前作のインプ系統について。
CG Island モンスター リトルガーゴイル系統
BP構成
- リトルガーゴイル V16 S21 T11 Q31 M26(総クラス105)
- インプ V21 S20 T15 Q27 M27(総クラス110)
- スパイヴ V22 S23 T10 Q25 M25(総クラス105)
- グレムリン V21 S20 T9 Q25 M30(総クラス105)
- プッチカゴ V23 S19 T10 Q24 M29(総クラス105)
- キューピッド V12 S22 T7 Q37 M37(総クラス115)
インプ系統のBP構成は、キューピッド以外TGH以外は万遍なく伸びるため扱い方に悩む使い魔です。
インプの場合だと初期ペットというコンセプトを汲み取って、
他の壁ペットが手に入るまではVTL振りを使ってもいいし、
他の物理ペットが手に入るまではSTR振りをしてもいいといった気安さがあります。
- 物理ペットでの評価
インプ系統は、QUIは高めなので、意外と攻撃面での無理が利きやすいのもポイント。
やはり初心者向けのペットとなると、QUIはある程度高くないと攻撃を外しやすく、
扱いづらく感じられることが予想できるだけに、初期ペットにそこそこのQUIは必要なように思えます。
- 壁ペットでの評価
一方で、壁ペットとして使おうとするとQUIの高さによって護衛での命令違反が発生が予測され、
あくまでも臨時の壁ペットとして使う分にはいいものの、
後々のためQUI低めのしっかりした壁ペットを確保した方が良いといった判断になります。
(※一方で、初期ペットの「なつきやすさ」は非常に高いとの評価もあって命令違反しづらいとの話も)
- 魔ペットでの評価
MGCはそこそこあるものの、魔ペットとして扱う分にしては
MGCの伸びが中途半端で、かつMND成長阻害要因となるVTLのクラスが高い傾向にあります。
そのため、魔法ダメージに関係するMNDの数値がどうしても伸び悩むことになるのですが、
一応はMGC振りでLv次第で最低限活躍が見込めるMNDは確保することは出来るようです。
しかし、魔ペットはLv60以上から活躍するといった評価で、魔法スキル代金の高コストを含め、なかなか即戦力とはいきません。
- 将来性を考えるならばインプかキューピッド
成長率はどうしても低めに抑えられていることから、
もし本格的に育てようと考えると、初期BPが強化されているインプか、
成長率が高く魔法適正が高いキューピッドのどちらかを使った方がいいという話になり、
他のリトルガーゴイル、スパイヴ、グレムリン、プッチガゴを使うなら、それなりの思い入れが必要。
プッチバットとインプ
クロスゲートの場合プッチバットとインプだと、
プッチバットの方が人気があったように感じたのですが、
要因としてはプッチバットの方が見た目が良く、
BP構成として使い道がハッキリしているといったものがある他、
インプのマイナス要素として、「ピギーッ!」といった耳につく鳴声がやかましかった事もありそう。
モーションとしては、攻撃モーションで引っかくモーション、
走るモーションで両手を突き出して飛ぶモーションが印象的なのですが、
インプ系統を扱うプレイヤーはどうしても珍しい部類に入ってしまいました。
コンチェルトゲートだと、プッチバットが物理スキルのみだったのに対し、
インプが魔法を使うことが出来ることから、初期ペットとしては戦力上の要因としてインプが上回っており、
後にフィギュア化されることになったのもインプの方になっていました。
4gamer 【リリース】「コンチェルトゲート」,フィギュアコレクションを全国で販売
見た目もコンチェルトゲートの方がかわいらしくなっているので
なかなか前作のインプのイメージについて伝えづらい面もあるものの、
噴水広場のインプ像の躍動感が、前作のインプの騒々しいイメージを彷彿とさせています。
封印術士とリトルガーゴイル
リトルガーゴイルは、冒険中最初に遭遇するモンスターで、
封印術士の就職のために必要な使い魔となります。
CG Island クエスト 封印術士就職
まずリトルガーゴイルを封印するためには、
- リトルガーゴイルのプロフィールカードを獲得
- Flyの封印カード
この2つが条件となるのですが、他の条件として、
後の更新である「Lv1使い魔は、封印術士でないと捕まえづらくなる処置」が施されることになってしまい、
新規の封印術士(無職)の場合だと、Lv1リトルガーゴイルが捕まえづらくなるといった状態になったので、
後にLv2リトルガーゴイルが追加で出てくることになりました。
CG Island 歴史 2.2001/09/06(木)~2001/10/19(金)
リトルガーゴイルのプロフィールカードの入手のしづらさも厳しい部類で、
一度に1匹くらいしか出てこないことから、自力入手のためには延々と倒し続けなければならず、
チュートリアルエリアといった扱いなのでエンカウント率も低いことから、自力での封印術士就職は困難を極めることになります。
就職クエストで難易度が高い職業を挙げると「格闘士」や「盗賊」が挙げられるのですが、
自力でリトルガーゴイルを手に入れることに拘るとそれらに類した就職のしづらさになるため、
たいていは既にリトルガーゴイルのプロフィールカードを登録している封印術士さんに捕獲してもらうか、
盗むのスキルでプロフィールカードを手に入れてもらうかといった具合になり、
人の助けを経て封印術士の就職クエストの課題をこなすことになっていました。
コンチェルトゲートで、ハンゲーム時代のランダム合成にて、
☆ペットと金ペットをランダム合成狙いをしてみると、
リトルガーゴイルにランダム変身した場合、
スキルスロット10の金ペット(Class120)が作成可能になっていました。
(※ゲームポットに運営移管後では修正済み)
リトルガーゴイルが特殊合成のペットとなっているのは、
黒史教団のダリスがリトルガーゴイルを使用しているということもあるのですが、
クロスゲートでは初期に遭遇する使い魔で、意味深いものがあったといったことも含まれていました。
「聖詔3取り」の思い出
クロスゲートで古くに存在した狩場として「聖詔3取り」の募集が存在しました。
最終目標としては、「ガーズラウンド31階~39階」で稼ぎ続けることなのですが、
募集の形式としては「聖詔の三」という消費型のワープアイテムを獲得することにあります。
CG Island クエスト ガーズラウンド
CG Island マップ ガーズラウンド31階~40階
まず、ガーズラウンド31階~39階で出てくるモンスターとしては
「クリッター」と「プッチガゴ」しか出てこず
その上、2匹とも回復魔法ばっかりでまともに攻撃をしてきません。
そのため楽に稼ぎ続けることが出来て、出現Lv47~49で中Lvのキャラクターにとって絶好の稼ぎ場と化します。
しかし場所としては、10階単位にボスモンスターが存在し、
10階には「ナバ」、20階には「テルマイ」、30階には「ゼベタイ」が待ち構えていて、
各ボスモンスターを倒すと「聖詔の一」「聖詔の二」「聖詔の三」が順に手に入ります。
特にゼベタイが強く感じられることから、特に指定がない場合は1階から進行し、
30階のゼベタイを倒して「聖詔の三」を獲得し、31階~39階稼ぎへのワープアイテムを手に入れます。
場合によっては、撃破後そのまま稼ぎに移るというケースもあったのですが、
聖詔の三を確保している時点で1時間くらいは経過しているので、時間に余裕がある人向けの話となります。
また、各ボスを倒していると稀に「魔族のクリスタル」という特殊素材を落とし、
プレイヤーへの売却によってまとまった金額を確保できることから、
ちょっとした臨時収入も見込むことができるクエストでもありました。
また10階ナバ戦だとR8テイムもしくはR8ブリードを先頭が所持しているとボス戦を省略でき、
20階テルマイ戦でもR8攻撃魔法スキルを先頭が所持しているとボス戦を省略できるのですが、
30階ゼベダイ戦をR8物理スキルを先頭が所持して省略してしまうと、
省略分聖詔が受け取れなくなってしまい、途中から「聖詔の三」を取り直しになってしまったなんてハプニングもありました。
基本的に消費ワープアイテムを使用しての稼ぎとなるため、
稼ぎ方の形態としてはそのまま出来るだけ籠もって稼ぎ続けるといった内容になります。
LPを回復できる職業(スキル)も限られているのでLP回復薬を抱えたり、
FP回復料理を抱えて籠もったりもしたのですが、入手できるルーンキューブも大きい方なので、
入手したルーンキューブをモンスターメールで送ってゴールド化したりもしていました。
そのため1回長時間籠もっては手に入れたルーンキューブをゴールド化していると、
それだけでLv上げと資金稼ぎの両立をこなすことも可能だった稼ぎ場にもなっていたということです。
また私の場合だと、生産職のLv上げの場にも用いたことがあって、
そのときは戦闘スキルは伸びない職業だったことから、ナイフを装備して稼ぎに繰り出していました。
クロスゲートのナイフ攻撃は、常にダブルエッジ状態で前後攻撃可能な上に、
ダメージ率は通常ダメージの「50、60、70、80%」の4パターンに分かれることから、
期待値としては前後に常にダメージを与えれることを見越して30%増となるので、
FP消費を伴わない攻撃であることを踏まえると効果的に機能することになった武器と言えます。
更新が続くと「聖詔の三」よりもアクセスが楽な稼ぎ場も登場し、
次第に「聖詔3取り」の募集も無くなっていきました。
籠もり型の稼ぎ場の場合だと時間を採れない人には不利に働き勝ちなので仕方がない面もあるのですが、
「聖詔3取り」の募集を懐かしんで当時の思い出を語りだすこともしばしばありました。
出現場所
- リトルガーゴイル
リトルガーゴイルは、クロスゲートにおいて最初に出くわすことになる使い魔です。
そのためチュートリアルクエストで遭遇することになる他に、
序盤の城地下稼ぎで移動中にリトルガーゴイルに遭遇したといった機会が出てきます。
リトルガーゴイルの使い道としてはほぼ封印術士就職目的で、
育成するとなると、かなりの愛情をもって接する必要があります。
ソロモンの小箱・XG使い魔育成記録 リトルガーゴイル
PUK1のミノキア周辺にもリトルガーゴイルが出てくることになったのですが、
ここのリトルガーゴイルが割りと高Rの魔法を使ってくるため、
ラッシャーと攻撃スキルとともに街周辺にしてはかなり痛いダメージを与えてきます。
そのため、ミノキア周辺でLv46~47の敵モンスターが出てくることから
「Lv÷2-3」の獲得スキル経験値の法則でLv98以下ならばスキル経験値が入るものの、
スキル上げの場としては、リトルガーゴイルとラッシャーの攻撃が激しすぎるということで、
スキル上げはカンナベラ(Lv85以下)までといった扱いで育成に励むことになった人が大半となりました。
- インプ
初期ペットということもあって初期BPに大きな底上げが施されている使い魔となります。
最初に敵モンスターとしてリトルガーゴイルが出てきて、
仲間となる使い魔で色違いのインプが手に入るといった対比構造があって、
プッチバットの場合だとファンブルグ周辺でピグミーバットと対峙するといった仕組み。
この点は、敵モンスターを捕まえて使い魔化できるシステムを感覚的に受け入れやすくする処理といっていいと思います。
初期BPの底上げおかげで、その分結構強くはなるのですが、
BP構成としてはバランス型に近いため使い方に困るのが悩ましいところ。
ソロモンの小箱・XG使い魔育成記録 インプ その1
ソロモンの小箱・XG使い魔育成記録 インプ その2
クロスゲートだとスキル代金が高く感じられ、
特に使い魔向けの魔法スキル代金が非常に高かったのですが、
途中で初期配布のプッチバットとインプにスキルが自動的に入ることになりました。
ソロモンの小箱・XG豆知識 初期使い魔
- スパイヴ
スパイヴは、呪術師就職クエストで通る「鏡の中の豪邸」にて出現します。
しかしそちらだと呪術師就職かLv1カーバンクルでない限り訪れる機会がなく、
スパイヴを最も目にする機会が多くなるのが「水の洞窟」内となります。
水の洞窟自体は、クロスゲートにしては珍しい「通ったら黒字になる稼ぎ場」の1つで、
水蟹のクラスタルとは異なり、スパイヴは倒しやすい相手でした。
- グレムリン
グレムリンのゲーム内での印象は、ハッキリ言ってしまうと非常に薄くて、
遭遇しても土の洞窟かキリ周辺に限られることから特にコレといったトピックもありません
ソロモンの小箱・XG使い魔育成記録 グレムリン
キリ周辺のグレムリンだと「忘却攻撃」の状態異常攻撃を使用してくることからすると、
ファンタジー一般のグレムリンだと「機械を狂わせる」という逸話が存在し、
ゲーム中ではその解釈を、混乱よりは忘却の部類と解釈しているようです。
- プッチガゴ
プッチガゴは聖詔3ゾーンでの稼ぎ場にて出てくる印象が強いのですが、
クリッターの場合だと、リジェと防御を使用するのに対して
プッチガゴの場合だと、ヒーリスと魔法防御を使用してきます。
他に魔法防御をする敵モンスターも珍しく、
アケルファ周辺のプッチガゴも魔法防御を使用してくるため1つの特徴付けになっている他、
インプ系統の中ではプッチガゴだけ一回り身体が大きいということも特徴の1つとなっています。
ちなみにコンチェルトゲートのプッチガゴのプロフィールカードの説明で、
プッチガゴはプッチガーゴイルの略称だとのエピソードが掲載されていました。
- キューピッド
フェイクラットくじB賞のキューピッドは、かなりの実用的な魔ペットでした。
インプ系統特有のVTLの高さが抜けているので、かなり気絶しやすい体質ではあるのですが、
その分順調にMNDを確保することが出来、高速で魔法を繰り出すことができます。
ソロモンの小箱・XG使い魔育成記録 キューピッド
スキルスロットも豊富で、STRもそこそこ伸びることから、
アクセントとして高R物理スキルでの活躍を見込め、
剣モンスターとは違った高速の物魔タイプとして活動が可能だったのも面白いところ。
Rミザリィバットと比べると、
・キューピッド V12 S22 T7 Q37 M37(総クラス115)
・Rミザリィバット V6 S44 T6 Q33 M36(総クラス125)
成長率はRミザリィバットが高く、STRも高めなのですが、
キューピッドの方が若干防御性能が上で速度は早め。
両者ともここまで紙装甲だと、早く動いた方が勝ちといった世界になりそうで、
辛うじてキューピッドにも利点があるような比較構成にはなっていました。
バルケス戦での「レジスタンスの亡霊」
キューピッドは、フェイラットくじB賞の景品で、普通だと敵モンスターとして対峙する機会は出てきません。
しかし、PUK1のバルケス戦(2戦目)にて、
バルケスから召還される「レジスタンスの亡霊」がキューピッド姿で現れることになりました。
この「レジスタンスの亡霊」は1度の召還につき4体出現され、即死魔法を使用してくるといった厄介な対象です。
CG Islandさんの解説だと、レジスタンスの亡霊が使用する即死魔法については次の通り。
>召喚されたレジスタンスの亡霊は即死魔法を3回に1回程度の確率で使用し、
>2回に1回という高確率で即死させます。こいつらの存在も侮れません。
CG Island イムールの森 ボス戦
基本的にクロスゲートの場合だと、ボス戦で斧連携で仕留める機会が多かったのですが、
バルケス自体がかなりの強ボスだったことに加えて、レジスタンスの亡霊対策のために
範囲攻撃を効果的に用いることが求められるような熾烈を極めるボス戦となりました。