第三回「超★BIGノッカークジ」の総評

BIGクジの影響で期間中クエスト需要が非常に高まることになりました。
半年に1回くらいのペースで開催してもらうとPT募集の良いカンフル剤になるようです。
内容を少し変えながらでも定期的な開催が望まれるイベントだと思います。

活動を通してのBIGクジの流れ

開始当初、一気に100%を達成したクエストが複数発生。
基本的に28日間しかないため、概算としては1日総計175%以上のペースで進行しないと2倍期間の到来は不可能。
そのため幸先が良いスタートではあるのですが、クリアしやすく王様コインの利率が良いクエストが中心に回られることになりました。
「モンスターコレクション」の第二弾の登場により、王様コインの利率が良いクエストが中心に巡られるようになり、
「貢献度ランキング」の登場により、攻略しやすいクエストを中心に巡られるといった傾向が発生。
貢献度ランキングの登場により、これを利用して50%以上に到達していなくても該当クエストが割り出せるのではないかと指摘が相次ぎます。
まだどのような性質かは把握していなかったのですが、ひとまず情報の累積が各所で始まることになります。
「デンジャラスラボ」が貢献度ポイントが増えたということで最初それを中心に巡ってみたところ、
後にクエスト名が表示されることになったため、貢献度が伸びるクエストが今回の該当クエストだろうという見方が決定的になりました。
初速の段階から過ぎると、貢献度の調査にて続きもののクエストが一部含まれていないのではないかとの見方が広まります。
第一回や第二回の場合だと、表示されているクエストから連想してどのクエストが入っているか導き出すといった手法がとられたのですが、
第三回になると、逆にミスリードを引き起こすことを狙って続き物のクエストが一部抜けていたりしていました。

7月19日付近にて「貢献度が微増するクエスト」の存在が明らかになってきました。
これについての解釈については「バグ説」や「大量のクリアの証が必要だというサイン」だといった意見が出てくるのですが、
後述はしますが、今回の「微増」のクエストの存在については
「まとめてクリアの証を投入することにより、該当クエストの有無を選別する行為のへ対策」
「貢献度ランキングに表示されたくないけれども、イベントに参加したい人向けの配慮」
が考えられます。

実際「大量のクリアの証が必要だとのサイン」かどうかについてなのですが、
新章メインクエスト9章10章の性質を見た限りだと当てはまりません。
こちらの場合では、貢献度が伸びるもののクリアの証枚数が多めにとられていました。
ルナリィスさんの場合だと最初10章を中心にクリアし続けていたのですが、一向にクエスト名が表示されず。
大変そうだったので途中から10章のお手伝いを開始をして、達成率の動きが鈍くなる時間帯を狙って集中的にクリアの証を投入。
この手法は第一回第二回で効果を挙げ、特に第二回では猛威を奮うことになった該当クエストの割り出し法ですが、
それでも1~2%くらいしか伸びなかったので、第一回第二回のように個人単位でクエストを100%にする行為は第三回では難しいと判断。
第二回の経験から大量のクリアの証が必要だった「戦闘科自由講習」と同類だと判断し、以後10章を継続的にクリアを開始。
しかし、私の場合だと途中参加だったりあちこちクエストを巡っていたりしていたからまだ良いものの、
継続的にクリアし続ける必要性があることによる、他のBIGクジより苦痛度が高いといった性質を帯びることになりました。
今回のBIGクジの意見として、他のクエストの手が回らないという話はよく聞いていて、
途中で期間限定クエスト「肝試し」が解放されても、2倍期間との間がほとんど無いため参加する余裕がないといった話も出ています。

途中で、クエストでは最難易度にあたる「巨壁再び」が含まれていることが判明。
クリアできる人がどうしても少なくなるクエストだったのですが、「巨壁再び」を積極的にクリアしてくれる人たちもいて無事100%を達成することになりました。
今回だと難易度の高さについてはそれほど支障になることはなかったようで、
難易度の高さよりもクリアの証の設定枚数が多さの方が問題視されることになります。
「巨壁再び」の場合だと、青カニ・茶カニどちらをクリアしても「巨壁再び」の中で、
青カニ限定だという処置に関しては性質上ルールとして馴染まないように感じられるので、
今後「巨壁再び」が含まれることになるのならこの点の改善は必要な箇所のように思えます。

達成率が伸び悩むことになった中旬クエスト「復活のノッカーマスク!?」を数多くのプレイヤーの参戦によってなんとかクリア。
中旬以降で危機感を実感できたプレイヤーが増えたことにより、クエストの参加率も増加することになり、
そのままのペースで「魔物の巣窟」「追跡!盗まれた宝」等のクエストをクリアしつつ、2倍期間へ向けて達成率が増加していくことになりました。

貢献度による予想について

第一回第二回のBIGクジを挙げると、どうしても「該当クエスト予想の空振り」が発生することになりました。
例えば「ダンジョンの探求者」(魔符)か「ナクゥバ来襲」が含まれているのか意見が割れることがあったり、
他にも上旬クエストとして「地底の底」か「魔物の巣窟」が含まれているのかクエスト名が表示されるまで分からないといった具合です。

BIGクジが高く評価される要因として、全体的なクエスト需要の増加が挙げられます。
そのため、該当していないクエストが攻略される機会が増えることにも肯定していきたいものの、
プレイヤーの目的に適わない、該当していないクエストを延々とクリアし続けてしまうといった事態も避けなければいけません。
そのような状況下の中で「クエスト名未判明状態で、ある程度該当クエストを予想できる」という処置はゲーム要素として歓迎されることになりました。
特にプレイヤー同士による情報交によって判別していくスタイルだと「MMOらしさ」を演出することができ、
自分もクエストの割り出し作業に参加していきたいといった積極的な参加を見かけることになっています。

今回の貢献度による割り出し作業の特徴として、
「貢献度ランキングに入っていなければ、クエストの割り出し作業ができない」
ことが挙げられます。
今回だと50位ということで比較的に多くの人数が含まれていたので、その分報告数も増えたのですが、
基本的には、貢献度ランキングによる「トップダウン」式といった仕組みだったので、
情報交換を強く押し出したいのならば、情報の集積所に対する「ボトムアップ」式で構成していってほしいところ。
また、クエストを積極的にクリアしている人が、割り出し作業のためにクエストクリアをストップしなければならないといった減速反応も出てきました。

「クエスト名の割り出し」という要素にもゲーム性を見出せる反面、
空振り率が少なくなったことにより、1つ1つのクエストのクリアの証を多く設定しなければならないといった弊害も発生。
実際に参加してみると、同じクエストを何日も延々とクリアし続けなければならない事態が出てくることになりました。

私から次のBIGクジの企画を提案してみるならば、
次回は「7マス×7マス」の49クエストから「8マス×8マス」の64クエストに増加して、
クエストを多く含める代わりにクエストの設定枚数を低下する処置を施し、
各自の貢献度ポイントが見れるようにして、情報交換を活発化させながらクリアしていくのはどうでしょうか?

貢献度ポイントが微増するクエストの賛否

今回だと貢献度が微増するクエストが49個中9個存在していました。
まず微増するクエストを否定する見解を挙げると、
微増するクエストをクリアし続けても貢献度が全く伸びません。
そのため、後半になると貢献度ランキングの順位が動かなくなるといった弊害を帯びてきます。

このようなEVEN続きの状態だとイベントとして動きを感じないので、あまり良い印象を持ちません。
中旬クエストの「復活のノッカーマスク!?」の場合だと微増だったので幾らクリアしてもランキングには反映されませんが、
上旬クエストの「魔物の巣窟」の場合だと通常通り貢献度が入ったので、ランキングにダイレクトに反映されることになりました。

一方で、肯定する見解を挙げると、
「貢献度ランキングに掲載されたくはないものの、イベントには参加したい」
という人向けに、貢献度が微増クエストが用意されていればそれらをクリアし続けることによって、
参加者へのランキング表示はされないものの、イベントには参加することは可能となります。

また、微増するクエストの存在によって、
「まとめてクエストをクリアし、該当クエストの是非を判断する」
という行為に規制がかかるという作用があります。
実際に行われていた手法だと、
A,B,Cという3つのクエストをクリアすることによって、
貢献度が7ポイントほど増えたのならば、
おそらく下限は5ポイントくらいだろうという見込みで、A,B,Cのうち1つは含まれていると予想されていたのですが、
例えばAが6ポイントで、Bが微増(1ポイント)クエスト、Cが該当していないクエストだとすると、
Aが含まれていることが分かるものの、Bが該当していることに気づかないことがあるといった構造になります。
こちらの作用については当初貢献度に対する説明が薄かったので、クエストの有無の判断に対する間違いの元にもなりました。

新章メインクエスト10章が該当クエストとして含まれていることへの批判

今回新章メインクエスト10章を中心に巡っていたのですが、
イベントボス戦で必ず敗退しなければならないため、非常に不人気のクエストとなりました。
特に知り合いを誘おうとする場合だと、
BIGクジのために周回しようと誘い出すのが困難で、
まだ未クリアの人がいるので一緒に手伝ってほしいといならば誘い出せるといったような状態です。
設定枚数も多くとられ、個人単位で延々とクリアすることになるのですが、

このように魅力が0になってしまうので、今回のBIGクジに対する印象が悪くなってしまう一幕もありました。
他にも「もっと人気クエストを含めてほしかった」という意見も聞いているので、
今後は新章メインクエスト10章は対象として含めてほしくないというのが実際周回してみた側の感想です。

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第三回「超★BIGノッカークジ」の総評 への4件のフィードバック

  1. 毎日とおりすがり のコメント:

    思ったんだけど、BIGノカクジじゃ無くなっちゃうけど、ドミノ形式にして1個のクエが100%になったら次のクエが自動的に判明する、って感じにしてどんどんほぼ全てのクエをクリアさせていく方が面白そう
    まぁこの入ってるか分からないクエを判別させるって手法も悪くは無いと思うけど
    一応要望を送ってみようかな

    • うさぎ紳士 のコメント:

      今だと同じクエストをクリアしすぎた影響のアレルギーが出ているのですが、
      私の場合なら1ヶ月ほど経過すればそのアレルギーもとれそうなので、
      企画が通れば期待できるイベントになるのではないかなと思いますっ

  2. ルナリィス のコメント:

    記事作成&BIGノカクジお疲れ様でした(´∀`)
    今回のノカクジは今まで以上にへヴィでしたね。。(;´∀`)

    ウチは10章ループでお手伝いさせて頂きましたが、設定枚数もそうですが
    やはり状況が状況だけに、人が少なくなっているのも難易度上昇に繋がっている気がしました。。
    以前のような活気あるコンチェなら今回ぐらいの難易度でも難なくクリア出来たのではないのかなぁ・・と(´ε`;)
    ともあれ、無事2倍達成できたので、とりあえずは一安心です( ´ー`)

    ウチとしても次回があるなら10章は省いて頂きたいですね・・あれはもうお腹いっぱいですよ。。(;´Д`)

    • うさぎ紳士 のコメント:

      今回だと設定枚数を多く含んでいるクエストがあちこちにあったようで、
      なんか特定のクエストに対してアレルギーを持つ人が出てきましたね(=▽=;
      何はともあれ、ルナリィスさんもBIGくじお疲れ様でした!

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