前作のガーゴイル系統について。
CG Island モンスター 悪魔系
BP構成
- ガーゴイル V14 S30 T32 Q22 M22(Class120)
- オーカス V13 S31 T26 Q25 M25(Class120)
- フルーレティ V11 S28 T28 Q27 M26(Class120)
- レッサーデーモン V10 S27 T26 Q26 M31(Class120)
ガーゴイル系統は、だいたいはVTLが低く、他が均一に伸びるといったステータス構成。
成長率も高く、優秀なFLYタイプの物魔タイプの使い魔として活躍が見込めるものの、
最低LvがLv2まででLv1が出現しなことが毛嫌いされることになり、
そこそこ優秀だとは分かっていても、普及率に難が出てくるような使い魔となりました。
使い方としては、STR振りでFPのある物理ペットとして使うこともでき、
その場合だとSTRが伸びるオーカスや、QUIが伸びるフルーレティが向いていて、
MGC振りで物魔型の使い魔として用いるとすると、
VTLが低くMGCが高いレッサーデーモンを使うのが一番向いています。
カバ
ガーゴイル系につけられたアダ名としては「カバ」でした。
顔がカバっぽいという一点の理由に尽きるのですが、
「カバ」と殊更に言われた点については他の要因も出ています。
- 強いカバ
ガーゴイル系統が出てくるのがかなりの後半のエリアで、
雑魚敵としてのガーゴイル系統が結構強かったことや、
ガーゴイル系統の場合、リヴェリウスで訪れる「六曜の塔」の番人で、
ブレリアール、メシドール、テルミドールの3回ほど戦う機会があり、
そのとき「気孔弾を連発されるとリヴェリウス戦以上の火力になる」ということで、
無印のラスボスより強い(ことがある)ということによって、憎憎しげに「カバ」と呼ばれていた背景もあります。
CG Island クエスト リヴェリウス
実際にリヴェリウス戦よりも強いかについて話すと、
ブレリアール、メシドール、テルミドールが大暴れした場面に遭遇したことがあり、
1ターン2行動により気孔弾の範囲ダメージ250~300×2+周囲の影の攻撃(2行動)で気絶者を量産することがありました。
要は気孔弾の使用具合によるといったものなのですが、「リヴェリウスより強い」といった話はあながち誇張された内容でもありません。
- 愛嬌のあるカバ
PUK3のヒンメルキントへ移動するためには、
通常ではキュステ村からクジラ船に乗って移動することになります。
そのときに、何故か船乗り姿をしたガーゴイルが応対してくれるのですが、
この辺も見た目が「カバ」っぽいということで、愛嬌さを買われての配置だったようにも感じられます。
- コンチェルトゲートのガーゴイル
コンチェルトゲートでもガーゴイルが登場したのですが、
あまり「カバ」っぽさを感じさせることがありません。
戸部さんのイラストを見てみると、面長の顔立ちから、ドラゴンに近いようなしっかりしたものになっていたり、
最初に登場したのがクエスト「登場!?超正義ノッカーマスク」でのボス戦で、
正義のヒーローVS怪人といった構図から、他の観念に持っていかれた様子。
リトルガーゴイルとガーゴイルに関連性はない?
インプ系統に「リトルガーゴイル」という使い魔が存在することを踏まえると、
「リトルガーゴイル」と「ガーゴイル」の関連性は何かしらあるように思えます。
ガーゴイルとリトルガーゴイルの見た目の関連性がありそうな他、
- インプ系統 … スキルスロット9のClass5~105
- ガーゴイル系統 … スキルスロット6のClass100~120
といったBP格付けの差はあって、
ガーゴイル系統の出現場所がストーリー進行上かなり奥の方で出てくることから、
出現モンスターの差によって「遠くまで来た」といった奥行き感を演出することになりました。
リトルガーゴイル(インプ系統)とガーゴイルが関連性があるのかについては、
正直リトルガーゴイルとガーゴイルの名称のくらいしか繋がりがなく、
作中でもリトルガーゴイルとガーゴイルの関連性については述べられていません。
リトルガーゴイル系統だとBP構成はTGH以外平均的に伸びるステータスなのに比べ、
ガーゴイル系統だとBP構成はVTL以外は平均的に伸びるといったステータス構成なので、
ステータス上の話をすると関連性を感じづらい内容となります。
- リトルガーゴイル V16 S21 T11 Q31 M26(Class105)
- ガーゴイル V14 S30 T32 Q22 M22(Class120)
そのため、リアルでいう「パンダとレッサーパンダ」くらいの分類差の扱いになっている可能性も。
出現場所
- フルーレティ、レッサーデーモン
フルーレティとレッサーデーモンは「氷雪の牢城」(フリアボロス)でエンカウントし、
最大8匹くらい出てくる上に、魔法攻撃を繰り出してくることがあります。
更には、中ボスである影モンスターも時折混ざってくるので結構厄介なのですが、
幸いVTL(LP)が低めなので、範囲攻撃を当てて一気に仕留めるにかかれる相手ではありました。
こちらのSSは不意打ちをくらったもので、相手に行動させる前に一掃することが出来ないケース。
- ガーゴイル、オーカス
ガーゴイルとオーカスは「グランシャード」からの登場となり、
そのときはフルーレティやレッサーデーモンも出てきます。
「グランシャード」は特殊なエリアで、記憶→意志をクリアした状態で、
消費アイテムの「黒の意志」や「白の意志」を使用した先のワープエリアが「グランシャード」になります。
前作の「記憶・意志・龍城」のクエストの流れ
CG Island マップ グランシャード
グランシャードでエンカウントすると、Lv2~Lv59というように
クロスゲートでは珍しくかなりのLv差の激しい混合状態で登場し、
その中でプレイヤーに販売されるものは最低LvのLv2を捕獲して売りに出されるといったもので、
グランシャードへのアクセスも悪いことから、捕獲するつもりなら一度の来場で出来るだけ多く捕獲していた人も多かったようです。
ソロモンの小箱さんの解説をみると、攻撃モーションが長すぎたことが普及率に悪影響を与えているとの指摘も。
ソロモンの小箱・XG使い魔育成記録 オーカス
ソロモンの小箱・XG使い魔育成記録 ガーゴイル