ランの皇子様

PUK1で登場することになるクロスゲートのランの皇子は4人います。

  • 第一皇子のトキヨリ
  • 第二皇子のカツハル
  • 第三皇子のサネモト
  • 第四皇子のナカトキ

PUK1のメインストーリーは、竜の砂時計に纏わる「解き放つもの」のクエストなのですが、
エルヴァ・ランの勲等クエストも世界観に大きく絡んできており、
序章の段階でも「旧トルファジア国の遺産」である「天帝の証」を巡る話が繰り広げられました。

今回、それぞれランの皇子の情報についてまとめてみたのですが、
他にランの皇子の相関図についてまとめているサイトもあるので、
そちらも参考にしてみると理解が深まると思います。
今日からはじめるラン国人物相関図。

  • ランの国について

アルカディア帝国が滅びることになり、
クルクス島にて、皇女セクメトがトルファジア王国を樹立。
しかし、エルヴァニアとの決戦に破れ、異世界に逃れようとしたところを、
「空間と空間を繋ぐ魔方陣」が暴走し「天槌の日」を迎えることになります。
トルファジア王国が滅亡するときに、皇女セクメトの弟(ランの始祖)に「天帝の証」を渡し、
船で渡ってランの国を樹立することになりました。

ウクラムの村もランの隠れ里の1つで、ランは忍者で有名な国でもあります。

第一皇子のトキヨリ

トキヨリ派は、武力による支配と他国侵略を企む派閥。

  • 勲7等

エルヴァの皇女の1人であるシリーンとの縁談話が出ていました。
(※後にシリーンはエルヴァニアの皇女ではなくなり、第四皇子のナカトキと結婚)

  • 勲6等

ラン国内にて天帝(ランの国王)が暗殺されることになり、
第二皇子のカツハルと戦の準備を始めることになりました。
天帝を殺害した暗殺者についての扱いについて対立し
スゥの国逃げ込んだ暗殺者の処遇について、
「天帝を殺した暗殺者を処刑しろ」という要請を出しています。

  • 勲5等

スゥ国の「聖なる大樹」の地下にて、魔族を生み出す「漆黒の穴」が存在しており、
トキヨリ派のミトラ将軍が、自らの命を媒介にして、
天帝の証を探り出すために、世界中に魔物を放つといったことをしていました。
ラン勲5等側だと、ルビが出てきて「ランの軍師」をしているという話を聞けます。

  • 勲4等

夜会で遭遇したヤコブ督府執政官が、
「ランのトキヨリ様は素晴らしい御方なんだ」と言い始める。

  • 勲2等

天帝の証を隠すため、ランの始祖が埋葬されている「死没の海」の小島へ向かう途中、
乗っていた船が海賊船で、海賊と戦っているうちに「浅瀬の洞窟」へ辿り着きます。
そこの洞窟で地底湖に進むと、主人公の事情を知らないトキヨリがいて
水の入ったジョッキを渡すことで、現在ランで起こっている内情の話を聞けました。

今回の戦乱により民が飢餓で苦しんでいる上に、
冬になると餓死する者が後を絶たない痩せた土地でもあって、
祖先はクルクス島に住んでいたことから、
土地を取り返し、民を飢えから助けてやりたいとのこと。

ランの始祖の墓所にいくと、トキヨリと天帝の証をかけた戦いになり、
主人公が勝利すると「ランを自分の力だけで治めて見せる」と言い出すのですが、
その直後に第四皇子のナカトキによって殺害されることになりました。

第ニ皇子のカツハル

カツハル派は、亡き天帝の遺志を継いだ親エルヴァニアの派閥。
カツハル派が率いる反乱軍に、第三皇子のサネモトと、第四皇子のナカトキも協力していました。

  • 勲6等

ラン国内にて天帝が暗殺されることになり、
第一皇子のトキヨリと戦の準備を始めることになりました。
天帝を殺害した暗殺者についての扱いについて対立することになり
スゥの国逃げ込んだ暗殺者の処遇について、
「天帝を殺した暗殺者を引き渡せ」という要請を出しています。
天帝を殺した暗殺者に対して、第一皇子のトキヨリによる企てだと吐かせたい
ということで、生きて捕まえるように言われているとのこと。

  • 勲4等

夜会のヤコブ督府執政官から、反乱軍(カツハル派)は壊滅状態だとの話が出ています。

  • 勲3等

ヴェンジェンス教団の病室で看護されていたシリーンに対して、
反乱軍が壊滅状態になった今、反乱軍の新たな首領候補となっている
シリーンを殺害するため、モリクニというラン北方将軍を差し向けられています。
このときカツハル(反乱)軍は壊滅状態だということで、
モリクニ
「もはやカツハル軍は壊滅した。
今頃カツハルの首が城門を飾っておるだろう。
この女を始末すれば、反乱軍たちも新たな首領を担ぎ出すことはできん」
ということで、はっきりとは明示されていないのですが、
勲3等の時点でカツハルが処刑されていることが示唆されていました。

第三皇子のサネモト

サネモトは、カツハル派の人間。

  • 勲4等

夜会のヤコブ督府執政官が、サネモトが
天帝の証をクルクスのどこかに隠しているという情報を掴んでいるようで、
そのことに関してイラついているシーンを見ることができます。

  • 勲3等

ナカトキの裏切りによってカツハル派率いる反乱軍は壊滅することになり、
カツハル派に協力していたサネモトは、天帝の証を隠した後に処刑されました。

後に、マイニー洞窟の最下層にて魔物化したサネモトがおり、
死してなお、生かされ続けている状態になっているところを、
「眠らせてやって欲しい(退治してほしい)」と
ゲッシンから頼まれることになり、サネモトと話すと戦闘になります。
サネモト
「私ハ天帝の証を守るタメ、甦エッタ…
イヤ、あのルビと言ウ小娘に行き返ラサレタ。
喋らン、天帝の証ノ場所は死んでも喋ラぬ!
アレは災いを振り撒く道具。トキヨリの手に渡レバ、ランは滅びル。
私のカラダの中……。永遠に誰ノ手にも渡らヌ所に隠サネバ…。
…………隠サ…ネバ……」
サネモトに勝利すると「天帝の証」を手に入れることができました。

尚、ラン5等側で、新たな「反魂の珠」の獲得をルビから依頼されるのですが、
話の展開上、サネモトの蘇生に用いられた可能性が強くなっています。

第四皇子のナカトキ

ナカトキは、最初の方はカツハル派の人間でした。

  • 勲7等

シリーンがカンナベラに留学中に暴漢に襲われているところを助けた人物で、
エルヴァの皇女の1人であるシリーンと恋仲になっています。

ラン勲7等だと、ゲッシン爺(将軍)から人柄について聞くことができます。
ゲッシン爺
「ワシは、ランの国である方に仕えておるんじゃ。
その方はとても身分が高く、ワシら下の者にも気さくで優しいお方なんじゃが…
困ったことに放浪癖をお持ちでの。よく館を抜け出してしまわれ、
なんと船にのって海まで越えてしまうのじゃ。」

勲7等でナカトキと会うことができ、そのときはカンナベラの住人に看護されていました。
海賊に襲われた船上にて、「海賊にさわわれた恋人」(シリーンのこと)を
助けようとしたものの、返り討ちにあって海に放り出されることになり、
海岸に打ち上げられていたところを、カンナベラの住人に看護されていたというもの。

  • 勲5等

勲5等のミトラ将軍が、ナカトキは第一皇子のトキヨリの手に落ちたと話していました。
「まさか貴様、ナカトキの手先ではあるまいな。
…ナカトキはすでに我等が手に堕ちた。
貴様もすぐにトキヨリ様を主君として仰ぐことになる。
後は天帝の証さえ見つかれば…天下は…トキヨリ様の…手…に…」

  • 勲4等

夜会のヤコブ督府執政官から、ナカトキは
「反乱軍を見限ってトキヨリ様の味方になった」といった話を聞けます。

  • 勲3等

ゲッシンから、最初はカツハル派(反乱軍)に協力していたナカトキが、
ナカトキの裏切りによって反乱軍が壊滅状態に陥った話を聞けます。
また、この段階でシリーンが「ナカトキの奥方」になっていた事実も聞けます。

  • 勲2等

第一皇子のトキヨリと、天帝の証をかけた戦いで主人公が勝利すると、
天帝の証無しで統治してみるとトキヨリは宣言したのですが、
その直後にナカトキがトキヨリを殺害し、主人公たちに挑んできました。

ナカトキ
「ククク、最後まで愚かな兄上だった。天帝の証なしでランを継ぐだと?
兄上の力だけでランは強国になれると思ったのか、
思い上がりもいいところだ。
天帝の証なくては戦争もできぬ弱小国、それがランだ。」
「しかし私が天帝になれば、ランは変わる。
兄上の目指した強国にして見せようではないか!
手始めにスゥを滅ぼして、私の力を世界に知らしめてやる!
天帝の証さえあれば、世界を滅ぼすことなど容易いのだからな!」
「(キャラクター名)、お前のことはよく覚えているぞ。
活躍ぶりも聞いている。
お前のような者をまともに相手をするほど、私は愚かではない。
ヤコブやウアジュでさえ、お前に敗れておるそうだな。
新たな力を得た私と言えど、勝てる保証はない。」
「さあ、この女の命が惜しくば、武器を捨て天帝の証をよこせ。
褒美として、世界の王となる私の最初の処刑者にしてやろう!!!」

シリーンによると、ナカトキはずっと平和を望んでいた人だったということで、
心まで魔物になっていたということで愕然とするシーンがありました。

また、シリーンはナカトキの子どもを宿している身体で、
「いつかこの子があの島に行きたいと言ったら、あなたの力を貸してね」
と頼まれるシーンも挟まれています。

首謀者

  • 勲1等

全ては、死にたくても死ねない身体であるルビの暇つぶしのために、
ランとエルヴァニアを戦争させようと画策したもので、
トキヨリ派に協力していたのは、第一皇子のトキヨリそのものに協力していたものではなく、
単純に戦争をしかけようとしていたのがトキヨリだったから協力していただけの話。

4等にて、エルヴァニ側から戦争を仕掛けるための画策が、
アルバスを通して行われていた話も出ていました。

(※セリフに関してはリセリア城図書室別館さんのXGシナリオ集「8等~1等」にて確認できます)

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