前作のベラドンナ系統について

前作のベラドンナ系統について。
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CG Island モンスター マンドレイク系統

BP構成

  • ベラドンナ V26 S11 T16 Q16 M36(Class105)
  • マンドレイク V25 S13 T14 Q15 M38(Class105)
  • ラフレシア V27 S12 T12 Q19 M35(Class105)
  • アルラウネ V22 S17 T11 Q14 M41(Class105)

ぱんぱら-PANDA PARADISE- リスト

主にMGCが伸び、VTLもそこそこ伸びるといったステータスで、
他のSTR、TGH、QUIは低めといったBP構成になっています。
魔ペットの基本としては「VTLが低く、TGHとMGCが高い」使い魔が選ばれるものの、
ベラドンナ系統の場合だと、MND上昇の阻害要因となるVTLが伸びることと、
あと全体的に成長率が低く、速度としても鈍足に位置するため使いづらく映りました。

ベラドンナ系統に抱く戦力的なイメージをまとめてみると、
・MNDがあまり伸びなさそう
・成長率があまり良くないので弱そう
・行動順が遅くて使えなさそう
というようなものになって、あまり戦闘で出している人も少ない使い魔で、
特にベラドンナとマンドレイクの場合だと、どちらも周辺で見かけるタイプなので、
使っていてもあまり特別な感じがしないといったことも響いているように思えます。

  • 「優秀な魔ペット」と「成長率」の評価の違い

実際にベラドンナ(野生)とラフレシアを使ったことがあるのですが、
どちらもそこそこのLPを稼いでくれる割には、MNDが伸びてくれるので
MGC振りによって魔法ダメージは申し分なく発揮してくれるタイプでした。
STRとQUIが低めであることは、微小ながらもMND上昇の阻害要因が外れることになるので、
大きなMND上昇阻害要因のVTLがそこそこ伸びても、
魔法ダメージ源となるMNDが確保できるといった構成です。
QUIに関しては正直シビアな面は拭えないのですが、
FPドライブを見越すとしてもなるべくQUIが高い個体を選ぶと活躍しやすくなります。

全体的な成長率としては低いのは事実で、この辺は「ノッカーとRノッカー」の関係と同じく、
魔法性能としては大差は出ないものの、総合力としてRノッカーが望まれます。
そのため、ベラドンナの場合だと種族が異なるのですが、
「VTL(HP)とMNDを確保した成長率の高い使い魔」として、PUK1にキノコ系の使い魔が登場しました。

  • ポルカファンガス V37 S12 T12 Q17 M37(Class115)
  • ブルーミーニス V38 S15 T13 Q15 M34(Class115)
  • フライアガリック V35 S10 T15 Q14 M41(Class115)
  • スターマッシュ V40 S13 T10 Q13 M39(Class115)

魔法性能それ自体はベラドンナ系の方が上でスキルスロットが9個なものの、
スキルスロット7個のきのこ系統はベラドンナよりしぶとさを獲得し、
未改造に関わらずデュエルで重宝されるような使い魔となっています。

ベラドンナの印象

前作のベラドンナがどんなイメージだったのか、一言で説明するのは難しいのですが
大雑把にいうと「大人しめの小人」といったところでしょうか。
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マンドレイクとラフレシア「つり目」
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ベラドンナとアウラウネは、通常の丸い目といった分類。

草モンスターではあるものの、動きとしては人間そのもので、
歩くモーションはスタスタといった表現が似合い、
走るモーションはトテテテといった表現が似合います。

サイズとしては小さいので「子ども」のような印象は覚え、
ベラドンナの攻撃モーションだと、自身が纏っている葉っぱをスクリュー状に回転させて攻撃し、
マンドレイクの攻撃モーションだと、頭にあるツボミを放り投げて攻撃、
アルラウネの攻撃モーションだと、自身が纏ってる葉っぱを伸ばして鞭のようにしなって攻撃しました。

魔法アクションは頭のツボミを開かせて、中の花が見え隠れするのですが、
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ラフレシアの場合だと食虫植物状になっていて、
クロスゲートの作りこみはかなり芸が細かかったといった証明にもなっています。
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また「頭の部分がとれる」といった設定に関しては、
コンチェルトゲートの「めぐりの森」にて活かされることになり、
「フレシアの実」としてクエストアイテムを収集することになりました。
モンスターの印象付け

  • イラタイマテー

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クロスゲートのペットショップにて、看板娘化したベラドンナがいて、
話しかけると「イラタイマテー」と話しかけてきて、非常にお馴染みな使い魔となりました。
そのため、クロスゲートの場合だと、ベラドンナ系統の距離は非常に近かったのですが、
コンチェルトゲートの方は、人気が高騰することになり、上手く高級感を演出できた使い魔となる様子。
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こちらがグリーディングカードの画像。

シャリシャリ様

セレーネ大陸のアルバネスから西に進むと、雪山を登頂することができ、
ランダムダンジョンを抜けると山頂である「セレーネ凍土帯」に到達するのですが、
そのときのセレーネ凍土帯をうろついていると、
ランダムエンカウントで「アイスアウラウネ」と遭遇することがありました。
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CG Island クエスト 雪山
「アイスアルラウネ:大切ナ凍土ヲ・・・荒・ラ・サ・ナ・イ・デ!」と襲い掛かってくるのですが、
フローズンウーズが「チャチャチャ」でメガザル回復をし、
フローズンウーズがいなくなると、アイスアウラウネが自爆をしてきます。
アイスアウラウネのLPが3800~4200ということで、
全快状態で自爆をされると、5人5匹で380~420のダメージで戦闘終了に。

私はまともに倒したことはないのですが、アイスアウラウネを倒すと
「アイスアウラウネの涙」(フィールドのみエンカウント減少)
もしくは「薄氷の指輪」が手に入ったという話があるのですが、
自爆前に倒さないといけないので、倒すにはそれなりの準備が必要。
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むしろ、コチラ側の数を削られた上で、アイスアウラウネに自爆されて離陸した経験があります。

プレイヤーからはこのアイスアウラウネのことを「シャリシャリ様」と呼ばれることになっています。
実際にシャリシャリいってるのはフローズンウーズの方だろうなとは思うものの、
雪山登頂で、雪山のロッジに向かうときはシャリシャリ様と遭遇しないことを祈りつつ出現ゾーンを通ることになりました。

  • 氷の封印

過去のファンブルグタイムスで、
氷の封印
「永久凍土」の実装告知が行われたことがあります。
この記事内の「奈落の底」は深淵のことで、要は「黒の記憶」や「白の記憶」取りのことです。
CG Island クエスト 記憶
ここでアイスアウラウネが入り口を護っているのですが、
「氷の封印 = フリアボロス」撃破が入場条件で、
クエストクリアには、サッピフィルスが必要になります。

サッピフィルスは深淵を潜らないと手に入らないので、
「黒の記憶」取りが、サッピフィルスの入手場所と同エリアなので一括でクリアできるのに対し、
「白の記憶」取りが、サッピフィルス入手後、雪山と永久凍土を進まなければならないので、
どうしても「白の記憶」取りに関しては2度手間になってしまい、
さらには記憶入手後の「黒の意志」「白の意志」は、それぞれ選択性なので、
どちらの意思のルートを進むにしても「黒の記憶」獲得で済んでしまうことから
わざわざ「白の記憶」をとりに行く必要性もありません。
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そのため、永久凍土に関しては、宝箱から設計図が期間限定で出てくると、
他に人が訪れない場所のトレハンポイントとしての役割を担うといった具合になりました。

百年草

PUK1のメインクエストにて、ベラドンナ姿の「百年草」が登場しました。
CG Island クエスト ドラゴンセイバー
座長のアルカスから、「火山に棲む悪いドラゴン」を倒してくるように頼まれ、
そのドラゴンは、歴史的にエルヴァニア国に敵対したことのあるドラゴンで、
薬草を手に入れるのに邪魔なことと、火山の噴火の原因になっていると言われます。

「アッサムの紹介状」を手にすると、ヴェネチアス火山へ入場することができるようになり、
山頂へ進むと、今度は「誰かが火口へ落とされたのをみた」という話と、
落とされたときについたであろう「ちぎれた服」が見つかりました。
「ちぎれた服」をとろうとすると、プレイヤー達も火口に落ちることになり、
そのまま落下ダメージを負いつつも火山の最下層へむかうと、
「沈黙のノーリ」というドラゴンと、「薬剤師セメレー」と遭遇します。

「薬剤師セメレー」に話を聞くと、座長アルカスは「沈黙のノーリ」に対して、
アルカディア帝国の最後の希望の場所とされているノスフェラトスにむかう名目で、
集めた帝国の子孫に化けて「ノーリの鱗」を頂いていたのですが、
実際には、鱗が高く売れるということで鱗を剥ぎ取っていただけでした。
薬剤師セメレーも帝国アルカディアの子孫の1人で、
ノーリも騙されていたことを知って座長アルカスに襲い掛かったのですが、
逆にノーリは座長アルカスから毒の呪いを受けることになってしまいました。

そこで「薬剤師セメレー」から、火山の頂上に生えている「百年草」と、
座長アルカスから奪われた「古代のすりばち」を使って、ノーリを助けてやりたいと頼まれ、
百年草と古代のすりばちを手に入れることになります。
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火山の頂上にいくと「百年草」のLv1と、「百年草?」のLv70が登場し、
薬草となる百年草をドロップするためには、百年草Lv1を倒して自力入手しなければなりません。
しかも1人1個必要になるので、PTでいくと既に所持している人にドロップする可能性もあることから、
百年草が出てきた場合、ある程度百年草?を削った後、
既に手にした人は逃げ出してドロップを絞るといったことが行われることになりました。

(※台詞については、リセリア城図書室別館さんのXGシナリオ集の「沈黙の竜(ドラゴンセイバー)」にて)

ベラドンナの血

特殊素材の「ベラドンナの血」は、ベラドンナを倒すとたまに出てくるのですが、
他にもクエストから手に入る機会があって、ちょっとした臨時収入になりました。
しかし、PUK3のランクアップ4実装までだと、使い道が服のみしかりません。

  • R7特殊服「ブラッドコート」 … コットン20 セレーネ糸10 べラドンナの血1
  • R10特殊服「ソウルシャウト」 … 絹20 カシミア15 ベラドンナの血1 審眼1 魔族のクリスタル4

R7特殊服「ブラッドコート」は「POI+8 STN+8」の特殊効果がつきます。
DEFとしてはR7通常服のポーンフォームに劣るので、
毒や石化対策以外でつける意味はあまりありません。
R10特殊服「ソウルシャウト」は、気孔弾のFP消費量が減少し、HIT+2がつく服です。

「ベラドンナの血」はあまり入手率は高くない素材だったものの、
消費先も限られるということから、消費が追いつかず供給の方が上回っており、
当時としては1k~3kくらいで取引されていたものとなります。

しかしランクアップ4のクエストが実装されると、R11装備にベラドンナの血が用いられることに。

  • R11避け帽子「ベスハット」 … クイニ40 マロニエ40 セレーネ糸16 マンドレイクの表皮2 ベラドンナの血1
  • R11LP鎧「ダレスアーマー」 … アルマイト5 ミスリル銀10 ダマスクス鉱4 オリハルコン8 ベラドンナの血2
  • R11避けローブ「シンパトーレ」 … シングロール20 トネリコ20 アルパネススリード10 ベラドンナの血2 マンドレイクの表皮2

R11帽子の「ベスハット」は、「SLP+20 ITX+20 AMN+20」の状態異常抵抗のほかに、
「AVD+11」の効果によって、従来のR10特殊帽子の「ダウメイの帽子」のAVD+2の基本性能から
大きく回避能力が増大することになった帽子です。
R11鎧の「ダレスアーマー」は、LP上昇量が+100以上の特殊効果がつく特殊な鎧でした。
赤糸威鎧の場合だとHITが上昇するので、ダレスアーマーは防御よりの性能。
R11ローブの「シンパトーレ」は、低DEFなものの「RCV+11 AVD+11」の能力が付与され、
ローブの場合だと回避装備が皆無だったところから、AVD+11という高い回避能力を備えることに。

どれも高性能な装備で、一度に2個使うこともあったことから、
逆にベラドンナの血の供給量が追いつかなくなり、ベラドンナの血の価格は高騰することになりました。
ローブ屋でシンパトーレを作っていた身からすると、1個5kくらいで買取を出していました。

マンドレイクの表皮

特殊素材の「マンドレイクの表皮」は、マンドレイクを倒すとたまに出てきます。
しかし、マンドレイクはジェノーバ周辺で出てきて、
ジェノーバ周辺はスキル上げの場所として有名な場所だったことから、
ジェノーバ周辺で「マンドレイクの表皮」が捨てられている場面もしばしば見られています。

消費先としても限られていて、R7鎧とR10帽子の2つのみで使用。

  • R7特殊鎧「ゴールデンプレート」 … 純銀10 金10 白金10 ミスリル鋼10 マンドレイクの表皮1
  • R10特殊帽子「ダウメイの帽子」 … マロニエ20 絹5 カシミア5 マンドレイクの表皮5 ドット家の布2

「ゴールデンプレート」は、MND+50上昇する重装備で、R10魔杖に匹敵する上昇量なのですが、
そもそもゴールデンプレートを活かせる職業が存在しなかったといった経緯があり、
PUK3のランクアップ4で兵士が装備できるようにはなったものの、肝心のMNDの方が伸びずに苦戦を強いられました。
「ダウメイの帽子」は、AVD+2が付与するので杖職向けの本気装備として用いられたことがあります。
他にリジェの消費量が減少する効果があったものの、リジェを使いこなす人が限られるといった難点も。

マンドレイクの表皮は、PUK3でのランクアップ4で消費が増えることにはなりました。
しかし、マンドレイクの表皮の使い道は増えたものの、マンドレイクの表皮の場合は消費が追いつかなかったようで、
多少は買取が増えることにはなったのですが、買い取り価格についてはあまり上昇しなかった記憶があります。

  • R11ブーメラン「イェソド」 … レグネシウム7 シングロール40 ヒノキ40 トネリコ40 マンドレイクの表皮2
  • R11避け帽子「ベスハット」 … クイニ40 マロニエ40 セレーネ糸16 マンドレイクの表皮2 ベラドンナの血1
  • R11避けローブ「シンパトーレ」 … シングロール20 トネリコ20 アルパネススリード10 ベラドンナの血2 マンドレイクの表皮2

「イェソド」は、MNDが20以上上昇し、FPは200以上増えるといったブーメランで、
MND上昇を見る限りブーメラン職で魔法ダメージを出しやすい環境を整えるものだとは思うのですが、
こちらもADMが伸びないといた悩みに陥ることになり、どちらかというと
物理スキルをたくさん使えるようにFPが伸びるという方の恩恵が強くなっています。

出現場所

  • ベラドンナ

ベラドンナ
ベラドンナと遭遇しそうな箇所は、ウィルノア方面でのフィールドで、ベノムビーと一緒に出てきました。
ベラドンナのLv1の出現範囲は広く、捕獲時間も15~45分に1匹ということで難しい部類ではありません。
そのためベラドンナはあまり貴重な存在だといった感覚は薄く、BP性能も低くてあまり評価されることはありませんでした。

ソロモンの小箱・XG使い魔育成記録 ベラドンナ

  • マンドレイク

マンドレイク
マンドレイクは、ジェノーバ周辺で遭遇し、ジェノーバの回復場所に近いことから、
マンドレイクとレッドゴブリンは非常に馴染みのある存在になりました。
ソロモンの小箱・XG使い魔育成記録 マンドレイク
ジェノーバ周辺のスキル上げの場所はあまり楽な場所とは評価できず、
レッドゴブリンの攻撃や、マンドレイクの魔法攻撃が厳しく感じられます。
回復から近い場所と考えると、Lv上げの場所にも使えそうなのですが、
ジェノーバへ入場するセレーネ海底洞窟の入場条件が基本Lv25以上なので、
到着の目安としては既に経験値がおいしそうなLvになっている頃での到着です。
Lv40代くらいになってからやっと余裕をもってスキル上げに専念できるものの、
スキル経験値が入る上限としてはLv53までなので、慣れたころには卒業も近づいてくるといった場所でした。

  • ラフレシア

ラフレシア
ラフレシアは、リバイブガーデンのクエストでの登場。
前作の「リバイブガーデン」について
性能としては、ベラドンナ系統で一番QUIが伸びる存在で、
「鈍足のイメージ」や「見慣れた存在といったイメージ」を払拭するような存在です。
やはり「成長率が低そうといったイメージ」に関しては払拭しづらく、
性能面で評価しようと考えると、需要を喚起することが難しく感じられます。
モンスターの鉢に関しては、人手が必要なこともあり、
入手としては時期を集中させなければならないので、
市場で流すとすると、売れなくなってきたころが供給停止のサインでした。
ソロモンの小箱・XG使い魔育成記録 ラフレシア その1
ソロモンの小箱・XG使い魔育成記録 ラフレシア その2
一応は魔ペットの性能として実用レベルで、物珍しさでいうとそれなりに儲けることが出来た使い魔です。
ラフレシアはクエストで手に入るような分類になりそうなのですが、
Lv1の捕獲はプロフィールカードを登録した封印術士が必要なので、
この辺はまさに封印術士の見せ場となるようなシーンになりました。

  • アルラウネ

アルラウネ
アウラウネは、クエスト「開くもの」の参道途中で出てくる使い魔です。
参道の場合だとレッドアイの猛威のエピソードの方が有名なのですが、
アルラウネはアルラウネで、モーションがユニークだということで人気になっていて、
攻撃モーションが鞭のようにしならせて攻撃し、ピシンパシンといった効果音がついています。
そのため「アルラウネはほしい」といった人も多かったのですが、参道では野生しか見つからず、
Lv1登場になったのが、ランクアップ4クエスト途中のホワイトノア途中での出現です。
マンドレイク系統で最もMNDが伸びそうなタイプだっただけに、登場の遅さが悔やまれる存在でした。

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