スキル「スレッジハンマー」がカウンターを受けない仕組みについて、プレイヤーによって2通りの説明が存在しています。
今回はどちらが正しいかはさておいて、それぞれの考え方の紹介。
LUC上昇説
公式にある「遊び方」の「メニューの使い方」にて、 次のような説明文が存在しています。
>LUC 運
>通常時以上のダメージを与えられるクリティカルの発動率が上昇する。
>(与クリティカル率の上昇と被カウンター率の減少に影響)
>TEC 技量
>敵から近接物理攻撃を受けたときに反撃する確率が上昇する。
>(与カウンター率の上昇と被クリティカル率の減少に影響)
コンチェルトゲートフォルテ メニューの使い方
この説明の延長で、
スキル「スレッジハンマー」が「行動中、クリティカル発生率上昇」という説明があります。
これによってLUKが上昇すると解釈し、スレッジハンマーの行動中はカウンターを受けづらくなっているという説明が施されることがありました。
他に根拠元になっているのがストライカーのR7スキル「百鬼乱華」が
「行動中、ATK上昇」という効果が存在し、この場合のATK上昇の解釈が
「行動中にカウンターを発生させることにより、上昇したATKによるNカウンターダメージを与えられるといったことを狙ったスキル」と解釈されることがあるので、その解釈方法がスレッジハンマーの解説として流れてきているという背景があります
実際にスキル「スレッジーハンマー」と通常攻撃とで、カウンター発生率を比較してみることにしました。
攻撃側はLv1でLUKが20のMetalペット(元のLvは60以上)
防御側はLv69のテンプルナイトでTECが323あります。
- 通常攻撃(被対象者ガード)
10回中6回Nカウンター発生
- スレッジーハンマー(被対象者ガード)
10回中0回で、Nカウンター発生せず
次に防御側がスキル「カウンターエイミング」を使用してみた結果、
(※カウンターエイミングは、赤バーの状態で攻撃が重なるように攻撃)
- 通常攻撃(被対象者Gr2カウンターエイミング)
10回中10回Sカウンター発生
- スレッジハンマー(被対象者Gr2カウンターエイミング)
10回中回0回でSカウンター発生せず
この通りカウンターを発生させることはありませんでした。
スタンエイミングのように元々カウンターを発生させない説
今回の調査結果だと、ガードで10回中0回で、カウンターエイミングでも10回中0回という結果なので、
『スキル「スレッジハンマー」はカウンターを受けづらいスキル』というよりは、
『スキル「スレッジハンマー」はカウンターを発生させないスキル』と評価するのが正しいように思える調査内容です。
私の他に既にペットスキルでカウンターを受けるスキルについて調査している人のデータを利用許可を頂いたので掲載させていただくと
- カウンターを受けるスキル
「腐食液」(Undeadスキル)
「ドラゴンファング」(Dragonスキル)
「吸血攻撃」(Insect,Plantスキル)
「粘着攻撃」(Insectスキル)
「アクロバット」(Flyスキル)
「ビーストラッシュ」(Beastスキル)
- カウンターを受けないスキル
「乾坤撃」「背水撃「瞬迅爪」「猟獣撃」(Humanスキル)
「スカイダンク」(Dragonスキル)
「悪魔の牙」(Undeadスキル)
「スカイダイブ」「デッドビートル」(Flyスキル)
「跳躍攻撃」(Insectスキル)
「ハーベストクロー」(Beastスキル)
「メルトダウン」(Amorphasスキル)
「ドラゴンスラッシャー」(Metalスキル)
他、遠距離物理スキル、範囲物理スキル、魔法スキル。
(※確率を扱う話題なので実際はカウンターが発生する可能性は0とは言い切れない面があるものの、カウンターエイミング使用による確認はとってあるとのこと)
ということで、近接単体攻撃スキルの場合だとカウンターを受けると思われるスキルの方が少ないとの話が出ています。
稼ぎで利用している分には、カウンターを受けないということで使い勝手が良いのですが、
バリア戦でカウンターを貰って戦う場合だと返って困る場合(特に茶蟹戦)があり、
通常攻撃でも十分な場合もあるのですが、コンボが発生するとカウンターを受けなくなるため
コンボを発生させないためにもカウンターを受けるスキルの把握が必要だったという背景がありました。