クロスゲートといえば、元は「ストーンエイジ」の開発スタッフが携わっているという話は有名となります。
ストーンエイジ (ゲーム) – Wikipedia
当時のストーンエイジは一度運営製作会社が他事行の影響で倒産することになり、
後に海外から逆輸入されるような形で復活を辿るようになるものの、
その製作スタッフがクロスゲートの開発陣に流れていて、
システムとしてはストーンエイジと似たような作りになっていました。
例えば、クロスゲートの封印だと封印カードを必要とするのですが、
ストーンエイジの封印(捕獲作業)は封印カードを使用せずに捕獲作業が可能となります。
このことが仇となってペットの選別作業のために大量にペットが遺棄されるということになり、
クロスゲートと同じくペットの床置きでの放流(6時間消滅)が可能だったことから問題になったことがあるようです。
他にもストーンエイジだとモンスターメールが捕獲したその時から標準機能として搭載されていたのですが、
ペットを送り放題でサーバーに大きな負荷をかけてしまい、当時の公式で迷惑行為として禁止されることもありました。
一方で、ストーンエイジだとログアウト場所を記憶して再度その場所にインすることが可能で、
クロスゲートの場合だとログアウトするとタウンゲートに戻ってしまうことから、
その点クロスゲートより優れた機能としてコンチェルトゲートで見直されることもありました。
ここまでは知っている人は多いのですが、
実は開発元になったシステムについてはもう1つ存在していて、
そのゲーム名称が国産初のMMORPG「ライフストーム(LIFESTOM)」(通称LS)です。
Britannia 観光案内所 日記総集編 ・UO 関連のその他のお話 ネットゲームの問題点
>その後、これらの運営データはエニックスに渡り、クロスゲートの元となりました。
正確に話すと、ストーンエイジの運営製作もライフストームの運営製作も元は同じで、
両方を運営製作した日本システムサプライ(JSS)が倒産することになり、
そちらの開発スタッフがクロスゲートの製作に携わったというもの。
日本システムサプライ (JSS) – Wikipedia
旧友の末裔との再会「コンチェルトゲート」発表 | ムテキンBlog
実は現在でも元ライフストームのプレイヤーさんがコンチェルトゲートでプレイしていて、
こっそりライフストームについての思い出話をしてくれたこともありました。