今年はクロスゲートとコンチェルトゲートの
「召喚の間」の比較を記事化してみようかと思い
記事をまとめてみたところ、
「開くもの」と「勇者候補」の話が出てくるので
せっかくなのでそちらの比較もしてみることにしました。
ちなみにクロスゲートでもコンチェルトゲートでも
「王宮召喚士ゲイツ」に召喚されるのは同じで
こちらは関連性はない同名のキャラという扱いの様子。
ちなみにコンチェルトゲートの王宮召喚士ゲイツは
五勇者捜索隊の司令塔にもなっており、
娘のマイラを犠牲にしてでも
ファーレン王国を守るといった存在でもありました。
>マイラ
>「そのとおりよ、マロリー。
> ファーレン王国を守るため、全てを犠牲にする。
> それが私たち一族の掟。
> でも、犠牲とは思ってないわ。」
(決別のとき)
クロスゲート
「異世界より来る者の中にこそ『開くもの』在り」
クロスゲートの最初の「召喚の間」は
世界を救う「開くもの」として召喚されたものの
「開くもの」ではないということで
ファーレン王国に放逐されるといった流れ。
>国王
>「……どれどれ……ふむん……
> …やはりそなたも彼の『開くもの』ではなかったか……
> ご苦労であった……そなたにこの書状を与えよう。
> 謁見の間を出て、この先にいる兵士たちに見せれば
> 当面必要となるものを手に入れることができよう。」
男女同数で進行する
「開くもの」の称号獲得を経て
CG Island ~クエスト~ 「開くもの」への道
フリアボロス・アッカス・バロス(リヴェリウス)
のクエストをクリアして
「開くもの」の意味を知ることになります。
CG Island ~クエスト~ 極寒のゲート
CG Island ~クエスト~ 熱帯のゲート
CG Island ~クエスト~ クロスゲート
開くものの意味を端的に話すと
「(浅界と神域のゲートを)開くもの」(CrossGate)
「(4000年周期で繰り返される未来を)開くもの」(解き放つ者)
この2つの意味を帯びており
前者はアステリアのブルメイル総大司祭が描いていたもの
(リヴェリウスによる破壊で未来を拓く計画)で、
後者はPUK1で竜の砂時計を砕くことで達成されることになります。
ちなみにPUK2のメインシナリオの「転職便宜クエスト」にて
「塞ぐ者」という進行を妨害するチョイ役気味の
お邪魔キャラが登場したりもしています。
また、PUK3のメインクエストをクリアすると
「護るもの」の称号が手に入ったりもしました。
(※詳細については、NPCのセリフが収録されている
「リセリア城図書室別館」さんの
クロスゲートの「シナリオ集」の
「序章」「死者の眼と指輪」
「リヴェリウス」「世界を護るもの」のシナリオで確認できます。)
リセリア城図書室別館(クロスゲート、コンチェルトゲート関連サイト)
コンチェルトゲート
「異世界よりの客人(まろうど)に、世界を救う者あり」
コンチェルトゲートだと「開くもの」ではなく
大災厄の種を屠る為に
「勇者候補」として呼び出されます。
試練中にトカマクという少女と出会い
トカマクは試練に合格したものの
プレイヤー達は試練に合格できずに、
ファンブルグ市街に放逐されるといった流れ。
>王様
>「残念ながら、勇者ではないようだ。
>
> とはいえ、そなたを元の世界に返す術は無い。
> この世界で生きていく便宜ははかろう。
> そこのオスカーに話しかけるがいい。」
前の大災厄を止めた「五勇者」を捜索する
「五勇者捜索隊」との別動隊として動くことになり
五勇者の赤のヴィクターからの「神域の者」との対決で、
世界を改変する能力をもち姿を見せない「神域の者」から
五勇者達を『世界の破壊者、「閉ざす者」』と呼称する展開も。
>ヴェーン
>「正気か、ヴィク!
奴とは何者だ?」
>ヴィクター
「この悪意に満ちた世界を創りあげた者だ!」
>ヴェーン
>「創造者……神だというのか?
> 冷静になれ、ヴィク。
> この世界に神などいない。
> それが我々の結論だったはずだ。
>「この世界には神が不在であるがゆえに、
> 大災厄の際に異界の者たちを召喚し、選ばれた者が神域に入る。
> つまり勇者とは、神の代行者であると。」
>ヴィクター
>「俺たちにそう思わせた者がいる。
> 俺たちに偽りの結論を植え付けた者がッ!
> あのとき、俺は見た……。
> シャマランが………。
>
> ここには大いなる悪意が存在している。
> 俺は奴を滅ぼす、たとえこの世界を破壊しても!
> ハアァァァァァッ!!」
(ナクゥバ来襲)
>ヴィクター
>「そんな些細なことに関わっている暇はない。
> 俺の敵はその大災厄を操る者、
> 神域とかいうこの世界の上位世界から
> 俺たちの運命をもてあそんでいる連中だ!
> 遺跡移動、この世界改変も神域の者の仕業。
> 正直に言おう。
> 俺ひとりで神域の奴らに勝つのは難しい。
> 昔のように、共に戦う気はしないか?
(変容する世界)
>ヴェーン
>「何者だ?
> この施設を罠として利用したのはお前か?
> ……存在を全く関知させず、声のみを届けている。
> 【神域】の者か。」
>謎の声
>「そう呼ぶ者もいる……。
> 我らはこの世界を創り、護る者……。
> そしてお主ら先の勇者は、
> 世界の破壊者、【閉ざす者】……。」
(シルトの危機)
(※詳細については、NPCのセリフが収録されている
「リセリア城図書室別館」さんの
コンチェルトゲートの「シナリオ集」で確認できます)
リセリア城図書室別館(クロスゲート、コンチェルトゲート関連サイト)
「開くもの」と「勇者候補」
クロスゲートだと、
「異世界より来る者の中にこそ『開くもの』在り」
コンチェルトゲートだと
「異世界よりの客人(まろうど)に、世界を救う者あり」
というように若干異なっており、
それでいて「開くもの」の存在がないかと思えば、
神域の者を「護る者」
五勇者を「閉ざす者」と開くものと
対極的な呼び名を使っていたりしました。
また「護る者」については、
クロスゲートのPUK3のメインストーリーのクリア称号でもあり
コンチェルトゲートだと神域の者が「護る者」と語ったりするのですが
名称の一致はあるものの、関連性自体は薄そうだなといった気配はあります。
脅威となる「大災厄」も何かシステムや
トリガーのようなものも見え隠れしていて
「世界にとりこまれなかった人達」=
「勇者ではない、異世界からの勇者候補」
がどうにかしないといけない状況っぽいのかなと。
大災厄はアラビア語でしたね。
XGはキリスト教とクトゥルフ神話の単語が印象的でした。
未完ですが元ネタがあったのかも?
結局帰れないままならどうにかしないと生活が大変そうですねぇ…。LIVEALIVEみたいに帰宅できていることを祈ります。
叡知への扉を開くものが門の中から現れた破壊者を阻止し、
輪廻の運命を切り開いて未来を繋ぐ物語から勇者になれなかった人達が手を繋ぐ物語へ。
といった感じなんですかねぇ…。
召喚された時の状況を想像するとハワードザダックという映画を思い出します。