ペットのクリスタル属性を変更させるアイテムが販売開始となりました。
11月30日(水)アイテムショップアップデート情報
単属性の実
- 地の実、水の実、火の実、風の実
- 地水の実、水火の実、火風の実、風地の実
- 反地火の実、反水風の実
全て一律48Notesにて販売。
影響
「ペットの見た目がそのままで、クリスタル属性が(恒常的に)変わる」
というのは今作のコンチェルトゲートだとあまり馴染みはなかったのですが、
前作のクロスゲートだと改造モンスターでクリスタル属性が切り替わるので、特に珍しいといった話ではありません。
例えばノッカーだと「地10」なところをRノッカーでは「地7風3」
フェイクラットだと「火10」なところをRフェイクラットでは「火7水3」
というように、通常モンスターと改造モンスターではBPを含め内容が異なる中で、
ワイアームとRワイアームに関しては、風穴の影響で純水が好まれる最中、
Rワイアームの場合だと火属性が混ざるため返って不評になったという逸話もあります。
そのため前作のプレイヤーの感覚でいうと「水の実」に関しては、
前作の仕様(稼ぎ場)を通して特別の意味合いが込められて受け止められています。
今作の場合だと「ヒヨコ⇔カモノハシ」のクリスタル属性の入れ違いの話があって
やや記憶としてはおぼろげなところがあるのですが、
ハンゲーム運営時代に城地下のヒヨコがカモノハシのデータが入れ違いになっていた短い時期があり、
それを捕まえるとクリスタル属性が地10と水2火8で入れ違いになっていたというもの。
言ってしまうと無属性(各2.5)ベノムビー同様の不具合の産物ではあったのですが、そのときの評価としては、
属性違いのカモノハシを使えば「クリスタル属性の弱点を突く」というセオリーの裏を突けるというもので、
見た目が一緒で属性違いのペットの存在は使い道があるという肯定的な評価が下されたことがあります。
昔ダークライドの記事でペットのクリスタル属性の評価について書いたことがあるのですが、
「ダークライド」は土火の反属性
やはり現在でも「純属性はハズレ」という扱いが続いていて、
ペットの見た目が気に入っていても、クリスタル属性(主に純属性)が気に入らないと評価する場面が続いていました。
そのため現状の人気としては「ハーフ属性(5:5)」型に人気が集中することになりそう。
単属性からハーフ属性への切り替えが見込める中で、
反属性への切り替えが進むかどうかについては諸説別れているようです。
反属性に関しては「弱点を突かれない」ことが最大の目的であって、
逆に言うと「相手の弱点を突くことに不向き」という特徴を負う事から、
使い道としてはデュエル向けくらいだという論調もあるのですが、
相手のクリスタル属性の判別のために7:3くらいの割合が望ましいという人もいるので、
この辺の価値観については本当に人それぞれといった状態。
稼ぎではペットを複数育てておいて場面場面で使い分けた方が効果的なこともあって、
「ペットを1匹だけ育てていて、オールラウンドで用いるために反属性がいい」という人向けなような気がします。
そもそもプレイヤーのクリスタル属性が最大20まで付与可能で、
ペットに関しては属性値10止まりであることから大きな影響が出づらく、
更には、クリスタル属性を変えるという話ならば通常のペット合成だけでも可能な話です。
この辺の感覚も
「黄色いヒヨコだけを使っていたくて、地ヒヨコ・水ヒヨコ・火ヒヨコ・風ヒヨコが実現可能になった」
というように、使い手の意思を尊重することによって自由度が伸びたと評価する人や、
「人気のペットだけを使うようになってしまい、見た目が不人気のペットの価値が下がってしまう」
というように、使い手の意思に任せてしまうと返って選択肢が狭められてしまうと評価する人もいるようです。
純属性の将来
実を言うと、今回の更新に関して最も大きい処置が「好きな純属性に変えられる」という点だと感じています。
前作での「祈り」のセットでの仕様が純属性有利の仕様で
今作でも登場した「祈り」の仕様は、やはり純属性が有利となる仕様でした。
新章前の仕様だとかなり使いづらい内容だったものの、
今後追加される(かもしれない)「祈り」で大幅に強化される可能性もあるため、
将来「純属性不利」というような評価が覆る可能性があるという前提で考えた方がいいように思えます。