今回「フォルテ」と「サークルフォルテ」のダメージ増加率についての調査結果について。
以前から調べたいと思っていたのですが実際に調べてみると、基本的なダメージ量の算定が割り出せていないためにやや難航。
(※前作のクロスゲートだと物理攻撃のパターンが21パターンだったため、
この21種類のダメージパターンを割り出すことができれば、
どの程度ダメージ量が増加したのか正確に割り出すことが可能だったといった背景があります)
戦闘基礎-XG資料館-PochiLong
苦肉の策という意味合いもあったのですが、ダメージ平均の他にフォルテ(サークルフォルテ)使用前後の最低・最高ダメージの増加比率も割り出してみました。
基本的には「最低ダメージ比率 = 最高ダメージ比率 = 平均ダメージ比率」が望ましいことが前提となり、この3評価でだいぶイメージが掴みやすくなっているはず。
10回平均での調査
両者中列に配置
・攻撃側:ATK594
・防御側:DEF145
<通常ダメージ>
248 241 239 227 218 211 237 234 241 218(平均231.4)
最低値211最高値248
<Gr6フォルテ>
334 318 312 312 297 294 315 334 290 324(平均313.0)
最低値290最高値334
平均値での差は約1.35倍
最低値での差は約1.37倍
最高値での差は約1.34倍
<Gr6サークルフォルテ>
314 269 317 302 272 320 323 314 299 314(平均304.4)
最低値269最高値323
平均値での差は約1.31倍
最低値での差は約1.27倍
最高値での差は約1.30倍
<Gr1フォルテ>
311 293 275 293 308 320 305 308 326 320(平均305.9)
最低値275最高値320
平均値での差は約1.32倍
最低値での差は約1.30倍
最高値での差は約1.29倍
普段だと平均値を大雑把に見て法則性を探り出すようにしているのですが、
10回平均でのGrとGr6フォルテのダメージ量増加の場合だと誤差に近いため、
Gr毎で効果の差が全く無いか、Gr毎で増加率が少な目に設けられているかのどちらかだろうということで後の再調査へ。
今回最低値と最高値の差を設けることで、触れ幅を均等にしてみようと試みた結果、
「Gr1フォルテで約1.30倍」、「Gr6フォルテで約1.36倍」付近だろうという見込みをつけます。
また、単体と範囲で効果が同じというケースが結構あったのですが、
フォルテの場合だとGr6時点で個々のダメージパターンが異なるため、
「フォルテとサークルフォルテでダメージ増加量が異なる可能性がありそうだ」との見込みもつけています。
30回平均での調査
両者前列に配置
・攻撃側:ATK711 居合い斬りGr9
(※居合い斬りはカウンターを受けることによるブレイズ上昇を避ける意味合い)
・防御側:DEF233 コンバート使用で基本ダメージを算定
<通常ダメージ>
491 438 515 519 486 495 433 481 495 524(平均487.7)
467 438 481 510 452 481 510 495 515 447(平均479.6)
510 447 462 505 452 510 433 481 515 457(平均477.2)
30回の総平均値は481.5で、最低値433最大値524
<フォルテGr10>
680 667 714 634 674 620 694 720 647 680(平均673.0)
680 680 687 654 600 667 714 634 614 654(平均658.4)
660 674 600 734 614 647 627 640 687 627(平均651.0)
30回の総平均値は660.8で、最低値600最大値734
総平均値での差は約1.372倍
最低値での差は約1.386倍
最高値での差は約1.401倍
<サークルフォルテGr10>
582 595 582 685 646 608 640 627 672 659(平均629.6)
691 602 608 685 666 646 698 691 634 627(平均654.8)
666 653 691 608 614 685 589 621 685 589(平均640.1)
30回の総平均値は641.5で、最低値582最大値698
総平均値での差は約1.332倍
最低値での差は約1.344倍
最高値での差は約1.332倍
単体フォルテGr10でだいたい1.386倍ほどダメージが増加したのですが、
恐らくGr1で1.3倍(もしくは1.31倍)で、Gr1上がる毎に1%上昇していき、
Gr10の段階で1.4倍近くになるのではないかなとは予想しています。
あくまで今回のデータ上での話をすると、平均上Grでの1.3倍基点で8.6%程度上昇していくといった見込みになりました。
最初の10回平均の時点でも大方見当はつけていたのですが、
「単体のフォルテと、範囲のサークルフォルテだとダメージ増加量が異なる」との結論。
Gr10サークルフォルテの場合だと、1.336倍ほど増加したのですが、
Gr1でのサークルフォルテのダメージ増加量のデータを持ち合わせていないので、
厳密にどのようなダメージ増加率をとっているのか見当をつけづらいものの、
ひとまず「フォルテ > サークルフォルテ」のダメージ増加量の差が鮮明に出てくることになりました。
剣士キャラのR6剣の舞も物理ダメージが増加するスキルなのですが、
発動速度がフォルテよりも早く術者基点だとはいえ3×3マスダメージ上昇できることから、
ややフォルテ不利なイメージがあったものの、ダメージ増加量としてはフォルテの方が高めにとられているといったバランス構造になっているようです。
てっきりフォルテとサークルフォルテでダメージ上昇率が同一だと思って調査していたのですが、
実際に調べてみると、サークルフォルテで若干ダメージが落ちていたので調べがいのある調査にはなりました。
「サークルフォルテ(フォルテ)はGr毎で差がない」という話は私の耳にも届いていて、
理想としてはもうちょっときっちりとデータを出した方がいいという前置きの上で話すと、
サークルフォルテもGr毎でダメージ比率は上がっていきそうだといった結果にはなっています。
たぶん「フォルテ > サークルフォルテ > 剣の舞」とは個人的に予想(※未調査)しているものの、
体感の話を聞くと「フォルテ > サークルフォルテ = 剣の舞」といった内容になるようですね。
横からアレですが・・しーちゃんの言う通り
剣の舞はGr1で10%(約1.1倍)Gr10で30%(約1.3倍)ダメージ上昇しますね。
ウチが剣の舞の仕様確認してたのは1年ぐらい前の話なので
もしかしたら、仕様変更されてる可能性もありますが・・大体↑の感じで合ってるハズです(;´∀`)
しょっちゅう使ってないからよくはわかってないですけど
サークルフォルテはGr1→Gr10までで変わるのは持続時間のみで
剣の舞がGr1→Gr10まであげるとGr毎に攻撃力が伸びると聞きました。
フォルテとサークルフォルテで効果が違うのは今回初めて知りましたが、
最終的にはサークルフォルテGr10=剣の舞Gr10ということで身内間では解決してます。