クロスゲートの「魔術師アシャフ」について

クロスゲートの「魔術師アシャフ」について。
魔術師アシャフ
クロスゲートの世界だと、メテオア・ヴォルケア・フロスティア・ブロウアの
全体魔法を作ったのが魔術師アシャフとされているありがたい存在です。
ヘマーチのホームページ Cross Gate 人物辞典 ア行

過去のコーラルでのアシャフ戦に至るまでの過程

過去のコーラルにて、アシャフと直接対決をする機会がありました。
CG Island クエスト アシャフ
4000年前、アルカディア帝国が滅び、
リヴェリウスとアルカディアの間に生まれた「皇女セクメト」達は
クルクス島に落ち延びたものの、皇女セクメトはコーラルの地下牢に捕まりました。

勇者リーユン、戦士バルケス、巫術師サザンカ、
魔術師アシャフ、主人公(プレイヤーキャラとされる存在、もしくはされる前の存在)は
本来は、皇女セクメトを追っていたはずなのですが、
このうち、魔術師アシャフが独断で皇女セクメトを助け出すことになり、
魔術師アシャフは裏切りものとして、味方(主人公の手)によって討ち倒されることになります。
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魔術師アシャフが皇女を助けた理由としては明確には語られていないのですが、
巫術師サザンカが証言する内容としては、
「だが…アシャフが助けたいと望んだのは、ただの少女(※皇女のこと)だった。
私たちがいくら味方だと言っても、口を聞けぬほど怯えているだけの、
何の力も持たぬ少女に過ぎなかったのだ。」
ということでアシャフは「ただの少女を助けたい」衝動に駆られたことに因るようです。

皇女セクメトの証言だと
「私の命を差し出しても、アルカディア帝国の民たちは殺されるでしょう。
降伏した者まで処刑し、城壁には無数の首が並んでいた…。
その中には、私より小さな子供のものもあったわ。」
といった凄惨な状況(エルヴァニアの虐殺の歴史)が語られていて、
この状況について「帝国は憎いが、無抵抗の女子供や老人まで殺す必要があったのだろうか?」
といった戦士バルケスに同行していた兵士ドルクの台詞があることから、
虐殺に疑問に抱いていたのは魔術師アシャフだけではなかった様子。
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封鎖されたコーラルの中央で魔術師アシャフ対決することになり、
そのとき魔術師アシャフはオトリになっていたことを告げられます。
「やっぱりあなたが来たのね。
もう皇女は逃げたわ、私はオトリよ。今からでは追いつけやしないでしょうね。
それに、追わせるつもりもないわ。
私は私の信念を貫き通すために戦う。
出でよ…蒼き雷光!赤き疾風!」

アシャフを撃破すると、
「ごめんね…でも最後に会えたのが…あなたでよかった…
ごめんね、本当にごめんね。」
という台詞を残し、本来仲間であるはずのアシャフが抹殺されることになりました。

アシャフの墓

アシャフ撃破時に稀に「アシャフの耳飾り」が手に入ることがあり、
アシャフの墓の下にこのアシャフの耳飾を供えると、
装備品を大きく強化する宝石扱いの「Oパーツ」または「Qパーツ」が手に入りました。

「Oパーツ」と「Qパーツ」がどの程度の性能なのか解説を入れると、
例えば武器のATKをあげるアクアマリンを例に挙げると、
R8でATK+17%、R10でATK+21%上昇
耐久度(Dur)の減少が激しいものの効果が大きいスターベリルを例に挙げると
R8でATK+24%とDur48%減少、R10でATK+28%とDur56%減少
といった通常の宝石の効果の範囲がある中で
「Oパーツ」の場合だと、付与された装備の全能力+20%とDur30%減少
「Qパーツ」の場合だと、付与された装備の全能力+30%とDur30%減少なので、
特にQパーツに関しては「最強の宝石」といった扱いの性能でした。
まぐろぐーまろ。 宝石 武器

アシャフの墓は、牛姫(モミジ)が護っていて、
帝国アルカディアを崩壊させたことに恩を感じていることから
ずっとサザンカとアシャフのお墓を護っていたとのこと。

「この獣人の姿になることは私が自ら選んだ道です。ただ、私は
ラウレンスが憎くてしかたありませんでした。
その後のラウレンスのことは私も知りませんが、レジスタンスによって
帝国が崩壊したのだと知り、それに貢献したサザンカとアシャフのお墓を
護り続けてきました。私の悔しさを晴らしてくれたせめてものお礼にと…。」

(※「アシャフの墓」はともかく「サザンカの墓」というのが、
ストーリー上遺体が墓に納めれていない可能性が強くなっています)

アシャフと主人公は仲が良い設定

プレイヤーキャラ(以下「主人公」)との関わりについては、
「ガーズラウンド」にて、巫術師サザンカが、
「アシャフと本当に仲がいいな……」との台詞があって、
主人公が女性キャラクターの場合、勇者リーユンが
「彼女(アシャフ)が裏切って一番辛い思いをしているのは、君だろう」
といった心情が吐露されることになります。

主人公とアシャフが仲が良かったことが伺えるのですが、
勇者リーユンの証言の性質については、
単純に主人公とアシャフの仲について気遣っているようにも見えますし、
主人公に恋をしているリーユンが、主に主人公を気遣って出た台詞のようにも見えます。

アシャフ戦

  • アルカディア帝国兵

過去のコーラルでランダムエンカウントすると「帝国兵」が出てくるのですが、
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この「帝国兵」がエンカウントする敵にしてはやたらと強く、
下手すると「帝国兵」戦で怪我人がでるといったこと十分にありえるような強度です。

>レベルは低めなものの、ボスクラスの強い敵です。
>LPは2300前後あり、なかなか倒しづらく苦戦します。
>気をつけたいのは男の方です。Lv10の単体魔法を使用し、
>弱点で1000を超えるダメージを受ける可能性があります。
CG Island マップ コーラル(過去)

しかも、ランダムエンカウントで5体同時に出てくることがあるので、
場合によっては逃げながら進行することもありました。
また、帝国兵を倒すと、相手がアルカディア帝国兵ということもあって、
たまに「アルカディア古銭」が手に入るといった小ネタも挟まれいました。

  • 鳥人間?

アシャフ戦だと、バリアを使ってくるのでその点は厄介なのですが、
アシャフそれ自体はそれほど強くないため、
アシャフ撃破目的ならばフリアボロスやアッカス撃破感覚で挑むことも出来ました。
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またアシャフ戦だと、アシャフと銘打ったグリフォンが4体出てくることになり、
この戦闘の影響で「アシャフ = 鳥人間」のイメージが定着することになりました。

この形態変化はNPCの台詞によると、
「リヴェリウスを倒したご褒美に、神様から新たな姿と力を与えられたんだって。」
とのことで、恐らくはアシャフが4体に変身した姿なのですが、
前情報に乏しい最中、いきなりグリフォン姿(しかも4体)のアシャフと対峙していても、
魔術師アシャフと戦っているといった感覚は乏しく、戦闘シーンとしては難解なものがありました。

(※セリフに関してはリセリア城図書室別館さんのXGシナリオ集「ガーズラウンド」「逆襲の牛鬼」「光と闇と(ゴーストセイバー)」にて確認できます)

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