こちらも呼び方としては定着しておらず、
ユルグ、ハンシン、赤星、青星のことを便宜上「半神」型の使い魔として定義しています。
あと前作サービス中で、感覚的に同一視はされてなかったと思うのですが、
「ナッサウ」タイプも恐らく半神タイプのグラフィックだろうとして今回扱っています。
半神と化したユルグ
PUK3の副題である「天界の騎士と星詠の歌姫」のうちの
「天界の騎士」を指している騎士となっています。
- PUK2
PUK2の段階にて、ユルグのことがしばしば伝えられ、
「琥珀の卵」が、ユルグの逃れたる心、
「ユルグのイコン」が、ユルグ神の砕けた身体として、
「覚醒の文言の写し」によって魂を宿す術が行われることにより、
PUK2の場合だと、精霊神を暴走させたり、異界の神(クトゥルフ)を召還したりしました。
「ユルグのイコン」の使い道として、
ギルドモンスターの作成に用いられるのですが、
これが後のシェラウェッソの塔での旧神戦の伏線のような扱いになっていて、
PUK3メインストーリーの「護るもの(ホテップ)」クエストにて、
ギルドモンスター姿の、真・白虎、朱雀、青龍、玄武が登場しています。
- PUK3
PUK3だと、時の卵内にて別のファーレン王国のストーリーが展開され、
最初はリヴェリウスと争っていたファーレン王国は、
後に旧き支配者との争いになり、旧神(精霊神)によって
騎士ユルグに対して「神降ろし」の力が与えられます。
これにより旧き支配者と、半神と化したユルグが争うことになり、
ファーレン王国は滅亡し、荒廃した世界となってしまいました。
本来は半神ユルグという存在は旧神側の勢力ではあるのですが、
「護るもの(ホテップ)」クエストだと、ホテップ戦にてユルグを召還してきました。
モンスターコインから交換
モンスターコインを10万Mにて「魔術機 戌」と引換でき、
後に「魔術機 戌」から「ハンシン」へ引き換えることができるようになりました。
・100M … シリウス(バール・デ・リから低確率でランダム)
・1万M … バンド
・10万M … 魔術機 戌 → ハンシン
・20万M … スィリューエル → ダースもどき
・30万M … キャットメア → グレートもどき
こちらが最速と思われるハンシン・ダースもどき・グレートもどきの画像。
モンスターコインを集める作業は本当に大変だったので、
サービス期間中手にする事ができたのはごく限られた人たちだけだったと思われ、
いわば限定された人たち向けのコンテンツが、ハンシン・ダースもどき・グレートもどき獲得となりました。
- モンスターコインの歴史
クロスゲートのモンスターコインはPUK3から登場し、
最初は特に使い道はなかったのですが、
後にシェラウェッソの塔の入場領域が増えるつれ
25階にてモンスターコインと景品を引き換えるNPCが登場します。
当初は、10Mをモンスターから盗むというのが一般的となり、
「光さす路」のフィールドマップの西側を通って進んだ南側の雲ポイントにて、
「盗む」のスキルを用いて10Mを獲得し続けるといった収集方法が知られています。
盗んだ後「コイン?」の未鑑定品が出ることもあるので、
鑑定する手段も必要になったのですがR1未鑑定品なので
戦闘職でR1鑑定しか伸びないような場合でも、鑑定をいれるといったことも行われています。
そのため、基本的には「盗む」のスキルが使える盗賊・兵士・忍者しか成り立たなかったのですが、
後に50階にて「レレプ」が追加されることになり、
レレプを倒すと「レベルキャップ」のクラウンが手に入り、
そのクラウンを返すと「レレプのへそくり」といったモンスターコインの福袋(銭袋)が手に入りました。
レレプはそれなりに強かったのでまともに戦おうとすると骨が折れるのですが、
うまくフォースカットできると継続して倒せるようになったため、
特に「盗む」のスキルが使えない職業でもモンスターコインが集められることになりました。
しかし、景品がいくらよくなっても、モンスターコインを地道に集める作業には変わりなく、
モンスターコインを集めている分、アイテム欄・銀行欄が圧迫するため、
なかなか10万M以上の景品使い魔に手が届くところまで行き着かず、
モンスターコインを集め続けるというのが不利益に回る人の方が多くなってます。
恐らく、モンスターコインの流動性を狙った上での圧迫感だと思うのですが、
100Mにてシリウスが出てくることが判明したので、
市場で流通するというよりかはパール・デ・リで消費されるといったことに傾いていました。
ナッサウ
ナッサウは、ケレブレンの森のルルイエの家の前にいる金髪の人。
「蟲洞」にいくクエストにて「迅速果断」のスキルを教えてくれたり、
「赤龍」クエストにて、旧支配者側の組織である「ラ・ファン・リューの遺跡」に
旧神側の組織としてナッサウも乗り込んだりと、プレイヤーに助力してくれるNPCでした。
そのため、この段階だとナッサウに関しては悪い印象を抱いている人はいません。
しかし、PUK3メインストーリーの「歌姫」のクエストだと、
旧神側としては、ユルグ神の復活を目論んでいたものの、
悉く失敗することになり、今度は歌姫シェレジェンの復活を画策することになります。
しかし、(旧支配者側のナイアーララトホテップからの情報ではあるものの)
旧神側の行いは決して善行であるとは言えず、
旧神側おナッサウから「シェレジェンの結晶体」をコチラに渡すように迫られるものの、
ストーリー上、引渡しを拒否する他なく、そのままナッサウと戦うことになりました。
そのとき脅威となったのが、ナッサウのクリティカル気功弾で、
十分戦力を備えていると思っていても、ナッサウ戦で敗退したという人も実際出てくることになっています。
このクエストにて「魔術機 乙」が登場し、乙→ゲーム終了だと騒ぎ立てる人もいたのですが、
人によっては歌姫のクエストが急展開(ナッサウの襲撃)ということもあって、
そちらからゲームの終了を意識したといった話の方も聞いています。
赤星・青星
星読みの神官(タワシ愛好会)クエストにて、
赤星と青星を集めた後、星読みの宮殿に入ることができて、
その後、青星ルートか赤星ルートかに別れることになりました。
青星ルートだと、青星とイビルドラゴンがボスで、
赤星ルートだと、赤星とホーリードラゴンがボスとなります。
- 報酬としてR8~10宝石
星読みの宮殿内だと、青星ルートか赤星ルートの分岐条件については、
当時だと出回っていなかったようで、私の記憶の範囲内だとランダムといった扱い。
無事ボスを撃破し、タワシ愛好会の幹部にならないと、
R8~10の宝石が手に入ることになり、宝石取りで星詠みの宮殿に進行するのが流行することになりました。
本来だと、無印段階での「逆襲の牛鬼」を倒さないとR9以上の宝石は手に入らなかったのですが、
あちらだと逆襲の牛鬼が強すぎるということもあったようで、
星読みの神官クエストの方でR8~10宝石の需要・供給が喚起されるようになっています。
ただ、ローブを定期的に露店販売していた経験から話すと、
アメジストの場合だと、
R10で500k、R9で70k~100k、R8で24k、R7で12k、R6で6k、
ソグディナイトの場合だと、
R10で200k、R9で60k~70k、R8で12k、R7で6k、R6で3k
というような相場の推移をしていて、R9以上になると急激に値上がりします。
そのため、無理に販売価格を高くするよりかは、R8宝石で留めた方がリーズナブルに感じたので、
R9~R10に関しては、オーバースペックな装備を求めてる人向けなのかなとの感想は抱きました。