コンビニ対応からメルカリ対応への販売モデルの変化

クロスゲートは対面販売が主軸のゲームで、
ファンブルグの東通りに露店を開いたり
募集を出したりと活気のあるMMOライフが
繰り広げられていたわけですが、
露店を楽しむコンテンツとして追加された要素が幾つかあり、
例えば、スキルで「刻印」というものが追加され
装備品のアイテム名称を変更できるというシステムがありました。

有効な使い方としては、
トレード画面を開きカーソルを合わせたときに
「25,000G」「18,000G」などと表示していれば
売主に聞くことなく商品価格が分かり、
商談が成立したときに「刻印」で変更した人が
「刻印」を変更(削除)することができるので、
「刻印」を消して引き渡しというのが実際に行われることに。

他にネタとして、戦闘中に「~が壊れそうだ」「~が壊れた」
というのが装備品の耐久力減少で表示されることから
「シャンプーハットが壊れそうだ」
「オムツが壊れた」といった1ウケを狙った刻印も。

他に「スタンプ」というアイテムも存在していて
スタンプを押したアイテムに、
スタンプを押したキャラクター名が
表示されるという機能がありました。
コチラは銘入りという名分もあるのですが、
機能的にはお察しの通りあからさまな転売防止目的で
私もローブ販売を頻繁にしていた方だったので
ローブにスタンプをつけて販売することになっています。

そんな最中『プレゼント目的でローブを購入したく
スタンプが入っていると贈り物としてそぐわなく感じるので
スタンプ消してもらいたい』というオファーが入ることもあって
この辺は多様な価値観の1つなのか
転売目的の詭弁の1つなのかは判別がつきづらいところで
判断に困った良い勉強だったというのが今現在の思い出です。

最近のリアル世界だと、
メルカリの無茶ぶり値引き交渉の
話題を目にすることがあるわけですが
アチラをみているとMMOで対面販売をしてきた身としては
既視感があるやりとりもあって、
クロスゲート時代、過去の対面販売だと
MMOの客層からしてなのか、よくコンビニでの
販売・接客対応が引き合いに出されていたところを、
今の時代だと、メルカリでの対応が
引き合いに出される時代でもあるようで
対面販売から遠ざかりシステム的なバザーシステムでやりとりされる中で、
基礎となるイメージ上の販売モデルの変化が出てるんだろうなあと察することも。

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