BaseStatusは本当に「極振り」でも大丈夫なのか?

キャラクター作成時に、誰しもが困るのがBP(=BasePoint)振り。
私の体験だと、どれを振ればいいのか分からないので、とりあえずバランスよく振り分けたほうがいいのかなと感じました。
しかし、実態ではあまりバランスよく振るBPは評価されていないのです。

一般的に言われる「極振り(振り切れなくなるまでBonusPintを振る振り方)」というのがどのような意味で成り立っているのかどうかについて、初心者向けに説明しようと思います。
性質上、以前書いたBaseStatusの特徴についてと似通いますが、今回は極振りというテーマを主軸として。

近接職の場合

例えば、ゲームの事情を心得た上で将来「兵士(騎士)」キャラを作ろうとするならば、
VTL … 9ポイント
STR … 15ポイント
DEX … 3ポイント
QUI … 3ポイント
MND … 0ポイント
という構成にしたとします。
この段階で「MNDが0ポイントだけど大丈夫?」と思うのが通常の感覚ですが、0でも大丈夫です。
兵士と騎士は主に物理スキルで活動するので、MND(MP)が低くても食料を携帯することによって滞りなく活動できます。
少しくらいMNDに振っていた方がMPがほどほどに確保できると思う人もいるので、別に0に拘る必要もありません。

魔術師の場合

次に、「魔術師」を作ろうとするならば、
VTL … 5
STR … 0
DEX … 0
QUI … 10
MND … 15
という構成にしたとします。
「STRとDEXが0だけど大丈夫?」と思う人もいると思いますが、これでも大丈夫です。
STRに振っても魔法攻撃力が高まるし、DEXに振ってもMPが増加するので、別に0でなくてもかまいません。

採取職の場合

最後に、「採取職」を作ろうとします。
VTL … 15
STR … 0
DEX … 0
QUI … 0
MND … 15
という構成にしたとします。
「STRとDEXとQUIが0だけど、これで本当に大丈夫なの?」といわれると、ちょっと厳しいところがあります。
採取している分にはさほど問題にはなりませんが、攻撃能力がないためLv上げが他人頼みかペット頼みになるわけです。
攻撃能力に直接かかわるSTRは0のため、ほとんどダメージを与えられません。
MNDは豊富にあるものの、魔法は使える職業が限られているので魔法が使えない採取職だとダメージ面では反映されることはないのです。
そのため戦闘中は、採取職は壁と割り切る、怪我防止を兼ねてMNDの極振りをやめてSTRにもふる、Lv9程度に抑える、魔術師やクレリックに一時的に転職するといった処置が必要になります。

不利益が大きすぎる極振りについて

物理攻撃を主とする場合ならSTRを極振り、
魔法攻撃を主とする場合ならMNDを極振りにすることが基本形になると考えてください。
現実に稼ぎだと攻撃能力が一番評価されていますが、あくまでもBP振りは個人の自由なので「これが絶対に良い」というものは存在しえません。
例えば、兵士やクレリックだと魔法や物理を両方こなせなくもないので、極振りに拘らなくても一線で活躍している人もいるのです。

極振りで大丈夫ならば、どの極振りでも大丈夫なのかというと、使い道がないと判断せざるを得ない極振りが存在します。
まず、VTL、STR、MNDは基本ステータスと定義するならば、DEXとQUIは補助ステータスと定義できます。
つまり、DEXとQUIの極振りは基本となるステータスが存在しないので、何も出来なくなってしまいます。

次点で、VTLとQUIの極振り、VTLとDEXの極振りもオススメできなくなっていますが、戦闘面ではまだ壁になると割り切ることもできます。
VTLが0の場合だと極端にHPが低くなってしまうので、どうしてもVTL0がいいのなら気絶しやすくなることを覚悟しないといけません。

では、DEXやQUIはいらないステータスなのかというとそういうわけでもありません。
VTLとSTRの極振り(またはVTLとMNDの極振り)が最強と考える見方もありますが、足りない部分はアクセサリーで補っていることを考えると、DEXやQUIはあっておいて損はありません。
冒険メインで考えるならば、Lv上げ(またはボス戦)で耐えられるHPを確保できれば、速度アップやクリティカル上昇のために補助ステータスに割り振った方が快適に活動しやすくなります。

今回の極振りの記事は主観を元に書いてあるので、私とは見方が違った職業のススメ – コンチェルトゲート Wiki*も合わせてみておくこともオススメします。

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