販売時点での需要の変化について

公式掲示板で、装備品の性能による売れ行きの良し悪しを聞いているスレッドがありました。
<公式掲示板 アンケート)狩り用装備の必要性。>
今回は、通常の稼ぎに使う「狩り装備」について。
需要としてはそれほど高品質は求められていないのですが、
販売の段階になるとどうしても高品質のものが求められてしまうといった事情があるようです。

この辺はなかなか奥の深いテーマで、販売段階で需要が特殊になる場合が結構あります。

例えば、前作での体験談を例に挙げると、ローブ販売をしているとき手元にある在庫の他に、露店中に作成段階の注文を受けることがけっこうありました。
元から在庫が豊富だったのですが、それでもお客さんの3分の1から4分の1くらいは作成依頼によるものです。
そのため、0段階からの作成注文にも対応できるように材料の取り置きもしていました。

露店をしていると特定のRankの在庫が切れることがあり、タイミングが悪くちょうど切れていたRankの装備品を買い求めにきた方が来たとします。
材料の取り置きがあるので5分程度で在庫が補充できるといっても、「在庫が無いならまたの機会にする」といったこともそこそこありました。
お客さん側としては「相手に負担をかけたくない」といった気遣いで注文を断っているのですが、こちら側としてはローブ屋なのでローブを作ることを面倒がってしまうと成り立たない職業です。
かといってお客さんに無理を言って購入してもらうといったこともできないので、お互いの気持ちが変にネジレてしまうといったそういった状態になることがありました。
話をまとめると、在庫で取り置いてあるのと、材料からでの作成とでは、購入の意思を左右するほどの違いが出てくる場合があるということです。

他に需要が異なる場合として、
・装備品を購入しようと思うけど、ベンダーの方が気軽に購入できるので、ベンダーの方をよく利用している
・なにかしらのブームが到来し、その流れで需要が激増する
・販売会で販売していると、なぜか通常の露店より売れ行きがいい
などなど、手法によって売れ行きが異なる例が結構あります。

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