ブリーダーという職業は、ブリードというスキルが専門です。
ブリード-スキル-XG資料館-PochiLong
ブリードというスキルは、戦闘終了後にペットに入る経験値が増加するPassiveスキル。
本来ならペットを育てる上で最適と言える職業なのですが、そうとは言えない事情がありました。
ブリーダーの特徴
・R10(R11)ブーメランまで装備可能
・軽装備(帽子、服、靴)
SBP -Symphony Bule in PochiLong 職業 ブリーダー
他に抵抗が伸びたり、キュアがそこそこ伸びたりするので、状態異常の回復役として活躍が可能。
範囲魔法もRank4まで伸びたので、属性を合わせればそこそこダメージを出すことは出来ます。
ただし消費は激しすぎるので、たいていは物理向きのBP構成にして、迅速果断で活躍することになりました。
調教術師ほどではないものの、テイムが伸びることよる使い魔の消費MP減はなかなか目を見張るものがあります。
ブリーダーの問題点
まず、ブリーダーの最大の問題点(というより仕様上の都合)として「自キャラのLvの+Lv5までのペットしかもてない」という仕様があります。
もしブリーダーが1匹のペットのみ集中して育てていると、将来Lv5以上に達してしまい、ペットが所持できなくなるといった問題が指摘されていました。
他にも、例えばLv69制限デュエルならば、ブリーダーはペットをLv74まで持たせてほしいという話が出たこともあります。
しかし、そもそもブリーダーがデュエル向きの職業ではないと判断せざるを得ないところでしょう。
真のブリーダーの存在
ブリーダーはペットが育ちやすい職業と言えども、戦力的には支柱となるスキルが存在しません。
「魔僧格弓」と比べると、どうしても戦力面で見劣りしてしまいます。
そのため、戦闘で殲滅力が高い職業の方が、本当の意味のブリーダーだとも言われたことがあります。
1度に入る経験値の多さより、1戦1戦素早くこなせた方がトータルとして経験値の入りがいいという判断です。
このような事情から、ブリーダーは真の意味でのブリーダーではないと評価されている事実が存在していました。
ペット育成クエスト
前作には封印術士・調教術師・ブリーダー専用のクエストがいくつか存在し、ひ弱なペットを育てて所定のLvで引き換えてもらうというクエストがありました。
1つは、星降る丘を越えてブリーダー合宿所にいき「枯れかけトレント」をLv20まで育てるというもの。
こちらは報酬に「ゴールドマイン」が手に入ります。
CG Island XGコンテンツ クエスト 枯れ木に花を
2つは、レムール山の旧道を登っていき「虚弱な雛」をLv30まで育てるというもの。
こちらは報酬に「プチドラゴン」が手に入ります。
CG Island XGコンテンツ クエスト 虚弱な雛に愛の手を
職業的に殲滅には優れてはいない職業だったのですが、専用クエストを設けることによって1つ対面を保てることになりました。
ブリーダーの活躍場所
ブリーダーが一番活躍する場所は、連携牛です。
連携牛とは、プレイヤーやペットが通常攻撃で連携を発生させて倒す稼ぎ場です。
通常攻撃が基本なので、ブリーダーで参加することによる戦力の低下は問題になりません。
連携でクリティカルを発生させればダメージの上昇幅が大きいので、R4斧を持てば活躍できます。
物理向きなBPで斧装備ならば、職業差は問題になりません。
遜色なく活動できる中でペットの経験値の入りは優遇されるため、連携牛ではブリーダーが最適の職業だと言われるようになりました。
問題は、連携牛以外にブリーダーが満足に活躍できるところが後にも先にもなかったところ。
他の稼ぎ場では、ブリーダーだけでの戦力はなく、稼ぎ場に合わせた強力なペット(魔ペット)も必要になりました。
因果応報の登場
ブリーダーにして(真の意味での)ブリーダーに有らずといった戦力の伸び悩みの中、因果応報というブーメランスキルが登場します。
ブーメランがR10まで伸びる職業(看護婦、忍者、踊り子、ブリーダー、ブーメラン職人)の戦力強化を果たすことができました。
因果応報の欠点(特徴)として、自分にダメージが跳ね返ってくるので、なんらかの回復手段が必要です。
そのためにPUK3では看護婦が強職として含まれるようになるわけですが、回復薬を常備する・ペットの護衛スキルで因果ダメージを肩代わりさせる・PTプレイでクレリックや巫術師等の回復やバリアを期待することでクリアできる問題です。
他の強職と比べ努力が必要になりましたが、真面目なブリーダーにとって職業の誇りと連携牛以外での活路を見出せることになりました。
なお、R11にMNDが伸びるブーメランが存在したのですが、これに関してはなんとかして魔法を使おうとする忍者、ブリーダー、踊り子向けの処置か?