ヒーリアの回復量に対して、次のような批判が出ています。
- 1人単位の回復量に例を挙げて回復量が低い
- 使う場所が限られている
批判はあるものの、想像していたよりかはヒーリアの評価は低くないようです。
どちらかというと実装前の方がネガティブな書き込みが多いように感じられました。
ヒーリアの回復量
例えば、ヒーリアの回復量が50くらいだったとすると、10人で50×10人=500のHP回復量。
Gr10で80くらいという話もでているので、80×10人=800の回復。
全体的な回復量を見るととても効果が薄いスキルとは評価できません。
ヒール(消費12)やヒーリス(消費29)で全体を回復しようとすると、
1回目で、
○●○○○
●●●○○
2回目で、
○○●●●
○○○●○
というように回復した後、範囲から漏れた端の人にヒールで回復するような感じでした。
この手間を、ヒールやヒーリスよりも回復量が少ないものの、1度のヒーリア(消費38)で行使できます。
熱砂の遺跡やドクミスト洞窟で全体魔法を使ってくる敵も増えたこともあり、活躍の機会が増えていくことは間違いないでしょう。
全体攻撃魔法が実装されたときも、全体魔法の1匹辺りのダメージの低さを例に挙げて使いづらいスキルと主張する人もいました。
現在では、ドクミスト洞窟でメインに使われるスキルの一つになっています。
そこそこ前の話ですが「XGのヒーリアは弱かった」というような事を言っている人もいてびっくりしました。
強いボス(フリアボロスやガーズボス以降)が出てくると「ヒーリアを連打しない限り不可能」というような書き込みをよく見たものですけどねぇ(==;
予想よりもヒーリアの消費が抑えられているので、XGより使い勝手が良くなっている印象があります。
ヒーリア-スキル-XG資料館-PochiLong
前作には、水龍の御衣という、ヒーリアの消費FPを下げる高価な特殊装備も存在しました。
ヒーリアの習得条件をLv30以上限定にする理由に関しては、よく分からず。
全体攻撃魔法だとLv20以上なのを考えるとLv30以上にする意味を見出せません。
同じような例だと、乱射はLv20以上なのに対し、エリセウノはLv10以上での取得も、威力から考えてもLv20以上にする意味が見出せません。
(*追記:後にヒーリアの取得がLv20以上と表記されるようになりました。)
ヒールに替わる回復方法
たびたび出てくるクレリックの不要論。
現状の内容としては「薬があればクレリックは必要ない」というような内容です。
薬の他に、
- 吸血攻撃
- ドレイン
- 吸収バリア
- 明鏡止水
これらのスキルが登場しても似たような理論が援用されることになると思われます。
「リジェの登場 = 巫術師の登場」だと考えると、XGの頃より戦闘時間が長めなのが幸いし、巫術師もXGの頃より活躍できるようになりそうな予感がします。
一方で、PC職業としての看護婦(医者)は果たして実装されるのかは不明。
回復関連では、ヒール系のスキルが一番使い勝手がよくなります。
明鏡止水やドレインのような回復方法はヒールのように安定して回復できません。
応急手当はフィールドでのみ回復で、肝心の戦闘中は回復できないデメリットが存在します。
リジェ系はヒール系の2倍回復するものの、即効性はありません。
唯一、薬の方がヒール系より使いやすいと評価できるのですが、メインとして回復するにはコストがかかります。
ちなみに現在は不遇な近接職も、LPバカなモンスターが明鏡止水を使ってくるようになりカウンターを受ける覚悟でABが必要になると…。
具体性を帯びないクレリック不要論
前作でもクレリック不要論が用いられたことがありました。
具体的な時期としては大学登場時。
近くにNPC看護婦がいるので、クレリックがPTに同行しなくても始終稼いでいられたからです。
クレリックはどこに行くにしてもたいてい必須になる職業なので、クレリックが必須ではない状況をからかう人がいました。
今作でも似たような話が、回復に戻るが容易なドクミスト洞窟稼ぎで出てくるかと思ったのですが、予想に反してあまり騒がされていません。
火力や消費面で魔術師の方が優れているものの、ドクミストでの攻撃が激しいため、クレリックが居た方が効率的になっているからか。
クレリック不要論が発展しないもう1つの理由として、「Help狩りで寄生相手にHPを回復しないでほしい」という意見があり、そちらに上書きされている面もあるようです。
<公式掲示板 ヘルプ狩での回復 byクレリック>
あと「RCV = 使い手の回復力」と思い込んでいる人が多いこと多いこと。
MGAが回復量に関わると勘違いしている人も見かけたことがあります。