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この話は、私のスポンサーになってくれた人のお話です。

1/

私が最初にフィナさんに会った状況を説明すると、
チームメンバーの紹介でアジトに来た人で
そのときは特に紹介もなく会わせられたことから
いつもの癖で今取りくんでいるテーマを話すことに。

そのときだとサンタクロースについての話をしたことは憶えており
要は私が死神とサンタの必要な比較していたという
傍から見るとワケのわからないことをしていた時期ということもあって
怖がられないようにサンタクロースについてのみ話していると
「リアルで会いたい」と言われたことを思い出します。

そのとき、コンチェルトゲート内での
うさぎ紳士のことをよく知らないはずなのに
私のMMO人生で初対面・初日で
「リアルで会いたい」と言われることとなった
恐らく最初で最後の人、それがフィナさんです。

2/

フィナさんは海外のモデルをしている人で
経歴としてはスチュワーデスをしていて
人脈関係で海外のセレブに重用されながら
日本国内にいながら今の仕事に至ることになった
……という話を聞いてはいたものの、MMOやっている身ならば
華々しすぎる経歴は誰しもが信じない話でありまして。

私のそのときの感覚としては
「河豚が膨らんでかわいい~❤」くらいの腹積もりで
ハイハイと聞き流しつつ、他の人と同じように
普段通り接することになった人です。
私自身は実際に会うことはなかったものの
私以外で会ったことがある人がいるので
その美貌で実感を沸くことになったのではないでしょうか?

また、情報収集に関しても非常に長けていた人で
私以外のクチから、MMO関連でうさぎ紳士が
実際にリアルで会った唯一の人の話も知ることにもなっています。

3/

何かの話で本を紹介することになって
そのとき私からフィナさんに薦めた本としては
「毒草を食べてみた」という新書で
私だと仕事で使う分の種本としてはやや弱めなものの
毒草に関する話の区切りがつきやすい読み物なことから
寝る前に1つ1つ読み進めて楽しんでいたという話が。
文春新書『毒草を食べてみた』植松 黎|新書 – 文芸春秋BOOKS

そのときの感想を聞いて一緒に盛り上がったりもしつつ
フィナさんは何も知らずに台所の流し台で
お花のお手入れをしていたということで
別の流し台でお世話するよう行動を改めた話も頂いています。

一方で、フィナさんから教えてもらったのは「カレーうどんの作り方」で、
ご家庭のカレー余りについて話していると
カレー余りはカレーうどんで消化ということで
作り方としては、普段通りにうどんを作って
それにカレーをかければ完成という簡単な内容なのですが、
MMO内で料理の作り方を教えてくれた2人目の存在です。

他に食べ物関連の話となると、
フィナさんは自宅で揚げ物でやらかして
勤め先の方から自宅での揚げ物が禁止になった話やら
私がナルト巻きにハマっていたときに
フィナさんがカマボコをわさび醤油で食べる話が出てきて
(高級そうなカマボコを食べそうだなこのセレブがああああ)
と内心思ったり、あとは金平糖をひいきにしているお店があったようで
よくそちらの金平糖の話をしていたことも思い出すことができます。

4/

フィナさんに私のことを「うささ」と呼びつつ懐かれることになり、
私のチームに入らないかと一度お誘いをすることもあったものの
その提案に関しては丁重に断れることになりました。

ただ、私達がいる場所は、誰でも訪れることができる
オープンなたまり場でたむろっていたこともあり
チーム自体には入っていないものの、
毎日訪れては一緒にくつろいでいた一人ではありました。
冒険に誘うと気前よくついてきてくれる人で
頻繁に一緒に冒険に行くことにもなっています。

ブログを読んでいるコンチェルトゲートプレイヤーとの関わり合いで話すと、
「超BIGノッカーくじ」の大規模イベントで
対象のクエストの割り出しのために、一定期間に連続でクリアしたときの
調査目的でよく一緒についてきてくれた人がフィナさんとなり、
彼女がいてくれたからこそ達成できた実態を帯びていた人です。

この調査のつきあいの都合で、
撮影時に寝不足になって机で寝ていたところ
寝姿を撮影されて掲載された、という話も聞くことになり
そのときはちょっと悪いことをしたなという思いも残っています。

5/

フィナさんは課金でいうと明らかな重課金者で
あまり貯蓄を残して生きたくない、というスタンスだったとのこと。
度々「心臓が止まっていた」という話を聞くこともあったので
そのことが関係していそうだなとうっすら察することもあったのですが、
体調に関しては差しさわりがなければ
通常通り接するのが私のスタンスだったので
特に気にせずに一緒に遊び続けることになりました。

この重課金というのは、オシャレを楽しんでいた他に
コンチェルトゲートへの投資のつもりだったこともあるそうで
サービス終了告知を目にすることになると、そのことを
やや愚痴めいた言葉で吐露している場面にも出くわしています。

また、新章のクローズドβの企画で
クローズドβの参加券がオシャレ課金をしているとランダムで手に入る企画があり
私が遠慮しまくって、正規のブログ枠として参加を見送っていたところ
フィナさんが課金しまくってその参加券を勝ち取ってくれることになり
コチラを送るから記事としてレポートしてくれとオファーされることに。
こうしてフィナさんはCrossGateTimes♪の正式なスポンサーとして
クローズドβの参加券を譲られることになりました。

そのときの私の心境としては、
コンチェルトゲートは私だけが遊んでいるゲームではなく
後進のためにも他の人に任せることは任せたい、
というつもりでブログ枠としては遠慮はしていたものの、
そこまでお膳立てしてくれたのならば、
全力でその気持ちに応えましょうか、ということで
やや頑張りすぎなくらいにレポートを書き上げることに。
実際に、謎解きイベントの正解を公式専用の掲示板に
ネタバレ注意という文言と共に書き出すということもしました。

運がいいことに、自分が掲載したクローズドβのスクリーンショットに
謎解きに必要な要素が全て揃っていたということもあって
一緒に推理も楽しめたのではないかな?という自負心もありつつ、
そのときの記事の評価をフィナさんに聞いてみると、
非常に満足したとのことで、スポンサーの期待に対して
記者として全力で応えることができたのは今でも私の誇りになっています。

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