前作のノッカー系統について。
CG Island モンスター ねずみ系
ノッカーといえば、クロスゲートを象徴する存在で、定番といっていいくらいの人気を誇ることになりました。
ノッカーについて
前作の「ノッカーランド」について
BP構成
- ノッカー V6 S13 T20 Q26 M35(Class100)
- ナイトメア V4 S8 T18 Q33 M37(Class100)
- フェイクラット V7 S12 T15 Q34 M32(Class100)
- カーバンクル V7 S7 T22 Q27 M37(Class100)
- キュー V11 S15 T28 Q28 M33(Class115)
- キングキュー V15 S7 T19 Q32 M42(Class115)
- Rノッカー V11 S18 T25 Q31 M40(Class125)
- Rフェイクラット V12 S17 T20 Q39 M37(Class125)
BP構成としては、成長率は低いもののVTLが低くMGCが高いといった構成。
BPの配分としては、MNDが最高クラスに伸びていき、成長率による強さから脱却したシステムを感じられます。
まさに魔ペット(MND)のシステムは、ノッカーを活躍させる目的で作られたのではないかと思うほどで、
Tたとえノーマルのノッカーでも一級の魔法ダメージを与えることができ、
ほどほどのTGHとQUIの影響で、脆いながらも魔ペットとしての使いやすさを体現した使い魔でもあります。
- 評価の逆転現象
クロスゲートで、ノッカーほど「弱い」という評価から
「強い」というように評価に逆転した使い魔も珍しく、
初期の方だとなかなかノッカーの強さについては評価をされませんでした。
初期においては、吸血攻撃持ちの物理ペットが扱いやすく、
なかなか魔法ダメージが伸びない初期においては、
通常攻撃でダメージが伸びず、しかも気絶しやすいということで、
ノッカー系統は「弱い」使い物にならない看板専用の使い魔として映ることになります。
いわゆる「殴り(R)ノッカー」のジャンルとしては、
物理ペットが使いやすいということへの投射として用いられたBP振りでもありました。
有名な話だと、第1期の設計図のときは設計図3枚で改造できるという集めやすさから、
RノッカーRフェイクラットが無人販売で売りに出されていた時期も存在するようです。
基本的に魔ペットはLv60以上から活躍しだすといわれ、
高Lv化を迎えるにあたって魔ペットそのものへの需要が見直されてきたことと、
MNDがどの程度あればダメージが出るのかの普及が進み、魔ペットへの理解が深まることに。
ネズミ
- クロスゲートを象徴する存在
クロスゲートを代表する使い魔で、マスコット的な存在。
頻繁に看板に使われたりギルド名称でネズミ系の名前を使われることも多く、非常に愛される存在になりました。
ノッカーの攻撃アクションは手でシュシュシュとジャブで攻撃。
ナイトメア・カーバンクル・キューも手で攻撃するタイプなのですが、
フェイクラットの場合だと、尻尾で左右に動かして攻撃しています。
- ノッカー(ナイトメア・キュー)とフェイクラットとカーバンクルのモーション速度の違い
ノッカーとフェイクラットとカーバンクルだと動きに違いがあって、
ノッカーは通常速、フェイクラットが高速、カーバンクルが鈍いといった対応関係あり、
特に行動に大きく反映されるのが走るモーションと倒れるモーションです。
走るモーションの場合だと、フェイクラットはノッカーと比べてものすごい勢いで動き、
逆にカーバンクルだと「おっとり」といった表現がぴったりなくらいスローに動きます。
倒れるのモーションの場合だと、特にカーバンクルの「おっとり」モーションが適用され、
カーバンクルに変身して倒れるモーションを連打すると、
あたかも空中に浮遊したようになるといったネタも存在しています。
- コンチェルトゲートのネズミ
コンチェルトゲートのネズミも結構かわいいと思うのですが、
クロスゲートプレイヤーからの意見を聞くと
「頭(身体)が大きくなった」といった評価が多いようで、
小型サイズの使い魔から中型サイズくらいに大きさの変更があったような印象が。
原因はチョコの食べすぎ?
あとは、コンチェルトゲートで古くからある問題として、
通常のLv1ペットの出現が乏しくノッカーLv1が登場しなかった都合から、
コンチェルトゲートだとノッカーよりもフェイクラットの方が馴染みがあるゲームとなりました。
キューの謎の立ち位置
丸耳(ノッカー・フェイクラット)、ちょんまげ(カーバンクル)、ウサ耳(ナイトメア)
というように耳の形にバリエーションがある中で、
耳がないつるつるのツルッパゲタイプがキューでした。
フェイクラットくじB賞で手に入るクジ景品の使い魔で、
ネズミ人気と水属性入りで優秀な魔ペットであることから、
クジペットの中でも精霊に次いで人気のある使い魔だったのですが、
何故かボスモンスターとして登場する機会もちらほらありました。
- 仙人就職クエスト
仙人就職クエストにて、魔獣を追い払ってくれるものの
街に居座っていて困らせている「シャーララ導師」に対し、
実はシャーララ導師がその魔獣に化けているだけの自作自演だったことが判明し、
クエストを進めていくうちに、シャーララ導師と対決することになります。
仙人就職 – CGT付録
そのときのシャーララ導師戦は3連戦なのですが、
最後の3戦目はキューの姿で登場し
「この姿なら手が出せまい!」といって襲い掛かってきます。
シャーララ導師戦は元は生産系の就職クエストということもあり、
Lv20くらいの2人PTでもクリアできるくらいの話が出ていたため、
ボス戦の内容としては「見掛け倒し」といった性質になっていました。
(※セリフについてはリセリア城図書室別館さんのXGのシナリオ集にある「仙人就職」にて)
- 地下闘技場
ファンブルグの闘技場に「地下闘技場」が存在し、
序盤の予選で対戦する相手次第によってルート(難易度)が大きく変化します。
CG Island クエスト 地下闘技場
・不戦勝で勝てるガランに話さない
・カナクマと戦っている
・牛鬼と戦わない
この3つの条件を満たすと「WXOチャンピオン」ルートに進み、
準々決勝で「緑先生」と戦い、準決勝で「アルバス」、決勝で「キュー」と戦うことになりました。
ここでなぜキューなのかは不明なのですが、
LPが1000以上あると魔法ダメージ1の魔法を打ってくるものの、
LPが1000をきるとそこそこのダメージの物理攻撃をしてきて、
魔法特化なイメージのあるネズミの中で、意外な側面を見せてくることになりました。
- コンチェルトゲートのキュー
コンチェルトゲートだとキューは最初登場せず、
変わりに「Dr.キュー」が登場することになり、
事実上、前作のキューの代役がDr.キューだったのですが、
後々にペット特殊合成によってキューが登場。
その後シルトの実装により「パイオン」も登場することになります。
ネズミの巫術師
巫術師ジーナの使いとして、ネズミの巫術師が登場することがありました。
赤犬にて、巫術師アイちゃんが登場。
CG Island クエスト 赤犬
神獣スレイプニルを撃破することによって、
強力な巫術をもっていた巫術師ジーナの封印がとけることになり、
ジーナの力移した本からリジェネスとリジュネアを購入可能に。
アイちゃんいわく「巫術師はみんなイイヒト」なのだとのこと。
オカシラにて、巫術師ユウちゃん、巫術師マイちゃん、巫術師ミイちゃんが登場。
CG Island クエスト オカシラ
ジーナの使いをしていたら「魚くさいひとたち」に捕まってしまい、
オカシラに勝利をすると、巫術師ユウちゃんがランダムに
巫術師マイちゃんか巫術師ミイちゃんの下へ飛ばされることになります。
このときの「とんでけとんでけ!ぶんぶんぶん」は有名なセリフ。
ワープ後は、物理無効か魔法無効のスキルのどちらかを購入できました。
7等にて、オカシラが再登場するということで、ネズミの巫術師達も再登場。
ジーナの使いをしていたら、また「魚くさいひとたち」に捕まってしまい、
昼間でも海賊化が解けないことを教えてくれました。
(※それぞれリセリア城図書室別館さんのXGのシナリオ集にあるベツレヘムの迷宮、オカシラ、エルヴァ7等とラン7等を参照)
尚、未実装の内容なのですが、4gamerで「マイちゃんのマント」の話が出ていました。
4Gamer.net ― すべて公開! 「クロスゲート」に待望の拡張パック登場 #2
「水龍の剣」「村正」「バルケスの斧」「天空の槍」「おやびんの帽子」と同じ文脈として語られている点から、
恐らくは海神アイテムとしてか、PUK1追加の新レシピとして巫術師向けのローブの登場の予定があって、
「水龍の御衣」がヒーリアのFP消費減少という効果だったことから、
恐らくは「マイちゃんのマント」はリジュネアのFP消費減少という効果だったのではないかと予想。
出現場所
- ノッカー
ノッカーは、ファンブルグからセラルカを渡った橋の周辺で出てきます。
ノッカーは捕獲しやすく、クロスゲートのマスコットだったことあり、
効率とは関係なく、VTL振りSTR振りTGH振りQUI振りMGC振りで育てられた報告も出たことがあって、
そのときの話だとTGH振りだと硬くて意外と使いやすくなったといった零れ話も出ていました。
ソロモンの小箱・XG使い魔育成記録 ノッカー
- フェイクラット
フェイクラットも人気のある使い魔だとは思うのですが、
ネズミ族の中だと一番MGCが伸びないタイプなので、
魔ペットとして使うとすると他のネズミ需要に負けてしまい勝ちな使い魔でした。
- カーバンクル
カーバンクルは「ちょんまげ」の愛称で呼ばれていて、
動きがスローなことからどこか女性らしさを感じる使い魔です。
MNDに関しては、通常種の中ではTGHとMGCが最も伸びるため、
見た目が気に入った上で使っていると良いパートナーとなってくれました。
ソロモンの小箱・XG使い魔育成記録 カーバンクル
- ナイトメア
ナイトメアに関しては、Lv1の嘘情報が溢れることになった使い魔です。
最初の登場が、青龍の洞窟で固定ダンジョン。
他にワイアームやらヘビーバットのLv1も出ている最中、
是が非でもナイトメアLv1を見つけ出したいところではあるものの、
何度捜索してもナイトメアLv1ポイントは見つかりません。
そのため「見間違いじゃなければナイトメアLv1をみた」
といった事実に基づかないナイトメアLv1情報が横行することになり、
「1鯖東通りでナイトメアLv1の看板ペットがいた!」といった目撃例に関しても、
実はナイトメアに変身し、ダッシュで透明化させたゴーストLv1に重なっているイタズラだったということも。
当面は野生のナイトメアをそのまま使うしかなかったのですが、
海外のクロスゲートでナイトメアLv1ポイントが発見されたことが転機となり、
後になって同ポイントにナイトメアLv1ポイントが正式に追加されることになりました。
ソロモンの小箱・XG使い魔育成記録 ナイトメア
ナイトメアは純水の使い魔なので、風穴で水魔法無双できる存在であるものの、
VTLが伸びづらい虚弱体質としても有名で、VTLの最高クラスが4なことから、
クラス幅0~4によって、固体よってはVTL0成長もありえた存在です。
そのため、コンチェルトゲートのクリスマスクエストで
壁型のステータスになっていたことを知っていたときは、
カルチャーショックを受けたXGプレイヤーさんも多かったようです。
- キュー
キューは、フェイクラットくじB賞の景品で、
水属性入り、スキルスロット10個のClass110で優秀、頭がツルツルだけどかわいい
ということでB賞で一番人気を誇るような使い魔でした。
しかし、実際にキューを育てようとすると、
ネズミ族の中では一番VTLが高く、MGCも低めの部類なので、
思ったよりMNDが伸びずに悩むこともしばしばある使い魔でした。
ソロモンの小箱・XG使い魔育成記録 キュー
しかし、あくまでもネズミ族の中でMNDが伸び悩むといった話で、
R10魔法が上限最大値という実情の中だと、キューは他のネズミにないしぶとさがあるということで、
かわいくて使いやすい魔ペットとしての機能を果たすことにもなっています。
- キングキュー
クロスゲートのキングキューは3匹までしか登場しなかったのですが、
成長率を見ると飛びぬけて強いというわけでもありません。
しかし、キングキューはキングキューなので、
誰しもが手にしたかった使い魔であることには変わりはありません。
その中で1匹は「野に帰す」という意味で消失することになったのですが、
他の2匹は持ち主がプレイヤーと接触する機会を設けてくれて、
1鯖でキングキューを見かけたといった人も多いはず。
キングキューについて
キングキューは3匹しか直接手に入らなかったのですが、
プロフィールカードについては、ノッカーランド内にて、
たまにキングキューとエンカウントすることがあって、
そのキングキューからプロフィールカードをドロップすることがありました。
(※プロフィールカードを登録しても捕獲は不可能)
RノッカーとRフェイクラットの評価
第1期の設計図にてRノッカーとRフェイクラットが登場しました。
- Rノッカー V11 S18 T25 Q31 M40(Class125)
- Rフェイクラット V12 S17 T20 Q39 M37(Class125)
第一期の設計図が最初にでた当時は、あまり評価されてなかったのですが、
後になってスキルスロット10でClass125の最強の魔ペットとして再評価されことに。
素のノッカーやフェイクラットからして非常に優秀な魔ペットで、
VSTQNそれぞれのClassがそのまま+5されることによって、
理想的な魔ペットとしてのBP構成のままの強化が実現しました。
デュエルでみるならば、種族がBeastでもなければ成り立たないような強さなのですが、
逆に冒険だと、Lv60以上のRノッカー・Rフェイクラットの強さは反映されることになり、
無印の段階だと、Fly属性のガーゴイル系統相手に猛威を振るった話も聞いています。
Rノッカーについては、後の時代からみても最強クラスの使い魔だとは当時認識されず、
設計図が3枚で作れることから無人販売で売られていたといった最中、
RノッカーをSTR振りに使ってみて「殴りノッカー」として育ててみた話も出ています。
ソロモンの小箱・XG使い魔育成記録 Rノッカー
- 「Rノッカー > Rフェイクラット」の人気について
RノッカーとRフェイクラットでは、どうしてもRノッカーの方に人気が集まることになりました。
この人気差については複合的な要因が絡んでいて、
「RノッカーとRフェイラットでは、ノッカーの方が定番だから」
といったこともあるのですが、
「Rノッカーの方がMNDが伸びるから」
といった性能的な理由も挙げることができます。
魔ペットにおいてMNDが伸びるということは、魔法ダメージが伸びやすくなり重要なステータスなのですが、
ノッカー(Rノッカー)ほど順調にMNDが伸びると、必要以上のMNDを搭載している感は否めず、
R10魔法の上限MND302の壁に易々と到達してしまうような伸び具合で、
それならばQUIが伸びて先制しやすいRフェイクラットの方が優秀なような気がします。
これについては、魔ペットにおいてMNDの数値が一種の見栄のようになっていたこともあるのですが、
「将来R10以上の魔法が登場するのではないか?」といった期待感もあったのではないかと思う節があって、
つまりは、現状で必要以上にMNDが伸びたとしても、将来R11R12魔法が登場すれば、
MNO302以上に必要になるのではないかと予想されていたということです。