無い面もあり、例えば私が別のモデルを作るとすると、

このように期間を区切ってイベントを展開するといった方法を構築するとします。
こうすれば後半でも簡単なクエストを織り交ぜることもできるものの、過去に行われたキャンペーンからして、どうしても後半になってから活発化していく傾向があります。
そのため下手に短い期間毎に設定してしまうとキャンペーンとして盛り上がりのないまま終了してしまい、キャンペーンとして成り立たない可能性も。
今回の場合は、期間的な調整弁として上旬・中旬・下旬クエストが取り込まれることになりました。

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超☆BIGノッカークジの特徴 への1件のコメント

  1. 匿名 のコメント:

    『シルトの危機』以降のメインクエスト攻略をできた人は少なかったでしょうね。
    BIGクジは参加者は少ないかったのでは?
    運営しかわかりませんけどね

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