クイック(ヘイスト)・スロウの対消滅

Undeadスキルの「死霊の囁き」は、稼ぎ場でUndeadが出てくると途端に使い勝手が悪くなるものの、
9マス範囲で出の早い攻撃魔法スキルなので、Undeadを代表する良スキルとして評価されています。
一方でUndeadスキルの「怨念」の方はあまり評価されません。

効果としてはパッシブスキル型のカウンタースロウなのですが、
あまり評価されない理由としては「発動確率が低い」ことと、「効果時間の短さ」に因ります。
このため、一見壁ペットとして優秀なようにも見えるのですが、
壁として評価の要となる「怨念」の効果がややイマイチということもあって話題にされることは少ない模様。

一時期BIGくじ辺りでディスナクゥバやフォスナクゥバを巡っていたときに、
たまたまスロウがかかって戦いやすくなったこともあったのですが、
元のディスナクゥバやフォスナクゥバにスロウがかかり辛いといった事情があるようで、
フォスナクゥバのビーストラッシュでガードしているUndead相手に組み付いていても、
カウンタースロウの減速効果が見込めるかどうか怪しい面があります。

またもう1つの課題になっている「効果時間の短さ」なのですが、
Gr7「怨念」の場合だと、お互いガード状態でおよそ「30秒」といった短さのようで、
基本的にMP消費を伴わないパッシブスキルなので、
通常呪術のスロウよりは使い勝手が悪くなっていることが予想でき、
「怨念」のスキルがある程度の使いづらい処置になっている件ついては仕方のない面もあります。

スロウ・クイックの対消滅

クイック(ヘイスト)は対象の行動速度を上げる魔法で、
スロウは、対象の行動速度を下げる魔法です。
片方は加速スキルで、もう片方は減速スキルなのですが
クイック(ヘイスト)で速度を上げている対象にスロウがかかると、
効果時間内にも関わらずクイック(ヘイスト)の速度上昇効果が消滅します。

この現象に関しては、加速と減速で中和状態になったものによるのですが、
この作用を考えると、実は「効果時間の短さ」については問題にならない場面が出てきます。

R4ナイフスキルの「ドランクヴァール」についても同様で、
「対象の動きを遅くするスキル」というよりは、
「クイック(ヘイスト)を消すスキル」として評価される場合もあるということです。

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