前作のクマ系統について。
CG Island モンスター クマ系
クマといえば「熊殺しのオズナグ」ということで、
熊とオズナグについての過去の記事がコチラ。
アリュートへの2つの入口
BP構成
- ケイブベア V34 S34 T19 Q19 M14(Class120)
- スカーレットベア V35 S36 T15 Q20 M14(Class120)
- ポーラーベア V36 S33 T22 Q18 M11(Class120)
- レッドアイ V33 S35 T14 Q22 M16(Class120)
- パンダ V32 S40 T18 Q17 M18(Class125)
VTLとSTRが伸び、TGHとQUIとMGCについては伸び悩むといったステータス構成。
序盤に手に入る使い魔にしてはかなり優秀な物理系の使い魔で、
特にケイブベアLv1に関しては捕獲が容易で、性能吟味がしやすいというのも高評価となります。
難点を挙げるとすると、通常種だとスキルスロットが6個、
TGHが低いのでボス戦だと壁モンスターとして不安が出てくること、
あとはBeastなので、デュエル向きの使い魔ではないといったところでしょうか。
ただ、全体的に成長率が高く、VTLが伸びることによってLPを確保できることを踏まえると、
Lvを上げることを前提にして考えれば、ボス戦での使用に耐えうる高性能な使い魔だったと評価できます。
尚、パンダに関しては、スキルスロットが7個で
Classも5つほど多くなっていることからすると、
パンダだけは別格というような扱いになっていました。
凶暴なクマ
クロスゲートのクマは、イカツイ身体をした存在ではあるのですが、
攻撃アクションとなると、丸まって転がる形での体当たりや、
両手を広げてのボディプレスによる体当たりで攻撃していて、
ウデ(ツメ)で攻撃するようになったのはコンチェルトゲートになってからです。
魔法アクションを使うと両手を高くあげて威嚇をするようなポーズにはなって、それは野生クマらしいのですが、
通常の姿勢としてはやや前傾となっていて、どちらかというと表現形態としては「ゴリラ」に近く感じられます。
一方のコンチェルトゲートだと、二足歩行で手を小脇に抱えつつ小走りで動くといった具合。
コンチェルゲートでやや自然な動きにはなったかなとも思うのですが、やや人間(オヤジ)臭くなった側面も。
クロスゲートだとパンダの方が人気&実力ともに優秀なので、
クマ系統で育てようと吟味するとどうしてもパンダを選択し勝ちに。
- かわいい熊需要
クマというと、キャラクター化されたクマ人気が強く、
かたや「くまのプーさん」、かたや「リラックマ」というように
かわいらしくアレンジされたクマ像を求められることが多くあります。
そんな批判をものともせずに、イカツイ熊がクロスゲートで登場しているわけなのですが、
そんなイカツイ熊からの転換が図られた存在も出てくることになり、
コチラはコチラで「課金熊」といわれつつも、高い人気を誇ることになりました。
何かとシータと一緒になる機会が多かったのですが、そちらとの絡みも好評だった様子。
アカカブト
「アカカブト」は炎の洞窟で出てくる門番で、いわば中ボスのように道を塞いでいました。
見た目スカーレットベアなのですが、PUK3までスカーレットベアは全く出現しなかったので、
スカーレットベアの見た目は、むしろアカカブトと評する方が馴染みがあるような使い魔です。
炎の洞窟は中Lv向けの稼ぎ場で、その中での中ボスということから、
「強さとしては大したことがない」といいたいところなのですが
実際にアカカブトに襲われて怪我をしたというケースが相次いでいて
連携で一気に仕留めにかかるのが通例となっていました。
アカカブト前で連携用の装備に持ちかえるのを忘れていたり、
アカカブト戦中に運悪く回線落ちしてしまって、PTとはぐれてしまったといった苦労話も多いボスです。
風の洞窟の「ツキノワグマ」
風の洞窟だと3つの関所があって、それぞれの課題をこなさないと先へ進めないのですが、
最初の関所が「ツキノワグマ」(見た目レッドアイ)が道を塞いでいて進むことができません。
CG Island クエスト 風の洞窟
ツキノワグマの周囲には、ホーネットしかエンカウントせず、
ホーネットを倒すと「ホーネットの蜜」が手に入り、
その「ホーネットの蜜」を1人6個集めると、風の洞窟の更に奥の方へ進むことができました。
特に何も準備をしていない状態だと、この1つ目の関門は簡単な部類なのですが、
風の洞窟に本格対応すると、2つ目の関所と3つ目の関所は
それぞれ固定的にクエストアイテムを所持できるという点を評価すると、
1つ目の関所である消費アイテムの「ホーネットの蜜」が問題になってきて、
あらかじめ「ホーネットの蜜」を5人PT分集めて、後で本隊に受け渡すということも行われることになりました。
白熊ステーキ
雪山を登頂し、道中のガルムやラセドンを倒していると
「セレーネ茸」が手に入ることがあり、それを雪山頂上のロッジにいるサジェフに渡すと、
たいていは「宇治金時」というカキ氷が手に入るのですが、
たまに「白熊ステーキ」が手に入ることがありました。
CG Island クエスト 雪山
「宇治金時」がFPが50回復する料理で、
「白熊ステーキ」がFP100回復する料理ということで、
回復性能を見るとちょっとお得なFP回復アイテムが手に入ったということもあるのですが、
この「白熊ステーキ」はまた別の使い道が存在しました。
- 王宮食堂
クロスゲートに「王宮食堂」が実装されることになり、
食堂内にいる「ペロリ・ベーコン」に指定の料理を出すと、
ソレに見合った称号を手に入れることができます。
王宮食堂 – CGT付録
最初は、1分10秒経過した「オムレツ」を差し出すと「敏腕シェフ」の永久称号が手に入り、
次に、雪山で手に入れた「白熊ステーキ」を差し出すと「極上シェフ」の永久称号が、
最後に、24時間経過した「カレーライス」を差し出すと「究極シェフ」の永久称号が手に入りました。
たいていの料理は「ぺロリ・ベーコン」の舌に適わず、「赤点シェフ」の永久称号が手に入るのですが、
この赤点シェフは赤点シェフで話題としておいしいということで、
むしろ赤点シェフ狙いで称号を獲得した人もいたそうです。
(※こちらの解説だと、指定の食料を提供しづらかったという意味合いもあり)
また、この王宮食堂にトマトを差し出すと「味の素」といったアイテムが手に入り、
調理時に「味の素」を混ぜるとFP回復量が伸びるといった設定なのですが、
いったいどの程度伸びたのか売り手(作り手)にも買い手にもよく分からなかったので、
わざわざ王宮食堂にいって「味の素」を貰いにいく手間に適いづらくなっていました。
出現場所
- ケイブベア
ケイブベアはウィルノア洞窟、通称「クマカニ洞窟」の熊として登場しました。
捕獲難易度は5分~20分に1匹と低いのですが、成長率はClass120なので、
成長率を吟味した上でケイブベアを扱うと、物理ペットとしての活躍が見込める優秀な使い魔です。
- スカーレットベア
スカーレットベアは、当面はまともに登場せず、
まともに登場することになったのはPUK3になってからになります。
Lv1の出現場所はルドゥテ盆地にての登場で、
需要としては、炎の洞窟の中ボスである「アカカブト」として、
もしくは赤いクマということで見た目がいいということで持て囃されることになりました。
ただ、ルドゥテ盆地での出現は一挙に放出しすぎた感も強く、
その中でスカーレットベアの登場はやや注目度として散漫になってしまった感も。
- ポーラーベア
ポーラーベアは、アルバネス方面のフィールドにて登場。
ポーラーベアは仲間(使い魔)にするというよりかは、
アルバネス方面のフィールドの場合、回復場所が近いスキル上げ兼レベル上げの場所としてよく用いられていて、
ポーラーベアとメガエラのコンビを相手に戦っていたという人も多い場所となります。
- レッドアイ
レッドアイは、クエスト「開くもの」等で通る「参道」での登場がセンセーショナルで、
昔、参道で出てくるレッドアイは2回行動をしてプレイヤーに襲い掛かり、
怪我人が続出したといった伝説的な強さを誇った使い魔で、
あまりにも強すぎたので、2回行動しなくなる処置が施されることになりました。
仲間にするとClass120の中での活動なのでそんなには強くないのですが、
参道では野生のレッドアイしか見つからない中で、時折野生のレッドアイが販売されることも。
Lv1の出現は、ホワイノアの第3層での発見で、こちらも出現が遅すぎた感が強い使い魔です。
スカーレットベアだとまだ捕獲しにいきやすいのに対し、
レッドアイはランクアップ4のエリアなので、レッドアイ伝説があっても供給側で支障が出ることになりました。
- パンダ
パンダは、フェイクラットくじB賞の使い魔です。
VS型ということでTGHが低いことから壁ペットとして使うにしては頼りなく、
STR型だと定番としてカマキリが名高く、そのため戦力需要のパンダの影は薄め。
そのため、くじモンスターにしてはリーズナブルな値段で手に入る使い魔だったのですが、
パンダはパンダなので、「パンダを使いたい」という一心で使い続けたという人も多そう。
実際にパンダとバグリッパーとの性能比較をしてみると
・バグリッパー V16 S44 T22 Q27 M11(Class120) スキルスロット6
・パンダ V32 S40 T18 Q17 M18(Class125) スキルスロット7
QUIはバグリッパーの方が上なので、攻撃は当てやすいのですが、
パンダとの比較ならば、全体的にパンダの方が上に見えるので、
パンダを使い続けたという人が報われそうな良ステータスをしていることを感じます。