前作のカズについて。
正式名称としては「和馬・グランディーノ・アロス」(16歳)で、
カズという名称は「和馬(カズマ)」由来という衝撃の事実。
カズの別称としては、頭が三角に見えるので、
旧グラフィックだと「おにぎり」と呼ばれることもあったのですが、
新グラフィックで「おにぎり」感は薄れ、剣士(侍)キャラとしての性格が強くなりました。
イメージ設定としては、
「東方の小国、”アーヴァン”の少年剣士。
父の仕事の関係で渡来。
いつのまにかシンに巻き込まれている可哀想な人。
生真面目な性格。」
シンもカズもプレイヤーキャラなので、特にシンに特別巻き込まれるといったことはなかったものの、
表向きの宣伝をみてみると、シンが主人公のように扱われることが多いので、
むしろシンのキャラクター説明として機能している設定です。
東方の小国のアーヴァンって何さってことになるわけなのですが、
PUK1の設定を本筋とすると、
産まれた国がトルファジア、
育った国が異世界のアーヴァンといった解釈もできなくはありません。
しかし、後に紹介する登場人物からして、
設定が固まっていない段階での、後のランの国の元となった国のようにも見えます。
左がPUK1のイラストで、右がPUK2(戸部淑さん)のイラストです。
PUK3のPVだと、カズ・シン・サイゾウ・エルのPTで、
カズが先頭を歩いているといったシーンで出ています。
尚、コンチェルトゲートで個人で集計した人気投票の結果だと、カズが一位になるといったことも。
プレイヤーキャラクター人気投票の結果/
アクション
アクションとしては、真面目系硬派なキャラクター動きになっていて、
性格が出ていそうなのが素手の攻撃アクションと剣モーションです。
特に剣モーションに関しては気に入った人も多く、
カズで剣士をやりたいという人や、生産系でカズを選んで、
意識的に剣を装備させていたといった人もいた様子。
http://games.sina.com.cn/zhqu/cross/renwu_2.shtml
登場人物
ファンブルグとウィルノアの山間に「ウクラム」という隠れ里があります。
「ウクラム」はラン(無印段階だと東方からきた「暗殺集団の末裔」という設定)の隠れ里で、
ウクラムに到着するために「忍者屋敷」を通ってくる必要がありました。
ランの次期族長候補である「メヅク」が、旧グラフィックのカズの姿で、
ファンブルグで起こった毒殺騒動の首謀者であるメヅクに対して、
手を組む(非戦闘)ルートか、糾弾する(戦闘)ルートを選べます。
ストーリー上、メヅクと戦って終わらせたいと感じる人も多かったのですが、
ファンブルグ~ウィルノアのショートカットを戦力が低い段階で作るために、
メヅクと手を組む(非戦闘)ルートを選ばざるをえないといった話もありました。
メヅク戦は、最初メヅク1人のみなのですが、
メヅクが「ハハハハ!貴様にこの術が見破れるか!」といったセリフとともに
剣メヅクとナイフメヅクを召還し、徐々に戦力が増えていくといった戦闘。
忍者に就職するためには、メヅクに勝利しなければならないので、
戦力が低い段階でメヅク戦で敗退したといったことも実際にあったわけなのですが、
最初はメヅク1人だけなので、1ターンで3400~3600のダメージを与えると1ターンキルも可能でした。
CG Island クエスト 忍者就職
また、地下闘技場のCGDCチャンピオンルートにて、
最初に出てくるのがメヅクで、最初に分身の術(2人召還)を使ってきました。
高Lvの近接職での話をすると、召還する数は抑えられていて、
戦力も忍者就職クエストと同じくらいなことから、脅威にはなりづらいのですが、
地下闘技場戦だとソロで立ち向かわなければならず、
かつ不意に一撃死の暗殺を使ってくることがあるので、
暗殺を食らって準々決勝敗退ということもしばしばあったボス戦でもありました。
CG Island クエスト 地下闘技場
忍者就職クエスト絡みで、カズは忍者キャラとして度々登場していて、
例えば海外の設定だと、カズの職業は忍者といった設定が公開されていることもあります。
ただ、PUK1だと正式な忍者キャラの「サイゾウ」が登場することになり、
アクションからしても、カズは武芸者(侍)寄りの設定に
サイゾウがカズが担当していた忍者キャラを引き継ぐといった
キャラクターの割り振りが行われることになりました。
しかし、無印のメヅクが、サイゾウの姿になるわけでもなかったので、
どうしてもサイゾウよりも旧グラフィックのカズの方が立ち回りの幅が増えることになりました。
PUK1クエストの勲5等にて、漆黒の穴にて「ミトラ将軍」が登場し、
ミトラ将軍の姿が、旧グラフィックのカズでした。
CG Island クエスト エルヴァ勲5等
勲等クエストでみると、サイゾウ(忍者)キャラを「シグレ」が担当し、
カズ(侍・ショーグン)キャラを「ミトラ将軍」が担当するといった形になっていて、
和風(ラン国)キャラ全般をカズが担当しているようにも見えますし、
同時に、忍者キャラと侍キャラが分離することになった分岐点のようにも見えます。
あとPUK3にて、クラウンの「らぴっどいやぁ」をとるとき、
カズ姿のシルヴァーと戦うことになるのですが、
セリフからして忍者めいたキャラクターになっているので、
PUK3をみると、和風全般キャラを兼ねることになったのがカズだったといった結論にも。