前作だと3種類のバリアが存在し、物理・魔法を含めると合計で6種類存在しました。
・バリア吸収
アブソルス-スキル-XG資料館-PochiLong(物理吸収)
アブソルト-スキル-XG資料館-PochiLong(魔法吸収)
・バリア反射
リフレクス-スキル-XG資料館-PochiLong(物理反射)
リフレクト-スキル-XG資料館-PochiLong(魔法反射)
・バリア無効
インヴァルス-スキル-XG資料館-PochiLong(物理無効)
インヴァルト-スキル-XG資料館-PochiLong(魔法無効)
反射の特質性
前作の吸収・反射・無効のうちだと、反射だけ性質上特殊なものとなっています。
例えば、相手が状態異常攻撃を行った場合だと、
吸収・無効では、ダメージを通さないものの、状態異常はバリアを突き抜けるのですが、
反射では、ダメージを通さない上に、状態異常も返すといった性質がありました。
(※呪術の場合だとダメージ自体は存在しない魔法なので、バリアそのものに引っかからない)
反面、遠距離物理攻撃相手の場合だと、
吸収・無効・魔法反射では、その性質を保ち続けたままになるのですが、
物理反射では、ダメージを返すといったことがないため、
実質無効1回分になってしまうといったデメリットもあります。
耐久度とクエスト
また「反射だと装備品の耐久力を減らさない」といった性質もあったのですが、
この性質によって一部のクエストで有利に働くこともありました。
前作だと「クエストで配布される装備品(アクセサリー)を破壊しないように進む」ということが幾つかあり、
「バロス(リヴェリウス)」の場合だと「エルダードラゴンの魂」を壊さないように進むように強いられ、
「4等」の場合だと、紳士淑女養成所にて「水の入ったお皿」を壊さないようにして、「格好良いマント」「素敵なドレス」を手に入れます。
この辺は回避装備の見せ所にもなる部分だったのですが、魔法スキルは回避できないため魔法反射で保護する必要性もでてくる場面です。
このタイプのクエストは、今作の場合だと被弾せずとも戦闘終了時に耐久度が減少する仕様が存在するため、すっかり見かけなくなっています。
流れとしては、今作になって前列・後列の仕様の変更で、前列(壁ペット)の突破が難しくなっており、
実質的に常時スキル「護衛」+ガードが出来るような状態だったので、
後列にいると耐久度の減りが緩やか過ぎたといった事情から、
戦闘終了時に耐久度が減るように途中で仕様変更されたといったものになります。
逆に耐久度を減らして進行するクエストも存在していて、
「オカシラ(無効・祈りスキル取り)」にて「重い足かせ」を壊れかけにして進行するクエストも存在しました。
この仕様に関しては、今作のクエストでも踏襲されていて、
クエスト「ウィルノーグの水瓶」にて、「無理矢理アンティーク」ルートの
「水煙のノッカー像(1/12モデル)」の耐久度を落とすケースがそれに当たります。
一石二鳥とビリアルド(吹き飛ばし)
かなり長い前置きになったのですが、昨日装備品を埋めにいくと、
フレイア大陸西南部の巨像を足止めしている人とばったり出くわして、
それがちょうど知り合いだった都合もあって、すぐに出発できるセージキャラで参戦することになりました。
西南部巨像のオロステオスだと一番怖いのが3戦目の吹き飛ばし(旧ビリアルド)です。
前後に並んでいると、今では文字通り低HPの後列が吹き飛ばされるスキルになっているのですが、
前作の一石二鳥の場合だと、前列で反射してしまえば衝撃波が発生しないと考えて、
サークルミラーを張っていれば前後列がくっついていも問題ないだろうとバリアを張り続けました。
3戦目になってサークルミラーで保護をしているときに前後列に重なった場所に「吹き飛ばし」がくると、
前列に反射が発生しつつ、後列ダメージが発生していることを確認しました。
「吹き飛ばし」に関してはポンズビック開発の仕様のままだと思うので、実装当時からこの仕様のままで通っていることになっているはず。
前作と仕様が異なる大本の原因としては、
08年3月26日(水)ビリアルドⅠ実装
09年7月6日(月)リフレクトⅠ実装
というように、今作だとリフレクトの方が後になって追加されたスキルであることに起因していそう。
前作の一石二鳥は、バリア関係や護衛関係でちょっとした複雑な措置が施されているスキルです。
一石二鳥-スキル-XG資料館-PochiLong
(※今回だと「・前衛に物理反射をかけると前衛のダメージは反射し、後衛にはダメージは発生しない。」に該当する話)
主要な点を抜き出して話すと、
「前衛と後衛で護衛していると、ビリアルドの後列ダメージが発生しない」
>・前衛によって後衛が護衛されているとき:前衛のみにダメージ。後衛にダメージは発生しない
>・後衛によって前衛が護衛されているとき:後衛のみにダメージ(護衛発動)
この点は護衛を使う対象、主に杖職に有利となる仕様です。
「横からの後列護衛だと、一石二鳥の後列ダメージは通すので一石二鳥使いにとっては狙い目」
>・横から後衛が護衛されているとき:前衛および護衛したキャラにダメージ
>・横から前衛が護衛されているとき:護衛したキャラにダメージ。後衛にダメージは発生しない。
この点は一石二鳥の使い手に有利となる仕様ですが、
前作の話をすると、杖職は壁ペットはだいたい自分で確保していたので、
狙われている対象に杖職の護衛を使ってカバーしている先に、
間隙を縫って杖職に一石二鳥を当てるといった使い方が1つの理想系となりそう。